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2018年12月 9日 (日)

パッドマン 5億人の女性を救った男を見てきました!

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


「パッドマン 5億人の女性を救った男」をみてきました。個人的ランクA+。いや、実に素晴らしかったです!


公式サイトはこちら。ぜひ、映画を観る前に公式サイトをみて、映画についての事前情報を得ておいた方がいいと思います。私は全く知らないまま見たので、鑑賞後に情報を得て、「なるほど、それでか」とさらに深く納得した次第です。


しかし、インドはいまだにこれだけの格差、それも教育格差が存在しているということに愕然。その教育格差があるがゆえに、いまだに古い因習に囚われたまま。女性たちは生理になるたびに軒下で寝なくてはいけない。また、自分たち自身でも、生理中は不浄だからと。不浄?生理の何が?経血が出ることが不浄と?医療者からすると、なんという無知無理解。まぁ、いまだに日本でも同じことをやっているところもありますけどね。土俵とか。女性は不浄だから上がるなと、心室細動を起こして倒れた男性を助けるために土俵に上がって、蘇生処置をした看護師の方々、皆さんも記憶に新しいはずですが。彼女たち、それでも後から女性が土俵に上がるなんてと言われました。いつまで、いつまで間違った考えのもとに、女性を差別し、見下し続けるのでしょうか。これが先進国と呼ばれる国で行われていることに、情けない限りです。


生理の時に汚い汚れた布で代用しているため、感染症を起こし、時には子宮摘出や死亡となってしまうこともある、と映画の中でも述べられています。主人公のラクシュミは、自分の妻に死んでもらいたくない、感染症を起こしてもらいたくないという純粋な想いだけで、清潔なナプキンを作り、それを使ってもらいたかっただけです。なんという妻への愛情でしょうか!ですが、その妻も、家族も、村人も(2、3人の友人を除いて)彼を全く理解せず、結局村から追放しちゃいます。最愛の妻からも理解されなかったという事実、これは私も全く同じ経験をしていますから、涙が出てしまいました。一番理解してくれるはずの存在から拒絶されるのは、絶望しかありません。それでもラクシュミはナプキンを作ることを諦めなかったこと、ただただ尊敬に値します。


もうね、純粋な想いを持ち続け、どんなことがあっても諦めない、くじけない。私自身も、医療者を選んだ初心を決して忘れず、諦めずにいます。だからでしょうか、ラクシュミに心の底から共感しまくりです。


ぜひ、映画館でラクシュミの国連での演説を聞いてください。ただただ、ただただ素晴らしいのです!この演説を聞きながら、またも泣けてしまいました。ラクシュミの、どこまでも自分を利するのではなく、他者の利のためにという想いだけ。これが本当の愛です。3.11で天が日本人に教えてくれたことの一つなのですが、もうかなりの人が忘れていますよ。なぜこんな短期間で忘れてしまうのか、疑問というより情けない限りです。


しかし、人間というのはどうしようもないものだというのが、この映画で描かれています。あれだけラクシュミをバカにし、村から追放した村人たちが、ラクシュミが有名になったとたんに村をあげて迎え入れます。そしてそこには、彼を理解せず出て行った妻も。(私ならそんな村や妻を受け入れられるか?と自問しましたが、心が狭いのでしょうか、現状の私なら受け入れられないと思います。😞ここで受け入れられたら、また一段、階段を登ることになるのでしょう。)2000年前から、人間って全然進歩してないのですね。他者のためと普通と違うことをし始めた人を持ち上げ、その後よってたかって叩き落とし、多くがその人の死後また持ち上げる。イエスがそうでした。キング牧師も。最近では小保方さんですかね。2000年たっても、人間はなんら進歩していないとしか言いようがないです。


やりたい、やってみたい夢があるなら、今すぐ始めてください。ワクワクすることを始めてください。もしかしたら、あなたがやりたいと思っていることを邪魔する人が出てくるかもしれません。全く理解されないかもしれません。それでもそこでくじけず、夢を追い続けてください。私も今その途中です。周りから理解されないので、時々真剣に死にたくなりますけどね。😓今、夢を追い求めている人は、この映画を見てください。いや、観るべきです。自分が間違っていないということ、誰かは見ていてくれているということ、きっと納得できると思うのです。

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