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カテゴリー「映画・テレビ」の265件の記事

2017年6月17日 (土)

ジェーン・ドウの解剖を見てきました!

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『ジェーン・ドゥの解剖』を見てきました。個人的ランクB+!!いやもう、久しぶりにいいホラー映画を見ることができ、大満足です!公式サイトはこちら。B級ホラー映画ですが、おもしろい!


どんなものかなぁ〜という軽い気持ちと、つまらなかったら腹立つなーと思いながらでしたが、見事に裏切られました。映画は見るまでわからないですからね〜。特にホラー映画は、と私自身は思います。


医療者で解剖学を学んだ人間なら、うんうん、そうそうとうなずきながら見てしまうことでしょう。え?変?解剖学を思い出しますので、自然そうなると思うのですが?特に冒頭の、ある遺体の本当の死因を見つけるシーン。う〜む、法医学というのは本当に興味ある分野です。何かの作品で読みましたが、法医学というのは、『遺体の声なき声を聞く仕事』だと書かれていましたが、本当にそうだなぁと。


場所の設定もいいですね!遺体安置所!!👍🏼(何興奮してるんだ?といわれそう・・・。)当然、他の遺体もあるわけで。なるほど!と思ったのが、足に鈴をつける習慣があったということ。遺体の足に、です。昔は死の定義が今ほど厳格ではなかったし、医療も同じくそうだった。ですので、仮死状態を死亡と誤診していたことが多かったのでしょう。ですから、実際には死んでいないのに棺桶などに入れられた場合、動けば鈴が鳴るので『生きている!』とわかるわけです。まぁ、この作品ではこの鈴が・・・。あぁ、これ以上言えない!(察しはつくと思いますけど。何しろホラー映画ですから。😉)


中だるみなんて全くありませんでした。だからこの作品はおもしろいと。ホラーで中だるみなんてあったときには、面白さ半減以下ですから。そして、終盤でわかったのですが、実は伏線が冒頭から始まっていたんだ、と言うこと。これはやられました。物語の作りが、非常にうまいのです。この点も、この作品の優秀さだと思います。


ホラー映画でありながら、父親の息子への愛情まで描いているのは、すごいなぁと感じましたよ。ホラー映画ですので、突っ込みどころはありますよ、この作品でも。でもでもでも、それを差し引いてもこの映画はおもしろい!


名古屋ではもう終わってしまいましたが、まだ他の地域で上映しているのでしたら、よろしければ見に行かれてください。なかなかによいホラー映画ですから!ホラーだけに内容のネタバレになることは一切書けません。あと、この映画のホラーとしてよい点は、すべてをはっきり見せないということ!最近のホラー映画は、たとえば悪霊がその原因だとしたら、その悪霊の姿を見せすぎるのが欠点です。見せすぎは怖さがなくなります。はっきり見せても半減です。よくわからないからこそ、恐怖感が上昇するのですよ。その点、この作品はそうじゃない。だからいい!(いつになく熱く語っているような・・・。😵)


最近感じていることなのですが、女性客でホラー映画を見に来る人が増えたなぁと。ホラーと聞くだけで毛嫌いする女性が多い中、同じホラーファンとしてうれしい限りです。今回も、ほぼ半数が女性客でした。👍🏼

2017年6月16日 (金)

ゴールドー金塊の行方ーを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『ゴールドー金塊の行方ー』を見てきました。個人的ランクA-。公式サイトはこちら


もう、主役のマシュー・マコノヒーが素晴らしい!すごすぎる演技力!ただただ感服したしだいです。


人間というものが、欲でここまで狂うということを見事に表現している映画だと思います。特に、株の売買で金儲けをしている連中、そして他者を食い物にしてでも自分の資産を増やしたい金持ち共。もう、ただのクズです、こういう連中は。どんな手を使ってでも、他者の資産を自分のものにしようとします。こう書くと、必ず『貧乏人のひがみ』と言われるでしょうね。ですが、他人を食い物にしてでも自分だけが、という人間性を持ったまま死にたくないので、貧乏人でよかったと私は心底思ってますよ。そんな腐れた心のまま死にたくないです。


すでに金を十二分に持っている輩たちが、まるで屍肉にたかるウジ虫のようにワラワラと集まってきます。死ぬまで金の苦労はしないほどの金持ちが、です。人間の底なしの欲、背筋が凍るほど恐ろしいと感じます。


この映画でも言われます。『金持ち共は、それ(情報)が真実であろうがなかろうが全く関係ないんだ』と。だからこの映画で描かれているようなことが、実際に起こってしまったわけです。人間が欲に振り回されるシーンが連続します。見ていて思いましたね、人間、調子がいいときほど気をつけなくてはいけない、と。日本の格言、『勝って兜の緒を締めよ』というのは真理です。今の日本も同じですね。政治屋や官僚、大会社や電力会社などの金持ち共は、真実が頑と存在していても、それに対して目を向けることをせず、自分たちの都合のよいところしか見ません。いや、ほとんどの人間がそうですよ。自分の都合のよいことしか見ようとしないのは。ただ、その程度があまりにもひどいのが金持ち共だということです。そして本来、そういう輩共を追求すべきはずのマスコミの堕落ぶり。


終盤からのどんでん返し。これは映画館で味わってほしいです!「え?!ええええ?!」となること必至です。ネタバレになるのでこれ以上は何も書けません〜。


さて、この映画を見終わって考えてしまいました。だれが損をし、誰が得をしたのだろう?善悪という単純なものはこの映画には存在せず、まさに損得だけなのですが、その損得すらあやふやに感じるからです。ぜひ、映画館でこの映画を見て、誰が得をし、誰が損をしたのか。それを考えてみてほしいと思います。


この映画で唯一まともな人は誰か?それは、主人公ケニーの彼女であるケイだけです。彼女だけが唯一まともです。これは映画を見ればわかるかと。ですが、調子に乗っているときって、耳に痛いことをいう相手をないがしろにするのが人間です。


この映画、見終わってから意見交換をするのにうってつけだと思いました。お互いに感じたことを話し合うには素晴らしい映画だと思います。現在、イチオシの映画ですね。

2017年6月15日 (木)

LOGAN/ローガンを見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『LOGAN』を見てきました。個人的ランクC+。公式サイトはこちら


あまり個人的には、アメリカンコミックのファンではありません。ですが、このX-menシリーズは、社会的弱者について結構しっかり描かれていると感じるので見てしまいます。


ヒュー・ジャックマン、実に素晴らしい演技でした!年老いて、その再生能力も身体能力も落ち、ミュータントということをひた隠しにして生きている姿。いやはや、痛々しい・・・。超絶の回復力を持っていても、老化には勝てない、という現代医学や現代社会が抗老化に帆走していることに対するアンチテーゼでは?と私は捉えましたが、いかがでしょう?いくら美容整形しようが、あらゆるサプリメントを取ろうが、どうあがいたところで人間、老化という万人に必ず訪れるものから逃れることはできない、と言うことです。これって、現代医学の『死』を極端に恐れて、それから目を背けるための治療ばかりするというと同根だと思います。死を知るからこそ、よりよく生きることができるのです。死を知らないから、いい加減に、快楽を追求していくのです。


パトリック・スチュワート演ずるプロフェッサーX、世界最高のテレパシスト(と言えばいいのかしら?)も、認知症というある意味脳の老化には逆らえず、薬で抑えつけないと、認知症故に突然周りの人間に多大な影響を与える強い能力を意図せずに発してしまう。いくら強い能力を持っていても、老化という誰しも必ず迎える生物学的劣化には、いかんともしがたいということ。


ローラ役のダフネ・キーン。いや、たいした演技力でした。今後が楽しみですね〜。個人的には、彼女を見ていて留学時代の同じ空手クラブにいた女性を思い出してしまいました。どちらも犬顔で、眉間にしわを寄せる顔がとてもよく似ていて・・・。😅


家族愛、親子愛というものを知らないローガンが、どう変わっていくか。これがこの作品の肝でしょう。それをヒュー・ジャックマンはとてもよく表現していると思います。だからこそ、最後のシーンで泣けてしまいました。彼の台詞が泣かせます!『あぁ、こういう感情なのか』ということを告げながら旅立つシーンは、ボロボロ泣けてしまいましたわ〜。プロフェッサーXがローガンに、『家族というものがどう言うものか、経験しておくべきだ』というようなことを告げましたが、彼はまさにそれを最後に経験して旅立てた。それだけでも、彼の人生に悔いはなかったと言えるでしょう。


後この作品で、ローガンが言います。自分を傷つけた人間のことより、自分が他人を傷つけたことの方をずっと深く後悔している、と。これが『良心』でしょう。最近では、この『良心』が欠如した人間が山ほどいるなぁと感じて仕方がありません。


さすがR15指定だけに、血もたっぷりですし、結構残虐なシーンが多いので、見る人を選ぶとは思います。ですが、ヒュー・ジャックマン演ずるウルヴァリン最後の映画、見ておいて損はないのではないか?と思います。いろいろ考えさせられること請け合いです。

2017年6月14日 (水)

バイオハザード:ヴェンデッタを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『バイオハザード:ヴェンデッタ』を見てきました。個人的ランクC-。公式サイトはこちら


何も考えずに見る分にはおもしろいかと。個人的には、レベッカが美人で目の保養になりましたわ〜。しかし、あの若さで教授?いや、確かにアメリカ社会ならあり得ると言えますけど・・・。


レオンのやさぐれっぷりが笑えます。彼はそんなに繊細だったか?と思えました。確かに、彼の悩み顔はSっ気をそそられますけどね〜。あはは〜。そういう意味では、クリスの方が単純思考なだけにタフかも。


おもしろい映画ですが、ゲーム内なら普通に流せてしまったかもしれませんが、映画としてみると、どうしても違和感を感じるシーンが多いですね。前作の方が違和感の感じ方が少なかったかな、と思いました。


このエンディング、次回作を映画として作るのか、それともゲームの方で使うのか?!と気になりましたね〜。


アクション映画としてみれば、十分に及第点だと思います。ガンアクション、かなりいい線を行っていると思います。


この映画、ある点で素晴らしいです。だれが本当に悪いのか?と言うことです。死の商人が悪いの?それとも、その死の商人の結婚式に、無関係の人間もろとも爆殺しようとした『ある国』が悪いのか?負の連鎖は断ち切るのが難しいというの同時に、その連鎖を断ち切るために武力を使っては意味がない、と言うことだと。現実社会でも、この映画を全く同じことが日々起こっているなぁと感じます。


驚いたのが、観客のほぼ半数が女性客!バイオハザードのファンが多いのか、それともレオンやクリスのファン?

2017年6月13日 (火)

ちょっと今から仕事やめてくるを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『ちょっと今から仕事やめてくる』を見来てました。個人的ランクA-。公式サイトはこちら


いや、いい映画でした!ブラック企業、もうね、ひどいです。現実はもっとひどいんでしょう。権力という肩書きを持っているバカが上役だったり社長だったりすると、本当に殺されますわ。殺されてもいいという人だけ、そのままそのブラック企業に勤めていればいいと思います。個人的には、この映画の上司に対して、心の底から怒りと憎しみがわきました。役を演じた吉田鋼太郎さん、素晴らしい演技でした!!観客に心底怒りと憎しみをわかせるほどの演技力だったのですから。私なら、主人公のような態度はとれないですね。間違いなくこの上司を動けなくなるまで殴りつけてます。ここまで人間としての尊厳というか、人間性を否定されて、それでも『生活のために』という題目のために自分を殺すことは、今の私にはできないからです。昔の私はしていましたよ。その結果、心と体調を壊すことになりましたけど。だからこそ、今の私はもう二度と、自分の心と体、特に心を壊すことはしたくないし、できないです。『生きる』という意味、金を稼ぐことと言うことと同意ではありません。そのことを多くの人に考え直してもらいたいです。


ヤマモトを演じた福士蒼汰さん、これまた演技がうまい!これはぜひ、映画館で見てほしいです。


主人公の両親も素晴らしい!『生きているだけでいい』。まさにその通りなんですよ!父親も、息子から職を失ったことなどをなじられても、じっと我慢したこと。自分の経験と重なって涙が止まりませんでした。いえ、私がなじったのではないですよ。私はなじられた方です。私も我慢しましたが、あのときの経験は、口では簡単に表現できないほど辛いものでした。


この映画で言われます。『空の青さを見たか?』。人は、辛いときが続くと上を見ません。空を見ません。地面ばかりを見るようになります。経験がある方は、このことをすごく理解できるはずです。理解できない人、あなたは「たまたま」運がいいだけです。次の瞬間には、そんなあなたが地面を見る立場になると言うこと。決して忘れずに。


この映画、終わりの方になればなるほど泣かせてくれます。私ももう、号泣で涙が止まりませんでした。『有り難う』。ヤマモトからの言葉には特に!彼は、主人公を助けることで、彼自身が救われていたのです。このことがわかる人は、自分自身がとてつもなく辛い目に遭っているという経験がなければ、多分理解できないでしょう。私もヤマモトと同じ立場で、主人公を救えたときに全く同じ言葉を口にします。人は、他者を助けるという行為によって自分自身が救われるのです。そういう意味では、私は自分を救いたくてこの仕事をして居るとも言えます。


ある人が言われてます。人生、生きているだけで80点と。私なら100点をつけます。その上で他人を助けるなら、120点かそれ以上です!人間、生きているだけで100点満点だと、私は強く言います。


自分の心を殺して、生活のためという題目で生きているというのは、生きているとは言いません。それは死んでいるというのです!生きているというのは、心が生きている状態を言います。終盤、主人公が見せる笑顔、これが『生きている』と言うことです。


私も医療者として、体の不調だけでなく、患者さんの心の状態まで見ているつもりです。正直、体の不調より心の状態の改善の方が大切です。西洋医師は、その点をかなり軽視していますね。まぁ、テストの点数の取り方はわかっていても、人の心の機微を感じることのできないバカが医師になっているのが現代です。医師育成システム自体が間違っているとしか思えないので、仕方ないかもしれませんが、その迷惑を被る患者側としてはたまったものじゃありません。


この映画、仕事について、生きていると言うことについて考えさせてくれる、実にいい映画です!ぜひ多くの人に見てもらいたいです!

2017年6月12日 (月)

メッセージを見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『メッセージ』を見てきました。個人的ランクB+。公式サイトはこちら


うん、いいSF映画です。ですが、本当にSFと言い切っていいものかどうか?と。というのは、この映画、SF映画と割り切れないからです。


主人公の女性の心の成長というか、過去からの脱却というか、1人の女性の成長を描いていると感じるからです。


ヘプタポット(この作品に登場する宇宙人のことです。私たち地球人も宇宙人ですよ)との意思疎通の場面は、心の底からわくわくしました。私自身、英語が全くできないのに留学した時を思い出してしまい、コミュニケーションについて再度考えさせられました。ノンバーバルコミュニケーション、つまりジェスチャーが実際のコミュニケーションの7割近くを占めているということを、この映画は再度教えてくれました。


少しネタバレになってしまいますが、この作品で描かれている『時間』について。時間というのは、リニア(一直線)に、一方的にしか流れないと信じきっているのが現代人ですね。実際には、時間というのは『観念的なもの』であるということに気がついていない人が多いです。何を言っているんだ?ですか?一つ身近な例を挙げましょうか。何かに集中しているとき、時間の流れをどう感じています?体感では1時間以上集中していたと思うのに、実際は15分程度のわずかな時間しか、実時間では過ぎていなかったという経験はありませんか?逆の場合もあります。体感でわずかな時間しか過ぎていないと思っていながら、実際はかなりの長時間を経過していたと。(私なんて、ゲームに熱中していて、ふと気がつくと深夜?!あれ?!!ということがよくあります。)別の例を挙げれば、事故に遭ったときとかに、すべてのことがスローモーションのように見えた・感じたと言うこと。私の同期の友人、交通事故で飛ばされたときに、宙を舞いながら自分の今までの人生で経験したことと、飛んでいる自分が見ている風景までコマ撮りで同時に見たと後で聞かせてくれました。私自身は、座禅を組んでいるとき、2時間半座禅を組んでいたはずなのに、体感では15分程度しか感じなかった経験があります。このときは、一度として僧侶から例の木で叩かれることがなかったので、寝ていたわけではないのです。寝れば即座に叩かれますから!この経験は未だに覚えています。忘れようにも忘れられないのです。


時間というのは一方通行的に、一直線に流れるものじゃないのです。ですから、この作品で描かれる、ヘプタポットの言語を理解すること(時間というものの視点を変えること)で、時間というのは一直線に流れるものではなく、未来予測を簡単にできるようになるということ、とても真実をついていると思えて仕方がないのです。あぁ、そうそう、もう一つ。他言語を学ぶというのは、その他言語の文化も学ぶと言うことと同意です。言葉は文化ですから。


『インターステラー』ほどすごいSF映画ではありませんが、この作品も実に素晴らしいです。人によって見方がかなり違うでしょうね。単純につまらんと言う人も居るでしょう。いろいろ考えさせられて、余韻に包まれる人も居るでしょう。こういう映画はそれでいいんだと思います。ま、私個人は、単純な見方しかできない人とこの映画について語り合いたくないですけど。


海外サイトによると、この原作の方がもっと素晴らしいと評価されています。これは一度、この原作を読んでみないといけませんね。

2017年5月 7日 (日)

名探偵コナン から紅の恋歌を見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『名探偵コナン から紅の恋歌』を見てきました。個人的ランクD。公式サイトはこちら


え〜、私はアニメ映画も好きですが、コナンの映画は好んでみる映画ではありません。今回は、娘にせがまれて選んだ次第です。ま、それでも初めて子供たちと一緒に見た映画になりました。私自身が記憶している、私が初めて母親と一緒に見た映画は『ジョーズ2』でしたね〜。初映画がジョーズというのが、今の私のホラー、サスペンス好きを決定しているのかも?


相も変わらず、冒頭から事件が起こりますが、必ずその事件現場にいるというコナン少年。ん〜、ファンには申し訳ないのですが、彼は死を呼び寄せる疫病神としか、いや死神としか思えないのです〜。彼がいるせいで事件が起こり、その事件に首を突っ込み、解決するというマッチポンプを演じているだけでは?と、うがった見方をどうしてもしてしまいます。😓


結構笑わせてくれます。子供たちも笑っていたので、子供にも十分受ける笑いだったかと。


ちょっと伏線が子供にはわかりにくいのでは?と思いました。やっぱりそうかぁと思ったのが、見終わってから子供たちから「誰が犯人だったの?」と聞かれたからです。😱それとも、うちの子供たちに読解力が足りないのか?あの犯行理由を理解するには、ある程度の人生経験が必要だろうとは思いますけど。中学生ぐらいになっていないと、わかりにくいだろうとは思います。


ツッコミどころは結構あります。でもこの作品は、突っ込んではいけないのですよね〜。😵


劇場はほぼ満席でした。大人もかなり多いのに驚きました。子連れという意味ではなく。てっきり中高生の方が圧倒的だろうと思っていただけに、びっくりしましたわ〜。それだけ大人にも人気と言うことでしょうか?


エンドテロップ後に、さらにエンディングシーン。そしてそのエンディングシーンの後に、来年に新作映画をやります!という広告が。すごいなぁと素直に感心しました。Back to the futureのように、最初から三部作(違いましたね。2作目を作ったときに長くなり、3作目としなければ収まりがつかないとなったのが真相だと聞きました)などの連作として作る予定の作品以外で、もう来年の広告を打つのを見たのは久しぶりでしたから。

2017年5月 6日 (土)

イップ・マン 継承を見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


「イップ・マン 継承」を見てきました。個人的ランクB+。公式サイトはこちら


前作2本とも見ていますが、今作はこれまた実に素晴らしい作品に仕上がっています!カンフーファンなら、そして私のように自身がカンフーを学んでいたなら、この映画は必見かと。


イップ・マンの何がそんなにいいって、そこはかとなく哲学を含んでいるからです。カンフーは哲学であると私は思っています。東洋医学がまさにそうであるように。(東洋医学、つまり鍼灸は哲学ですよ。)武術と医術は突き詰めると同根になると思います。どこが?と思う人。武術は確かに他者を傷つける技術ですが、それは人体のどこをどう攻撃したら望む結果が得られることを熟知しているからです。逆にいえば、今怪我をしている人が居れば、どうしてそういう怪我をしたのか、どう対処したらその怪我を楽にできるかも熟知していると言うことです。日本の柔道整復。これは柔術と医療の融合みたいなものです。X-rayなどない時代、手に伝わる感覚と患者の痛み具合だけで診断、治療をしたのですから。カンフーは急所を狙いますが、その急所の多くが鍼灸の経穴と一致します。これもまた、武術と医療の融合、もしくは表裏一体であることの証明かと。漫画の「北斗の拳」でも似たようなシーンがありましたよね?トキが北斗神拳の技術を使って病に悩んでいる人たちを治療していましたから。


今作では、マイク・タイソン(ヘビー級ボクサー)とやり合いますが、いやはや、すごいわ〜でした。イップが体重差、身長差をどう攻略するか。ぜひ劇場で!実際、あれをやられたら、もう拳を握れませんけどね。個人的には、合気道ならあの体重差をうまく利用するだろうなぁと思いました。タイソンのような人間が、赤子のように振り回されただろうと。


同門でありながら、まるで光と影のような対照的な役を演じたマックス・チャン。いやぁ、アジアのジョニー・デップ?と思うほど彼に似ていると思ったのですが、いかがでしょう?それで居ながら、彼の技の切れ、これもまたすごいわぁ〜。同門同士の試合、これもすごいアクションなので、ぜひ劇場で見てほしいです。


イップは試合を放棄してまであることを最優先します。これができる人間が、本当に大切なものが何かをわかっている人間だなと思いました。私ならどうだろう?できるだろうか?と問わずには居られませんでした。特に若くて血の気があったときなら、どうだっただろう?


この作品、DVD発売と同時にポチりそうです。というか、まず買ってしまいますね。手元に置いて何度も見返す作品の一つになるのは確実でしょう。


私の習ったカンフーも、詠春拳の流れを含んでいるので、あの動きの数々に体が動きますね。前作の最後に、幼いブルース・リーが出てきますが、今作では成長した彼がでます。リーの大ファンとして、感無量!いや、本物じゃないですよ?そっくりな役者さん(チャン・クォックマン)ですが、個人的にはよく似ていると思うので、大好きな役者さんなのです。


イップが最後に使った技、あれって、発勁じゃないかしら?見た人はどう感じたでしょう?


カンフーファンなら、そしてイップの哲学的考察、とにかくアクション映画が好きな方、これはおすすめです!

2017年5月 4日 (木)

バーニング・オーシャンを見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『バーニング・オーシャン』を見てきました。個人的ランクA-。公式サイトはこちら


なぜこんなに高評価なのか?それはひとえに、福島原発事故および、それ以後、現在の日本政府と電力会社のしている原発推進が見事に重ね合わさるからです!人間て、本当に他山の石として学ばないのだなぁと。


この映画も実話です。公式サイトでは、世界最大級の人災とうたっていますが、私に言わせれば違います。世界最大級の人災は、福島原発事故です!!福島原発事故、津波の予想到達高度もでていましたし、福島原発の弱点もすでに指摘されていました。ですが、東電はそれらをことごとく無視しまくった結果が、福島原発事故なのですよ。


この映画もほぼ同じ経過をたどります。オイル会社の人間の、

  • 詭弁を(まさに詭弁!ありもしないような理論を、それが理由だと言い張ります)
  • それをあたかも真実かのように見せかけ(この話術がすごい)
  • 現場の経験を積んだ人たちの意見を『雇い主だから』という権力で無理矢理抑えつけ
  • 金のためだけに(人命も自然もどうでもいい。とにかく一番大切なのは『金』)

強行した結果起こった人災です。


見ていて非常に腹が立ちましたよ!役者の配役がこれまたいいんですわ、これが!詭弁を弄して丸め込むのが、ジョン・マルコビッチ!彼の演技力がすばらしい!本当に、心底憎らしく思えますから。


現場の乗員の命を預かる総責任者である、ジミー演じるカート・ラッセル。いい味出しています。そして、リーダー足るもの、こうでなければいけません。なにしろ、詭弁を弄して採油を強行し、結果事故を起こし、彼の部下の命を危険にさらし、11名もの部下を殺したマルコビッチ演ずるヴィドリンを彼は助けるのですよ!船長として、総責任者として、部外者の命は守る、と言うリーダーとしての責務を全うします。男として惚れますね。そして思ったのですが、私がジミーなら、果たしてヴィドリンを助けるだろうか?と。私は医療者です。命を何より大切にします。ですが、詭弁を弄してとんでもない人災を起こした原因である、このヴィドリンを助けるだろうか?と。う〜ん、今のところ、助けないどころか、火の海に突き落とす方に60%です。日本人に特有の、『死んで責任をとれ!』をこの手でやらかしそうです。


本当なら、すぐにでもパイプラインを切断していたら、さらなる犠牲は防げただろうと思います。ですが、それをしようとした操舵手を止めます。彼女の上司が、自分たちにその権限はないから、と言う実にくだらない理由で!切断が遅れたため、被害は拡大、より多くの命も失われました。見ていて悔しいと同時に、私なら上司の命令を無視してパイプを切断しますね。そうするのが最善だと自分が思ったのなら、それを行います。もしかしたら、逆の結果になるかもしれません。当然、職を失うでしょう。ですが、そのとき、自分の持てるだけの知識と経験から、パイプを切断しなければさらなる危険が起こると予測できたのなら、迷わずそれを行います。さて、あなたならどうしますか?その知識があり、それができる場所に居るとしたら。さて、あなたはどう動く?すぐ切断すれば、これ以上の被害を防げるかもしれない。人命を失わなくて済むかもしれない。でも、自分の職はなくす可能性が高い。これは、見た人一人一人に問われていると私は思います。


巨大企業は、金のためなら本当に何でもします。詭弁、倫理の歪曲、圧力などなど。今の原発政策も全く同じです。3・11で原発の危険性がこのあほの日本国民もわかったはずなのですが、どうもそれを理解しなかったのは、原子力ムラ、電力会社、そして官僚と政治屋どものようです。未だに福島原発の収束なんてありません。にもかかわらず、アホの国民も糞政府の発表に流されて、あの事故はなかったかのように消されようとしています。

  • 東京に数多くのホットスポットが残っていること。
  • 子供たちが深刻な内部汚染にかかっていること。
  • 汚染水をどうするか?
  • 汚染土をどうするか?
  • なにより、未だにプールの底にたまっている、メルトダウンした核物質をどう処理したらいいのか、今の科学ではその理論はあっても机上の理論であり、なんら確立した技術は存在しないという事実。

このことを大馬鹿の日本国民は理解していないだろうと強く言いたい。


金のためなら事実をねじ曲げてでも、強行すればいいというのは、この映画で如実に描かれ、そして今の日本で、九電や関電が原発再稼働のために金と机上の空論や詭弁を弄してしゃかりきになっていること。この映画の通りに結果が待っていると思わずには居られません。この映画では、洋上プラットフォームで済んでいますが、日本国内で、九州や石川県などで再度原発事故が起こった場合、もう日本には住む場所も、食べられる農作物を作る農耕地も、飲める飲料水を得ることも、ほぼ不可能になるのですよ。このことを理解していますか?原発推進派の大馬鹿共、自分たちは離れているから大丈夫と思っているなら、それは大間違い。おまえ達の食料や水はどこから供給されている?それをちょっと考えればわかるはず。それとも、日本を捨てて、その有り余る金で国外逃亡するかね?自分たちのしたことの責任も取らず、多くの罪なき人たちを死に追いやり、土地を、空気を、水を、海を汚染しておきながら、自分たちだけ生き延びられればそれでいいと?はっはっは、そんな風に考えているとしたら、決して逃げられないことを今のうちからよくよく覚えておくといいです。


11名です。11名もの人命が失われます。それも、金のことしか考えていなかった巨大企業のごく少数の人間によって。こんな理不尽、許されますか??エンドテロップに出てきますが、ヴィドリンをはじめとする会社の奴ら、故殺で訴えられますが、逃げます。オイル会社という金の力で逃げたのでしょう。ですが、こやつら、良心から逃げることはできませんし、不変の霊的な裁きからも逃れることはできません。生きている間に、もしくは死んだ後にその責任を取らなくてはいけません。これが『因果応報』というものです。そして、人間はこの因果応報から逃れることはできません。何人であれ、どの宗教を信仰していても、そんなことは全く関係のない神のルールとして適応されます。だからこそ、だからこそ、生きている間に他者のために尽くすことが大切なのですよ!自分のこと、金のことにのみ執着するのではなく、困っている隣人、他者のために尽くすことが大切なのです。まぁ、キリスト教もこのことをしっかり述べているのですが、都合よく解釈し、偏向して捉えているのが今の教会です。


個人的には、この映画を各電力会社の役員共、糞政治屋、糞官僚共、最低1000回見ろと言いたいです。己が欲望のために倫理も論理もねじ曲げた結果、多くの人を死に追いやり、自然を破壊し、結局何も手に入れることはできないと言うことを理解するために。そして、同時に腐りきっている現日本政府の発表を鵜呑みにしている総バカの日本人も、この映画を見て、自分の頭でものを考えることを思い出した方がいい。


私個人としては、この映画は近々起こりかねない、日本で2度目、世界では3度目の原発事故を予言していると思えて仕方がないのです。そして、再度書きますが、次の原発事故が起こるとしたら九州です。起こったとき、この日本に住めるところはまずなくなります。そうなったとき、糞政治屋や糞官僚共はなんというでしょう?九電はなんと言って責任逃れをするでしょうか?再稼働にOKを出した知事や裁判所はなんと言って言い逃れをするでしょうか?とっても見たいのですが、残念、そのときにはこの日本は存在しないかもしれません。

2017年5月 3日 (水)

チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話を見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』を見てきました。個人的ランクB+。公式ホームページはこちら


いや、よかった!笑った!そして、感動して号泣した、です。青春群像劇だと私は思いますが、いい!いいものはいいのです!文句なくいい!う〜む、子供たちがもうちょっと成長したら見せてやりたい・・・。そのためにはDVDなりで手元に置いておいた方がいいかも・・・。そう考えてしまうぐらい、実にいい映画なのですよ!


主役の広瀬すずがうまい!また、周りの役者達もうますぎ!!教師役の天海祐希さん、これもまた絶品の演技です。


地獄先生(天海祐希さん)、教師としての理想の一つと言えます。教師として、どう行動しなくてはいけないのか?と言うことを体現しています。今の教師達に、この地獄先生のような情熱と教師としての使命を持って仕事を、教師という生き方を選んでいる人間って、どれぐらい居る?と問いたいです。


教頭、これがクズ!もう、クズっぷりが非常にいい!こういうクズが教頭というのは、実はとんでもない問題だと思いますけど。校長役のきたろうさん、笑わせてくれますわ〜。配役が最高と言いたいです!監督最高!


高校生の友情、やる気、目的を持ってどう高校生が変わっていくか、人間が変わっていくのか。それをとても上手に描いていると思います。人間、何か目的を持っていると、それをなんとしてでもやり遂げたいと強く思っているのなら、それに向かって邁進するはずなのです。今、何も情熱をもてない人、そういう人こそこの映画を見てほしいと切に願います。何でもいいんですよ。自分で『やってみたい』という目標を持つことが、どれほど人間にとって必要なのか、と言うことですから。医療的にも、なにかしら生きるために目標を持っている人ほど、難病であっても不思議に生き延びます。人の心って、本当に摩訶不思議であり、その心の状態が肉体に及ぼす影響は、計り知れないのです


笑えて泣ける、とてもいい映画です。ぜひ、多くの人に見てほしいです!

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