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2017年11月の8件の記事

2017年11月25日 (土)

KUBO クボ 二本の弦の秘密を見てきました!!!

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『KUBO クボ 二本の弦の秘密』を見てきました。個人的ランクA+!!!公式サイトはこちら


もう、文句なく、今ならこれを見ろ!!!という作品でした。これ以上、何も言えないぐらい、素晴らしい作品なのですよ、これ。


ストップアニメーションですが、これほどすごいのは久しぶりです。スタッフの方々の苦労が忍ばれます。ですが、結果としてこれほどのすごい作品になっているのです。スタッフとしては、感無量ではないでしょうか?(私ならそうです。)


日本が舞台なので、見事なつり目です。まぁ、しかたない。実際はそうじゃない人が多いのですが、西洋人から見るとそうなのでしょう。本当に仕方がない。ですが、そんな些細なことなど、吹っ飛ばしてくれるほど、この作品は日本について描かれていると感じました。灯籠流し、祖先の墓参りの意味などなど。かつて、日本の文化について、これほど描いた西洋の作品があっただろうか?と。私の記憶には、存在しません。エンディングテロップで、オレゴン州の日本人社会や、カリフォルニア州の日本人社会に、いろいろ協力を求めたことが出ました。だからなのでしょうね、これほど日本文化について、それも灯籠流しや墓参りという、祖先の霊をまつる日本文化について理解しよう、正確に描こうとした監督やスタッフに、感謝と感動しかないです。


私が見たのは字幕版でしたが、英語の発音通りに、クレイアニメの舌が動いているのには、驚きましたわ。すごい、ここまで人間の動きを多少大きめにデフォルメしているにもかかわらず、正確に表現していることに。舌の動きですよ?それをきちんと表現しているのは、驚きました。いや、心底。"TH"の発音のところが一番わかりやすいです。


ストーリーは公式サイトにまかせますが、とにかく、今何を見たらいい?と聞かれたら「これを見ろ!!!」と即座に断言できる映画はコレデス。タイトル通り、三味線の、二本の弦の秘密と、そして残り一本の弦。この作品、大切なことを見事に描き出しているなぁと思います。今の日本、この大切なことを忘れている人が多すぎる気がして仕方がないです。いや、日本だけじゃなく、世界でも同じでしょう。


劇中で流れる、そして大事な役目を持っている三味線が、これほど効果的に使われたのは、あまりないのではないでしょうか?エンディングテロップによると、日本人と外国人のお二人が、演奏していたようです。とにかく、その演奏が、音が素晴らしい!BGMとして、これほど日本の三味線が物語に影響を与えているのは、ほかに知らないです。


お金も時間も全く損はしません。これは、DVD発売と同時、いや、予約してでもポチってしまうでしょう。手元に置いておいて、何度も見たい作品の一つです。


エンディングのテロップが流れても、絶対に席を立たないように。それは驚くほどの、制作現場が見られますので。


ところどころ笑えて、そして父、母の愛情を感じられ、ドキドキハラハラし、なにより『相手を許す』ことがどんなに大切なのか、ということを学ばしてくれる、非常にできすぎた作品です!!


もう、老若男女問わず、とにかく見に行け!!という映画は、本当にうれしいですし、生きててよかったぁ〜と心底思えるのです。

2017年11月24日 (金)

ミックスをみてきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『ミックス』を見てきました。個人的ランクC+。公式サイトはこちら。


いや、思ったよりおもしろかったです!各キャラが立っていて、誰もが主人公という感じでした。個人的には、小日向さん、生瀬さん、吉田鋼太郎さんのキャラがよかったですわ〜。小粒ですが(出演が少ないという意味です)ピリリ!と。


かなり笑わせてもらいました。それでいて、ホロリとくる場面もあり。笑い一辺倒ではなく、シリアスなところも入れてあったのも、よかったと思います。


新垣さん、いい味を出しますね〜。いい女優さんに育っていると感じます。


元彼役の瀬戸さん、いやぁ、クズ男っぷりを見事に表現されていました!ここまでクズだと、いっそ気持ちいいぐらいですわ。ただ、こういう男と友人には絶対になりたくないです。


遠藤さん演ずる落合夫婦。なぜ卓球をしているのか?という理由が分かるシーンでは、涙ボロボロでちゃいました。子を持つ親なら、共感できるはずです。


スポ根ですが、卓球の面白さをもうちょっと伝えられたら、と感じました。「あさひなぐ」でもそうでしたが、題材にしているスポーツの面白さ、厳しさ、などなどを、もうちょっと上手に伝えられませんか?私は卓球をしたことがないので、こういう素人に卓球の面白さを伝える演出方法があったのでは?と。「あさひなぐ」でも、全く同じでした。監督自身が、撮影前に実際にそのスポーツを嫌と言うほど体験した方がいいと思います。


この作品は、万人にお勧めできます。現在、笑いたいという映画をお探しなら、この作品ですね。

2017年11月23日 (木)

斉木楠雄のΨ難を見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『斉木楠雄のΨ難』を見てきました。個人的ランクD-。公式サイトはこちら


『銀魂』の実写版が思ったよりもおもしろく、よくここまで作った!と感激したので、同じくジャンプの漫画からの実写版、この作品を選んだわけです。


結果、ほとんど笑えない・・・。いや、各役者の方々はその役柄をうまく表現しようと努力されていたのは、すごいです。ですが、全体でこの作品を見ると、笑えない・・・・。アニメ版の方が、ずっと笑わせてくれます。


橋本環奈さん、顔を崩してでも体当たりで役作りをしていました。ここまで顔崩してもいいの?と心配になるぐらい。でも笑えない・・・。


新井さん、原作そのもののキャラには驚きました。一番キャラを忠実に表現していたかも?


う〜ん、多分、撮影現場はとても楽しかったと思います。ですが、銀魂のようには、この映画はできあがらなかったです。現場が楽しんだだけの作品であり、観客のことを置き去りにされてしまった感が強すぎます。


笑えると期待して見に行ったため、余計にその落胆がひどかったです。う〜ん、今年一番笑えた映画は、『トリガール』ぐらいです。

2017年11月22日 (水)

先日、TVで放送されたシン・ゴジラについて

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


先日、TVでシン・ゴジラが放送されました。私はTVがないので、興味のある患者さんたちにはお知らせしました。その後、患者さんたちから感想を聞き及ぶに至り、TV局が今の糞安倍政権に忖度したのではないか?と感じたので、この記事を書きます。


何に一番そう感じたのか?といいますと、ゴジラによって総理やその取り巻き連中が乗ったヘリが打ち落とされるシーンが、丸々カットされていたそうですsign03


ぶっちゃけ、私はDVDでシン・ゴジラを見るたびに(頻繁に見ていますわ)、この総理とその取り巻き連中が乗ったヘリが打ち落とされるシーンは、毎回(そう、毎回です!)「YESsign03sign03」と握りこぶしを天に突き上げてます。(アメリカ人は、こんな感じで映画館でそのときの気持ちを表現しますよ。)それぐらい気持ちいいシーンなんです。えぇ、私はこのシーンに、今の糞安倍政権を思いっきり重ねています。さて、このシーンを削ってしまうと、いきなり政権が交代しているということになってしまいます。見ている人は「たぶん、ゴジラにやられたのかな?」とは思うでしょうが、やはり、きちんとゴジラによって総理やその取り巻き連中が死ぬシーンを入れるべきだったと思いますね。


あと、劇場に何度も足を運んだ方からの言葉によると、TVでは、会議のシーンが妙にテンポよすぎた感じがした、と。劇場では、『間』がありました。会議のシーンでも、間があり、それが人が考えているという演出になっていたのですが、どうやらTV版では、CMを入れるためにそういった間まで削りまくったようで。


で、CM。患者さん曰く、とにかくCMが無茶苦茶多く感じた、と。昨年、すごい話題をさらった映画です。それにCMを流せば、見る人が多いだろうという予測が立つのは分からんでもないです。そして、TV局はCMの広告料で成り立っている商売ですから、視聴率が見込める番組には、いつも以上にCMを入れたのも当然でしょうね。ただ、そこには、見ている視聴者の気持ちは完全に置き去りです。視聴者側は、極力CMの少ない、連続したものを見たいのです。結局TV局側は、視聴者のことよりも、スポンサーの方を優先した、ということです。資本主義社会なら仕方ないだろう、CMが嫌ならDVDをレンタルしてみればいい、という話になるのでしょう。


とまぁ、TV版はいろんなところがカットされまくった状態です。ぜひ、本来の映画を、面倒でしょうがレンタル等でご覧になってください。

ブレードランナー2049を見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『ブレードランナー2049』を見てきました。個人的ランクB+。公式サイトはこちら


前作の大ファンです!あの雨、レプリカント、ブレードランナー、雑多な文化の混じった街。どれもこれも素晴らしく、ブレードランナーを見ずしてSF映画ファンとはいえない!と思うほどです。


さて、今作では前作の30年後という設定。前作のような雨のシーンはほとんどなく、砂漠のシーンがメインと感じます。環境の激変のようですが。今作では、さらに格差が(現代と同じく)広がっています。街中では、文化の混じり具合は前作同様、わくわくさせてくれますよ!


冒頭からわくわくさせてくれます。ブレードランナーのK(ライアン・ゴズリング)とレプリカントとの戦闘シーン。ここでレプリカントが「奇跡を見た」という一言が、まさに奇跡と私は感じました。そうそう、30年後だからなのか、気候が激変してしまったからなのか、昆虫食や昆虫から得る栄養素がこの時代にとっては大切なようです。現代社会もほぼ同じですわ。真剣に昆虫食や昆虫から様々な栄養素を得た方がいい時代になりつつありますから。(アメリカが諸外国に強制している、アメリカ産牛肉。この牛の排泄するメタンガスが、CO2よりずっと温暖化に影響を与えていますし、放牧のために森が減り、結果としてCO2吸収量が激減、さらにメタンガスの放出が増えるという悪循環が、ずっと起こっているのですけどね。アメリカ人は、基本文化のない国民です。文化がないからでしょうね、力で世界の中心となろうとし続けています。)


Kの苦悩を、ゴズリングはとてもうまく表現しています。見ているこちらまで苦しくなるほど。自分がレプリカントだったら、彼のように苦悩してしまうだろうな、と。これって、前作のレイチェルもそうだったので、彼の苦悩はレイチェルへのオマージュなのかもしれません。あ、レイチェルの映像も出ますが、今のCG技術のすごさを改めて感服します。


セキュリティコンピューターの作り出した人格が、この映画に描かれているぐらい親身になってくれるのなら、正直、生身の相手はいらないんじゃない?と思えてしまいましたわ。ま、生身、ということの大切さ(?)もこの映画に描かれています。


ハリソン・フォードが演ずるデッカードが出てきたときは、やっぱりファンとしてうれしかったですね〜。前作では、デッカードもレプリカントでは?という思いをさせる出来でしたが、この作品で見る限り、デッカードは人間と思いました。あ、いや、でも奇跡が起こったことを思えば、デッカードもレプリカントかも・・・?と思えないでもないです。う〜む、こうして悩むのもこの映画の楽しいところです。


公式サイトにもありますが、人間とレプリカントを分けるのは何か?現代人にも当てはまりますわ、これ。人間とはおもえないような輩が急速に増えている現代、まさに人間とレプリカントを分けるのは何?というように、人間と人間とは思えない輩とを分けるのは何?と。なにが人間を人間とさせているのか?これを現代人は今一度考えた方がいいと思います。『鋼の錬金術師』にもありましたが、人間を構成している元素(物質)は、正直子供の小遣いでも買えてしまう程度なのです。でも、その構成物質を集めたところで、人間にはなりません。なにが人間を人間とさせているのか?多くの現代人が崇拝している、現代科学を持ってしても、大腸菌すら作り出すことはできません。水一滴ですらそうです。水、H2O。水素1分子と酸素1/2分子。人工的に水を作り出せますが、そのためには多くの機材と膨大なエネルギーが必要になります。自然はいとも簡単にそれを成し遂げます。それを考えただけでも、自然というのは神と同じと思えません?あ、ちょっと話がずれてきていますね。


2時間40分ほどある長い映画です。ですが、そんなこと全く気にならなかったです。ずっとこの世界に没頭していましたから。


何が『奇跡』だったのか?SFファンはもちろんのこと、哲学的な考察が好きな人も、この映画はおすすめです。

2017年11月 3日 (金)

ゲット・アウトを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『ゲット・アウト』を見てきました。個人的ランクC+。公式サイトはこちら


サスペンスホラーと分類します。いや、思ったよりよかった!おもしろかったのです、これ。とにかく流れがいいのです。退屈させない。こういう分野の映画では、見ている人を一時でも退屈させてはいけませんから。


自分の彼女の実家に行ったことから起こり始めた、ちょっとした違和感。その違和感がだんだん大きくなっていくのが、見事に表現されています。いえ、冒頭は「まぁ、そんなこともあるかも」という程度ですが、これが、だんだんそんな単純なものではないのでは?となってくる恐怖。いやぁ、おもしろい!この映画を見て改めて思ったのが、人間の直感というのを無視してはいけない、ということです。


中盤からの、怒濤の流れがすごい!もう、身を乗り出して見ていました。個人的には、彼女の実家での夕食時、彼女の弟の言動および両親の言動から、もしかしたら・・・と思ったのですが、意外とそれが当たっていました。👍🏻


自分の信じている人(たち)が実は・・・というのは、やっぱり怖いものです。似たような映画として『ゴーン・ガール』もあげられます。やっぱり女って・・・と男の私は思ってしまいました。😓


ラストシーンがいいんですわ、これ。いやぁ、スキッとします。(どこが?と言われそうですが・・・。)


医学的には、催眠術でそこまで人の行動をコントロールすることができるのだろうか?と疑問に思うのですが、逆に催眠術という古い手を使っているのが面白さを増していると感じます。


同じく医学的にですが、○移植(これを書いたらでっかいネタバレになってしまうので書けないですわ)するのに、あんな滅菌されていない普通の部屋(らしき)場所でするのは、感染が起こって恐ろしいわ!と思うのですが・・・。ま、軽いネタバレをすると、これを受けた人は帽子をかぶっていたり、髪の毛を妙に気にしています。って、これもでっかいネタバレ?!


お金と時間の損はしませんよ、この映画。ドキドキしたい人は、この映画を是非見てください。アメリカでもっとも厳しいと言われている評価では、すごい評価を受けています。低予算でありながら、この面白さ!う〜む、まだまだアイディア次第では、とんでもないほどおもしろい映画が作れるということです。

2017年11月 2日 (木)

大阪府立高校の髪染め強要は、人権無視ですわ

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


大阪の府立懐風館高校で、女子生徒が生まれつき髪の毛の色が薄いことに対して、髪染めの強要、さらに母子家庭だからと言うことまで揶揄されたようですね。それどころか、修学旅行も参加させられず、ほかの生徒たちには退学したと説明していたようですね。


全く、今の時代になってもこんな馬鹿な高校が存在しているのが、心底驚きますわ。あぁ、私のでた東○高校も、そう変わらなかったなぁ、と思ってしまいました。○郷高校も、髪の毛の色まで当時校則に書かれていたと記憶しています。とにかく規則規則。生徒の自主性なんてはなから存在せず、奴隷のように教師の、高校の言うことに従えという軍国主義高校でしたからね〜。今でも当時の教師に会ったら、その場で殴りつけたい(暴行になってしまうか・・・)ですわ。


でもこの懐風館高校、驚いたのが『金髪外国人留学生でも、規則だから黒く染めさせる』と言ったとか。おいおいおい、本当にどういう高校だ?!もし、本当に金髪留学生にまで強要したら、完全に人権侵害以外の何者でもありませんわ。この高校、校長からして人種差別主義者じゃないの?と思えてしまいます。人種差別する輩は、他人の人権など無視しますので。とにかく立場的弱者(生徒)を立場的強者(教師ども)が、自分たちの都合のよいようにコントロールしたくて仕方ない高校ですね。腐っているわ〜。


金髪外国人留学生でも規則だから染めさせる、というのであれば、逆の立場になったら、これを言い放った高校や教師はどうおもうか?です。例えば、丸坊主が規則になっている国に行ったら、この高校の教師や校長たちは丸坊主にするのか?ですわ。素直にその規則に従うのか?です。黒髪を金髪に脱色しろ、という規則なら、この被害に遭った女生徒のように、頭皮がボロボロになってでも脱色するのか?ということです。自分たちは何もしないくせに、立場の弱い生徒たちには強要する。本当に、こういう腐りきっている高校には腹が立って仕方がありません。この強要、私の高校時代と同じですから、余計に腹が立って仕方がないです。


府側は争うようですが、もしそうなら、府も馬鹿揃いじゃないの?と思いますね。自分の子供がそんな目に遭ったら、どう思う?ということです。この高校の教師どもも、自分の子供が同じ目に遭っても、規則だからと言って我慢するの?我慢できるの?


全く、今の日本は、本当に他者への寛容さがなくなっていますね。他者への非寛容さは、巡り巡って結局自分にすべて、しかも利子をつけて跳ね返ってくるのですけど。

いのちの岐路に立つを見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『いのちの岐路に立つ』を見てきました。個人的ランクA+。公式サイトではないですが、この映画について素晴らしい説明をされているサイトはこちら


以前から私も書いていますが、この日本は世界で最も成功している社会主義国家です。民主主義じゃないの?とほとんどの人が思うのでしょうが、この国は見事なほど社会主義国家です。そして、その社会主義国家故に、世界唯一の被爆国なのに、未だに原発で下請作業員の人々に被爆させ続けていること、ほとんどの日本人が知らない真実をこの映画は明らかにしています。


原発はコンピューター制御で安全です?これって、電力会社や国が言い続けていることですが、実際は全然違います。以前も書いたとおり、原発は蒸気機関です。19世紀の産業革命の時の技術を未だに使い続けている、『時代遅れ』の代物です。この映画でも描かれていますが、原発の中って、パイプだらけです。パイプです。そのパイプを修理、点検するのは誰?コンピューターですか?ロボットが自動で修理、点検するとでも思っていますか?ちがいますよ!すべて、人間がしているのです!炉に入って掃除、点検、交換をしているのですよ、『人間』が!電力会社も国も、その真実を一切公表しません。まるで、修理や点検をしているのは人間ではない、といわんばかりに。この国は、アメリカの原爆によって被爆されましたが、今は日本政府と電力会社によって、本来は国民を守らなくては行けないはずの国によって、国民が原発によって被爆させられ続けているのが事実です。そのことが、この映画を見れば如実に明らかになります。ちなみに、炉の中やそばは、ガイガーカウンターが即座に危険だと鳴り響くほど、高濃度の放射線であふれかえっているのです。だけどそれでは仕事ができない。ならどうするか?計測機器を外して作業をしているのです。本来なら、電力会社が、法令に反するのでそんなことをしてはいけないと、しっかり見張っていなくてはいけませんが、その場には電力会社の社員はいないのですよ。そんな、危険な場所には電力会社の社員は行きません。だから駄目なんです!!現場がどうなっているのか、それを知らない馬鹿どもが、上から目線で、危険からかけ離れた場所でのうのうと金だけを儲けているのが、今の日本社会です。なんだこの格差は。いや、差別というのが正解です。身分差別、というものです。南アフリカのアパルトヘイト、インドのカースト制度と同じ物が、隠れて日本でも連綿と続いているわけです。いつになったらこういうくだらないことを人間は克服できるのだろう・・・。なぜ、こんなにも今の日本人は馬鹿になってしまったのだろうと悲しい限りです。


原発が安全?そんな絵空事を未だに信じている大馬鹿者ども、この映画を見て真実を見なくてはいけません。なんら真実を見ないでいながら、机上の空論を、北朝鮮に負けないほどの大嘘つきなこの国の政府や電力会社の、自分たちにとって『都合のよい絵空事』を流しているプロパガンダを信じているのなら、どうしようもないほどの大馬鹿者としか言い様がありません。また、本来なら政府の流すプロパガンダをチェックしていなければならないはずのマスコミが、まったくそれをしていないという、ていたらくぶり!マスコミも無能の集団です。


原発がなくなったらエネルギーが足りなくなる、とよく電力会社とこの腐った国の政府が言い続けていますが、短期的に見ればそうなります。ですが、東北大震災のあと、4年にわたってすべての原発が止まっていましたが、どうでしたか?深刻なエネルギー不足になりましたか?計画停電も最初の1,2年ほどだけ。

  • 原発が止まっていた4年の間に、エネルギー不足で大規模停電が起きましたか?
  • 電力不足でPCや機械が動かなくて、工場の生産が4年の間止まりましたか?
  • 多くの重症患者たちが、生命維持装置が動かなくなって亡くなったという話が、世間を賑わせましたか?
  • 原発が止まっていた4年間、あなたの生活がエネルギー不足でつらい思いをしましたか?

ちがうでしょ?全く4年間原発が動いていなくても、この国はエネルギー不足に陥らなかったのです。これが事実。なら、今現在、国や電力会社が言っている『エネルギー不足になるから原発を動かさなくてはならない』という理論自体、おかしいと言うことです。理論が間違っていますか?諸外国では、風力や地熱などの再生可能エネルギーが、商用路線で稼働しています。もう、金儲けができて仕事を生み出せる、となっているのです。日本とフランスぐらいです。未だに時代遅れの金食い虫の原発にしがみついているのは。今のままでは、日本のエネルギー政策は諸外国からどんどん遅れていきます。すでに大分遅れているのですから。隣の中国ですら、原発から再生可能エネルギーの方にシフトしていますよ。多くの右翼どもが中国のことを馬鹿にしていますが、その中国の方が、世界の流れをよく見ています。東北大震災が、エネルギーシフトへの最高の機会を与えてくれたのですが、この国の政府も国民も、電力会社も、新しい物に変わることを恐れて古い物にしがみつく方を選んでいます。変わらないと言うことは、緩やかに死に向かっているのと同義なのですけど。


この映画には、まだ日本には『まともな人たちが残っている』という、私にはとても希望がもてる人たちが出演されます。国や電力会社の言っている、うまい話に乗らず、自分たちの故郷を、海を、田を、畑を守った人たち。なんと素晴らしい人たちなのか!ある漁師さんが言われます。「たかだか3000万ほどの金で、海を汚されては困る。自分たちの食い扶持は自分たちで稼ぐ。」すばらしいと思いませんか?海が、田が、畑が残っていれば、自分たちだけでなく、未来の子孫たちも食っていけるのです。原発を立てたらどうなります?水も空気も放射線で汚され、田畑を奪われた地元の人たちが、原発作業員(掃除や点検をする下請け)としてほんの少しの危険手当が加算された給料で働かされ、そしてその作業で被爆して苦しんで亡くなっていく。40年ほどで原発も廃炉になるけど、その作業に同じぐらいの時間がかかるのみならず、放射線で汚染され尽くしたコンクリートなどをどこに捨てる?汚された土地や水は、最低でも数百年は回復しません。特に、地下水を汚染してしまえば千年単位で汚れたままです。一時の金のために、自分の故郷を人が住めない様な場所にしていいのか?と問うているのです。


映画を見た帰り道、やっぱり思ってしまいました。それほど国や電力会社が『原発は安全だ』というのであれば、東京のど真ん中になぜ原発を作らないのだ?です。冷却に必要な水は、隅田川などの大きな川を使えます。一番電力を使う東京のど真ん中に作れば、送電線も短くて済むので、送電ロスも減ります。いいことでしょ?活断層があっても、安全だと言い張って再稼働をしようとしているのです。活断層の上でも安全というのなら、シラス台地の関東平野でも問題ないはずでしょ?でもなぜか、東京のど真ん中には作りません。なぜ?安全なんでしょ?安全なら、国会議事堂横でも、議員会館や議員宿舎の真横に作っても構わないはずでしょ?逆に、原発の真横に議員宿舎を作ってもいいはずですよ。電力会社の本社を、原発の真横に作ってもいいはずです。いや、原発の真上に本社を作ればいいのです。なにしろ原発は『安全』なんですから!そうじゃないですか?でも実際はそうなっていない。なぜ?都心から離れた場所にしか、原発を作っていません。安全だとあれほど言い張るのに。


ちょっと論理的に考えてみれば、この糞政府と電力会社が言い張っていることすべてが、砂上の楼閣だとわかるはずです。


そうそう、この映画で驚きました。まだ29歳の若さで急性白血病で亡くなった作業員の方。彼の受けた被爆放射線量を、彼が死んだ翌日に電力会社(中部電力)がデータ改ざんをしていたこと。おいおいおい、そこまでやってでも、人を殺してでも原発を維持する方が大切なのか!!と非常に腹が立ちましたよ。結局、どこの電力会社も同じ穴の狢、人の命よりも己たちの利権や金の方が大切で仕方がないと言うことです。まともじゃないですわ。死んだのが自分じゃない、自分の家族じゃないと言うだけで、よくデータ改ざんをしてまで、見て見ぬふりをするものです。こいつら、人間じゃないです。ただの原子力村に群がっている、ダニです!!


あと、以前からのこの国の司法は全然三権分立していないとずっと思っていましたが、この映画でもそれが叫ばれます。この国の司法は、そのときの行政におもんばかる、という事実。アメリカも腐っていますが、アメリカは三権分立をしっかりとっていますよ。司法が、大統領に対してでも平気でダメ出しをしますから。翻って日本は?糞安倍政権に忖度(ほんと、この言葉が嫌いになりましたわ)した判決ばかりをしています。そんな司法は必要ありませんよ。司法の存在意義って何?ね?どこが民主主義国家なのですか、この日本が?司法が内閣を見張ることもできず、内閣のいいなりに忖度して動いているのは、これって社会主義国家そのものです。


名古屋では、明日の3日までです。一回しか上映されませんが、最後に多くの人に見てもらいたいです。

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