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2017年10月 5日 (木)

明日へ 戦争は罪悪である

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『明日へ 戦争は罪悪である』を見てきました。個人的ランクA-。公式サイトはこちら


すばらしい!実に素晴らしい映画でした!これは、多くの人にもてもらいたいです。


一死多生という、仏教の不殺生の根本原理に背く考えのもと、多くの若者たちを洗脳し(まさに洗脳です。ですが、当時は教育となっていましたね〜。教育という名を借りた洗脳です)、国のために死ねば、その魂は仏様の元にすぐに行けて安らかに過ごせる、と説き続けていたある僧侶が、どうして戦争は罪悪である!と訴えるようになったのか?というのが、この映画の見所です。


中国に日本が侵略を開始した頃、現代社会と同じく、日本経済は閉塞していたわけで。不況で民衆の鬱憤がどんどんたまってきているので、それを他国への侵略へという形で、自分たちの無能さを追求されないために政治屋たちが起こした戦争。ガス抜きのために起こした侵略戦争を、日本軍が『アジア諸国を救う聖戦』と洗脳し、国の将来を担う若者たちを死地に追いやった当時の政府。糞安倍政権が、数と一党独裁をいいことに、次々に可決させてしまったいつでも戦争ができる法案。まるっきり、侵略戦争を起こしたときの日本政府と同じです!このことに気がついた人は、それほど多くなかったわけで。戦争法案に対して反対していた人たちも、なによりマスコミも、時間の流れとともにすでに糞安倍がしたことを忘れつつあるという事実。どうしてこうも、日本人って忘れっぽいのでしょうか?


この映画でも、戦争は罪悪であると断言した僧侶が何度も言います。『世間で言っていることに流されずに、自分の頭で考えるんだ』と。これ、私が以前からブログで何度も書いていることと全く同じです。『自分の頭で考える』。このことの大切さを、この映画は説いているのです。実社会では、ほんと、ほとんどの人間が、自分の頭で物事を考えることを放棄しています。そして、他者のいう言葉を丸呑みして、それを自分の意見として、唯々諾々として従う。これはロボットです。生体アンドロイドです。人間ではありません。人間なら、自分の頭で考えて、その上で動きます。自分の考えもなく、他者の考えを丸呑みして動くのは、ロボット以外の何者でもありません。その結果が、糞安倍政権をやりたい放題やらせてしまい、この国が戦争直前の、きな臭い時代と全く同じ社会になっているというのに。この映画でも、そこら辺を非常にうまく描き出しています。介護士の女性に、落語の師匠が言います。『自分で考えなくてどうする!』と。現代日本人に一番欠如しているのが、コレデス。(企業や糞政府からすると、言いなりになって動いてくれるロボットの方が都合がいいわけですよね。自分の頭で考える人間は、逆らうので。都合が悪いわけです。)


映画の中で、落語の人情話をしますが、その途中部分だけでもう泣けてしまって。私の経験と重なるものですから、泣けて仕方がありませんでした。😭


当時の仏教界も、一死多生という間違った考えを多くの僧侶が信じ込んでいたんだなぁ、と。少しの死で多くの人が助かるのだから、この戦争は間違っていない、と。若者たちの死で、多くの人が助かるのだから、と。ほんと、不殺生を根本に掲げている仏教の本文から、これほどかけ離れたことはないはずです。人を救うはずの仏教を、逆に死に追いやることに使っていたわけで。あぁ、キリスト教も同じです。私がアメリカにいたときに参加したミサで、戦争を賛美する歌を皆が歌っていましたからね。本来の宗教は人を死に追いやるものじゃないはずですが、自分の頭でものを考えないように、無知な人を洗脳するための道具としては、宗教はいい洗脳兵器になります。その怖さをこの映画は描いています。


この僧侶が、まだ若い主人公に言います。『死ぬな。人を殺すな。逃げて逃げて逃げまくって、生きて帰ってこい』と。映画『ダンケルク』でも、なんとか生きて帰ってきた兵士たちに、盲目の老人が毛布を渡しながら言いました。『生きて帰ってきただけでいい』と。主人公も、洗脳通り、この戦争を聖戦と信じていましたが、実際の戦場は地獄以外の何物でもなく、帰ってきても毎晩戦場の悪夢にうなされる。PTSDです。人を狂わせるのが戦争です。以前も書きましたが、アフガニスタンやイラクに行ったアメリカ人兵士の多くがPTSDにかかり、毎年自殺者が2000人以上出ている事実。アメリカ軍も必死になって精神ケアプログラムを施していますが、その自殺者数増加を止めることには全く成功していません。いいですか?PTSDにかかるのは若い兵士たちです。政府の糞官僚や、軍の上層部は戦地に行くことも、最前線に出ることもないのでPTSDになることはあり得ません!戦争は八百長です。士官や政治屋どもは決してその戦争で死ぬことはなく、下っ端の兵士たちだけが死んだり、生きて帰ってきたとしても、その精神と心には深刻なダメージを負うのです。これのどこがフェアなんですかね?戦争を始めた輩どもはなんともないのに、洗脳され、国を守るためといって戦地に行った若者たちに待ち受けていた深刻なダメージ。やっぱりどう考えても、戦争なんて起こしてはいけませんし、参加してもいかんのです。


相手が武器を持っているから自分も武器を持って、というのは、子供のけんかなのですよ。同じレベルの、幼稚なガキのけんかです。本当の大人なら、武器を持っている相手に対して、説得しますよね?その説得することをせず、武器には武器で、というのは本当に幼稚です。そういう意味で、トランプも、金正恩も、糞安倍をはじめとする自民党も、同じ穴のムジナ、どいつもこいつも無能で幼稚なガキンチョということです。(ですが、明確な殺意を持って向かってくる相手に対して、説得だけでどうにかなるかどうか?という現実問題は確かに存在します。ですが、国対国なら、互いの武力を誇示して張り合うのではなく、対話による説得で対処すべきでしょう。)


ちょうど選挙が来ます。この映画見て、自分の頭で考えてほしいです。だれがこんな日本にしてしまったのか?だれが戦争を行える国にしようとしているのか?そして、そんなことをしようとしている、魂の腐った輩を選挙で選んでいいのだろうか?と。マスコミが、世間がこう言っているから、この人ならいいだろうではだめなのです!他者の意見に流されず、自分で情報を集め、その情報を分析し、自分で結果を出して、その結果に従って行動(投票)してください。

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