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カテゴリー「映画・テレビ」の303件の記事

2017年11月25日 (土)

KUBO クボ 二本の弦の秘密を見てきました!!!

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『KUBO クボ 二本の弦の秘密』を見てきました。個人的ランクA+!!!公式サイトはこちら


もう、文句なく、今ならこれを見ろ!!!という作品でした。これ以上、何も言えないぐらい、素晴らしい作品なのですよ、これ。


ストップアニメーションですが、これほどすごいのは久しぶりです。スタッフの方々の苦労が忍ばれます。ですが、結果としてこれほどのすごい作品になっているのです。スタッフとしては、感無量ではないでしょうか?(私ならそうです。)


日本が舞台なので、見事なつり目です。まぁ、しかたない。実際はそうじゃない人が多いのですが、西洋人から見るとそうなのでしょう。本当に仕方がない。ですが、そんな些細なことなど、吹っ飛ばしてくれるほど、この作品は日本について描かれていると感じました。灯籠流し、祖先の墓参りの意味などなど。かつて、日本の文化について、これほど描いた西洋の作品があっただろうか?と。私の記憶には、存在しません。エンディングテロップで、オレゴン州の日本人社会や、カリフォルニア州の日本人社会に、いろいろ協力を求めたことが出ました。だからなのでしょうね、これほど日本文化について、それも灯籠流しや墓参りという、祖先の霊をまつる日本文化について理解しよう、正確に描こうとした監督やスタッフに、感謝と感動しかないです。


私が見たのは字幕版でしたが、英語の発音通りに、クレイアニメの舌が動いているのには、驚きましたわ。すごい、ここまで人間の動きを多少大きめにデフォルメしているにもかかわらず、正確に表現していることに。舌の動きですよ?それをきちんと表現しているのは、驚きました。いや、心底。"TH"の発音のところが一番わかりやすいです。


ストーリーは公式サイトにまかせますが、とにかく、今何を見たらいい?と聞かれたら「これを見ろ!!!」と即座に断言できる映画はコレデス。タイトル通り、三味線の、二本の弦の秘密と、そして残り一本の弦。この作品、大切なことを見事に描き出しているなぁと思います。今の日本、この大切なことを忘れている人が多すぎる気がして仕方がないです。いや、日本だけじゃなく、世界でも同じでしょう。


劇中で流れる、そして大事な役目を持っている三味線が、これほど効果的に使われたのは、あまりないのではないでしょうか?エンディングテロップによると、日本人と外国人のお二人が、演奏していたようです。とにかく、その演奏が、音が素晴らしい!BGMとして、これほど日本の三味線が物語に影響を与えているのは、ほかに知らないです。


お金も時間も全く損はしません。これは、DVD発売と同時、いや、予約してでもポチってしまうでしょう。手元に置いておいて、何度も見たい作品の一つです。


エンディングのテロップが流れても、絶対に席を立たないように。それは驚くほどの、制作現場が見られますので。


ところどころ笑えて、そして父、母の愛情を感じられ、ドキドキハラハラし、なにより『相手を許す』ことがどんなに大切なのか、ということを学ばしてくれる、非常にできすぎた作品です!!


もう、老若男女問わず、とにかく見に行け!!という映画は、本当にうれしいですし、生きててよかったぁ〜と心底思えるのです。

2017年11月24日 (金)

ミックスをみてきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『ミックス』を見てきました。個人的ランクC+。公式サイトはこちら。


いや、思ったよりおもしろかったです!各キャラが立っていて、誰もが主人公という感じでした。個人的には、小日向さん、生瀬さん、吉田鋼太郎さんのキャラがよかったですわ〜。小粒ですが(出演が少ないという意味です)ピリリ!と。


かなり笑わせてもらいました。それでいて、ホロリとくる場面もあり。笑い一辺倒ではなく、シリアスなところも入れてあったのも、よかったと思います。


新垣さん、いい味を出しますね〜。いい女優さんに育っていると感じます。


元彼役の瀬戸さん、いやぁ、クズ男っぷりを見事に表現されていました!ここまでクズだと、いっそ気持ちいいぐらいですわ。ただ、こういう男と友人には絶対になりたくないです。


遠藤さん演ずる落合夫婦。なぜ卓球をしているのか?という理由が分かるシーンでは、涙ボロボロでちゃいました。子を持つ親なら、共感できるはずです。


スポ根ですが、卓球の面白さをもうちょっと伝えられたら、と感じました。「あさひなぐ」でもそうでしたが、題材にしているスポーツの面白さ、厳しさ、などなどを、もうちょっと上手に伝えられませんか?私は卓球をしたことがないので、こういう素人に卓球の面白さを伝える演出方法があったのでは?と。「あさひなぐ」でも、全く同じでした。監督自身が、撮影前に実際にそのスポーツを嫌と言うほど体験した方がいいと思います。


この作品は、万人にお勧めできます。現在、笑いたいという映画をお探しなら、この作品ですね。

2017年11月23日 (木)

斉木楠雄のΨ難を見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『斉木楠雄のΨ難』を見てきました。個人的ランクD-。公式サイトはこちら


『銀魂』の実写版が思ったよりもおもしろく、よくここまで作った!と感激したので、同じくジャンプの漫画からの実写版、この作品を選んだわけです。


結果、ほとんど笑えない・・・。いや、各役者の方々はその役柄をうまく表現しようと努力されていたのは、すごいです。ですが、全体でこの作品を見ると、笑えない・・・・。アニメ版の方が、ずっと笑わせてくれます。


橋本環奈さん、顔を崩してでも体当たりで役作りをしていました。ここまで顔崩してもいいの?と心配になるぐらい。でも笑えない・・・。


新井さん、原作そのもののキャラには驚きました。一番キャラを忠実に表現していたかも?


う〜ん、多分、撮影現場はとても楽しかったと思います。ですが、銀魂のようには、この映画はできあがらなかったです。現場が楽しんだだけの作品であり、観客のことを置き去りにされてしまった感が強すぎます。


笑えると期待して見に行ったため、余計にその落胆がひどかったです。う〜ん、今年一番笑えた映画は、『トリガール』ぐらいです。

2017年11月22日 (水)

先日、TVで放送されたシン・ゴジラについて

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


先日、TVでシン・ゴジラが放送されました。私はTVがないので、興味のある患者さんたちにはお知らせしました。その後、患者さんたちから感想を聞き及ぶに至り、TV局が今の糞安倍政権に忖度したのではないか?と感じたので、この記事を書きます。


何に一番そう感じたのか?といいますと、ゴジラによって総理やその取り巻き連中が乗ったヘリが打ち落とされるシーンが、丸々カットされていたそうですsign03


ぶっちゃけ、私はDVDでシン・ゴジラを見るたびに(頻繁に見ていますわ)、この総理とその取り巻き連中が乗ったヘリが打ち落とされるシーンは、毎回(そう、毎回です!)「YESsign03sign03」と握りこぶしを天に突き上げてます。(アメリカ人は、こんな感じで映画館でそのときの気持ちを表現しますよ。)それぐらい気持ちいいシーンなんです。えぇ、私はこのシーンに、今の糞安倍政権を思いっきり重ねています。さて、このシーンを削ってしまうと、いきなり政権が交代しているということになってしまいます。見ている人は「たぶん、ゴジラにやられたのかな?」とは思うでしょうが、やはり、きちんとゴジラによって総理やその取り巻き連中が死ぬシーンを入れるべきだったと思いますね。


あと、劇場に何度も足を運んだ方からの言葉によると、TVでは、会議のシーンが妙にテンポよすぎた感じがした、と。劇場では、『間』がありました。会議のシーンでも、間があり、それが人が考えているという演出になっていたのですが、どうやらTV版では、CMを入れるためにそういった間まで削りまくったようで。


で、CM。患者さん曰く、とにかくCMが無茶苦茶多く感じた、と。昨年、すごい話題をさらった映画です。それにCMを流せば、見る人が多いだろうという予測が立つのは分からんでもないです。そして、TV局はCMの広告料で成り立っている商売ですから、視聴率が見込める番組には、いつも以上にCMを入れたのも当然でしょうね。ただ、そこには、見ている視聴者の気持ちは完全に置き去りです。視聴者側は、極力CMの少ない、連続したものを見たいのです。結局TV局側は、視聴者のことよりも、スポンサーの方を優先した、ということです。資本主義社会なら仕方ないだろう、CMが嫌ならDVDをレンタルしてみればいい、という話になるのでしょう。


とまぁ、TV版はいろんなところがカットされまくった状態です。ぜひ、本来の映画を、面倒でしょうがレンタル等でご覧になってください。

ブレードランナー2049を見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『ブレードランナー2049』を見てきました。個人的ランクB+。公式サイトはこちら


前作の大ファンです!あの雨、レプリカント、ブレードランナー、雑多な文化の混じった街。どれもこれも素晴らしく、ブレードランナーを見ずしてSF映画ファンとはいえない!と思うほどです。


さて、今作では前作の30年後という設定。前作のような雨のシーンはほとんどなく、砂漠のシーンがメインと感じます。環境の激変のようですが。今作では、さらに格差が(現代と同じく)広がっています。街中では、文化の混じり具合は前作同様、わくわくさせてくれますよ!


冒頭からわくわくさせてくれます。ブレードランナーのK(ライアン・ゴズリング)とレプリカントとの戦闘シーン。ここでレプリカントが「奇跡を見た」という一言が、まさに奇跡と私は感じました。そうそう、30年後だからなのか、気候が激変してしまったからなのか、昆虫食や昆虫から得る栄養素がこの時代にとっては大切なようです。現代社会もほぼ同じですわ。真剣に昆虫食や昆虫から様々な栄養素を得た方がいい時代になりつつありますから。(アメリカが諸外国に強制している、アメリカ産牛肉。この牛の排泄するメタンガスが、CO2よりずっと温暖化に影響を与えていますし、放牧のために森が減り、結果としてCO2吸収量が激減、さらにメタンガスの放出が増えるという悪循環が、ずっと起こっているのですけどね。アメリカ人は、基本文化のない国民です。文化がないからでしょうね、力で世界の中心となろうとし続けています。)


Kの苦悩を、ゴズリングはとてもうまく表現しています。見ているこちらまで苦しくなるほど。自分がレプリカントだったら、彼のように苦悩してしまうだろうな、と。これって、前作のレイチェルもそうだったので、彼の苦悩はレイチェルへのオマージュなのかもしれません。あ、レイチェルの映像も出ますが、今のCG技術のすごさを改めて感服します。


セキュリティコンピューターの作り出した人格が、この映画に描かれているぐらい親身になってくれるのなら、正直、生身の相手はいらないんじゃない?と思えてしまいましたわ。ま、生身、ということの大切さ(?)もこの映画に描かれています。


ハリソン・フォードが演ずるデッカードが出てきたときは、やっぱりファンとしてうれしかったですね〜。前作では、デッカードもレプリカントでは?という思いをさせる出来でしたが、この作品で見る限り、デッカードは人間と思いました。あ、いや、でも奇跡が起こったことを思えば、デッカードもレプリカントかも・・・?と思えないでもないです。う〜む、こうして悩むのもこの映画の楽しいところです。


公式サイトにもありますが、人間とレプリカントを分けるのは何か?現代人にも当てはまりますわ、これ。人間とはおもえないような輩が急速に増えている現代、まさに人間とレプリカントを分けるのは何?というように、人間と人間とは思えない輩とを分けるのは何?と。なにが人間を人間とさせているのか?これを現代人は今一度考えた方がいいと思います。『鋼の錬金術師』にもありましたが、人間を構成している元素(物質)は、正直子供の小遣いでも買えてしまう程度なのです。でも、その構成物質を集めたところで、人間にはなりません。なにが人間を人間とさせているのか?多くの現代人が崇拝している、現代科学を持ってしても、大腸菌すら作り出すことはできません。水一滴ですらそうです。水、H2O。水素1分子と酸素1/2分子。人工的に水を作り出せますが、そのためには多くの機材と膨大なエネルギーが必要になります。自然はいとも簡単にそれを成し遂げます。それを考えただけでも、自然というのは神と同じと思えません?あ、ちょっと話がずれてきていますね。


2時間40分ほどある長い映画です。ですが、そんなこと全く気にならなかったです。ずっとこの世界に没頭していましたから。


何が『奇跡』だったのか?SFファンはもちろんのこと、哲学的な考察が好きな人も、この映画はおすすめです。

2017年11月 3日 (金)

ゲット・アウトを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『ゲット・アウト』を見てきました。個人的ランクC+。公式サイトはこちら


サスペンスホラーと分類します。いや、思ったよりよかった!おもしろかったのです、これ。とにかく流れがいいのです。退屈させない。こういう分野の映画では、見ている人を一時でも退屈させてはいけませんから。


自分の彼女の実家に行ったことから起こり始めた、ちょっとした違和感。その違和感がだんだん大きくなっていくのが、見事に表現されています。いえ、冒頭は「まぁ、そんなこともあるかも」という程度ですが、これが、だんだんそんな単純なものではないのでは?となってくる恐怖。いやぁ、おもしろい!この映画を見て改めて思ったのが、人間の直感というのを無視してはいけない、ということです。


中盤からの、怒濤の流れがすごい!もう、身を乗り出して見ていました。個人的には、彼女の実家での夕食時、彼女の弟の言動および両親の言動から、もしかしたら・・・と思ったのですが、意外とそれが当たっていました。👍🏻


自分の信じている人(たち)が実は・・・というのは、やっぱり怖いものです。似たような映画として『ゴーン・ガール』もあげられます。やっぱり女って・・・と男の私は思ってしまいました。😓


ラストシーンがいいんですわ、これ。いやぁ、スキッとします。(どこが?と言われそうですが・・・。)


医学的には、催眠術でそこまで人の行動をコントロールすることができるのだろうか?と疑問に思うのですが、逆に催眠術という古い手を使っているのが面白さを増していると感じます。


同じく医学的にですが、○移植(これを書いたらでっかいネタバレになってしまうので書けないですわ)するのに、あんな滅菌されていない普通の部屋(らしき)場所でするのは、感染が起こって恐ろしいわ!と思うのですが・・・。ま、軽いネタバレをすると、これを受けた人は帽子をかぶっていたり、髪の毛を妙に気にしています。って、これもでっかいネタバレ?!


お金と時間の損はしませんよ、この映画。ドキドキしたい人は、この映画を是非見てください。アメリカでもっとも厳しいと言われている評価では、すごい評価を受けています。低予算でありながら、この面白さ!う〜む、まだまだアイディア次第では、とんでもないほどおもしろい映画が作れるということです。

2017年11月 2日 (木)

いのちの岐路に立つを見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『いのちの岐路に立つ』を見てきました。個人的ランクA+。公式サイトではないですが、この映画について素晴らしい説明をされているサイトはこちら


以前から私も書いていますが、この日本は世界で最も成功している社会主義国家です。民主主義じゃないの?とほとんどの人が思うのでしょうが、この国は見事なほど社会主義国家です。そして、その社会主義国家故に、世界唯一の被爆国なのに、未だに原発で下請作業員の人々に被爆させ続けていること、ほとんどの日本人が知らない真実をこの映画は明らかにしています。


原発はコンピューター制御で安全です?これって、電力会社や国が言い続けていることですが、実際は全然違います。以前も書いたとおり、原発は蒸気機関です。19世紀の産業革命の時の技術を未だに使い続けている、『時代遅れ』の代物です。この映画でも描かれていますが、原発の中って、パイプだらけです。パイプです。そのパイプを修理、点検するのは誰?コンピューターですか?ロボットが自動で修理、点検するとでも思っていますか?ちがいますよ!すべて、人間がしているのです!炉に入って掃除、点検、交換をしているのですよ、『人間』が!電力会社も国も、その真実を一切公表しません。まるで、修理や点検をしているのは人間ではない、といわんばかりに。この国は、アメリカの原爆によって被爆されましたが、今は日本政府と電力会社によって、本来は国民を守らなくては行けないはずの国によって、国民が原発によって被爆させられ続けているのが事実です。そのことが、この映画を見れば如実に明らかになります。ちなみに、炉の中やそばは、ガイガーカウンターが即座に危険だと鳴り響くほど、高濃度の放射線であふれかえっているのです。だけどそれでは仕事ができない。ならどうするか?計測機器を外して作業をしているのです。本来なら、電力会社が、法令に反するのでそんなことをしてはいけないと、しっかり見張っていなくてはいけませんが、その場には電力会社の社員はいないのですよ。そんな、危険な場所には電力会社の社員は行きません。だから駄目なんです!!現場がどうなっているのか、それを知らない馬鹿どもが、上から目線で、危険からかけ離れた場所でのうのうと金だけを儲けているのが、今の日本社会です。なんだこの格差は。いや、差別というのが正解です。身分差別、というものです。南アフリカのアパルトヘイト、インドのカースト制度と同じ物が、隠れて日本でも連綿と続いているわけです。いつになったらこういうくだらないことを人間は克服できるのだろう・・・。なぜ、こんなにも今の日本人は馬鹿になってしまったのだろうと悲しい限りです。


原発が安全?そんな絵空事を未だに信じている大馬鹿者ども、この映画を見て真実を見なくてはいけません。なんら真実を見ないでいながら、机上の空論を、北朝鮮に負けないほどの大嘘つきなこの国の政府や電力会社の、自分たちにとって『都合のよい絵空事』を流しているプロパガンダを信じているのなら、どうしようもないほどの大馬鹿者としか言い様がありません。また、本来なら政府の流すプロパガンダをチェックしていなければならないはずのマスコミが、まったくそれをしていないという、ていたらくぶり!マスコミも無能の集団です。


原発がなくなったらエネルギーが足りなくなる、とよく電力会社とこの腐った国の政府が言い続けていますが、短期的に見ればそうなります。ですが、東北大震災のあと、4年にわたってすべての原発が止まっていましたが、どうでしたか?深刻なエネルギー不足になりましたか?計画停電も最初の1,2年ほどだけ。

  • 原発が止まっていた4年の間に、エネルギー不足で大規模停電が起きましたか?
  • 電力不足でPCや機械が動かなくて、工場の生産が4年の間止まりましたか?
  • 多くの重症患者たちが、生命維持装置が動かなくなって亡くなったという話が、世間を賑わせましたか?
  • 原発が止まっていた4年間、あなたの生活がエネルギー不足でつらい思いをしましたか?

ちがうでしょ?全く4年間原発が動いていなくても、この国はエネルギー不足に陥らなかったのです。これが事実。なら、今現在、国や電力会社が言っている『エネルギー不足になるから原発を動かさなくてはならない』という理論自体、おかしいと言うことです。理論が間違っていますか?諸外国では、風力や地熱などの再生可能エネルギーが、商用路線で稼働しています。もう、金儲けができて仕事を生み出せる、となっているのです。日本とフランスぐらいです。未だに時代遅れの金食い虫の原発にしがみついているのは。今のままでは、日本のエネルギー政策は諸外国からどんどん遅れていきます。すでに大分遅れているのですから。隣の中国ですら、原発から再生可能エネルギーの方にシフトしていますよ。多くの右翼どもが中国のことを馬鹿にしていますが、その中国の方が、世界の流れをよく見ています。東北大震災が、エネルギーシフトへの最高の機会を与えてくれたのですが、この国の政府も国民も、電力会社も、新しい物に変わることを恐れて古い物にしがみつく方を選んでいます。変わらないと言うことは、緩やかに死に向かっているのと同義なのですけど。


この映画には、まだ日本には『まともな人たちが残っている』という、私にはとても希望がもてる人たちが出演されます。国や電力会社の言っている、うまい話に乗らず、自分たちの故郷を、海を、田を、畑を守った人たち。なんと素晴らしい人たちなのか!ある漁師さんが言われます。「たかだか3000万ほどの金で、海を汚されては困る。自分たちの食い扶持は自分たちで稼ぐ。」すばらしいと思いませんか?海が、田が、畑が残っていれば、自分たちだけでなく、未来の子孫たちも食っていけるのです。原発を立てたらどうなります?水も空気も放射線で汚され、田畑を奪われた地元の人たちが、原発作業員(掃除や点検をする下請け)としてほんの少しの危険手当が加算された給料で働かされ、そしてその作業で被爆して苦しんで亡くなっていく。40年ほどで原発も廃炉になるけど、その作業に同じぐらいの時間がかかるのみならず、放射線で汚染され尽くしたコンクリートなどをどこに捨てる?汚された土地や水は、最低でも数百年は回復しません。特に、地下水を汚染してしまえば千年単位で汚れたままです。一時の金のために、自分の故郷を人が住めない様な場所にしていいのか?と問うているのです。


映画を見た帰り道、やっぱり思ってしまいました。それほど国や電力会社が『原発は安全だ』というのであれば、東京のど真ん中になぜ原発を作らないのだ?です。冷却に必要な水は、隅田川などの大きな川を使えます。一番電力を使う東京のど真ん中に作れば、送電線も短くて済むので、送電ロスも減ります。いいことでしょ?活断層があっても、安全だと言い張って再稼働をしようとしているのです。活断層の上でも安全というのなら、シラス台地の関東平野でも問題ないはずでしょ?でもなぜか、東京のど真ん中には作りません。なぜ?安全なんでしょ?安全なら、国会議事堂横でも、議員会館や議員宿舎の真横に作っても構わないはずでしょ?逆に、原発の真横に議員宿舎を作ってもいいはずですよ。電力会社の本社を、原発の真横に作ってもいいはずです。いや、原発の真上に本社を作ればいいのです。なにしろ原発は『安全』なんですから!そうじゃないですか?でも実際はそうなっていない。なぜ?都心から離れた場所にしか、原発を作っていません。安全だとあれほど言い張るのに。


ちょっと論理的に考えてみれば、この糞政府と電力会社が言い張っていることすべてが、砂上の楼閣だとわかるはずです。


そうそう、この映画で驚きました。まだ29歳の若さで急性白血病で亡くなった作業員の方。彼の受けた被爆放射線量を、彼が死んだ翌日に電力会社(中部電力)がデータ改ざんをしていたこと。おいおいおい、そこまでやってでも、人を殺してでも原発を維持する方が大切なのか!!と非常に腹が立ちましたよ。結局、どこの電力会社も同じ穴の狢、人の命よりも己たちの利権や金の方が大切で仕方がないと言うことです。まともじゃないですわ。死んだのが自分じゃない、自分の家族じゃないと言うだけで、よくデータ改ざんをしてまで、見て見ぬふりをするものです。こいつら、人間じゃないです。ただの原子力村に群がっている、ダニです!!


あと、以前からのこの国の司法は全然三権分立していないとずっと思っていましたが、この映画でもそれが叫ばれます。この国の司法は、そのときの行政におもんばかる、という事実。アメリカも腐っていますが、アメリカは三権分立をしっかりとっていますよ。司法が、大統領に対してでも平気でダメ出しをしますから。翻って日本は?糞安倍政権に忖度(ほんと、この言葉が嫌いになりましたわ)した判決ばかりをしています。そんな司法は必要ありませんよ。司法の存在意義って何?ね?どこが民主主義国家なのですか、この日本が?司法が内閣を見張ることもできず、内閣のいいなりに忖度して動いているのは、これって社会主義国家そのものです。


名古屋では、明日の3日までです。一回しか上映されませんが、最後に多くの人に見てもらいたいです。

2017年10月12日 (木)

人生フルーツを見てきました!!

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『人生フルーツ』をみてきました。個人的ランクA+。もう、ぜひ多くの人にみてもらいたい映画です!ドキュメンタリーです!公式サイトはこちら


名古屋の北にある、高蔵寺ニュータウンの設計に関わった方の夫婦の物語で、実話です。ドキュメンタリーですから!


もし、霊的な勉強をされている方で、『アナスタシア』シリーズを読まれている方なら、この映画は必須です‼️‼️なぜって、『アナスタシア』、私が今生きているであろう霊的人物で、もっとも尊敬している『アナスタシア』が述べている、ダーチュニク(個人菜園)および、各家庭は自分の土地を持ち、そこで木々や果物、野菜を育てるようにという彼女の教えと(ほぼ)全く同じことを、この津端さんご夫婦、特に旦那さんが行われているのですよ!『アナスタシア』シリーズを全く知らない人には、私がなぜこんなにも感動し、興奮しているのか全く理解できないでしょう。ですが、『アナスタシア』シリーズを読んで、霊的な勉強をしている人なら、この映画はものすごく、その心に響くはずです。津端さん、特にご主人は、自力であの霊的な解釈を得たのか、それとも『アナスタシア』に関わる人と同調してその情報を得たのか、それはわかりません。ですが、大宇宙が発しているのと同じ波長を得ることができるなら、もしくは魂の発達度合いが現代人より高度なら、津端さんや『アナスタシア』と全く同じ結論に至ることは、決して荒唐無稽なことではあり得ないと断言できます。意味わからない人は、ここでこのサイトを離れてください。理由?理解できないことを、これ以上読んだところで、何一つ学ぶことがないからです霊的理解は、それを受け取る人間が、その準備ができるまでそれを受け取ることができないのです。もし、偶然私のサイトにアクセスし、霊的なことを読むことがあったら、それは『学びの時が来た』ということです。すべてのことには『時期』があり、それは『完璧』に起きます。偶然とおもうような時に私のサイトにアクセスし、霊的なことを読んだのなら、それは『学ぶべき時に出会った』と断言できるのです。このことも理解できないのなら、即刻このサイトを離れることをおすすめします。これ以上読むのは、時間の無駄ですから。逆に、これ以上を読むつもりなら、偶然という物は存在しないということ、学ぶときに学ぶべきサイトに導かれた、ということを、真摯に受け止めなくてはいけません。


津端さんの旦那さん、個人的に、素晴らしすぎる!ご存命の時に、ぜひお目にかかって話をしたかったと心底思いました。それほど彼が自分の家のみならず、高蔵寺ニュータウンにしようとしていたことが、素晴らしかったのです。高蔵寺ニュータウンも、結局、彼の素晴らしいアイディアも、最終のマスタープラン通り、高蔵寺ニュータウンには反映されませんでした。もし、彼の意思通り反映されていたら、今のように高蔵寺ニュータウンが過疎化することもなく、世代を経ても人間が住んでいることでしょう。いつでも必ず、素晴らしいアイディアを潰す輩が出てくるのです、現代では。それが妬みからなのか、低すぎる霊性と、その卑しい人格のために、多くの人たちにもたらす福音とも呼べるアイディアを潰す馬鹿どもが多すぎるのですよ。


津端さんは、どうやって『アナスタシア』と同じ結論に至ったのか、そこをお伺いしたかったと心底思います。直感なのか?瞑想をしたのか?ドキュメンタリーの人たちはそこまでの考えがなかったようで、一言も『アナスタシア』の言葉がなかったです。もし、取材者が『アナスタシア』のことを知っていたのなら、津端さんに問わないことはあり得ないと思います。それぐらい、『アナスタシア』と津端さんの考えが同一しているのです。再度書きます。私のいっていることがわからない人は、ぜひ、『アナスタシア』シリーズを読んでほしいと切に思います。読んで理解できれば、私の書いていることを理解できるはずです。


津端さんの旦那さんが書かれているとおり、(人生の終わりに)人生最高の仕事をもらうことができた、というくだり。自営業として、専門職として、心底うらやましく思いました。今でも私は、一つ一つの依頼を、人生最後の仕事として承っています。ですが、彼ほどの信念を持ってやっているだろうか?どこかで、『また仕事が得られるはずだ』と思っていないだろうか?と自問せずにはいられませんでした。私も、死ぬときに、旦那さんのように満足しきった顔で死んでいきたい、と心底思いました。それぐらい、彼の死に顔は美しかったのです!!私も、あんな死に顔を浮かべたまま死んでいきたい。心底そう思います。理解できない人、あなたはどういう死に顔をしたいですか?あなたは、今の仕事に、生き様に十二分に満足していますか?そういうことを私は問うているのですよ!


風の通り、自然の、雑木林の存在がどれほど人間に影響を与えるのか?それを彼は直感的に、それとも経験や勉強を通して理解したのでしょうか、その『知恵』を住宅や都市のデザインに見事に反映させているのです。問題は、彼の偉大さを現代人も、当時の役人たちも、誰一人理解できないほどの大馬鹿者だったということ!彼の家の裏山を、当時ハゲ山だったのに、今ではドングリの木が生い茂る雑木林の山に変えたのは、彼の行動だったのです。自然と人間を切り離しては、人間は生きてゆけない、ということを、都市計画にまで反映させたのは、彼が初めてだったのではないでしょうか?再度書きますが、そのことを理解できた人間は、当時誰一人いなかったのです。


プラスチックも金属も駄目。自然の物である木による製品をずっと使い続けてきた津端さんの旦那さん、私は心底共感しました。直感的に理解していたのだろうと感じました。金属は地球を傷つけて得たものであり、木の製品なら、木と人間のお互いの交流があってできたものだ、という真実を得ていたのでしょう。


結婚に大失敗をしている私からしても、津端さんご夫婦は理想そのものでした。月収4万円の時代に、70万円(だったと思いました)のヨットを旦那さんが購入を決めても、奥さんは何も言わずに裏から支えたという事実。時代が、妻は夫には従うものだということを強制していたとしても、そうそうできなかったはずです。ですが、奥さんは無心に夫を支えました。一度として、夫のしたいことに対して文句を言ったことがないということ。あぁ、私の経験とは正反対。だからでしょうか、津端さんご夫婦の、お互いを思いやる笑顔がものすごく美しいのです。心底、こんなふうに自分の生涯の連れ合いと出会え、結婚でき、同じ時を過ごせたら。こんなにうらやましいことはありません。私ももっと当時賢かったら、現実から逃げようとしなければ、こんなにつらいことを経験せずにすんだのかもしれません。意味わからない?わからないなら、それでいいですよ。わからない人は、まだその時期が来ていないだけのことです。彼の奥さんと相対して、今の女ども(男どもも同じ)はどうですか?自分の身勝手な主張しかしていないではないでしょうか?本当に、相手の気持ちをくみ取った上での発言や行動をしていますか?と問いたい。


この映画を何度も見逃して、ようやく今回、名古屋ミッドランドで上映しているのを見ることができました。この幸運に、神への感謝以外あり得ません。


ぜひ、多くの人に見てもらいたいです。そして、自然とは?人間とは?夫婦とは?そのおのおのの関係性まで、考えてもらいたいと切に願います。


津端さんの最後の作品である、佐賀県伊万里市の『山のサナーレ・クリニック』、このような場所で人生最後の場面を迎えられるのなら、こんなに幸運なことはないと断言できます。この映画を見て、それでもわたしのこの言葉に反論を得るなら、そういう人はどういう場所で死にたいのか?と心底問いたいです。私も独り身、最後は山のサナーレ・クリニックのようなところで看取ってもらえたら、こんなに幸運なことはないといえます。『山のサナーレ・クリニック』、計画の最終段階で、津端さんの助言を得ることができたこと、まさに縁としか言い様がありません。その縁のおかげで、入居者の患者さんたちには、今後素晴らしい回復の機会を与えることが可能なのですから!劇中で言われます。高度経済成長期とその後を通じて、人間の心を壊してしまった人がとても多い、と。高度経済成長期と糞安倍政権になてってからの現在、人間の気持ちや心という物を、あまりにも蔑ろにし過ぎてきたツケが来ているとしか思えないのです。人間の感情を疎かにするということは、人間自体を無碍にしていることと同意です。このことをどれだけの日本人が理解しているのか?と問いたい。


この映画、万人にお勧めしします。金儲けのことしか頭にない中日本興業が、あの名古屋駅前のミッドランドで上映するほどなのです。この際、大馬鹿な中日本興業には金を儲けさせてやり、そしてこの素晴らしい作品を見た方は、霊的な学びをすればいいのです。本当に素晴らしい作品です!現在、ミッドランドで上映しているほかのくだらない作品を見るぐらいなら、この映画を見る方が、ずっとためになります!


津端さんのお言葉、

『できるものから、ちいさく、コツコツ。ときをためて、ゆっくり。』

実に素晴らしいお言葉です‼️‼️この言葉の意味を理解できる人間が、今の日本にどれほどいるのか?と問いたいです。私自身に残された時間はそう長くはないですが、それでも、津端さんのお言葉を心に深く刻み、焦らずに、コツコツと、一つ一つの仕事をしっかり、全身全霊を込めて、今以上に邁進したいと心底思いました。

2017年10月11日 (水)

RE:BORNを見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『RE:BORN』を見てきました。個人的ランクC+。公式サイトはこちら


日本製のアクション映画です。ただ、そのアクションが実に良い!👍🏻ストーリー云々はこの際置いておいて、とにかくアクション!いやぁ、堪能しました。もう、冒頭からアクションの連続ですから。あ、結構血が飛び散りますので、血に弱い人はやめておいた方が良いでしょうね。


もうここ名古屋では上映終了しています。あ〜、もうちょっと長く上映してほしかったような・・・。公式サイトでは、これから上映される映画館が載っていますので、近場の方でアクション映画が好きな方なら、一押しです!


特に、銃撃ではなくCQC格闘術がメインです。ですので、格闘術に興味がある方は是非!


きれいな女優さんであっても、無残に殺されます。いやぁ、監督、良い仕事するわぁ〜。😍


敵の大将が、あの大塚明夫さん!!あの大声優ですよ!あの渋い声で、渋い演技をされます。事前情報を全く持たないまま見たので、驚きました。あれ?!この声は大塚さんじゃないか!と。


見ていて「ん?!」と思ってしまったのが、敵のアビスを演じた俳優さん。(お名前が公式サイトで出てこないのでわからないです〜。)彼が私の友人そっくり!顔を全部出すことがないので確証はないのですが、目や口、特に目が友人にそっくり。もしかして私の友人が俳優として出ているの?!と。う〜ん、まさかとは思いますが、一度聞いてみなくては。ずいぶんご無沙汰しているし、近況報告をかねて。


DVD発売も決定したようです。見る人をかなり選びますが、アクションシーンをスローで見たいので、ポチってしまいそうです。うむむ・・・。

2017年10月10日 (火)

ユリゴコロをみてきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『ユリゴコロ』をみてきました。個人的ランクC-。公式サイトはこちら。


以下、少々ネタバレを含みます。映画を見る前に少しでもネタバレを知りたくないのなら、読まないように願います。






























































サイコパスの起こした殺人とその家族の物語、と単純には捉えられないかなぁ?と感じました。ですが、サイコパスの感情面というか、『他者への共感力がない』ことを、子役の子たちもうまく表現していたと思います。ただただ、自分の欲望を満たすためだけに、他者を傷つける(殺す)。サイコパスの恐ろしいところはここです。他者がどう感じるか?どう思うか?という、他者への共感力の欠如故、自分の欲望を満たすことだけを求めます。まだ記憶に新しい、名古屋大学の女子学生による殺人や佐世保の女子高校生による殺人も、彼女たちがサイコパス故起こった事件と私は捉えています。他者への共感力欠如以外、知性も知能も普通なのです。いや、普通の人よりそれらは高いとすらいえます。そういう点では、学歴はいいと思いますよ?ですが、そういう『一般的には、よい子』が、その深層では他者を傷つけてでも自分の欲望を満たしたい、という恐ろしい欲望が渦巻いているかもしれないのです。一見しただけではそれがわからないからこそ、サイコパスというのは怖いと。


劇中、幼いヒロインが、ミルク飲み人形を母親に買ってもらいます。そのミルク飲み人形に、普通なら口からミルクを飲ませるところを、排水穴である股間から注ぎ、口からミルクを出すシーンにこの映画一番の恐怖を感じました。人形は人間の依り代です。その人形に対してする行為は、生きている人間に対してする行為ともいえます。このシーン、笑いながら行うのです。笑うということは、その行為を楽しんでいるということです。それ故、余計に恐怖を感じました。


ヒロインの吉高由里子さん、いやぁ、目が笑っていない演技が非常によかったです。いい感じでサイコパスを演じられています。美人だけど実はサイコパス・・・。ブルブル・・・。😱その彼女が娼婦になってから、セックスを『解剖』と呼ぶのが、これまたなんともいえず。セックスは言葉を超えるコミュニケーションだと思っていますが、それを『解剖』と呼ぶということからも、他者への共感を全く持っていないという証明かと。言葉でもこうしてサイコパスの考え方を表している、というのは高評価できます。


松坂桃李さん、相変わらずいい演技をされますね〜。自分が彼と同じ立場で、実の親がサイコパスだとわかったとき、それはどれほどの恐怖を感じるだろうか?と思わずにはいられませんでした。自らの出自を恨むのか?サイコパスである親を恨むのか?


ヒロインの夫を演じた松山ケンイチさん、よかったです〜。大学生の時の経験から人生が狂い、インポテンツになってしまったこと。その経験には、実はヒロインが関わっていたということ。(ここら辺は先が読めましたね。)教師になろうとしていた青年が、自分が助けようとした少年を、事故とはいえ殺してしまったという事実。これはもう、人生が一気に転落してしまうのは、致し方ないかと。劇中でも台詞で言いますが、ことあるごとに当時のことを思い出してしまい、まともに職にも就けない、眠れない、さらにEDになってしまったわけです。完全にPTSDです。ですが、そんな彼でも、ヒロインが側にいるときだけ悪夢を見ずに眠ることができる、安らぐことができる。私もある意味、PTSDを持っていますので、そのPTSDを一時でも忘れることができる存在がいるのなら、その相手をとても大切にしますわ。そんな彼がEDを克服して、妻となったヒロインとの初めてのセックスシーンは、ある意味感動を感じました。医療者としても、「よかった!よく回復した!」と素直に思ってしまいましたわ。ヒロインも初めて、「解剖とは全く違った」という台詞が入ります。生まれて初めて、お互いがお互いを受け入れたシーンなのではないか?と思います。


終盤はちょっと無理があったような感がします。どうやってヤクザの事務所を調べたのか?あれだけの人数をどうやって殺したのか?サイコパスとはいえ、さすがに無理があるのではないか?と少々感じましたけどね。ま、些細なことかもしれません。


この映画、サイコパスでも『愛を感じることができる』という『可能性』を描いたのではないだろうか?と思いました。ヒロインは息子を産み、夫と過ごすことで初めて『喜び』を感じて涙を流すシーン。私も娘と過ごした時を思い出して、思わず涙ぐんでしまいました。😢目の前で元気に成長している息子をみて、生まれて初めて喜びを感じて涙するシーンは、この映画の中で一番美しいと思います。


エンディングもよかったと思います。末期の夫の元に寄り添うヒロイン。二人が微笑みながら見つめ合うシーンは、やっぱり二人はお互いを愛し合っていたのだ、ということを非常にうまく表現していると思いました。


なかなかにいい恋愛映画だと思います。あなたの彼氏、彼女がサイコパスだったら?それでも相手を愛しますか?愛せますか?デート映画としては、少々難しいかもしれません。

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