2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

お薦めの本

無料ブログはココログ

カテゴリー「医療」の308件の記事

2017年7月24日 (月)

猫からSFTSに感染?!

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


医療者として、予測していたことが起こりました。遅かれ早かれ、と思っていましたが。


マダニ感染症、ネコにかまれ感染 女性死亡
2017/7/24 18:11 日本経済新聞

 厚生労働省は24日、野良猫にかまれた50代の女性がマダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を発症し、10日後に死亡していたと発表した。かまれたことが原因とみられ、ネコからヒトへの感染事例が明らかになるのは初めて。

 厚労省や国立感染症研究所によると、女性は西日本に在住。昨年、弱った野良猫にかまれた。数日後にSFTSを発症したという。野良猫もすでに死んでおり、ウイルスに感染していたか、最終的な確認はできていないが、感染研は野良猫から女性に感染したとみている。

 厚労省は今年に入り、SFTSウイルスに感染し、発症した飼い猫と飼い犬も確認した。同省はペットのマダニを駆除するとともに、動きが鈍いなど、様子のおかしい野良猫に対しては慎重に接するよう注意喚起を始めた。

 感染研によると、SFTSはマダニが媒介する感染症で、初期は発熱などの症状が出て、5~6日後に意識障害や出血などが起きることがある。死亡することもあり、致死率は約20%とされている。特効薬はなく、熱を下げるなどの対症療法が中心となる。国内ではこれまで、西日本を中心に266人の患者が報告された。死亡例は全て50代以上で、高齢者が重症化しやすいと考えられている。シカやイノシシなどからも、ウイルスに感染していたことを示す抗体がみつかっている。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG24H7H_U7A720C1CR8000/


産経によると、世界初だそうです、猫から人へのSFTS感染は。


ダニによる媒介ですので、ダニが食いつく動物なら、どれでも感染源・感染先となり得ます。そういう意味では、人間もキャリアーとなる可能性もあるのではないか?と思います。人間の免疫が、このウィルスを100%駆逐できるのか?という懸念です。現状、SFTSウィルスに対する特効薬は存在しません。正直、ウイルス疾患に対する特効薬って、ほとんどないのが実情です。抗生物質があるじゃん、というひとが必ずいますが、大間違い。抗生物質が効くのはバクテリアと一部のアメーバなどに対してです。ウィルスに対して、抗生物質は全く効かないです。なら、風邪を引くと医者が抗生物質をくれるじゃないか、それで治っているじゃないと、これまた大きな勘違いをしている人がほとんど。風邪はウィルスによるものですので、抗生物質は全然効いていません。なら医師の処方する抗生物質は何のため?理由の一つは、風邪を引いたときに体の抵抗力が弱まるので、ほかのバクテリア感染を起こすことが多いから、それを防ぐもしくはバクテリアに感染していたらその治療という名目で。(あくまで名目上であって、本当にバクテリアに感染しているかどうかは検査をしなくてはわかりません。ですが、ほとんどの医師は検査をせずに抗生物質を出してきます。)二つ目の理由は、(これが一番大きな理由です)医師の儲けのためです。再度書きますが、風邪に抗生物質は、全く無意味です。(むしろ、この医師が無意味に処方してきた抗生物質のおかげで、多剤耐性菌が出現。さらに抗生物質の副作用も重大な問題です。)水疱瘡ウィルスは、いったん感染した後、免疫から逃れるかのように神経に潜伏し、宿主(人間)の抵抗力が弱ったときに帯状疱疹として出現してきます。このSFTSのウィルスも同じような行動パターンを持たないと、断言できるほど今の研究ではわかっていないと思います。


この獣医さんのサイトの説明によると

中国における血清疫学調査では、山羊、牛、羊、豚、鶏、犬から、抗SFTSウイルス抗体が高率に検出されています。
また、牛、山羊、犬、猫に寄生するマダニからもSFTSウイルス遺伝子が検出されています。
これらの動物が感染源となるかどうかの特定はされていません。

とあります。


今回、猫からSFTSウィルスを移されて亡くなってしまった方、とても優しい心の持ち主でしたが(野良猫を保護しようとしてかまれたようです)今後は革の手袋をするなど、爪や牙でこちらが怪我をしないように準備した上で保護するしかないかな、と。もしくは、野生の動物に人間が餌を与えてはいけない、という自然界のルールを徹底させるか。生物学、環境生物学を学んだものとして、私自身は後者を基本選択します。野生動物に、人間が一度でも餌を与えたら、もうその動物が死ぬまで餌を与え続けなくてはいけません。餌付けとは、そういうことなのです。その野生動物が死ぬまで面倒をみる覚悟がないのなら、餌付けをしてはいけません。この基本原則を知らなさすぎるのですよ、ほとんどの人が。弱っている、怪我している、かわいそうだから助けたい。それは人間だけが持つ心の動きです。そしてそれは確かに貴重で尊いものです。ですが、それは自然界にとっては何の関係もないものです。人間が、『一方的に』かわいそうなどと思い込んでいるだけなのですから。


北海道からはエキノコックスが本州に入ってきていることは、以前書きました。すでに、本州のどこまでエキノコックスの感染が広がっているか、精確な調査はまだされていないようです。もしかしたら、もう四国や九州にまで広がっているかも。そして、このSFTSもまた、日本のどこまで北上しているか。これまたすでに青森、下手すると北海道までSFTSウィルスが広がっているかもしれません。別の例でいえば、蚊が媒介するデング熱、これはもう日本の本州はほぼ全域に広がっていると私は捉えています。


これだけ世界が近くなっているのです。24時間あれば、地球のどこへでも行ける現代、さまざま寄生虫、バクテリア、ウィルスも同じように人にくっついて移動します。完全に防ぐことは不可能でしょう。ですが、ちょっとした注意でこれらの多くを感染させないですませることは可能なのです。


SFTSなら、先も書いたとおり、ダニが媒介するので、ダニにかまれないようにするだけ。そして、そのダニがいそうな動物(特に野生動物)に、無防備に触ろうとしないこと。ごく簡単で、基本的なことでSFTSの予防は可能です。


今回の事故、猫にかまれたときに、かなり深く傷を負ったと思います。亡くなられた女性に基礎疾患はなかったようなので、発症後の治療が遅れた可能性があるかな、と。前述したとおり、SFTSには特効薬が存在しません。対処療法だけです。ですので、いかに早く治療を開始し、体への負担を少なくすることが大切だと思います。


どの野良猫がSFTSウィルスをもっているかどうか、わかるわけないのです。感染を防ぐためには、うかつに触ろうとしないこと。これにつきます。

2017年5月17日 (水)

咳止め薬のコデインの小児への使用(処方)制限が検討開始されました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


厚労省から咳止め薬、コデインの小児への使用(処方)制限が検討開始されました。


せき止め薬「コデイン」小児への処方制限へ…副作用で呼吸困難恐れ
読売新聞(ヨミドクター) 5/17(水) 10:46配信

 厚生労働省は16日、せき止め薬などに使われる「コデイン」と呼ばれる成分を含む医薬品について、小児への処方を制限する方向で検討すると発表した。

 小児で、ごくまれに重篤な呼吸困難の副作用が生じる恐れがあり、欧米など海外の一部では処方制限が行われている。

 厚労省によると、コデインはモルヒネに類似した成分。国内では、医師による処方箋が必要な医療用医薬品で約60製品、市販薬では約600の製品で使われている。添付文書で、小児に対し慎重に投与するよう求めていた。具体的な処方制限の内容や対象年齢などは、6月に開く有識者検討会で決めるとしている。

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170517-OYTET50005/


せき止め薬で呼吸困難24件 厚労省、注意喚起へ
(2017年5月17日) 【中日新聞】【朝刊】【その他】

 厚生労働省は16日、100万人規模の患者情報を登録した医療情報データベースで、せき止め作用のある成分「コデイン」が含まれる医薬品の使用状況を調べた結果、呼吸困難の副作用が疑われるケースが24件あったと発表した。

 厚労省は6月にも有識者会議を開いて、副作用の頻度が多いと考えられる子どもへの使用を制限するよう製薬会社に添付文書の改訂などを指示することを決める方針。

 コデインはモルヒネに似た、せき止め作用のある薬品で、風邪薬など約600の市販薬にも含まれている。特に子どもで呼吸困難になるリスクが指摘され、欧米ではすでに12歳未満への処方を禁じられている。日本では副作用報告がなく実態が分かっていなかった。

 データベースは厚労省などが開発。2009〜15年に協力病院を受診した約98万人のうち、約7300人にコデインが処方されていた。このうち0.3%に当たる24人に副作用が疑われる呼吸困難の症状が出ていた。

http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20170517132449964


ようやくというか、この日本という国の政府は、やることがなすことが遅いです。なんでこんなに遅いのか、不思議でなりません。ですが、医師会や製薬会社から横やりが入るかも・・・。


コデインの処方制限と同時に、保険の方も改正してほしいですわ。とにかく、現行の、医師が処方箋を書けば書くほど儲かるというシステムの変更が必須だと思います。


また、患者側もすぐに薬をほしがるのをやめること!もっと人間の持つ治癒力というものを考え直さないといけません。


小児で、犬吠え様の咳とか、2週間以上続く咳なら、別の疾患が考えられます。そうではなく、単なる風邪程度で起こる咳(4,5日もすれば収まるようなもの)に対してまで、咳止め薬を処方する方がおかしいのです。


その効果よりも、有害副作用の方が強くでることが多いのが、西洋薬です。本来なら、医師が患者に処方する薬の副作用についてしっかり説明をしなくてはいけないはずですが、そんなこと全くしない医師ばかりです。ならば、薬剤師が、となりますが、その薬剤師もしません。(それをしている薬剤師を見たことがないです。)ちょろっと副作用がかかれた説明書きを渡すだけ。ほとんどの患者は、そんなもの見ません。その薬の有害副作用が出る確率まで、医療者向けの説明書には書かれています。


まぁ、そんな知ったら、怖くて飲めなくなるような副作用の数々がでるかもしれない薬が処方されていたら、飲めますか?ということです。本来は、医師がその有効作用と有害副作用を天秤にかけた上で、副作用が出ることが前提条件でありながらも、有効作用の方がどうしても必要なときのみに処方するのが正解のはずです。こんなことまで考えて処方箋を書いている医師は、ほとんど存在しないでしょう。


儲けしか考えない医師・病院がほとんどになっており、そのため患者がその副作用に苦しんだり、むしろその副作用を求めてドクターショッピングをする輩まででる始末です。


様々な症状に対して、対処療法薬ができたのは、20世紀中盤後になってからがほとんどです。確かにそれらの薬によって、症状が軽くなったりしたのは確かです。ですが、人類はそれよりもずっと長い時間、そんな副作用が強い薬などを飲まないでも過ごしてきたという事実を、今の医師も患者も忘れています。基本、体に優しく効き、その副作用も無視していいほどの薬というなら、どうしても漢方にならざるを得ません。


単純な歴史で比べるなら、やはり漢方の方に軍配が上がります。2000年以上前から使われているのですから。よく漢方は即効性がないと言われますが、そんなことはありません。きちんと証が合っていれば、即効性を体感できますよ。問題は、その証をきちんと取れる西洋医師があまり居ないと言うこと。私の患者さんたちでも、医師から全く違う漢方を処方されているケースを見てきています。こちらからすると、「何でその漢方を処方したの?」と医師に問い詰めたいぐらいです。


また漢方推進の与太話かよ、と思い込みたい人も居るでしょう。そういう人は、一応副作用が強いんだよということを頭の片隅にでもおいたまま(まぁ、そういう人は置くこともしないでしょう)西洋薬をどうぞ。西洋薬の副作用が出る確率って、実は皆さんが思っている以上に高いものです。自分だけには、自分の子供には副作用が出ないと信じたい気持ちはわからないでもありませんが、「そうあってほしい」という希望的観測と副作用が出る確率を天秤にかけるのはどうかな?と思いますけどね、私は。

2017年4月27日 (木)

簡易ギプスもとれました。これでほぼ普通に歩けます。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


本日で、骨折してからちょうど4週間すぎました。早いものです。


今日もX-Rayを撮りましたが、まだ骨折線は見えます。ですが、もう骨折部を軽くたたいても痛みが出ません。骨折部のずれもなく、きれいにくっついています。整形曰く、次の2週間で多分骨折線は消えるんじゃないか?と。


治癒が非常にうまく進んでいるようです。骨折した日もそうでしたが、この足で結構歩き回ったのに、ずれも起こらずきれいに治ってきてくれている、自分の体に感謝です。


治り具合がいいので、今日で簡易ギプスもとれました。今後は、弾性包帯による固定だけでいけそうです。足が軽いわ〜〜〜!


整形からの帰り道、簡易ギプスがないだけで、これだけ歩くのが楽になるのか、と改めて感動しましたわ〜。ですが、この4週間、ギプスと簡易ギプスで固定していたので、まだまだ足首が硬いです。ゆえに、ちょっと歩き方がまだ変です。


ですが、簡易ギプスもとれて弾性包帯だけになったので、普通に靴を履くことができます。歩く速度もほぼ通常速度になれるかと。


足首の靱帯がまだ堅いので、いまから徐々に日々のリハビリを兼ねた運動と自分で打つ鍼灸治療でよくなっていくだろうと思われます。いやぁ、普通に歩けるって実に素晴らしい!!健康が何より大事だと、改めて実感しました。


剥離骨折部はまだまだ時間がかかりそうです。そのせいか、まだくるぶしは浮腫んだまま。ここも治癒を早めたいところです。

2017年4月15日 (土)

ようやくギブスがとれましたが、同時に新たなことが判明(ある意味予想通り?)

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


昨日、13日で骨折してから2週間。動きにくいギブスでよく我慢したと自分自身を褒めながら、整形にてギブスを外してもらいました。X-Rayを撮りましたら、骨折部のずれもなく、きれいについていました。


とはいえ、まだ仮骨というか、かろうじてくっついている状態です。まだ今から4ヶ月以上はかかると言われました。


今回は自分のX-Rayデータをもらってきました。2週間前の受傷直後のものも含めて。わかりにくいかもしれませんが、2週間前より折れた部分の色が薄くなっています。


でもって、私個人的に懸念していたことが判明しました。折れた部分は靱帯付着部。きれいに折れていましたが、その付着部も、もしかしたら剥離骨折してんじゃないの?と。昨日の新たなX-Rayでそのことがわかりました。ある意味、予想通りといえます。ただ、剥離骨折の程度が軽いので、このまま安静にしていれば徐々に回復するはずです。それも含めての4ヶ月以上という意味でしょう。2週間前の時は整形もそこまで見ていなかったのかしら?結果として、正確に述べると剥離骨折も入れて2カ所で骨折していると言うことになります。あら、重傷だわこれ。😱


もらったデータに、この剥離骨折のデータが入っていませんでした。あれ?院長、入れ忘れたのかな? よく見直したら、剥離骨折のデータありました。


折れた直後のくるぶしです。整形に行く前に自分で鍼を打ち、瘀血が出るかどうかの確認をした直後の写真です。瘀血が出ましたね〜。にしても、みごとに腫れ上がっています。ですが、内出血は一切見られません。

Img_0001


Img_0003


こんな感じにギブス固定されていました。

Img_0007


昨日、ギブスを取った後ですが、変な圧迫を受けていたのか、内出血(瘀血)が。治打撲一方を服薬しているので、この程度で済んでいるのかもしれませんが・・・。治打撲一方は、瘀血を排出する駆於血剤です。

Img_0011


受傷箇所。くるぶしの腫れはまだ残っていますね。ですが、受聴直後に比べれば当然小さくなっていますよ。ついでに言いますと、ギブスを外した直後は足が浮腫んでいました。そりゃそうですね。動かさずにいたわけですから。

Img_0012


つづいてX-Rayです。
折れた直後の写真から。丸で囲ってある部分が折れています。黒い線があるのが見えますね?これが骨折部分です。

20170330201220


拡大。骨の輪郭がずれていません。たとえテーピングとはいえ、すぐに固定しておいたのがよかったのだろうと思います。

20170330_201832


剥離骨折部分です。受傷直後でもしっかり写ってました。たんに院長から説明がなかったのか、見落としていたのか?見事に剥離骨折しています。ちぎれた繊維の断面のように、びらびらとしたものが確認できますよね?ここが靱帯付着部の剥離骨折です。

20170330_81107_2


2週間後のX-Rayです。受傷直後に比べると、黒い線が薄くなっているのがわかります?え?わかりませんか?ほんの少し薄くなっているのですけど。😅ギブスをしたまま往診していましたが、骨折部がずれてなくてよかったです。

20170413_201526

20170413_201807

20170413_81205

剥離骨折部の修復はあまり見られません。これは時間がかかります。


昨晩は、2週間ぶりにギブスなしで寝ることができました。足首の靱帯が伸びにくいので、違和感はありましたが、寝返り等で痛みで目が覚めることもなく。いやぁ、足が軽くて楽です。


ですが、まだ日中動くときには簡易ギブスをつけなくてはいけません。めんどくさくても仕方ありません。


今日から自分で受傷部位に鍼灸治療を施す予定です。昨晩は治療よりも先に、風呂で洗いたくて。


さて、医師は4ヶ月以上と述べましたが、漢方(治打撲一方)と鍼灸治療を併用した場合、その期間を短縮できるかどうか?自分の体を使った実験にワクワクします!

2017年3月 8日 (水)

組織再生には“ほどほどの炎症”が必要

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


非常に興味深い研究発表記事がありました。こちらです。


魚(ゼブラフィッシュ)を使った実験ですが、組織再生が起こるためには、ちょうど良いレベルの炎症が重要であることがわかった、というものです。


再生細胞が放出するインターロイキン1β、これがおこす一時的な炎症が組織再生を開始する上で必須の働きをすることが示されたそうです。このインターロイキン1βによる炎症を、ほどほどのレベルに保つように制御することが、組織再生において重要だと。


この記事の何が興味深いか?ということですが、鍼灸治療で鍼を打った場所だけが赤くなることが多いです。鍼灸師はフレア(炎の意)と呼んでいますし、このフレアが出ることが気が通ったととらえます。西洋医学的には、このフレアは炎症を表すともいえます。鍼を打った場所に限局的に炎症を起こしている様なものです。


ということは、局所的な炎症を人為的に起こし、人体が即座に反応(免疫反応が活発な人ほど速い反応を示すはずです)し、再生細胞ができ、その再生細胞がインターロイキン1βを放出、そしてマクロファージも反応し、損傷組織の回復が始まるのでは?


私も何度も経験がありますが、打撲や捻挫ですでに赤く腫れ上がっている場所に刺鍼した後固定。普通に冷やして固定した場合に比べて、明らかに鍼灸治療を先に加えた方が回復が早いです。東洋医学的には、滞っている気を解放し、流れを戻したからといえますし、西洋医学的にはこの記事にあるような修復回路が活性化したとも考えられます。


今回の実験では魚ですが、ほ乳類でも同じような機序が起こっており、組織回復のためにはある一定量の炎症が必要なのだろうか?ということを、今後の実験で明らかにしてほしいと思います。そうなれば、日本で顕著に言われる、鍼灸治療はプラシーボであり、なんら治療効果はないというおかしな考えを変えられるかもしれないからです。

2017年2月27日 (月)

発症後3ヶ月目のMRI

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


腰椎椎間板ヘルニア、発症後3ヶ月経過した状態をMRI撮ってきました。結論を先に言いますと、少しマクロファージが食べてくれていて、飛び出ている椎間板は小さくなってきています。ですがまだまだしっかり飛び出ていますし、脊髄を圧迫しているのがこのMRI画像からわかります。


ここからが本題。西洋医学的には、これだけ飛び出ていて脊髄を明らかに圧迫しているのが見受けられるのに、なぜこの患者(私のことです)はこの短期間に痛みがほとんど消えているのか?です。しかも、一切の西洋医学を拒否し、服薬したのは漢方薬だけ。普通の西洋医からすれば「?」が飛んでいるのではないか?と。


さて、ではその画像です。前回の画像も再度掲載しますので、見比べてくださいな。


前回の画像

Mri_2

3ヶ月後

3ヶ月後ポジネガ反転

前回画像 横断面

Mri_5

今回


丸で囲ってある部分(飛び出ている椎間板)の水分量が、前回画像と比べると格段に増えているのがわかります。(MRIは水分子に反応しますので、水分子が少ないところほど黒く写ります。白いほど水分量が多い、ということです。)個人的に、これはマクロファージが多く入り込んでいるからではないか?と思います。(生きている細胞ほど多く水分を含んでいます。)ちょっとわかりにくいかもしれませんが、脊髄の白い部分が前回画像より多くなっています。その分、飛び出ている椎間板が小さくなっているということです。ですが、それでもまだ脊髄がしっかり圧迫を受けているのが見て取れます。


まだこれだけ飛び出ていますが、日常生活にほとんど支障はありません。天気が崩れるちょっと前あたりに、気圧の変化を感知して変な痛みが出ることはありますが。副作用のある西洋薬を頼るのもいいですし、私のように一切の西洋医学的治療を拒否するのもいいです。何を選択するか?ですから。西洋医学的治療を拒否したからといって治りが悪いということではありません。それは私のこの画像や状態を見ればわかることです。


個人的には、3ヶ月後の今回の画像で、ほかの飛び出ている部分の特にL4-5間の突出が少し大きくなってないか?とちょっと気になりましたけどね。

2017年1月14日 (土)

タトゥー(入れ墨)についてまたいい記事が

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


「タトゥー」を入れた日本人の8割以上の人が後悔! <若気の至り>を消す方法とは?という素晴らしい記事がありました。


この記事にありますが、

米国人の約6人に1人はタトゥーを入れたことを後悔しており、そのうちの11%は、タトゥーを消そうと思っていたり、取り除いた経験があるという統計がある。タトゥーを入れることは、大きな心理的・社会的リスクを負う可能性があるかもしれない。

と。あのアメリカ人ですらタトゥーを入れたことを後悔しているというのです!


さらに記事によると、日本では

若い頃にタトゥーを入れた30〜40代の80%以上の人が、タトゥーを消したいと思っている。人生で損をしてきた、勢いで入れたのが失敗、入れたけど格好悪いなどの理由で除去を実行する人が多い

とのこと。結局、勢いで入れたけどあとで大変後悔していると言うことの証明です。もうね、若気の至りという言葉がありますが、それで済まないことです。タトゥーを入れたことを全く後悔していないのならそれでいいですよ。ですが、日本では結局80%以上の人が後悔しているのです。個人的には、「なら最初から入れるな!入れる前になぜ一歩立ち止まって熟考しなかったのか?!」と言いたいです。


タトゥー除去の難しさについても記事に書かれています。

除去すれば傷跡が残る点だ。傷跡を残さずにタトゥーを消せないのだろうか? 皮膚は浅く薄い表皮と分厚い真皮で構成されているが、タトゥーは表皮の一番下の基底層よりもさらに深い真皮層に色素を閉じ込めるので自然消失しない

です。もしかしたら、若気の至りでタトゥーを入れた人たち、日焼けのように簡単に時間が経てば自然に消えるとでも思っていたのでしょうか?もしそうだとしたら、どこまで無考えのお調子者だったの?と大変疑問に思います。


以前、私も『タトゥー(入れ墨)が消せる?そんな簡単なものじゃないのですよ』というタイトルで書いていますが、この記事でタトゥー除去をしている医師の記事について書いています。完全に綺麗に消すには、皮膚移植しかないですが、色が違ってきたりするのです。それどころか、この記事にあるように

ただし、移植した皮膚が壊死する、血腫ができる、感染症によって化膿するなどのリスクがある

ことも。自己皮膚ですらこうなのですから、他者からの皮膚なら移植片対宿主病(graft versus host disease)、そしてそれを抑えるために免疫抑制剤が必須になります。免疫抑制剤などを服薬するようになれば、一体どんな日和見感染を起こすか分かったものじゃありません。そうまでして除去したいのなら、『なぜタトゥーなど入れた?』と声を大にして言いたくなります。自分が消すときには、そんなこと起こらないと勝手に思い込むのも結構。その選択結果は全て自分で刈り取るだけのことです。


今回の記事の評価できるところは、『安易にネットの情報を鵜呑みにしないように』と書かれていることです。

タトゥー除去に失敗しないために、タトゥー除去をして除去が成功した家族や友人から最適なクリニックの情報を集めよう。インターネットやSNSの口コミなどの情報を安易に鵜呑みにしないように。

 術前にクリニックの施術者から、インフォーム・ドコンセント(説明を受けた上での同意)を受けること、除去法から術後、費用まで詳しくカウンセリングを受け、誤解やトラブルがないように準備することが何より重要だ。

 特に費用は重要だ。除去する部位、除去する形状や大きさなどによる料金設定は、クリニックによって異なる。目先の低料金に心が動きがちだが、施術のクオリティに見合ったトータルコストを提案してくれるクリックを選ぼう。

 ちなみに、費用は、レーザー治療が安く、アブレーション治療(削皮術)、切除法、植皮法の順で高くなるのが一般的だ。

とのこと。あと、同じ医師でも患者の状態によってはその施術結果は違ってくると言うことも、必ず憶えておかなくてはいけないことです。友人が綺麗に消えたから自分もきっと同じように消えるだろう、だって同じ医師だから、と勝手に思い込むのは勝手ですが、体は違うのですよ。免疫反応も治癒反応も違います。同じ医師の施術でも患者によって結果が違って当然なのです。


これを読んでいる人、入れるのは簡単ですが、除去するのは大変な痛みとお金を使う上、元の状態に戻ることは決してないタトゥー。それでも入れますか?

2017年1月11日 (水)

認知症予防には大股で速く歩く!

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


以前、私も『歩幅が狭いと認知症リスク増加』として、歩幅と認知症との関連について記事を紹介していますが、さらに良い記事『ボケたくなければ「大股で歩きなさい」』がでました。


秒速80cmの歩行速度が1つの基準だそうです。この速度では記事にもあるように、『青信号の間に横断歩道が渡りきれない』速度です。秒速80センチを下回ったら認知症を疑った方が良いのは確かでしょう。


記事に

歩行というのは単に足を前後させるだけでなく、腕や腹や背中を含めた全身の筋肉と、視覚・触覚・バランス感覚などあらゆるセンサーを稼働させる動作です。


それらはほとんど無意識のうちに行われますが、それを可能にしているのが脳の機能です。そこになんらかの異変が生じると、各部位への命令がうまく伝わらなくなってバランスが崩れ、歩幅や歩行速度に現れると考えられます。

とありますが、まさにその通りでして。こんなことを考えたことがある人なんて、ほとんどいないと思います。各関節、筋肉、そして脳からの指令とそれを伝える神経それら全てが『正常に』機能してこそ歩けるのです。今私はヘルニアで神経に異常が出ています。神経だけですが、それだけでもう普通に歩くことはできないのです。変形性膝関節症なら膝関節です。たった一箇所もしくは1つの機能に障害が起きただけで、今まで通りに歩くことはできなくなります。ということで、いま普通に何の苦労もなく歩いていることを、どれだけの人が感謝していますか?と声を大にして問いたい私です。


私は元気な患者さんには、横断歩道のあの色違いを一歩ずつで歩く歩幅で、と勧めています。結構な歩幅になります。この記事にも

特に「歩幅を大きく」は大切なポイントで、速く歩こうとすると体勢を安定させようと無意識に歩幅は小さくなりがちです。そこを意識して大きな歩幅にすることで少し負荷がかかり、脳の活動が活発になります

と書かれています。大きな歩幅にすることで脳への刺激になっているわけです。意識して大股で歩くだけで、認知症予防および軽度認知症ならば回復する可能性があると言うことです。神経障害や関節障害などの器質的疾患がなければ、もしくは多少の器質的疾患があったとしてもできる限り大きな歩幅で歩くことが認知症を防ぐ上では必要と言うことです。


大股で歩くと言うことは、同時に筋力を上げることにもなりますので、例えば変形性膝関節症であれば、多少痛くても大股で早足で歩くという『リハビリ』をしっかりすれば、自然と筋力が付いて痛みが消えます。こういうリハビリをやらずに、安易に整形外科での注射に逃げる人が本当に多いのです。(整形医もその方が儲かりますので、患者さんに注射をすぐに勧めますね。)その注射で変形性膝関節症がよくなることはまずありませんので。その注射がステロイド薬なら痛みと炎症が抑えられるだけ。ヒアルロン酸ならすこし痛みが和らぐ程度。どちらも医師には実によい収入になります。ですが患者さんにとっては、その費用対効果を考えるとほとんど効果は見られないのです。その注射によって必要な筋肉が付くことは決してないのですから。


注射で痛みが減れば歩けるじゃん!と実に単純に考える人が必ずいますが、痛みが減ったから今まで以上に歩いて筋トレをするという人はほとんどいません。痛みが出る前と同じ程度、もしくは全く運動をしないままです。痛いから人はそれを何とかしようとして動きます。痛みだけをマスキングして隠してしまっても、人はむしろ隠してしまったせいで動かないものです。人って、それぐらい怠惰の方向に、楽な方向に流れます。


単純なのですが、歩くというリハビリはお金もかからず、最初は痛いけど正しく行えばその結果は大きくなって返ってきます。たかが鍼灸師がまた嘘を書いているよと思う人もいるでしょうけど、本当のことですよ。真摯に患者のことを考えている整形医なら、安易に注射に走らず、筋トレを主としたリハビリを勧めるはずです。患者の金銭的負担を少なくし、それでいて最大限の治療効果をあげることができるのですから。『医は仁術』だったはずなのですが、近年では『医は算術』で金儲けしか考えていない輩ばかりになっています。これでは医療崩壊だと言われて久しい現在、当然の結果だとしか言えません。仁って何?という人たちは検索をかけてくださいな。人として当然のことなのですけどね。ましてや、病で苦しんでいる人に対処しようとする医療者なら、持っていなければならない必須条件のはずです。


記事には『歩行速度』も重要視しています。

速度の計測は、認知症の早期発見にも重要です。認知症を恐れるあまり医師の診断を受けるのが遅れてしまっては元も子もありません。認知症は早期段階(軽度認知障害MCI)であれば元通りに回復できる可能性があること、また進行を遅らせる手立てがあることも知っていただきたいと思います

小股でチョコチョコと歩いても速ければいいのか?ではないのです。できる限りの大股で、それでいて早足で歩く、が必要です。私が患者さんに勧めているのは、できたら分速100m。結構速いです、これ。ちょっと古い曲ですが、ピンクレディーの『ペッパー警部』のリズムで歩くとだいたいこのぐらいになります。


記事によると、ただとにかく歩けば良いというわけではありません。条件があります。

(1)少なくとも週90分以上(1日15分以上)
(2)歩幅を大きく早足で
(3)「ややきつい」と感じるくらいの強度で

先にも書きましたが、正しく歩くだけで認知症を防げるのです。こんな簡単なことがありますか?高価な、それでいて本当に効果があるかどうか分からないサプリを買ったり注射をするより、ずっと安価で(正しく行っていれば)正当な見返りが得られるのです。

2016年12月27日 (火)

患者から医師へもっと叱ってやらないと

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


今日、私が通っている整形外科が今年最終日。年末年始用の漢方を処方してもらいました。発症して1ヶ月半。この院長、漢方は効き目が弱いよとのたまいましたので、一切の西洋医学を排除した私がどのくらい回復したかを見せつけるため(根に持っている?)診察を受けました。歩いて診察室に入る私を見て、院長は驚いていましたよ。


ま、普通の西洋医師は驚くでしょうね。そして院長からの質問で、「一番痛い時を10として今はどれくらい?」と。私の答えは「3から4」。院長、おもわず「おぉ〜〜〜〜」と口から出てましたよ。


そりゃそうでしょうね。神経節ブロックも、いかなる西洋薬的治療も行わず、医師からすれば(服薬している薬は)漢方だけでここまで痛みが引いて歩き方も変わるとは思ってもいないはずですので。実際は5年半前の時にも、私が見せているのですけど。どうやらすっかり忘却の彼方のようです。


今回は、強く院長に言っておきました。漢方だけでもこれだけの効果が見られること。そしてそれは私だけではない可能性がある事。院長自身が一度自分で体験してみるといい、と伝えました。


まぁ、この院長自身がヘルニアになったときに、どういう治療を選ぶかは分かりません。まともなというか、医師として患者のことをまじめに考えている医師ならば、副作用を伴う西洋薬ではなく、極力それが少ない漢方薬を選ぶのではないか?と思いますけど。私と同じような考えを持つ医師なら、いっちょ漢方だけで、それも自分の体で効果を体験してみるか、となると思うんですよね。患者さんで試すのではなく、自分の体で試す。そしてその効果を実感してみる。これが本来の医療者の姿ではないか?と思うのですよね。西洋薬も服薬してみる。そして自分の体で効果と副作用を体験しなくては。それをしていないのに、どうして危険な副作用が出るかもしれない薬を患者さんに処方できるのですか?と問いたいです。自分がされたら嫌なことを、どうして患者にはできるのでしょう?


発症後3ヶ月目に、再度MRIをとってどれぐらい飛び出た椎間板が変わっているかこの目で見たいと述べたら、えらくこの院長が乗り気でして。「いつでもいってきて!」と。飛び出た椎間板が減っていてもOKですし、たとえ見た目、飛び出た椎間板の形状などが変化なくても、これだけ痛みが減少していれば、それはそれで驚くべき結果だと言えます。飛び出たままと言うことは、脊髄を圧迫し続けていることになります。にもかかわらずなぜ痛みが引いてきているのか?となります。圧迫し続けているのなら、痛みが引くわけないのです。正直、この院長から学会で、たとえポスター発表でもいいから他の整形医に伝えて欲しいところですけどね。あ、MRIを次回とったらその事を強く述べればいいだけのことですね。


前回も書きましたけど、私だから漢方が効いたんじゃないですよ。証が合っていれば、だれでも私と同等かそれ以上の効果を見込めるのです問題は、西洋医師がきちんと証を取れるかどうか?です。劇的に漢方が効いて西洋薬を一切使わなくても驚くほどの回復を見ても、それを患者個人に帰してしまっては意味が無いのです。漢方薬でも、どうしたって個人差はありますよ。(この漢方の個人差は、腸内細菌の違いによるものだと最近の研究で分かりつつあります。)それは西洋薬でも全く同じ事です。ですが、どうも西洋医は漢方の効果を個人差に帰してしまう傾向が強いように感じます。他の患者さんでも、西洋薬による深刻な副作用を表さず、漢方薬によって非常に良好な結果を得ることができる可能性が高いのです。受け持っている患者の内一人でもその結果が得られたのなら、他の患者でも似たような結果が出るかもしれないと考えないのが不思議でなりません。なぜそれほどまでに、副作用の強い西洋薬に対してのみ信頼感をおくのか、理解に苦しみます。やはり、医師自身が自分で漢方薬の効果を実体験したことがないのが原因でしょう。


患者は医師の言うことに素直に従いすぎです。その医師自身も単なる人間です。同じ人間なら、『間違ったこと』をいっていてもおかしくないのです。患者が医師からの処方でおかしな症状が出た場合、それを医師に対してきちんと正確に伝えなくてはいけません。また、医師が処方する薬に対してその副作用をはじめにしっかり問うべきです。その副作用が仕事に、日常生活に影響を及ぼしそうなら、その薬を拒否してもいいのです。私は西洋薬の副作用が、私の仕事と日常生活に影響を及ぼすのを知っているので拒否しているのです。


医師は成績だけはいいだけの子供である事が多いです。成績だけ、です。人間性は関係ありません。なぜなら、入試の時点で入学生の人格など全くと言っていいほど見ていないからです。現在、面接を重視してきているとはいっても、アメリカほどではなく、未だに学力だけという成績だけで判断しているのが現状です。この成績だけで入学者を選ぶから、千葉大学のようにレイプ事件を起こしたり、群馬大学のように職人技が必要な内視鏡手術で患者を殺すという事故が起こっているとしか思えません。


患者側からの医師への叱り。これはとても必要だと思えてなりません。18才からおだてられてつけあがっているのが医師です。(教師も全く同じです。)患者は医師の言うとおりに従うものだと教えられているのです。患者と医師は同じ人間、同等だと教えられているものはほとんどいないでしょう。だからこそ、医師から見れば『従うもの』の患者側から『お前は何も知らないただの人間でバカなんだ』と医師に対して教えてやるために、叱らなければなりません。非常にたかーく医師の鼻は伸びていますので、どこかでたたき折らないとまともな人間に、医師にならないのです。😏ここで医師側がそういう患者に対して反抗をとるなら、その医師は駄目人間でしょう。なお、患者側が自分のわがままを通すために医師に対して暴言を吐くのは『間違い』ですので。同じ人間としてお互いに尊敬と尊厳を保った上で、叱らなければなりません。それが人間関係を保った上でのコミュニケーションです。それが出来ないようなら、何もしないように。ということは、患者側も『賢くなければ』医師を叱ることなんてできない、と言うことです。学歴じゃないですよ?何度でも書きますけど。学歴ではなく、『人間性』です。患者側が医師よりも人間性で上ならば、遠慮無く医師を叱りつけなくてはいけないのです。学歴と人間性は『同じではない』のです。ここでの問題は、『年齢と人間性は同じ』と思っているバカが多いことです。特に昨今の暴走老人でこの傾向が強いですね〜。年齢と人間性は『全く相関しない』のですから。もしこれが相関関係にあるのなら、年寄りの政治屋はとても優秀なことになります。実際はどうですか?この国は死にかけの年寄りばかりに牛耳られていますが、世の中はよくなっていますか?どうです?ちょっと考えてみれば分かりますよね?

2016年12月25日 (日)

ヘルニアによる神経症状、だいぶ回復してきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


さて、2度目の腰椎椎間板ヘルニアとそれによる根性坐骨神経症。発症からほぼ1ヶ月半が過ぎました。未だに西洋医学を全て拒否したままですよー。一切、西洋薬や西洋医学の治療を受けていません。やっているのは、漢方薬、リハビリとしての運動とストレッチ、自分で打つ遠隔治療としての鍼灸のみです。自分の腰に鍼は打てませんので。これで1ヶ月半で、かなり痛みと症状が改善しました。


それでも当初は何度もこの痛みにくじけそうになりましたよ。それぐらい、人というのは痛みに対して弱くなると言うことです。その時に必ず私が口にした言葉は、あの永六輔さんも言われていた、『リハビリは裏切らない』です。そして、『痛いからこそリハビリ』。よっぽどの痛みがない限り、エスカレーターもエレベーターも使わずに、階段を手すりにしがみつきながら上りました。後ろの人には迷惑をかけたと思いますが(追い抜かしていってくれたのでまぁ大丈夫でしょう)これもリハビリです。


現在でも、同じように発作的に痛みを伴った脱力が起こりますが、その痛みの程度が段違いです。側にあるものに捕まらなくても何とかその痛みをやり過ごすことができます。脱力の程度も、腰砕けになるほどの脱力が起こらなくなりました。飛び出て脊髄を圧迫している椎間板を、私のマクロファージが一生懸命食べてくれたようです。


まだ仰向けで寝ることはできません。ですが、連続睡眠が3時間以上取れるようになっています。おかげで体の疲れ具合が全然違います。


診察した整形の院長、漢方薬は効果が弱いと言い放ちましたが、どこが?まったく、西洋医師は一度自分で疾患を患ってみなくてはいけないと心底思います。いや、西洋医師だけじゃないです。全ての医療関係者は、自分がたずさわるであろう疾患に一度かかっておくべきです。整形なら、腱鞘炎、骨折、捻挫、ぎっくり腰、ヘルニア、坐骨神経痛、変形性膝関節症。ここらへんを自分自身が味わっておくべきです。そしてそれに対して西洋薬だけじゃなく、漢方薬だけで、リハビリだけで、西洋薬を全く使わないで対処したらどうなる?と自分の体で体験し経験しておくべきです。上記の院長、自分が一切経験していないので、漢方薬の持つ力を思いっきり侮っています。まぁ、理由は西洋薬を使った方が儲かるからでしょう。経営を考えるのも決して間違いとは言えません。ですが、副作用が強く出る西洋薬を自分の儲けのために患者に処方し、その結果患者が副作用で苦しんでも『しょうがない』で済ます態度はいかがなものか?副作用があまり出なくても、治療効果がそれほど出ずにずるずると患者を引きずる。これも結果として医師は儲けることができますが、患者としてはいつまで経っても治らない。その患者の時間とお金の無駄になります。こういう真実を書いても、どれだけの患者が自分が医師から搾取されていると言うことに気がつくか?と言うことです。多くの人が、たかが一介の鍼灸師がおかしな事をほざいているわ、と判断するでしょう。


証が合っていれば、漢方はすごい効果を出します。問題はきちんとした証が取れる医師がほとんどいないという事実です。漢方について、東洋医学についてしっかり勉強した医師で、しかも自分自身が漢方を服薬してその効果を実感した医師でなければ、患者のことを考えた、つまり証が合っている漢方処方ができないと言えます。以前診た患者さんでもこんなことがありました。名古屋で有名な漢方処方をしてくれる病院で、長い時間待って処方してもらった漢方薬。その方はアトピー疾患だったのですが、その医師が出した漢方がなぜか薏苡仁湯。なぜ?患者さんに聞くと、舌診も腹診も脈診も全くしないで、主訴を聞いただけでアトピーの患部もろくに見ずに診察が終わったと言われてました。それでどうして証が取れる?そして、こういう医師が多いのが事実です。まだ私がかかっている整形医のように、患者の言葉に変な顔をしながらもまだ聞く耳を持つだけまともかもしれません。


患者側も、痛みに対して簡単に白旗を振ってはいけないです。痛みから逃げるためなら、その副作用がひどくても強烈な西洋薬を使う。ん〜、癌性疼痛のような、がんが存在する限りコントロールしなくてはいけない痛みじゃないのですよ、ヘルニアによる痛みというものは。痛いですよ、ヘルニアによる神経痛症状。本当に眠れないほどの痛みです。これは味わったもので無ければ理解できないでしょう。だけど、ヘルニアの影響による神経痛はずっと続くことはほとんどないと言えます。個人差はあるでしょうが、西洋薬を使わなくても、漢方と痛くても動くというリハビリだけでもかなり回復できるはずなのです。私が特殊だという人もいるでしょうが、書いたとおり、私は2度腰椎椎間板ヘルニアとそれによる神経痛と神経症状を経験しています。その2度とも漢方とリハビリ、そして鍼灸で回復しています。西洋薬を一切使わずに。こういう例が実在しています。あとは患者さんの選択です。副作用(時には命に関わる重大なものもありますよ)覚悟で、もしくは副作用を知らないまま西洋薬を使うのも、痛みが劇的に消えることはないけど確かに効果を感じながら副作用の少ない方を選ぶか。どちらを選ぶかは患者次第です。私のような実例を見て自分にもできると思うか、自分には無理と初めから諦めるか。どちらを選んでも、その結果を拾うのはその人自身です。


この2度目のヘルニアによる神経症状、私にとっては本当にいい勉強になりました。いや、なっています。医療者はやはり自分の体で経験するのが患者さんの気持ちを理解するための一番の近道だなと、改めて思います。

より以前の記事一覧