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カテゴリー「映画・テレビ」の333件の記事

2018年7月19日 (木)

ルームロンダリングを見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『ルームロンダリング』を見てきました。個人的ランクA-。公式サイトはこちら


いやはや、全く期待せず見に行って、これほど感動させてくれたとは!!映画って、こういう作品が出てくるから面白いのです!!全く、こちらの予想を覆すほどの感動を与えてくれる作品に巡り会えること、こんなに楽しく、嬉しいことはありません!!笑えて、感動さてくれて、考えさせてくれて、そして泣かせてくれる。こんな面白い作品、本当に久しぶりです!!


確かに、この映画、事故物件を扱った映画ですが、そんなことよりも大切なことを、この監督は描き出しているのです。


今の現状に落胆し、短絡的に死を選んではいけないということ。自分はそんなつもりがなくても、他者は『勝手に』(まさに勝手です!!むちゃくちゃ理不尽です!!)『一方的に』こちらを恨んでくることもあるということ。


自分自身は普通に生きているつもりでも、知らぬうちに他人から恨みを買い、いきなり殺されるかもしれない『現実』という日々を、生きていかなくてはいけないという事実。


現実は理不尽です。理不尽すぎます。ですが、それでも生きていかなくていけないのです。この作品は、そのことを伝えようとしていると思います。


劇中、『死んだ人より生きている人の方がよっぽど怖い』というセリフが出てきます。私も100%同意します。生きている人間の方が、死んだ人よりずっとずっと怖いです。でも、現実に生きている以上、それに対応しなくてはいけません。この映画の主人公のように、逃げ続けて生きるのもいいでしょう。ですが、それでいいの?一生涯、逃げ続けることができるの?それとも、自分を変えようと、一歩踏みだす勇気を持つのも必要なのでは?


この映画でも、自殺してから自分の作品が評価され、死を単純に選ばず、やれることをやっていたら全く違った未来(現実)を引き寄せていたのではないか?というシーンが出てきます。一時、本当に人生の一時です。その一時がつらいからといって死を選び、実は自分の持つ可能性を表現することなく、まさに『死んでから後悔する』というつまらないことになってもいいのですか?です。長い人生の一時、つらくても死を単純に選ぶのではなく、別の道があるのではないか?と考えることが必要です。自分の頭でわからなければ、いのちの電話に相談する。友人に相談する。友人がいなければ、寺の坊主でもいいのです。本来、坊主の仕事の一つが、人生に迷っている人を救うというものがあるのです!坊主が嫌なら、教会の神父でも説教師でもかまいません。誰か、他者に話すという行為そのものが大切なのです。そういうことをせず、自分で自己完結し、死を選んでしまうのは、もったいなさ過ぎます。


この映画、マイナーですが、ぜひ多くの人にもてもらいたいです。非常にいい映画なのですよ、これは!騙されたと思って、足を運んでみてください。

未来のミライを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『未来のミライ』の試写会を見てきました。個人的ランクB+。


さすがの細田守監督というべきでしょうか。今作では、家族の血のつながりについて描かれています。それだけに、子供には少々難しいかも?と思わざるを得ません。いえ、けっして子供が見たらつまらない、ということではないのです。子供が見ても笑える場面が多いのは確かです。ですが、監督が描こうとしている、家族の血のつながりという『奇跡』を理解するには、ある程度の年齢、もしくは経験が必要かと思われます。


劇中で描かれます。自分の家族、血のつながりの過去において、ほんの少しのすれ違いがあれば、今の自分は存在しないということ。このことを、この作品では描いているのです。つまり、過去において、自分の血縁者が奇跡でつながれたからこそ、今の自分がいるということなのです。このことを理解している現代人が、どれほどいるのでしょうか?この作品でも、主人公の「くんちゃん」が親のこと、妹のことを『嫌い!』と言い放ちますが、それを言うことがどれほど罪深いことなのか?ということを監督は述べていると思います。自分が冷遇されていると感じても、本当に冷遇されているのか?まぁ、今作のくんちゃんのように、4歳の甘えっ子ではなかなかそんなことを感じることも、考えることもないでしょうが、だからこそ、親がそのことについて教えなくてはいけないのでは?と思いました。


今、親が自分の目の前にいてくれること、自分の子供達が目の前にいるということ、自分自身が生きているということ、これがどれほどの奇跡なのか?ということを、ひとりひとりが理解した方がいいと思います。なぜって?明日、自分が、親が、子供達が、今日と同じように生きているという確証は、どこにも存在しないからです。このこと、理解できますか?わからない?わからない人には、どうしようもありませんね。


父親の声を当てた星野源さん、正直、妻役の麻生久美子さんより上手く感じましたよ。アドリブもかなりぶっ込んでいたようですし。(これは試写会の時、監督からの証言です。)個人的には、普通の役者を使うより、本職の声優を使った方がいいと、心底思うのですけどね。あ、でも、くんちゃんの声を当てた上白石萌歌さん、上手だったと思います。特に犬の鳴き真似は大変上手かったと思います。


劇中に出てくる、過去の青年、まさか声が福山雅治だとは・・・!エンディングテロップを見て驚きました。いわれてみれば『うん、確かに』といえます。個人的には、福山さんより星野さんの方がずっと上手だったと思います。


この夏休み映画として、なかなかだと思います。年代に関係なく楽しめると思いますよ、この映画は。

2018年5月22日 (火)

のみとり侍を見てきました!

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『のみとり侍』を見てきました。個人的ランクA。公式サイトはこちら


いやもう、笑わせてもらいました。あ、この映画はR15指定です。私が見たときは、ほぼ席が埋まっていました。まだ上映して日が浅いからかもしれませんが、人々の期待度がわかろうというものです。


阿部寛さん、なんでこうも演技が上手いのでしょう!かっこいいところと、逆のユーモラスな落差を見事に演技されています。


ですがこの映画、しっかり人間としての節というか、義理人情を描いているところが素晴らしい!現代社会に欠如しているのが、この義理人情です。バブルの時以来、日本人の人心の荒廃ぶりがあまりにもひどすぎます。何かにつけて全て『金』が至上主義。金と権力のためなら、他人を踏みつけて、他人の命をないがしろにしてでもかまわないという社会が現代です。なんていう腐りきった社会か!


この映画、主人公が侍として学び築き上げてきたものが、一瞬で崩れ去ります。その失意の底から這い上がってくるのが素晴らしい!自分の状況に腐ることなく、新たに努力しはじめる姿勢、とても参考になります。まぁ、そうなるきっかけは、死に別れた妻に似た女性から言われた『下手くそ!』の一言からですけど。床上手になるための努力シーンが、これまた大笑いできます。


豊川悦司さん、いい味出しているんですわ〜。この夫婦の(ものすごく嫉妬深い妻役が前田敦子さんですね。はまり役)物語のシーンは、とにかく笑えて笑えて。🤣まぁ、男として、こんなに嫉妬深い女は、御免こうむりますけど。この妻の、旦那の浮気を抑えるための方法がこれまた大笑いできます。よくそんなこと考えついたなぁ、と、ある意味感心します。貞操帯ですね、これ。豊川さんの醸し出す、男気と男の色気がいいですわ〜。


この映画、桂文枝さんはじめ、皆さんとても楽しんで演じられているのがわかります。だからでしょう、この作品がとっても面白くなっているのは。個性的な人たちばかりが演じてますので、なおのこと面白くないはずがありません。


寺島しのぶさん、相も変わらず素晴らしい演技です〜。そしてその肌も胸もほんとにきれい!私自身は、いやらしさより彼女の美しさに圧倒されてしまいました。エロより美の方が強い、ということです。比べちゃいかんのですが、前田敦子さんもそれなりに頑張っていましたが、やっぱり小娘ですね〜。まだまだです。


貧しい長屋の子供達に、無償で読み書き剣術を教えている友之介。他者のために自らを省みず生きているため、死にそうになりますが、そんな彼だからこそ、同じ長屋の人たちが賢明に彼を助けようとします。人情ですよね〜。今の世の中、友之介のような人もほんとに少なくなってしまいましたし、そういう人を認めていて、助けようとする人も少ないです。何しろ、現代社会では、貧乏人は死ねと言われる世の中ですからね。貧乏なのは自己責任。そんなやつに税金を使うな、などなど。人情もクソもあったものじゃないです。死にそうになった友之介を助ける医者が伊武雅刀さんで。最初は貧乏人に『金もってこい』というような、結局医者は金儲けしか考えてねーのか!と思わせておきながら・・・というのが、これまたよかったです。ここでも人情。結局、貧乏人達の方が義理人情が篤いと言うことなんだな、とあらためて思いました。貧乏だからこそ、お互い様の精神で助け合って生活しています。これが本来の、人間の、日本人の姿じゃないのか?と心底思います。


現代社会への批判だなと思ったのが、上司が馬鹿でクソであると、優秀な部下ほど迷惑をこうむる、ということ。そして、そんな上司に取り入って私腹を肥やすダニが、その屑上司の周りに集まり、ご機嫌取りになります。も、今の企業も政治も、全く同じですわ。だからこそ、その間違ったことをしている上司に対してものを言う部下が、どれほど大切か、ということです。うるさい、うざいといって、そういう部下を排除してしまえば、そりゃ天狗になれますよ。周りはおだて上げてくるだけのダニばかりですから。自分のすること、考えに反対意見を言ってくれる部下の大切さに気がつくかどうか、で、その上司の人間性がわかるってものです。この映画では、アホの殿様がそのことに気がつき、主人公を再登用、藩から膿を出すための重要な役職に就けます。今の自民党とはまるで正反対!安部は自分の天下を作ったつもりでいながら、それは砂上の楼閣であり、周りの人間はダニばかりです。そんなアホな人間である安部が、自分の無知無能さに気がつくわけ無いですね。それを気づかせてくれる人を、周りに一切置いていないのですから。


劇場では、ご夫婦やカップルが多かったですね。こちらも嬉しくなったのは、そういうご夫婦やカップルが、お二人ともこの映画の下ネタの部分で大笑いされていたこと。逆に、全く笑わないカップルもいたり(私のとなりにいた20代らしきカップルはそうでしたね)。個人的には、こういう映画を一緒に見て、下ネタの部分で一緒に大笑いできる人がいいなぁと思いますけどね。


笑えて、そして現代社会でほとんど忘れ去られている義理人情を再度勉強するためにも、この映画はおすすめです。うーむ、もう一回劇場で見たいですね、この作品は。

2018年5月21日 (月)

ラッカは静かに虐殺されている、を見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『ラッカは静かに虐殺されている』を見てきました。個人的ランクA-。公式サイトはこちら


ドキュメンタリーです。そして、ここで描かれていることが真実である、ということ。なにより、このドキュメンタリーの主人公達である、市民ジャーナリスト集団RBSSの態度こそが、真のマスコミ、ニュースキャスターの姿だと思うのです。日本の腐ったマスコミ、特にNHKは、このRBSSの人たちの姿勢を見て学び直せ!と言いたいです。


イスラム国がやっていることが、今更ながら単なるテロリスト集団でしかない、ということがよくわかります。見ていて強く感じたのが、イスラム国なり、今のアメリカなり、この日本も、中身一緒じゃないか、と思えたのです。権力を握ったもの達は、その権力を決して手放そうとせず、自分たちに反抗するもの達には、徹底した弾圧を与える、ということ。イスラム国はテロリスト共だからわかるけど、アメリカや日本も?と思う人、自分の頭でよくよく考えてくださいね。アメリカ政府が他国にしていること、この日本に大してしていることは、征服者という態度が丸出しです。日本政府は、戦後ずっとアメリカに隷属し(ほんとに隷属です!)アメリカに言われるままに金を出し、土地を提供し、国民がアメリカ人達によってレイプされたり殺されても文句も言えない。そんなていたらくな政府の癖して、『日本政府はおかしい』と声を上げる人たちに対して弾圧をする。それもいかなる汚い手段を使ってでも。アメリカも日本政府も、イスラム国と中身は変わらないですわ。そう思いませんか?


劇中、なんども残酷な場面が出てきます。それが日常で行われているのが、今のラッカの現状です。まさに虐殺のシーンが出ますので、心臓の弱い方は見ない方がいいでしょう。


RBSSの人たちは、自分の命をイスラム国から狙われ、家族を殺されても、それでもラッカの真実を世界に伝えることをやめません。真実を知ってもらいたいからです。ペンは剣よりも強し。これを実践しているのがRBSSです。再度、日本のマスコミはどうですか?剣を持つ日本政府のいいなりになってますよね〜。マスコミの本来の仕事を何らしていないと言っても過言じゃないです。


この映画も、是非多くの人に見てもらいたいです。シリアなどという遠い国で起こっていることであり、自分たちには何ら関係ないと思っていたら大間違いです!もうすでに、この日本でも、日本政府(糞安倍政権)によって、国民の自由が奪われ、権力を持っているドグサレ共にとって非常に都合のよい法律が作られてしまっているのです。いつ、なんどき自由が奪われるのかわかったものじゃないのですよ。もし、自分たちが同じ立場になったらどうする?ということを、この映画を見て心底考えてもらいたいです。

2018年5月 3日 (木)

アクト・オブ・バイオレンスを見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


「アクト・オブ・バイオレンス」を見てきました。個人的ランクC-。


久しぶりにブルース・ウィリスを見ました。😅今作でも刑事ですね。彼の役どころは、ダイ・ハード以来、こういった役どころが非常に多いですね。最初のインパクトが大きすぎたからなのか、こういう役しかできないのか。ん〜、どうなのでしょう?


家族愛を描いた映画です。ですが、アクション映画。上の兄二人が軍人だからにしても、一般家庭にあの武器は?!しかも、手榴弾まで?!軍人故に裏ルートも知っていることでしょうが、あり得るの?ん〜・・・・。銃を構えたりするシーンは、トレーニングを積んだことがわかりますが、後半、工場内での戦闘シーンでは、バックアップ(狙撃)場所が近すぎない?手榴弾まで手に入ったのなら、サイレンサーも入手できたか、自作できたでしょ?と突っ込んでしまいました。さらに、敵が確実に動かないか、隠れている敵がいないかどうかも確認しないのも、それってどうよ?と。


救出したのはいいけど、その後家に戻った後、窓のカーテンをしっかり閉めないのはなぜ?生き残っている敵が再度襲撃してくるかもしれないという考えがないの?元軍人だったのなら、そういう考えに行かないの?


麻薬組織が、FBIやDEAにまで金の力で影響を及ぼし得る、というのも、それってどうよ?です。あり得ない話じゃないのは当然ですが、捜査も逮捕もあり得ないというのはねぇ・・・。しかし、トリップできるのなら何でもいいということで、大型動物用の麻酔薬を流す、というのは、アメリカの麻薬社会ならあり得るわと、この部分では納得してしまいました。


まぁ、単純な勧善懲悪ものです。冒頭に書いたブルース・ウィリスは脇役であり、主役ではありません。面白かったか?と問われると、「ん〜?」としか答えようがないですね。

バース・オブ・ザ・ドラゴンを見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


「バース・オブ・ザ・ドラゴン」を見てきました。個人的ランクC+。


カンフーを学んだものとして、ブルース・リーのファンとして、これは外せません。


後半まで、リーが自分を売り出し有名になるためなら、カンフーというものの本質をねじ曲げても構わないという態度がどうにも。詠春拳を学んだときに、リーに指導したイップは心の指導をしなかったのか?と疑問に感じちゃいましたわ。師は弟子に一番教えなくてはいけないのは、心技体のうち心の部分を一番にしないと、弟子は間違った方向に行くように感じていますので。これはイップシリーズの映画にも描かれていますし、少林拳の映画でも同じように何度も描かれているわけで。


北派少林拳の達人ウォンもまた、自分のくだらないプライドのために大切な仲間(?)に重傷を負わせてしまい、自分の心を見つめ直すためにサンフランシスコまで皿洗いにきたという理由も、いや、なぜサンフランシスコまで?と。いろいろ疑問に思うことが。達人と呼ばれるレベルまでいっていても、いざとなると簡単に己のプライドのために相手を傷つけてしまう心の弱さ。う〜ん、狭い少林寺の中だけで、周りからは達人だからとチヤホヤされると、ものの見方が非常に狭量になってしまうのでしょう。いくら寺の修行僧であっても、そういう自尊心の増長を抑えるのは、非常に難しいのかもしれません。


ギャングに借金してアメリカに入国したが故に、その返金のためにホステスとして働かされている女性達。ヒロインがアメリカの医学部に入って医者になる夢を語りますが、当時は入学に資産金額の提示や学力、高校や大学卒業の証明の提示を求められなかったのかしら?留学したものからすれば、ちょっと気になる部分でした。が、こんな程度のこと、些細なことでしょう。


この映画、リーとウォンの心の、魂の成長を描いたものだと思います。カンフーについては二の次ですね。


魂を磨くということはどういうことか?そういうことを学ぶためには、こういう映画を見て参考にされると良いかと思いました。

2018年5月 2日 (水)

祈り サムシンググレートとの対話を見てきました!

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。ブログ更新を怠けていたら、あっという間に2ヶ月たってしまってました。😨


「祈り サムシンググレートとの対話」を見てきました。5/4までの限定上映です。名古屋のシネマスコーレにて。個人的ランクA+。


祈りの力については、私も何冊も本を読んでいてある程度の知識があります。しかも、この映画で出てきた本の何冊かは、読んでいた本でした。しかし、改めてこういう映像として、世界各国で行われた祈りの力についての研究結果を示されると、圧倒されますね。しかも嬉しかったのが、ゼロポイントフィールドまで出てきたこと。まさに、このゼロポイントフィールドが気とかプラーナとか呼ばれているものだと思うからです。やっぱりと思ったのが、祈りの力は、祈る人の数は余り関係ないと言うこと。それよりも、集中して祈れる人が必要と言うこと。劇中、すごいデータが示されます。人の祈りで、紛争や犯罪をなくすことができる、という事実!全世界人類のうち、1%の人が祈ってくれれば、この世界から戦争がなくなるそうです!!


人が祈ったところで、それが他者に影響を与えるわけがないと、頭から信じていない人、このドキュメンタリーを見るべきです。祈りと願いは違うのですよ。ほとんどの人が、そこのところを勘違いしています。願いは『自分のため』にするものです。祈りは『他者のため』にするものです。今の腐りきっている日本人、ほとんどの日本人は『自分のことしか』考えない、狭量な輩ばかりです。ゆえに、『願い』しかせず『祈り』をしないのですよ。だから、祈りと願いの違いを理解できない。理解できないから、この映画のような、事実を伝えるドキュメンタリーを頭から信じない。もったいないですよ、そんな狭量は。


人は、その潜在意識下で他者と繋がっています。それが集団的無意識となり、この映画でも示されたように、世界のどこかで何か大きなことが起こったときに、地球磁場の変動として観測されます。実際は重力場も変動しているはずです。(地球磁場の方が、衛星で観測しやすいのでしょう。)それぐらい、人の意識というのは、大きな力を持っています。このことは、素晴らしい書物である『アナスタシア』シリーズでも、何度も述べられていることです。


人の意識、ポジティブでもネガティブでも、それぞれが同等に体に影響を与えることがこの映画で示されています。これは、日々患者と向き合っている私にとっては、ごく日常茶飯事であり、当たり前のことです。体に影響を直接与えるのですよ。なら、どちらの考えでいた方がいいですか?悪い方悪い方へと常々考えている人は、その体調も悪く、病気をしやすく、そして非常に治りにくいのです。それよりも、痛みがあっても「なんとか動けるし、もっと痛みに苦しんでいる人もいるのだから、自分はまだまだ幸運だ」とポジティブに考えている人は、治りが早いです。


脳はだませます。脳は、心や感情が動いて笑顔になったのと、嬉しくなくても表情筋を動かして(口角を上げて)笑顔にしたのとの、区別がつきません。そう、区別がつかないのです。区別はつかない故に、嬉しくなくても笑顔を作るだけで、脳から(本当に嬉しくて笑顔になったときと全く同じ)様々なホルモンが放出されます。ホルモンが放出されると言うことは、そのホルモンを作る遺伝子がオンになっていると言うことです。


一つのホルモンを作るためには、一つの遺伝子が活性化しなくてはなりません。一遺伝子一酵素と学生の時学んだと思いますが、酵素と言うよりホルモンという方がいいです。一遺伝子一ホルモン。(私はそうアメリカで学びました。)遺伝子が活性化しない限り、ホルモンは作られないのです。


この映画で驚いたのが、血液検査で、人体の遺伝子活性度がわかると言うことです。0か100という絶対数的な活性度ではなく(これだとほんの少しでも活性していれば100となってしまいます)、25%、50%とか、本当にその遺伝子の活性程度がわかるのです。笑えたのが、人が恋をしていると本当に遺伝子が活性化しているという事実。劇中、村上博士が言われましたが、本当にあなたに恋をしているかどうか、自分の遺伝子の活性程度を見せて証明できますよ、という下りです。😆恋愛ホルモンは3年でなくなると言われますが、村上博士も言われてました。この恋愛によって活性化した遺伝子も、だんだん活性度が下がってくる、と。恋愛ホルモン3年説は、事実だろうと私は思いますね。


もっといろいろ書きたいことばかりです。が、書きすぎると映画の内容を全て書き出してしまいそうですのでやめます。祈りの力について、この映画を見て、その事実を学んでほしいです。


あと、劇中、村上博士が言われたこと、私も全く同意見でした。3.11の大地震、これは天(サムシンググレート)からの警告だ、ということ。日本人の人心が余りに乱れまくっているが故に、それを気づかせるためにあの地震が起こったのではないか?という考え、私は同意です。あの地震の後、日本人の人心が変わってきたように思えたのですが、わずか7年で元の状態に戻っています。たった7年で。変わらなかったら、再度心底変えさせるために、今度はもっと大きなことが起こってもおかしくありませんし、起こると思います。被災者じゃないからそんなことがいえるんだと言ってくるお馬鹿さんもいることでしょう。被災者じゃなくても、被災した人たちのことを心底思えば、この7年ほとんど復旧が進まないこと、被災者の人たちをさらに追い込んでいる東電、糞日本政府や自治体の方がおかしいと理解できるはずです。原発もそう。人間がコントロールできる類いのものじゃないのです、原子力というのは。人間ができるのは、原子力をコントロールするのではなく、爆弾としてそのエネルギーを一気に解放させるという、実に低俗かつ幼稚なことだけです。今、現実にコントロールしているじゃないか、という人、事実を見なさいな。矮小な人間が行うことが、自然が行っていることと同等のことができるわけないのです。特に、現代人のように、自然に対する謙虚さや畏怖が欠如している人間などに。村上博士が言われる、サムシンググレート。科学者故に、神と簡単にいえないから、サムシンググレート。何か偉大なもの。人間は遺伝配列を「読む」ことはできますが「作る」ことはできません。遺伝子改変できるじゃないか!という人、よく考えて。改変は一部を作り替えただけであって、無いものを一から作ったわけじゃないのですよ。そして人間は、それができません。なら、遺伝子をデザインした存在がいなければならないはずです。それがサムシンググレート。人間を超越した、何か偉大なもの。それを感じれば、自然と謙虚さが出るはずなのですけどね。

2018年2月21日 (水)

消された女を見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『消された女』を見てきました。個人的ランクB+。公式サイトはこちら


いやはや、韓国の法律に、

精神保健法 第24条
保護者2人の同意と精神科専門医1人の診断があれば、
患者本人の同意なしに「保護入院」という名のもと、強制入院を実行できる。

というのがあり、実際にそれを悪用した『実話』を元に作られた作品です。


確か日本にも似たような法律があります。患者本人の同意なしに、その患者が他者に危害を加える可能性が非常に高い場合、(確か)家族と知事の合意があれば、強制措置入院できたと思います。韓国と違うのは、知事(確かそうだったと記憶)という上位権力者の合意が必要なことです。


もう、見ていて気分が悪くなります。いえ、血みどろとかいうことではなく、正常な人を『無理矢理』強制入院させ、やりたい放題する、ということにです。当然、入院患者リストにも、その人の名前は載っていません。とどのつまり、リストにないのだから、その人は『存在しない』ことと同意なので、どうなろうがかまわないのです。劇中、精神科病院の院長は、まさに『鬼畜』としかいいようのない行為を繰り返しています。実に、医療者として胸くそ悪かったです。私の手で、この院長に引導を渡してやりたくなりました。


伏線の張り方が上手い!この映画はそれだけでも、劇場に足を運ぶ価値があると思います。終盤、「あ、冒頭でそのヒントがあったし、確かにその通りだ!」と、まさに「やられた」感が一気に襲ってきました。う〜む、こういうサスペンス映画で、素晴らしい伏線と、やられた感はたまりません。ヒント?ボールペンです。あ、伏線の張り方は上手かったのですが、一つ難点というか非常に気になったことが。後に助けられた病院職員、彼はどこに行ってしまったのか?彼の行方は?この点が私は最後の最後まで気になってしまいました。確かに物語には重要ではないのかもしれませんが、それでもある大切な役目を負っていた彼なのに。彼の扱い方が、結構気になりました。


しかし、人間の欲望というのは恐ろしいものだと、改めて思いました。この作品では、警察署長である義父が、遺産ほしさに行った行為ですし、精神科病院の院長は、その警察署長の後輩で、警察という後ろ盾があるからやりたい放題やる。製薬会社も、その病院でバンバン薬を使ってくれるので、嬉しくて嬉しくてサポートをする。もうね、人間のどす黒い部分が見事に描かれているのです。あぁ、日本でも同じです。まだ日本では表面化していないだけで、この韓国で起こった実話よりも、もっとひどいことが起こっていると私は思います。なにしろ、政府が国民個人を攻撃して平気な国に成り下がっているのですから。この作品のような、警察署長などという、小粒じゃないのですよ。国の政府が国民の一人を攻撃するのです。これって、北朝鮮や、ナチスとどこも変わりませんよ。こういうことに、ほとんどのマスコミも取り上げないものだから、大馬鹿野郎のネトウヨや人種差別主義者のような屑共が、調子に乗っているのです。あぁ、今の日本政府の政治屋や官僚共も、全く同じ糞野郎共ですけどね。


今、日本でも同じことが起こっているかもしれない。その怖さを感じ、もし自分が同じことをされたらと思える作品です。是非、劇場に足を運んでこの作品を見てほしいです。しかし、『ダイビング・ベル』でもそうでしたが、韓国という国だけではないのですが、権力を握った人間というのは、どうしてこうも、私服を増やすことにばかり血道を上げるのでしょうね??権力を握った人間のほとんどが、弱者を助けたり守るためにその『与えられた力』を使うのではなく、自分のためだけに使うのです。あぁ、スター・ウォーズで、ダークサイドに落ちた人間たちは、皆これでしたね。数少ないジェダイ騎士たちだけが、その高潔な意思と精神性を保っただけでしたね。SWでも描かれていたように、ダークサイドに落ちるのは簡単です。いとも簡単に落ちますし、多くの人間は『楽な方に流されます』。流されず、自らの精神性を高く保つ。これはかなり難しいのでしょう。だからこそ、それを目指して努力・修行する価値があると思うのですけど?

2018年2月20日 (火)

殺人者の記憶法を見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『殺人者の記憶法』を見てきました。個人的ランクB。公式サイトはこちら


予告を見て、これは面白そうな!と思った作品でしたので、見てきました。いや、期待を裏切らなかった作品でした。サスペンス映画が好きな人なら、この作品は逃してはいけません!それぐらい面白い作品です!名古屋では、名古屋駅西口先にある、シネマスコーレでただいま上映中です。仕事の半休を取ってでも、見に行く価値あると思えます。サスペンス映画好きなら!


主役のソル・ギョングが実に上手い!アルツハイマー病と血管性認知症による、まだら呆けを実に上手く表現しているからです。全く別人なのか?というぐらい、まだら呆けは介護する方から見ると、そう見えてしまうのです。それだけに、主人公がなんとか物忘れをしないように努力するシーンが、心に迫ってきますし、ドキドキハラハラします。


劇中にも何度もでますが、果たして主人公が体験したことが、自分の病気からくる『妄想なのか』、本当にあった『事実なのか』わからなくなることです。これがこの作品に重きを与えていますし、見ている人にも思わず「あれ?ボケ老人の妄想だったのかも?」と何度も思わせることに成功しているのです!この手腕、監督と役者の演技が素晴らしいが故に、見事にやられた〜と思うのです。これはぜひ、映画館で見てご確認してください。主役の、彼の演技力が素晴らしいので!


個人的には、最後のシーン、あれはもう妄想なのではないか?と思えるのです。重度のアルツハイマーにかかっている連続殺人鬼が、施設から単独で脱走できるとは、とてもじゃないけど思えないからです。あぁ、でも、作中に何度も出てくるように、『手は殺人の方法を覚えている』のですから、逃げることも可能だったかもしれません。


サスペンス映画ですので、見る人を多少は選ぶかもしれません。が、現代病ともいえるアルツハイマー病をあつかい、もしその患者が殺人鬼だったら、というアイディアとともに、誰にでも起こりうるかもしれないという怖さも感じさせてくれる希有な作品です。

2018年2月17日 (土)

不能犯を見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『不能犯』を見てきました。個人的ランクB+。いや、これほど面白い映画だとは思ってもいませんでした。


もう、主役の松坂桃李さん演ずる宇祖吹が何度も口にする「愚かだね、人間は」。この台詞、普段から私が感じている言葉そのまま!私は時々、自分自身に対して『愚か者め』ということが多々ありますね。


この映画の面白いというか、素晴らしいところは、人間の行動を必ず別の面から見ろ、ということを教えていることです。現在、多くの人間は、一面からしか、一方からしかその人を見ません。その意味するのは、『自分の見たい物しか見ていない』ということに他なりません。この映画では、宇祖吹に殺しを依頼した人たち、彼らは全員、自分の見たい物しか見ていなかったのです。さて、宇祖吹に殺しを依頼し、それが成就された結果、その依頼者たちはどうなったのか?彼らは心願成就し、幸せになれたのでしょうか?劇場でそれらをご確認ください。もうねぇ、宇祖吹の言葉が、心に突き刺さります。


沢尻エリカさん、彼女だったんですね。全然知らなかったのです。まぁ、確かに美人でしょうけど、ただ人形のようにきれいなだけで、演技力がないなぁと感じました。おっと、ファンにけんか売ってますかね?観察した結果を述べているだけであり、彼女の人格を否定してませんので、過激なファンたちは勘違いしないように。例えば、劇中、飲み過ぎて吐くシーンがありますが、おいおい、あなた、本当に飲み過ぎて吐いたことあるの?と問いたくなりました。まず、音(声?)が違う。(あの音を出せと言われれば、本当に吐くしかないかも?個人的には、ジャッキー・チェンの吐くシーンを見て勉強しろ!といいたいです。)あと、アクションシーンがダメダメ。まぁ、格闘技の経験なんて全くないのでしょうけど、せめて、せめて演技のために少しでも、合気道なりを学んでほしかった。素人の動きですもの。とてもじゃないけど、警官に見えません。あれで犯罪者を投げ飛ばすことは無理ですし、関節を決めるシーンも、全然決まってません。


原作を全く知りませんが、これは原作を読んでみたいかも?と思えました。それぐらい、宇祖吹がいい味出しているのです。


人の言動を一方向から見るのではなく、別の方向からも見なくてはいけないよ、という大切な真理を教えてくれる作品です。自分の見たい物だけを見ていてはいけない、ということです。残念ながら、現代人のほとんどが、自分の見たい物だけしか見ていないので。だからこんな腐った世界になっていると、心底思えます。はい、私からすれば、宇祖吹の方が本当の人間に思えて仕方がないのです。


サスペンス物としては、かなり秀逸かと思います。松坂桃李さん、こういうちょっとサイコチックな役をやらせると、非常にいい味出しますね〜。

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