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カテゴリー「映画・テレビ」の278件の記事

2017年8月12日 (土)

劇場版 生徒会役員共を見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『劇場版 生徒会役員共』を見てきました。個人的ランクC+。公式サイトはこちら


原作のファンなので、これは見ておこうかな?と。いやもう、監督を始め、声優さん達皆さんすごいわ〜。原作にかなり忠実に作ってありますし、上品な下ネタもそのままに。もう、笑わせていただきました!ごちそうさまです!


原作を知っている方がもっと笑えますが、知らなくてもこれは笑えると思います。あぁ、「下ネタが嫌い」と言う潔癖な人は見ない方がいいですよ。下ネタも笑い飛ばせる人なら、この作品はかなりツボにはまると思います。上品な下ネタは、コミュニケーションの潤滑油になると思うのですけどね〜。下ネタに上品も糞もない!と言う潔癖な人は、正直つまらない人だなと感じます。


当然と言うべきか、男性の方が多かったですが、女性客もしっかりいました。それがうれしかったですね。(ホラー映画と同じく!)


原作は知らないけど、何も考えずに笑いたいというのであれば、この映画はおすすめです。あ、再度書きますが、下ネタOKの人なら、です。

2017年8月11日 (金)

スターシップ9を見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『スターシップ9』を見てきました。個人的ランクB+〜A-。公式サイトはこちら


今年はSFの年なのか、これで私が見たSFは三作目です。『メッセージ』、『ライフ』、と続いてきましたが、この作品はおもしろかったです!スペイン・コロンビア合作でしょうか。そりゃ『ライフ』ほどお金はかけられていませんが、やっぱりSFにしろなんにしろ、ストーリーの面白さが一番です。この作品、ストーリー展開がとてもおもしろいと感じました。


ハリウッド映画のように、アクションの連続とか、映像マジックがこれでもか!という映画ではありません。だからこそおもしろいと感じます。見た目やアクションで見せる映画は、食傷してますからね。それよりも、今作はSFですが、SFらしく演出やストーリーで魅せる映画だから、とってもいいと思います。


ネタバレになるので、ストーリーについては書けません。ですが、ラストシーンがいいです!


見ていて強く感じたのが、人類救済の目的のためなら、生命科学、生命倫理、研究者としての倫理すら捨て去ってもかまわない、というのが、現在の西洋医学や西洋科学、そして軍事でごく普通に行われていることであり、こう見せつけられると再度背筋が寒くなる思いです。一線を越えてはいけないというその『一線』は確かに存在します。ですが、その『一線』はいとも簡単に超えられるものです。だからこそ、それを超えてはいけないと、人は自らを律しなくてはいけないと思うのです。イケイケでは歯止めがききません。私からすれば、

  • 死後に遺体を冷凍して、未来に解凍して未来の医療による復活にかけるとか(これは現時点では不可能かつ、詐欺です。現代科学で細胞を冷凍するときに使われる化学物質を加えても、冷凍・解凍時に氷が細胞を破壊してしまいます。細胞が破壊されてしまうので、復活なんてできるわけないのです。だから未来の科学にかけると言う考えもあるでしょうが、現在冷凍時に使われる物質が、未来では『使ってはいけない、冷凍・解凍が失敗するもの』である可能性が残りますから。)
  • 卵子や受精卵をいじってデザイナーズベイビーを得るとか

これはもう生命倫理、研究者としての倫理を逸脱しているとしか思えないのです。やってはいけないことに手を出している、と。人間は所詮人間、神ではありません。その神の領域に手を出すことで、自分たちが神になったような気になるのでしょうか?それは傲慢です。研究者や医療者に必要なのは、ほかの一般人より高い倫理観、および哲学的思考が必要だと常々思います。


あぁ、そういえばこの映画を見ている間に、なぜか『ブレード・ランナー』が何度も思い出されました。うん、確かにある意味、ブレード・ランナーをオマージュにしているのかも?


SFなんて、と思っている方、この映画は楽しめると思います。『インター・ステラー』のように、宇宙物理学等の最新科学を綿密に調べ上げたうえに作られたものじゃないですが、『インター・ステラー』同様CGではなく、セットで作られているSFはいいものなのです!CGはどうしても存在感が薄いです。ストーリー展開もワクワクドキドキしますので、時間とお金の損はしないはずです。『インター・ステラー』未見の方は、ぜひレンタルで見てください。この作品もすごすぎるSF映画です!


私が見たときは、劇場の入りがほぼ8割。高齢者が多かったですね。その性でしょうか、途中でいびきが聞こえることもありました。おいおい、この映画、寝られるような映画じゃないけど?まぁ、あの『シン・ゴジラ』ですら寝ている人が居たと聞き及んでいますので。ふぅ〜、もったいない・・・。


あと、タイトル。原題がオービター9ですから、そのまま『オービター』を使えばいいのでは?と思いましたね。なぜ『スターシップ』と変えたのかしら?より未来感をだすためでしょうか?

2017年8月 3日 (木)

銀魂を見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『銀魂』を見てきました。個人的ランクC+。公式サイトはこちら


いやもう、笑わせていただきました!よくここまで、と思わせる様々なパロディー!中盤までは、まだそれほどでもなかったんです。後半、一気にそのパロディーが怒濤のように。なんのパロディーかは、ぜひ劇場で大笑いしながらご確認を。いや、そこまでやっていいの?と。ちょっと版権問題にならないか?と疑問を感じるぐらいです。


物語自体は、紅桜編を実写化したものですね。原作というか、アニメ版との違いがあるのは当然ですが、それでもこの実写版、アニメ版と遜色ないほどのいい出来だと私は思います。むしろ、実写でよくここまでやれたな、と感心します。


とにかく、各役者が大変楽しんでいるのがわかります。監督からして、これはもうやりたい放題やればいい!楽しんだもの勝ち!というスタンスなのでは?だからこれだけ笑える作品になっているのだと思います。制作者サイドおよび役者が楽しみながら作り上げた作品というのは、観客にもその喜びや楽しさが伝わるものです。


個人的にヒットだったのは、武市変平太を演じた佐藤二朗さん!もう、サイコーでした!この作品、どの役者も配役になりきって演じているので大変楽しいのですが、その中でも佐藤さんの役ぶりが私のツボにはまりましたわ〜。
あと、近藤勲役の中村勘九郎さん!登場の仕方からその演技も含めて、とにかく笑わせてくれました。アニメ版同様、ほとんど裸ばかりです。
当然、主役の坂田銀時を演じた小栗旬さん、演技力の幅があってすばらしい!前回の『君の膵臓をたべたい』では抑えた演技でしたが、この作品では全開だったのでは?
あ、志村妙を演じた長澤まさみさん、美しい太ももまで、しかも着物からのぞくというフェチシズム満載で、ごちそうさまでした。いや、妙の性格をよく表現されていましたよ。これまた笑わせていただきましたので。個人的には、妙さん好きなんですよね。性格はあれですが、男という生き物をよく理解しているので。こういう女性はほとんどいませんから。


久々に大笑いさせていただき、ただただ感謝です。原作などを知らなくても、これは笑えるかと。とにかく、各役者さん達が、本当に楽しんで作り上げた映画ですので。何も考えずに、笑って笑って笑いまくって、いやなことなどを忘れたいのなら、この作品は一押しです。

2017年8月 1日 (火)

君の膵臓をたべたいを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『君の膵臓をたべたい』を見てきました。個人的ランクC+。公式サイトはこちら


いや、思ったより霊的な内容を述べていて驚いた、というのが本音です。なにが?とほとんどの人が言うでしょうね。勉強している人はわかる、ということです。それでもあえてあげれば

  • 明日も今日と同じ日が来るという確証はどこにもない
  • 人間はその寿命を(いつでも必ず)全うできるわけではない

です。このことをすでに理解している人ならば、今更感が。ですが、それでも

明日も今日と同じ日が来るとは決して保証されていない

ということを、日本映画でしっかり描いているのを見たのははじめてかも。


現代日本、いや今の先進国ではおしなべて、明日も同じ日が必ず来ると思い込んでいる人がほとんどでしょう。なぜそう思い込めるの?死が身近じゃないから?それとも、医療が発達しているので、急性感染症ならなんとかなることが多いから?実際はNEWSにもならないのでほとんどの人が知らないだけで、西洋医療が発達していると思い込んでいる人がほとんどと考えているのですが、実はそうでもないどころか、逆に西洋医療によって病人や死人が増えているのが真実です。こういう真実を書いたところで、きっとまた『アホの鍼灸師が嘘を書いているわ』と思う人間が大多数でしょうね〜。ため息が出ますわ。😖


映画は、ヒロイン演ずる浜辺美波さん、死への恐怖からあらゆる学友と明るく接して友達に、という恐怖への反発故の笑顔、実に素晴らしい演技でした!そして、主人公の僕演ずる北村匠海さん、これまた人と接することをさけ、孤高でかまわないという抑えた演技が素晴らしかった!(私の高校時代もどちらかというと、この主人公のようにずっとぼっちだったので、少々共感してしまいました。😓)大人になった僕を演じた小栗旬さん、よかったですわ〜。朴訥な性格を高校の時から成長するとこうなるだろうな、ということを見事に演技されていたと思います。ちょっと医学的な苦言を入れるとしたら、ヒロインに。それだけ余命幾ばくもない末期の状態なら、もっと痩せていると思われます。目の下にはクマが入っているのが普通の状態でしょう。そして、常に襲いかかる疲労感もかなり強いはずですので、いくら作り笑いであろうが、それをするのはかなりの苦痛のはずと思えます。


過去と未来とのザッピングはうまく描画されていたと思います。違和感をほとんど感じませんでしたので。


原作にはないという未来の話部分、よかったと思います。ですが、個人的にはなくても全然OKです。だって、この作品の最大の見せ場は、主人公の『僕』がある場所へ訪れてからの言動だと思うのです。ほかの多くの観客たちは泣かれていましたが、私はこの場面でのみ涙がぽろっと出ました。このときの北村さんの演技が絶品でした!あぁ、物語に感動したのではなく、彼の演技につられた、というのが事実です。


うん、実によい恋愛映画であり、かつまた、霊的示唆にも(意外にも!)とんだ映画だといえます。デート映画としてもいいと思いますよ。わかる人にはわかる部分がありますので。わからない人はそのままで。気がつく、気がつかないというのは、その人の霊的発達の度合いに準じますので。

2017年7月22日 (土)

メアリと魔法の花を見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『メアリと魔法の花』をみてきました。個人的ランクC。公式サイトはこちら


みていて感じたのが、この作品は過去の宮崎アニメへの敬意が至る所にちりばめられているなぁ、と。思い起こさせた作品だけで、もののけ姫、ポニョ、ラピュタ、ハウル、千と千尋、魔女の宅急便、トトロ。オマージュばかりで作られた作品か?と勘違いしちゃいそうです。


ストーリーは王道です。単純明快。ちょっと無理がない?ということを感じることがなかったです。そういう意味では、何も考えずに見て楽しめる映画だと思いますよ?


夏休みになったので、子供達がみるにはおもしろいと思います。過去の宮崎アニメをよく見ているのでしたら、子供達と一緒にオマージュを探してみるのもいいかもしれません。


この作品でとてもよいと感じたのは、『自然界には、人間がコントロールできない力というものがある』と述べていることです!個人的には、これは原発政策のことだとすぐに感じました。この映画でも、花の力をコントロールしようとして、大変な事故を起こします。そんな事故を過去に起こしているにもかかわらず、「次こそは大丈夫なはず」と、人間の浅はかな浅知恵で同じことを繰り返します。もう、馬鹿な人間の思い上がった愚行としか言い様がありません。そして、現代でも同じです。原発推進派や原子力ムラの馬鹿どもが、

  • もう原子力は時代遅れであり、
  • 採算が全くとれないにも関わらず、
  • マスコミや真性馬鹿の官僚や政治屋どもをうまく丸め込み、
  • 国民に真実を知らせず、
  • この大切な未来の子孫達へ受け渡さなくてはならない土地、水、空気を汚染しまくりながら、
  • 自分たちだけ儲けられるだけ金を儲けておこうという愚行をつづけていること。

決して許されることではありません!未だに地震予知なるものが成功したことがないこと。ひとたび起これば、「想定外」という言葉を連発して責任回避を図る電力会社と政治屋ども。そういう想定外の地震が起こっても、原発がなければ土地も水も空気も、汚染されずにすむのですよ。なぜ、こんな簡単なことがわからないの?世界では、再生可能エネルギーが商用ベースで稼働中です。商用ベースで、ですよ!研究ベースじゃないのです。すでに実用化され、雇用を生み、商売として十分やっていける商用ベースとして、世界では再生可能エネルギーが稼働中です。原発ではありません!(日本とフランスぐらいでしょう。未だに原発に必死になってしがみついているのは。沈みゆく泥船にしがみついているのですよ。みっともない。賢明な人間なら、沈み始めている泥船からさっさと逃げ出します。)


知性(実際は知性ではなく、浅知恵)に溺れて、愚行を繰り返すという現代日本人の馬鹿さ加減、それを再認識するためには、この映画は非常によいと思います。ただ、現実はこの映画のように、すべての魔法を無効にする呪文など、存在しないということ。原発事故をなかったことにすることも、炉から漏れ出た高濃度放射線を無効化する呪文も技術も、現代科学は何一つ持ち合わせていないということ。決して忘れてはいけないはずなんですけどね〜。

2017年7月21日 (金)

ライフをみてきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『ライフ』をみてきました。個人的ランクB+。公式サイトはこちら


生物学や微生物学を専門で学んだものとして、この映画はおもしろかったです!あ、でもこの作品って、SFホラーに分類されるのかな?


冒頭からハラハラさせてくれます。この緩急の付け方がこの監督、非常にうまい!ドキドキさせておいて、一転ほっと一息つかせたところに、というのが。『エイリアン』並みにうまいと私は思います。


微生物学を学んだものからすると、生物学者のヒュー、う〜ん、あの隔離ケースは未知の外来生物を扱う、という点においては甘すぎたのでは?と感じてしまって。火星からの未知の細胞が相手です。それに対して手袋付きの隔離ケースというのはどうよ?というのが率直な感想です。バイオハザードレベル4並の隔離実験施設でなければしちゃいかんだろ?と思いますけど。手袋ではなく、ロボットアームで細胞を扱うのが必要だと思いますわ。現代技術のロボットアーム、ロボット医療でも使われているように、非常に繊細な動きまでできますから、未知の外来細胞を扱うのもかなりのところまでできるはずだと思います。そしてなにより安全です。どんな性質を持っているのか、全くわからない相手です。なにより安全策をとるのが手順として基本だったと思います。相手を『たかが細胞』と、無意識に見下していたのかもしれません。いつの世も、そのミスの99%は人間によるものです。機械ではありません、人間という存在そのものが、もしかしたらミスなのかもしれないなぁとまで最近はよく思います。この映画ではよくわかりませんでしたが、この実験室モジュールを万一の事故の時、ISSから分離して危険物を外宇宙に廃棄処分でき、かつISS全体を守るという構造になっていなかったのか?ということに疑問を感じますけど。そういう構造になっていない、ということは、それだけ危険物に対しての安全がとられていないととれますし、その認識も甘い、と思いますけどね。そして、そういう構造になっていない実験設備なのに、ISSで外来宇宙からの細胞を扱う、ということ自体、元から問題あったと私は考えます。


悲しくも、ですが司令官としてとても立派な行動だったのがエカテリーナ。彼女の行動がまさに責任者としてとる行動です。どこぞの国の総理大臣のように、口先だけでその場を取り繕い、後は黙っていればいいや、馬鹿な国民などほおっておけばそのうち忘れてくれるだろうという、なめまくった態度で総理の椅子に座り続ける厚顔無恥っぷりとは、あまりにも正反対です。


ショウ役の真田広之さん、山椒のようにぴりり!といい味を出しています。英語もきれいなんですよね。地球で生まれた我が子のために、生きて地球に帰ろうとするのですが・・・。同じ子供が居る身として、共感してしまいました。


地球に危険な異星の生命体を入れないために行う隔離行動ですが、やっぱり最初の実験室が一番隔離になっていなかったなぁと改めて思います。まずは最小限の被害で隔離できるようにするのが鉄則では?と思えて仕方がありません。しかし、ソユーズのロケットでISSそれ自体を衛星軌道から外宇宙へと放り出せるほどの推力があるのだろうか?と、疑問に思いましたが。突っ込んじゃいけないところですかね?


さて、この火星からの異生命体はどうなるのか?ISSのクルー達は、この異生命体を排除できるのか?無事地球に帰ることができるのか?もうね、最後は「うむ、そうきたか!」と。個人的には、こういうことが起こってこの世界、一度滅びた方がいいんじゃないのか?と思えて仕方がないですけど。


しかし、悪いことではないのでしょうけど、近年ハリウッド映画の出資者に中国人が実に多いのですね。その性でしょうか、もしかしたらシナリオにも口出しをされているのかも?と勘ぐってしまいます。この作品、最後の場所が中国領域です。いや、別にかまわないのですよ。ですが、どうにもこうにも、昨今のハリウッド映画は中国に寄り添いすぎているなぁと感じずには居られません。結局は、金を出した人間の意向に沿うしかない、ということかなぁ。


SFホラー映画と思いますが、極限状態で、地球に危険な異星生物を入れないために、もし自分がISSのクルーだったらどうする?と考えながらみるととても楽しめると思います。スプラッタではないので、それほど血はでませんよ。無重力ではあんな感じになるだろうな、とは思います。

2017年7月20日 (木)

ハックソー・リッジをみてきました。(なぜ『ハクソー・リッジ』なの?!)

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『ハクソー・リッジ』をみてきました。個人的ランクA−。公式サイトはこちら。医療者は必見だと思う映画です!!


まず文句から。なぜ『ハクソー』と正確ではないカタカナ訳語にした?正確には、『ハック・ソー』もしくは『ハック・ソゥ』です!ネイティブの速度で話されると、確かに「ハクソー」と聞こえるかもしれませんが、「ハック・ソゥ」です!!ノコギリの刃のような崖、ということから名付けられていますから。なぜ、配給会社はこんなおかしな、そして不正確なカタカナ訳語のタイトルをつけたのか、全くもって理解に苦しみます!カタカナ訳語のタイトルをつけるのなら、正確につけろや!そんなところまで、戸田奈○子に似なくていいだって!字幕翻訳は彼女じゃないですので、安心してください。とてもうまく訳されています。


タイトルのカタカナ訳語には腹が立って仕方ないですが、内容はもう、文句なくAランクの映画です。描かれている舞台は第二次世界大戦時の沖縄戦です。


私が心底共感したのは、主人公のその信念です。デズモンド・ドス、彼のその信念を貫き通した姿、理念、もう共感しまくりでした。なぜって?私も自分の治療に対して、医療者としての信念を貫き通しているからです。「けっ、いい子ぶってやがる」と思う人は、一度でも私と会って私の治療を受けたことがあるのか?といってやりますわ。


思わず涙ぐんでしまったのは、彼が「主よ、もう一人、もう一人(助けるために力を貸したまえ)」とつぶやきながら戦傷者を救うシーンです。この言葉に心底共感。私も、2度のヘルニアの痛みの最中、そしてヘルニアからくる根性坐骨神経症の激しい痛みの最中に往診に向かっている間、治療中、そして帰ってくる間、私自身も同じようにつぶやいていた言葉とほぼ同じだったからです。私はクリスチャンじゃないですよ。無宗教と言っていいです。ですが、神の存在は心の底から信じています。なぜって、こんな美しい自然、地球、宇宙、そして人間という芸術を作れたもの、それは神以外存在しないからですよ!神なんて存在しないという人たち、なら、あなたに大腸菌一匹を無から作ることができますか?花の種を無から作ることができますか?花のあの色やデザインを創造することができますか?卵を作ることができますか?と問いたいですよ。たかが人間ごときに、そんなことができるわけがないのです。神なんて存在しないという輩は、傲慢以外の何者でもありませんといいたい。もっと謙虚になれ、と。不思議なことにですね、上記の言葉をつぶやいていると、動けてしまうのですよ!私の患者さん達なら理解できるでしょうか?まともに歩けないほどの痛みの中、私がどうして歩け、そして治療ができたのか?と。私自身も不思議ですよ。あの痛みの中、なぜ動けたのか。自分のことより、助けを求めている他者のため、という純粋な思いがあるとき、人はその能力の限界を超えて動けてしまうものだ、ということです。これを体感した人は、まさに幸運だと思いますけど。その奇跡とも呼べるかもしれない経験をするためには、自分のことより他者のことを真摯に助けるという「信念」が不可欠でしょう。


ドスの信念と行動は、医療者は見習わなければならない、と心の底から思います。最近の医療者は、ことごとくこの信念が欠如しているとしか思えないですね。医療者としての信念が欠如しているから、簡単に金儲けに走るんです。そして、結果として患者の命をないがしろにしているんですよ。まぁ、私がこう書いたところで、なぜかしら、多くの患者を含めて「たかが鍼灸師ごときが」と思われている事実、たまに心がおれそうになります。そんなとき、いつも祈ります。私に折れない勇気を、彼らの無知に許しを、と。理解できない人はそれでかまいません。理解できる人だけが理解してくれれば。世界中に、たった一人でも理解者が居てくれれば、それだけで救われます。


ドスの父親がクズに見えますが、彼も戦争犠牲者なのですよ。PTSDを煩っているとしか思えないです。同時に、自分だけが生き残ってしまったというサバイバーズ・ギルトも併発しています。戦争は、それほど人の心というものを壊すもの、ということです。そして、今の戦場を経験した兵士達は、第二次大戦時の兵士達よりPTSD発症がとても高いのです。ベトナム戦争後、その元兵士達に自殺者や社会不適応者が続出したのですが、アフガニスタンやイラクの戦場に行ったアメリカ兵たちはそれ以上で、年間2000人近くが自殺で亡くなっていると聞いてます。アメリカ軍もやっきになって、精神治療プログラムを組んで兵士達の自殺を食い止めようとしていますが、うまく機能していません。この事実を、どれだけの日本人が知っているのか?日本の自衛隊でも、アホの小泉元総理が決定した国連維持活動という名のアメリカ軍の尻拭いと人間の盾という役割を押しつけられ、糞安倍政権がさらにそれを駆けつけ警護という、さらにアメリカ軍の犬となれとしてしまったため、自衛隊員からも自殺者が出ているのです。戦闘に参加していなくても、危険極まりなく、人が日々死んでいる戦闘区域に居るだけで、人の心は壊れてしまうのです!その危険な戦闘区域を紛争区域であって戦闘区域じゃないから安全と平気で口にした、アホすぎる稲田防衛大臣。そこまで安全というのなら、稲田、あんた自身がそこで生活しろよ!です。自分はちょっといっただけですぐ帰国、戦場から遠く離れた日本でのうのうと過ごしているのは、おかしすぎます。組織のトップなら、まず率先して現地で生活しろ!です。自殺とはいえ、これは戦争犠牲者です!私は、ついに自衛隊から戦死者を出してしまったと捉えています。マスコミも大本営発表と同じ程度まで堕落しているので、正確なところを伝えてきません。そして国民も馬鹿すぎて、その腐ったマスコミの流す、政府の一方的な内容を信じ込んでいます。


こんな素晴らしい映画なのに、題材が沖縄戦だからでしょうか、それとも日本軍の卑怯っぷりを描いているからでしょうか、ほとんど広報活動がない。そして、もう上映が終わってしまうという事実。なぜ?なぜ配給会社はもっと広報活動をしない?アホの米軍と糞日本政府による沖縄基地移転やヘリポート建設、沖縄の人たちの意思を全く無視した政策をとっている糞日本政府と糞アメリカ軍のことを「おもんばかって」広報を控えたのでしょうか?そうとしか勘ぐれないのですけどね。


エンドクレジットの途中、本当のドスの上官が述べますが、「武器を手に取らないという彼のことを臆病者と(当時)思っていたが、本当の勇者は彼だった」と涙を流しながらつげます。そうですよ、武器を手に取らず、敵味方関係なく助けることができる、できたものが勇者です。ですが、その当人のドスは、「死んだ兵士達皆が勇者だ(私ではない)」といいます。なんて謙虚なんだ!武器を手に取って他者を守れるものが勇者ではないのです。武器を取って他者と戦うことができるのが勇者という理論では、テロリストと全く同じだ(だから今のアメリカ軍のしている対テロ対策および今までしてきたアメリカのためという軍事行動がことごとくテロに結びついているのです)ということに、ほとんどの人が気がついていないという事実に、実に情けなく思います。この腐った日本政府も全く同じ理論なのが、悲しいを通り越して怒りしか感じませんわ。先の戦争から何を学んだ?と問いたい。戦後70年もたてば(馬鹿な)国民どもは忘れているから、という、戦中派の死に損ないの爺や、若者達を戦死させて自分たちだけはのうのうと生き残った糞爺ども、そしてその糞爺どもの子孫(誰とはいいたくないけど、今の自民党の安倍や麻生、石破などがそれですわ)のいいようにさせてきた、非常に簡単に健忘症にかかるこの日本国民に対して腹が立ちます。


美輪明宏さんや、そのほかの著名人達が自民党のやり方に反対しています。戦争をする国にしたくない、と。銃口を他人に向けていい人間は、自分も他人から銃口を向けられて殺される覚悟がある人間だけです。その覚悟がないのなら、決して他人に銃口を向けてはいけません。今でも思い出すのは、香川県のとある元酒造会社。そこの人事部長という肩書きの糞爺に、私の持っていたナイフ(スイスアーミーナイフ)を貸したら、その途端「ほれっ」といってその刃先を私に向けて突き出してきたことです。今、そんなことを私に対してしたなら、確実に関節を決めて泣くまで痛めつけてやります。なんならその関節を外してやります。相手の年は関係ありません。他人に対して、してはいけないことを平気でする輩には、尊敬も糞もなくその体に痛みを教え込んでやるだけです。当時、その人事部長は50代だと思います。50を過ぎても他者に刃物の刃先を向けて突き出す行為をする。それを冗談だと言っていいと?万が一、それが私に刺さっていたら、なんというつもり?(再度書きますが、他人にナイフの刃先を向けていいのは、ナイフで刺されてもかまわない輩だけです。)当時の私は少々従順すぎましたね。年上だからということで我慢してしまいましたから。年上だろうが何だろうが、その性根が腐っている輩にそんなことは全く関係ないのだ、ということを学びましたので。平気で他人にナイフの刃先を向ける馬鹿ほど、実際に相手を刺殺した後に「殺すつもりはなかった」という大馬鹿野郎です!!なぜナイフを持っていたかって?その酒造会社まで片道90分の自転車通勤をしていたからです。(電車もバスも通っていない田舎でしたから。)道中、ナイフをはじめ、道具がなければ、もし故障などのアクシデントに遭遇したときにどうしようもありません。(ナイフが必要かって?なら、タイヤのチューブやゴムを、ナイフや道具なしで手や口を使って切ったり修理できるの?できるのなら、見せて貰いたいですわ!)他者が助けてくれるだろう?それはあまりに甘い考えですわ。山道を越えての90分。民家もないところを走っていたのです。誰かが助けてくれるだろう、なんていう甘い考えで居られる場所じゃなかったのですよ!同時に、自転車が故障しました、といって警察に連絡すれば助けてくれるとでも?腐った警察が助けてくれるわけないでしょうが!!!!!!!


名古屋では明日、21日までです。もしほかの場所で上映が継続されているのなら、是非ご覧になってください。これはいい作品です!そして、ドスの生き方から学んでください。信念は他人がいくら懐柔しようが、本人に暴力を振るおうが、それを変えることはできない、と。それはつまり、他者からの暴力や甘言でその考えをコロッと変えるようなら、それは信念でも何でもない、ということ。さらに、信念というものは、その人の「生き方そのもの」ということを。エンドクレジットで、当時のドスの写真がでますが、本当にトウモロコシの茎のような、華奢な体型です。なのに、75名もの戦傷者をたった一人で助けたという事実に、ただただ驚きしかでません。


いつになく熱く語ってしまいました。それほどこの作品が素晴らしかった、ということです。DVD発売と同時にポチりそうです。子供達に見せて、信念を持って、その生き方を貫いてほしいと切に願ってしまうからです。


信念を持って生きている人って、美しいですよ。(私は美しくありません。暑苦しいだけです。これを読まれた私の患者さん達、異論があったらぜひ教えてくださいね!)

2017年7月11日 (火)

怪物はささやくをみてきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『怪物はささやく』をみてきました。個人的ランクC-。公式ホームページはこちら


ダーク・ファンタジーと聞いたので、喜び勇んで(?)見に行きました。う〜む、結果は・・・。ダーク・ファンタジーといえばいえるのでしょうけど、私好みのダーク・ファンタジーではありませんでした。私好みは、ティム・バートン監督作品のダーク・ファンタジーですね。


ですが、怪物の語る物語、これはもう現実を的確に表現したものだけに、この点ではまさにダークなものでした。現実というものが、それほど汚いということです。それを怪物は的確に主人公の少年に、物語として聞かせます。私も子供たちに、写実的に現実の汚さを話して聞かすのではなく、物語として聞かせた方がよりよいのかも?と思いました。


子供はこの作品を見ても、あまり感じることが少ないかもしれません。むしろ、大人が見るべき作品なのではないでしょうか?


怪物の声を当てていたリーアム・ニーソン、いい味出していて、ぴったりのはまり役でした。日本の声優なら、やっぱり故永井一郎さんにやってほしいと思います。


誰にでもお勧めできるものではありません。ですが、現実を皮肉ったファンタジーをみたいというのであれば、この作品はかなりおすすめできます。


最後、少年の心が救われたこと、これがなによりほっとしました。

2017年7月10日 (月)

しあわせな人生の選択をみてきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『幸せな人生の選択』をみてきました。個人的ランクA-。実にいい映画です!公式ホームページはこちら


末期の肺がんの男性が、自分の老犬を誰に託すべきか?という話です。ですが、これがこんなに素晴らしい映画になるとは!スペイン映画です。これもDVD発売と同時にポチりたいぐらいの作品です、これ。


私もある事情で死と隣り合わせです。ですので、自分自身の死に方については、もう納得いくところまで突き詰めています。ですが、もし、私がペットを飼っていたとしたら?そう考えたら、この映画を見ているときに何度も感情移入してしまい、涙があふれてしまいました。自分のことよりも、ペットのことの方を考えてしまうのです。


だからこそ、おかしな他人に、この大切な老犬を託すわけにはいかないのです。さて、最終的にこの末期の肺がん患者である人物は、自分のことよりも大切な老犬を、誰に託したのでしょう?これはぜひ映画館で確認されてください。


癌患者である主人公に会いに来た友人が実に素晴らしい!こんな友人を彼は得ていたということ、とてもうらやましく感じます。私にも戦友と呼べる友人がいますが、近年声を聞いてませんね・・・。😣ですが、なんとなく、漠然とですが彼なら私が本当に必要としているときには寄り添ってくれる気がしています。単なる私の妄想の可能性は否定できません。ですが、彼はそうしてくれる気がするのです。この映画の彼は、素晴らしい友人を手に入れていたのです。それだけで、彼の人生は大成功だったと言っても過言じゃないと私は思います。私自身、私の戦友のためにこの映画の友人のような存在でいたいと切に願います。


この映画、『幸せ』ということについてかなり考えさせてくれると思います。人それぞれですよ、幸せというのは。そして、自分の幸せを他人に『強制』してはいけません。それはしてはいけませんし、できないことですから。この映画、それをきっちり描き出しています。いいですか、強制は医師であってもしてはいけないのです。日本はどうにもこうにも、医師が強制しますね〜。そして、その強制に唯々諾々と従う患者さん達。なぜ?自分の体ですよ?医師の体じゃないのですよ?あなたはどうやって死にたいですか?医師の言いなりになって、無駄に苦痛で金がかかる無意味な治療を受けて死にたいのですか?そういうことをこの映画は問いかけているのです!


肺がん患者であるフリアン、オランダに留学中の息子に会うのですが、その最後のシーンでは涙があふれて止まりませんでした。なぜって、物語ではその後になって語られるのですが、息子のとった行動がなぜか心の琴線に触れて涙が止まりませんでした。そして、この感じたことが間違っていなかったことがわかり、また涙が。親子の愛情、言葉じゃないということです。この息子がまたよくできた息子で。私の子供達、こんな人間に育ってほしいと願ってしまいました。フリアンと同じ立場だったら、私も彼と同じく泣けて仕方なかったと思います。言葉よりも態度で示す。本当です。


この映画の原題は"Truman"です。この老犬の名前です。日本タイトルも、昨今の翻訳(意訳)にしてはかなり素晴らしいといえます。この日本タイトルを考えた人、この映画の本当の良さをとてもよくわかっていると太鼓判を押したい!原題が犬の名前ということからもわかるとおり、本当の主人公はこの老犬です。人間ではありません。ですが、そこにこの作品の深いところがあると思います。


この映画、多くの人にみて貰いたい。そして再度ですが、その最後、老犬のトゥルーマンを誰に託したのか?ということをみてほしいです。


今後、日本でもこの映画と同じ状況が頻発するのが簡単に予測できます。さて、あなたが末期の病状だとして、そのとき大切なペット、いや、大切な同居人がいて、その同居人を誰に託したいですか?そういうとても大切なことを、自分の命より大切な別の命を誰に託したいですか?ということを、この映画は問いかけているのです。


ぜひ、多くに人にみて貰いたい、そして考えてほしい映画です。あなたは本当に信頼できる友人がいますか?自分の選択を心から尊重してくれる友人ないし身内がいますか?居なくてもいいのです。本当に大切かつ重要なのは、

『あなた自身が、自分で下した選択に対して、後悔しない』

ことなのですから。

2017年7月 9日 (日)

おじいちゃんはデブゴンをみてきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『おじいちゃんはデブゴン』をみてきました。個人的ランクB+!公式ホームページはこちら


もう、往年のカンフー映画ファンなら、デブゴンという名を聞いて心が躍らないわけありません!サモ・ハンの動き、よくあの体型で動けるものだと、何度みても感心します。


冒頭でR15のマークがでてびっくり。あれ?この作品、R15指定なの?!今までのカンフー映画で、それもサモ・ハンが主演の映画でそんなR15指定がつくようなものってあったっけ?そんなに血糊が多いの?とおもったら、まさにその通りの作品になってました〜。いやぁ、血糊もたっぷりなら、マフィアたちの敵を殺すシーンがエグい・・・。これはR15指定になったのも納得のできばえです。


認知症を患った老人を、実にうまくサモ・ハンが演じています。実際、認知症患者さん、小学生やそれ以下の子供と交流している方が、その進行がかなり抑えられるのがわかっています。むしろ、大人と接しているとその進行が進みやすいです。認知症はある意味、子供に戻ることのようなもの。サモ・ハン演ずるディンも、近所の少女がいなくなってからその症状の進行が早まっていくのを、上手に演技されていました。


私が学んだのもカンフーなので、彼の動きはよくわかります。後半の多人数相手の戦い、一人一人の敵をできるときに戦闘不能に陥らせるために関節を外すのは、あれは正解です。多くの人が関節を外した経験がないでしょうからあえて述べますが、骨折より痛いですよ、あれ。付け加えると、関節を外すのにそれほどの力もいりません。骨折させる方がよっぽど力が必要になります。


エンディングもよかったぁ〜。まさか泣けるとは思いませんでした。特に、エンディングのナレーションでボロっと泣けてしまいました。う〜ん、DVD発売でポチってしまいそうです。


エンドロールが始まってもすぐに席を立たないように。まだ続きますからね。そして、その続きの中でさすがサモ・ハン、『悪を働いたものは、必ずその報いを受けるのだ』ということをきちんと描いています。悪事をしたものがそのまま逃げ続けられる、ということは天が許さないということです。ここまでしっかり描いているから、この作品は素晴らしいといえます。


ユン・ピョウもでるし、アンディ・ラウがどうしようもないろくでなし父親を演じますし。ゲスト出演者たちに驚きます。


R15指定ですし、血みどろシーンも多々あるのですが、この作品、ぜひ劇場でみてほしいと切に願います。本当におもしろい作品ですから。時間とお金の損はしません!

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