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2017年9月の9件の記事

2017年9月14日 (木)

散歩する侵略者を見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『散歩する侵略者』を見てきました。個人的ランクC+。公式サイトはこちら


いや、思ったより楽しめました。とにかく、各役者さんたちが非常にいい演技をしているからです!


冒頭から「ほほぅ!こうくるか!」と。意外と暴力シーンがありますので、そういったものがだめな人は、この映画は避けた方がいいかも?バイオレンス映画ではないので、ひどい暴力はないですよ。後でわかりますが、なぜ冒頭で金魚から始まるのか?これも、ほほ〜、そういうことだったのね、と。


でもこの映画は、SF(ちょっと)ホラーと言うべきではないか?と思います。サスペンスとはちょっと違うような・・・。


侵略の仕方がとてもおもしろい!人間の持つ『概念』を奪う。非常に抽象的ですが、人間ってこの概念が人間とか、社会を形作っているといえませんか?その概念を奪われたら、人はどうなる?社会は?おもしろい侵略の仕方だと思いません?記憶じゃないのですよ。記憶だと、その個人だけのものです。人類という大多数に対する、普遍的なものという意味では、人間の持つ『概念』を奪う、というのは理にかなっていると思います。全人類がおなじ概念を持っているわけではありませんが、少なくとも一つの国の国民なら同じ概念を持っている可能性が高いわけで。善悪というのではないのですよ。正直、善悪って概念なのか?善悪が概念なら、この侵略者が奪わなかった理由がなくなります。いや、侵略者にそもそも善悪というもの自体ないのと同時に、その善悪という抽象的なものに対する興味すらもないのでしょう。なにしろ、今の人類ですら、善悪という抽象的なものは、そのときそのとき、人それぞれころころ変わりますからね。普遍ではないのですよ、善悪って。普遍的な概念であるなら、ここまで人殺しや詐欺などがはびこるわけないです。


主演の長澤まさみさん、冒頭から怒りっぱなしです。劇中、怒っていないことの方が少ないと思えました。😓彼女と旦那(松田龍平さん)の夫婦関係の修復(?)もこの物語の重要な部分だと。さて、二人の関係はどうなるのか?は、劇場で。しかし、見ていて腹が立ったのは、彼女が仕事をもらっているデザイン会社の社長のセクハラ&パワハラ!!彼女が美人でフリーランスだから、仕事を『与えてやっているんだ』という立場だから、ということなのでしょうね。見ていて、『この糞が!』と腹が立って!フリーランスだからといってなめんなよ!です。人は、自分の立場が上(経済的、肩書きだけ、性別等々)だと思うと、どうしてこうも簡単に他者を見下すんでしょうね?この侵略者たちの方が、もしかしたら平等なのかもしれないと、ふと思いましたよ。


侵略者だけあって、人間のことなんてこれっぽっちも考えません。そうですね、例えるなら人間が蟻のことなんて何も考えていないようなものです。歩いているときに、わざわざ蟻をよけて歩きますか?気にしてませんでしょ?それと同じです。しかも、どうやら侵略者たちは、自分の命(という概念があるのかどうか?)すらも気にしてません。侵略者の本体は、人間の目には見えないエネルギー体なのか、精神体のようなものみたいです。悪霊が取り憑くみたいな、憑依ですね。この侵略者たちが人間から概念を奪い、蓄積し、その結果どうなったか?特に、松田龍平さん演ずる加瀬真治が妻(長澤まさみさん)からある概念をとったことで、侵略者たちがどうなったか?です。ここもおもしろかったんです。侵略者たちには、その概念がなかったわけですから。いや、もともと彼らは感情というものがないのではないか?その生命体のことを考えると、生物学的、生理学的見地から想像するとワクワクしますけど。彼らはどういう社会構造をとっているのか?とか。


ジャーナリスト役の長谷川博己さん、今作では終盤近くまで抑えた大人としての演技をしますが、その終盤で、はち切れた演技をしてくれます。そう、『地獄でなぜ悪い』の時のような、はち切れっぷり!いやぁ、彼の演技力に改めて感服しました。しかも、彼の演ずるジャーナリスト桜井が、良くも悪くも人間ってこういう風だよなぁと強く思わせてくれます。終盤近く、桜井がある場所で民衆に向かって叫びます。そして真実を告げるのですが、誰も聞く耳を持とうとしません。そして桜井ががっかりしながら言います。「そう、そうだよな。(自分の言い分を聞いて)動くわけないよな」。このシーンが妙に心に突き刺さりました。すぐ目の前に危険が迫っていても、動こうとしないのが日本人です。誰かが動いて、それにつられるように多くの人が動くようになってから、初めて動きます。まず自分から動こうとしないのですよ、日本人って!他人と違う行動をとることを極端にいやがる民族ですね、本当に。個ではなく、集団でしか動けないのか?自分の頭で考えて動く、と言うことをしません。ほーんと、まるで日本人って、生体アンドロイドと同じですわ。


女子高校生、立花あきら役の恒松さん、うん、なかなかによい演技でした。『人間ってこういうものなのか?』という雰囲気を、とてもうまく作っていたと思います。彼女の演技のおかげで特に思いましたね、この侵略者というのは感情というものがないんじゃないか?と。


この作品で一番不気味なのは、天野くん(高杉真宙さん)でしょうね。目的のためなら手段を全く問わない、まさに何を考えているのか人間には理解できない侵略者というのを、非常にうまく表現していると感じました。仲間に対しても、非常に淡々としています。もともとの侵略者に感情とかそういうものがなければ、こういう対応になるのだろうな、とは思いますが、それでも気味の悪さを感じずにはいられません。


久しぶりに小泉今日子が出演!医師役ですが、映画で見るのは久しぶりな気がします。『踊る大捜査線 The Movie』での猟奇殺人鬼役がすごく印象に残っているので、ある意味新鮮というか何というか。個人的には、踊る・・・の時のような、ああいう強烈な個性を持った役柄の方が、彼女に似合っているように思うのですが、いかがでしょう?


人類は侵略から生き残れるのか?それとも殲滅されてしまうのか?これはぜひ劇場で見てください。個人的には、あの終わり方は嫌いじゃないですが、もうちょっと説明がほしかったかも?と感じました。なぜ彼女がああなってしまったのか?と言うところに。だって、『○』は尽きないものですし。


見る人を選ぶかもしれませんが(SFですので)、内容はおもしろいと思います。人を人たらしめている『概念』が奪われる。あなたはどう感じるでしょうか?

2017年9月13日 (水)

アメイジング・ジャーニー 神の小屋よりを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


「アメイジング・ジャーニー 神の小屋より」を見てきました。個人的ランクA+。久しぶりです。本当に久しぶりのA+!公式サイトはこちら


正直、ここまですばらしい霊的な映画だとは、思ってもみませんでした。「お見送りの作法」が素晴らしい霊的示唆に富んだ映画だったので、それを超えるものってそうそうないだろうと、勝手に思い込んでいました。この映画でそれが見事に覆されました。現時点で、この映画はあまりにも素晴らしすぎる、霊的示唆に富んだ映画だといえます。


ストーリーは公式サイトでちょっと見ていただくとして、子供を持つ身としては、同じことがもし起こったとしたら、私は果たして耐えられるだろうか?と心底考えさせられました。そう、主人公のマックのように、いや、彼以上に私はもっと廃人と化しているのじゃないか?と思えました。もう、娘がいなくなり、廃屋(小屋)で服が見つかったシーンでは、私の心もボロボロになりそうなぐらい共感してしまってました。しかも、娘の遺体は見つからない。遺体のないまま葬儀に出す。これはつらい。😭3.11の震災で、同じようにご遺体の見つからないまま葬儀に出された方も多々おられたでしょう。きっと同じような、心底つらい経験をされたのだろうと、この映画を見ながら思いました。


ある日彼に届いた手紙。ですが、ポストの周りには全く足跡がない。彼は隣人が仕組んだ悪戯では?と思いますが、どうやって足跡を残さずに投函できたのか?ということを、説明できませんわ。そりゃ当然です。何でもかんでも、自分の持っている狭い考えにとらわれて、それから外れたものを認めようとしないのは、実に偏狭だということです。人間が知っていることなんて、大自然のほんのごくごくごく一部にしか過ぎないという事実を、現代人たちはすっかり忘れています。


娘の服が見つかった廃屋(小屋)に行った彼が、何を経験したのか?それをここで語ることはしません。ぜひ、映画館でご確認してほしいからです。私は、何度も何度も涙あふれて止まりませんでした。それぐらい、彼が小屋で出会った3人の言葉が胸に突き刺さり、そして響いたのです!もう、それが何度も何度も!だからその回数だけ、涙があふれて止まりませんでした。久しぶりに映画でこれほど泣いたことはありません。今年一番泣いた映画といえます。


最後までこの映画を見て、すべてはマックが見た「夢だ」という人もきっといるでしょう。果たしてそう言い切れるのか?です。そう思い込みたい人は、それでいいですよ。大切な部分を全く無視しているのですけどね。単なる夢だとしたら、その夢を見た後に、マックが別人というほど変化したことを説明できないのですよ!人間、夢を見ただけで根本的に変化することはないでしょう。ですが、それを

  • 『実際に体験』

し、

  • 『心の底から感動・共感したとき』

なら話は別です。マックはそれを経験しているのです。夢ではなく。それでもまだ、彼が経験したことが夢だといいたいなら、それにしがみついていればいいです。まさに偏狭です。


マックは、この経験後、すっかり変わりました。この小屋での経験がなければ、彼は変わらなかったのです。彼がどのように変わったのか、それもこの映画を見てご確認してください。彼が変わったからこそ、彼の家族も救われます。特に、長女が!どれほど長女が自分自身を責め続けていたのか。彼は自分で自分を責め続けていたため、『今生きている』長女のことを全く見ていませんでした。それもどう変わったか。このシーンでも、涙があふれて止まりませんでした。はい、この映画、とにかく涙があふれて止まらない!😭当然、鼻水も止まらないという困ったことになりました・・・。


この映画に日本人女優、すみれさんが出演されています。いや、英語も上手だし、演技もとても自然です。今後、彼女がどのようになっていくのか、とても興味あります。


あと、この映画をよく見てくださいね。すべての人種(白人種、黒人種、黄色人種、赤色人種<中東諸国やネイティブアメリカンの人種がこれに当たります)がでていますので。このことからもいえます。人種というくだらないことで、差別することの無意味さを表現していると思いました。同じ人間なのです。だから、この映画で主人公が白人種だったので、神はそれ以外の人種を『あえて』選択したのだろうと私は思いましたよ。


許し。これが一番難しいのです。この意味がわかる人がどれほどいるか、わかりません。私も未だにその修行途中です。相手を許し、自分も許す。特に自分を許すのが、何より難しいのです。今の私は、以前よりずっと楽にできるようにはなっています。昔は1週間以上はムカつきましたが、今は長くても10分程度しかムカつきません。腹立つことを思い出しても。これも以前と比べると格段に早く忘れることができています。もっともっと修行して、腹を立てること自体をなくしたいです。同時に、過去を変える努力もしていますので(量子論では、過去の改変も可能だそうですから)、過去を変えられたらもっと怒ることが減るはずなのです。怒りもそうですが、自分の人を見る目のなさに落ち込むことも減るはずなのです。許し。この映画の一番の肝です。許すのには時間がかかります。ですが、「相手を許す」と口に出すだけでもいいのです。心は怒りにあふれていても。口に出して言い続けているうちに、心の方も変わってくるのです。これは経験した人でなければ、到底理解できないことでしょう。だって、実際にこれを実行する人がほとんどいないのですから。


この映画、DVD発売と同時に、まず間違いなくポチります。これほどの霊的示唆に富んだ映画は、本当に久しぶりというか、希有なことなので。手元に置いておいて、ことあるごとに見直し、自分の糧としたいですし、子供たちにも見せたいです。あと、間違いなく泣ける映画としても、手元に置いておきたいです。


現時点で、今年一番泣ける映画だと思います。涙活している人なら、今一押しです!霊的な勉強をしている人なら、この映画を見るべきです。きっと共感することでしょう!

2017年9月12日 (火)

鍼灸治療の施術ミスで?!

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


う〜ん、鍼灸治療のミスで神経麻痺が、という記事です。


正直、この巨人の球団トレーナー、解剖学をしっかり学んだのか?と問いたいです。


巨人・澤村 “施術ミス”の波紋

球団からの謝罪を受けた澤村
 巨人が10日、澤村拓一投手(29)の右肩コンディション不良に球団トレーナーの施術ミスがあった可能性が高まったとして、石井一夫球団社長と鹿取義隆GMらが9日に謝罪していたことを明らかにした。鹿取GMによると本人は納得しているというが、球団首脳が所属選手に頭を下げる超異例の事態。その裏側では何が起きていたのか。
 クライマックスシリーズ(CS)進出争いを繰り広げる巨人に、昨季のセーブ王をめぐるトラブルが表面化した。
 球団の説明によれば、澤村が異変を訴えたのは2月の沖縄キャンプでのこと。同25日に肩の張りを感じ、同27日にトレーナーのはり治療を受けた。しかし、症状が改善しなかったことから、球団も調査に乗り出した。その結果、複数の医師から「長胸神経まひ」と診断され、原因は「外的要因によるもので、はり治療によって前鋸筋機能障害を引き起こした可能性が考えられる」との所見を得た。非を認めた球団は9日に石井社長と鹿取GM、当該トレーナーがジャイアンツ球場を訪れ、澤村に謝罪した。
 それにしても球団トップが所属選手に頭を下げるのは異例中の異例だ。この日、鹿取GMは澤村に謝罪した理由を「状態もよくなかったのと、周りも変に思っていたと思うので。彼のためにも(名誉を)回復してあげたいということ」と語った。澤村も球団側の謝罪を受け入れ、納得しているという。
 澤村の右肩問題については、春先から水面下で球団と継続的に話し合いが行われてきた。はり治療との因果関係については球団サイドも慎重に調査を進めていたが、いろいろな診断が出た中で、権威ある複数の医療機関から「はり治療の可能性」に言及した前述の所見が共通して出たという。そうした現実を総合的に判断した結果「球団として謝罪」ということになった。
 もちろん球団トレーナーによる治療ミスとなれば、澤村も同情されるべきなのだろうが…。その後の言動もあって、チーム内には微妙な空気が漂っている。
 澤村は今月1日に初昇格するも、未登板のまま4日に抹消されているのだが、首脳陣の一人は「一軍に上がってきた時に本人が『70%ぐらい』と話したことには驚かされた。自分の状態が万全でないと分かっているなら、声が掛かった時に辞退することもできたはず。澤村を上げるためには誰かを抹消しなければいけない。投げられないのに一軍にいれば、それだけ迷惑がかかるんだから」という。
 球団間との“治療トラブル”は表面上、決着したものの…。右肩の状態も含め、昨季のセーブ王は厳しい立場に置かれている。
【巨人とはり治療トラブル】
<槙原の場合>1996年7月、槙原寛己投手が胸の痛みを訴えて入院。肺に穴があく「気胸」と診断された。その前日に球団トレーナーが行ったはり治療で電気針を深く打ちすぎたのが原因で、槙原ははり治療が原因との自覚を持ちながら、トレーナーをかばうため表ざたにはしなかったが、球団側が槙原の名誉のために事実を公表。治療を行ったトレーナーを減俸にするなどの処分を行い、槙原には公傷を認めた。槙原は「起きたことは仕方がないので、早くリハビリをして復帰の準備をしたい」などとコメントした。
<江川の場合>1987年に現役を引退した江川卓投手が引退会見で「野球生命が絶たれるのを覚悟で右肩にはりを打った」と発言。当時の江川は右肩痛の治療のため、中国針を打っていたが、当初は2週間に1回打っていた割合が1週間に1回、4日に1回と間隔が短くなっていき、ついに大事な試合の前に「禁断のツボ」にはりを打ってしまったという。江川は「その患部に打つと、もうピッチングができなくなる。そこだけは打っていなかった部分で、そこに打ってしまうと今年で終わってしまう。打たないで回避すれば来年もできる」と説明したが、その後、専門家が「そんなツボはない」と反論するなどの騒動になった。
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/761269/


いやはや、この巨人のトレーナーは、槙原選手の時と同一人物なのかはわかりません。ですが、もし同一人物のままだとしたら、なんら自分が起こした事故から学んでいない人物だ、と私は思います。正直、治療者失格だと思いますけど。


槙原選手の時、電気鍼を深く打ち過ぎたためとありますが、大胸筋などを狙っての治療だったと思いますが、

  • 一体どれだけ深く鍼を打ち込んだわけ?
  • 胸を触って押して、肋骨までの筋肉の厚さを事前に調べなかったわけ?
  • そこからどれぐらいの深さまでなら、肺に鍼を刺さずにすむとわかるのに。そんな単純で簡単なことすらできないのか?
  • もし、それをわかっていても、肺にまで鍼を差し込んでしまったというのであれば、指先だけでどれぐらい鍼を肉体に刺入したか全くわからない、ド素人と同じ程度のぼんくら鍼灸師

と言うことになります。あと、何度も書きますが、この槙原選手の時のトレーナーは解剖学をまともに学んでいないということです。解剖学をしっかり学び、理解しているのなら、気胸を起こすような場所には、細心の注意を払って打ちますし、鍼の深さにはもっと気をつけるはずです。


今回の澤村選手への施術ミス、記事によると長胸神経麻痺とありますので、鎖骨あたりで肺を避けるように斜めに深く入れたか、頚のつけ根横あたりから深く入れたのではないか?と思われます。垂直に入れていたら気胸を起こしてしまいますので。なんにせよ、肩の張りの治療で、なぜそんな深鍼をしたのか、全く理解に苦しみます。やはり、このトレーナー、解剖学をろくに理解していないとしか言い様がありません!


このトレーナー、鍼灸師の8割から9割を占める、現代鍼灸治療しかできない輩ですね。現代鍼灸治療とは、西洋医学と同じことを言います。気の存在、気の流れというものを全く無視し、筋肉や神経の走行だけでツボが存在し、そこに鍼を打つという鍼灸師です。それでたまには効果を得ることもありますが、実際はあまり効果が出ないのが事実です。東洋医学の根本は気の医学です。その根本原理である気や気の流れを無視し、人体を機械としか捉えていない西洋医学的(つまり現代鍼灸)治療では、東洋医学の本来の効果を発揮できるわけないのです。まぁ、問題は、この気を感じ取れる治療者がとても少ない、と言うことです。


江川選手の治療をした鍼灸師もそうですが、なぜ深く鍼を入れたがるのか、そこが理解できません。なんでも深く入れていけばいい、というものじゃないのに。中国鍼はぶっとい鍼を深く入れ込んで、神経に当てることを目的とします。本来の鍼はそうじゃないのですが、神経に鍼を当てれば電撃痛が走ります。それがあれば患者も施術者も、治療を受けた・施したという気になりやすいですよね?1番鍼(直径0.16mm)とかの細い鍼なら、もし神経に当たったとしても損傷程度があまりにも微弱なため、回復にそんなに時間はかかりません。それこそ、一晩から1日程度あればいいでしょう。ですが、ぶっとい鍼で神経を傷つければ、その損傷程度は甚大です。当然、回復にはそれ相応の時間がかかります。太い鍼を使うのは、簡単に曲がらないし、刺入しやすいし、途中で折れにくいというからでしょう。私からすれば、そんなぶっとい鍼を、平気で人体にズボズボ入れていくという施術者の神経を心底疑います!正直、太い鍼を使うのは、その施術者には腕がないからと私は判断します。細い針を、痛みもなく患者に刺入できるためには、腕(職人としての技術)がなければできないことなのです。


球団側も、なぜこのトレーナーを雇っているのか、理解に苦しみます。どういう基準で選んでいるのか?単に、

  • 店を多く持っているからなのか?
  • 口がうまい(プレゼンがうまい)だけ?
  • 患者数が多いから?
  • 治療者としての経験が長いから?

どれもその治療者の判断基準にはなり得ないものです。

  1. 店が多いのは、経営手腕がいいだけのこと。治療の腕とは全く別物です!
  2. 口がうまいのは、腕はないけどしゃべりだけが上手ということ。
  3. 患者数が多いのは、先の口がうまいのと同時に、治療の腕がないからいつまでたっても患者が治らない。治らないから患者が何度も通うことになり、結果として患者数が多いように見受けられるだけのこと。
  4. 本当の治療者なら、最短で治そうとするはずです。口先だけで、治療を継続させようとしないはずです。また、患者にも生活態度を変えたり、日々しなくてはいけない運動などの、自分で自分の健康を極力守るということを教えるはずです。また、本当に悪いところを見つけ出し、最小限の鍼で、患者の肉体への負担を最小限で済ますはずです。
  5. 治療者としての経験数と、腕はほとんど相関しません!長年鍼灸師としてやっていても、全く的を外した治療しかできない者がゴロゴロいます!

それらができないのであれば、それは医療者と呼べないものだと私は強く思います。


きっとこのトレーナー、球団からかなりの給料をもらっていると思います。正直、腕もない、まともな治療もできないのに、そんなにいい給料をもらっているなんて「うらやましい!」と思っちゃいます〜。😓まともな治療をしているからなのでしょうか、毎月赤貧の私からすれば😭、まともな治療もできないくせにそんな収入があるというのがね〜。貧乏人のひがみともとられるでしょうが、プロの治療者としては、このトレーナーのしたこと、していることは到底治療とは呼べないものです。

三度目の殺人を観てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『三度目の殺人』を観てきました。個人的ランクB。公式サイトはこちら


いや、見入ってしまいました。良いサスペンス映画だと思います。個人的には、ロクヨン(あ、これも感想を書き忘れているわ)よりずっとおもしろかったです。


弁護士、裁判官、そして検事。人が人を裁くということが、果たして本当に正しいのだろうか?と考えさせてくれます。特に日本では、司法が立法のいいなりというか、ご機嫌取りに成り下がっているという、三権分立なんて一体どこに行ったの?と言うこの腐りきっている日本。


この映画でも、役所さん演じる容疑者は、本当に犯人だったのだろうか?福山さん演じる弁護士も、検事も裁判官も、始めから結論ありきで裁判を進めます。いや、福山さん演じる弁護士の重盛だけは、途中から真実を求めて動き出しますが、司法というルーティン作業とも言うべき、結論ありきであるために、淡々と粛々と進められることに負けます。日本では、すべてがこうなのではないでしょうか?私の一番嫌いな言葉、『長いものには巻かれろ』。これができない人間は、日本社会ではドロップアウトするか、アウトロー的な扱いを受ける。巻かれることができる人間は、生体アンドロイドとなって、自分の頭で物を考えることなく、言われたことだけを行う。さて、どちらが本当の人間なのか?と問いたいです。あなたはどちらの生き方を選ぶのか?


私はアウトローなので、役所さん演じる容疑者にかなり感情移入してしまいました。最後に彼が言う台詞、「こんな私でも、生きていてよかったことってあるんですね」。私は治療のたびに、全く同じ気持ちです。こんなクズな私でも、他者の役に(ほんの少しでも)たてた、ということ。


タイトルの『三度目の殺人』ですが、三度目の殺人は、誰が誰を殺したことになるのでしょうね?私は、容疑者自身が、司法が、ひいては(裁判員裁判ですので)国民が三度目の殺人を行ったと思っています。本来の三権分立がしっかり機能しているのなら、司法がしっかりと法に則って判決を下すはずなのですが、この日本は、いや、すべての国ですでに法という物が崩壊しているのではないでしょうか?その法は『不完全極まりない』人間が作ったものであるが故、法というのはもっと不完全であるわけで。だから『かってな解釈』でいくらでもその法の意味が変わってしまう。本当に意味ないですわ。


この映画の中で、『司法経済』という驚く言葉が出てきました。裁判を開くのにも金がかかる、裁判官も(裁判の)数をこなさないと昇進に関わる、裁判官の気持ちをおもんばかる、まさに今年の流行語大賞になるかもの『忖度』が行われて、裁判官の望むように裁判が進められると言うこと。この映画で描かれたことが、すべて虚構などとは当然思えず、私はほとんどが真実なのではないか?と思えて仕方がありません。始めから結論ありきで裁判が行われ、その途中で真実(この映画では「無実だという告白」)が出てきても、流されて黙殺されて一切考慮されない、裁判を最初からやり直すことなどない、ということ。この国では、いったん容疑者となった場合、それを覆すのがとてつもなく難しいという事実とも相まって、やっぱりこの映画で描かれていることが真実だと思えるのです。人一人の命を、命より経済という金の方が重要という今の世の中の考え方、これってとてつもなくおかしいとしか言い様がないのですけど。まぁ、私も元嫁から「あんたの命より金!」と言い切られた人間です。私の命も、金よりも下という非常に軽いものなんですね〜。なんだかなぁ〜。😞


あと、日本は『自供』に重きを置きすぎている、先進国と呼ばれる国の中ではもっとも遅れている国です。まるで中世の魔女裁判と全く同じ。自供がすべてで、証拠という物をないがしろにしすぎです。その点、西洋諸国では、自供という曖昧な物ではなく、証拠を徹底的に集め、分析し、そこから得た結論を重視します。日本はいつになったらそういう司法に変わっていくのでしょうか?取り調べの可視化と言われていますが、これも一体どこまでそうなっているのでしょうか?未だにブラックボックスのままじゃないですか?結局、警察も検察も、自分たちの都合の悪いことをしていることが明るみに出ては困る訳なのです。困ることをしていないのなら、可視化して風通しをよくすれば良いだけのこと。それがいつまで経ってもできない、と言うことは、可視化することはとてつもなく、警察および検察にとっては『都合の悪い真実』と言うことの証明に他ならないのです。ほんと、腐ってますね、日本の警察も検察も。個人的には、官僚主義になっていることが一番の問題なのではないか?と思いますけど。


この映画で何度も言われますが、容疑者に対して、「自白すれば死刑はない」と刑事も、さらに弁護士までそういい、自白を『強要』するのです。よっぽど意志の強固な者でなければ、『死刑』を免れるのなら『嘘の自白』をしてしまうのもよくわかります。ですが、その嘘の自白の結果、無実なのに罪を負うことになります。無実なのに、刑事や検察、そして本来なら救ってくれるはずの弁護士までもが、自分を救ってくれはしないという事実は、無実を訴える気持ちを粉々に打ち砕くには十二分以上でしょう。日本では、日々、こんなことがまかり通っているのかと思うと、本当にまともな国なのか、この日本は?と思えて仕方がありません。


この映画に、斉藤由貴が出ています。いやぁ、久しぶりに映画で観たかも?役どころが実にはまっています。自分を守るためなら食品偽装をしていたことを隠し通そうとします。また、自分の子供が性暴力にあっていたにもかかわらず、それすら見て見ぬふりを決め込んだという、母親としてとんでもない人間性を持っているという役柄を、よく演じてますわ。いや、彼女にしてみれば普段の行動のままで良いのかもしれませんね〜。昨今の彼女の実生活の言動を鑑みると、素で役を演じていたんじゃないの?と。素だから演技も糞もないですね。


シン・ゴジラでも良い味を出していましたが、市川実日子さん、この作品でも切れ者の検事を演じます。途中まで、なかなかまともな検事でしたが、裁判官の意を『忖度』することを上司から耳打ちされて、結局それに従います。(長いものに巻かれたわけですね〜。)こうやって代々、正義感あふれている検事であったとしても、長いものに巻かれて、なぁなぁで、粛々と裁判官の意に沿うようになっていくのでしょう。


私が思う、この映画に出てくる司法関係者で、唯一人間らしい人間だと思う弁護士を演じたのは、満島真之介さん。ほんと、彼だけが『まだ』人間の心を持っているかな、と。ただし、そのうち長いものに巻かれて染まっていくのでしょう。そうでないと、いつまで経っても『ノキベン』だからですよ。


この映画、結構考えさせられると思います。観たあと、あなたはどう感じることでしょうか?

2017年9月11日 (月)

あしたは最高のはじまりを観てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


「あしたは最高のはじまり」を観てきました。個人的ランクB+。公式サイトはこちら


よかった!実によかった!!子供が好きだったり、いま子育てをしている人たちには、ぴったり当てはまるのではないでしょうか?同時に、涙活をしたい方も、この映画はおすすめできます。久しぶりに、笑えて、そして泣ける映画です。


主役を演じたオマール・シー、『最強のふたり』(あれ!?この感想を書いていない?!)の時から良い演技をするなぁと思っていましたが、『ショコラ 君がいて、僕がいる』(私の感想はこちら)でもさらにその演技力が上がっていまして。そして今作、冒頭のどうしようもないプレイボーイだったところから、子煩悩な父親へと変貌を遂げるのを、とてもうまく表現しているのです。なんかもう、今の日本で、平気で我が子を虐待する馬鹿親とか、子供を殺す鬼といえる親達に、この映画を観て考え直せ!と言いたい。子供を守る、この子に与えられるのは『愛情だけ』ということを、この映画は見事に描き出していると思います。まぁ、映画の中ではオマール・シーが売れっ子のスタントマンとなって、毎月6000ポンド(sign03)も稼ぐとなっているから、あの生活が成り立っているのだ、と言う考えもあるでしょう。ですが、この映画の本質はそこにはないのですよ。何があっても、娘には笑っていて欲しいという、父親としての切なる思いがその根本動機なのです。この気持ち、私も心底共感できます。😭公式サイトにある、(娘が)『夢のような人生を送る』と、送らせたいとサミュエルはなぜ思い、なぜ実行し続けたのか。その理由はぜひ映画館でご確認を。


ゲイの友人ベルニーを演じたアントワーヌ・ベルトラン、彼の演技力もすばらしい!もうね、ゲイらしさをむちゃくちゃうまく表現しているのですよ!彼の演技を観ているだけで、笑えてきてしまいます。また、ベルニーはまるで母親のようになって、グロリア(なんと本名もグロリアなんですよ)を、サミュエル(オマール・シー)とともに育てます。この映画を観て改めて思いました。ゲイだろうがレズビアンだろうが、子供に対して惜しみない愛情を注げるのなら、そんなことはとても些細なことなのだ、と言うことを。同じくゲイ同士の子育てを描いた『チョコレート・ドーナツ』(私の感想はこちら)も、もう涙が止まらない映画でした。真摯に思いますね。子供に惜しみない愛を注げないのなら、子供を持つ資格がない、と。


この映画、うまく伏線が織り込まれてまして。しかも、その伏線がまさかの結末に。私は勘違いしていまして。今思うと、確かに普通は本人には教えないわな、と。私は自分自身にすべて伝えてもらわないと困るタイプなので、本当に勘違いしていました。だからこそ、伏線が後になって回収されたとき、「あっ!」となってしまったわけです。私の考え方が普通と違う故に、今作ではやられたと、より一層思いました。


映画館でも多くの人が泣かれてましたね。はい、私もその一人です。いや、これを観て泣けないというのなら、子供という存在が嫌いな人間でしょうね。そうですね、是非デート映画としてどうぞ。なぜって?これを観て泣けない相手だったとしたら、その相手との将来を考えない方が良いと思えるからです。二人そろって子供は必要ないと思っているのなら問題ありません。ですが、子供が欲しいと思っているのなら、一考すべきでしょう。考えすぎ?私なら、友人でさえもこの映画を観て泣けないというのなら、その友人関係を考え直してしまいそうです。共感ポイント言うのは、どうしても譲れない物なのです。そして、それはあとから得られるかもしれませんが、そのときまで何年も、何十年も待てますか?ということです。


う〜ん、DVD発売でポチってしまいそうです。新たな泣ける映画として。あと、人生の指針としてもこの映画は素晴らしいと心底思うのです。


グロリアの母親に対しては、いろいろ言いたいことがあるでしょう。私も彼女と彼女の新しい彼氏がしたことに対しては、結構イラッときました。ですが、彼女の立場に立てば、そこまでの行動をしてしまうのも理解できないではありません。彼女の行動や考え方があるからこそ、サミュエルの言動がさらに意味を持ち、引き立っています。娘グロリアの本当のしあわせを考えていたのは、果たして、サミュエルなのか、それとも母親なのか?これも劇場でご確認して欲しいです。


改めてこの映画を観て思いました。人間、氏より育ちだ、と。今の日本、血筋というくだらないことにこだわりすぎですわ。その血筋がよいと言われているような、2世3世の政治屋達の言動はどうですか?糞安倍首相、糞麻生などなどはどうです?その人格は実に卑しいとしかいえません。人間、生まれ(氏)よりその成長過程(育ち)がその人間の人格形成を決定づけるということです。


この映画、霊的にも正しいことを述べています。そのときそのときを、精一杯生ききる、と言うことを。後悔しないために、どういう選択をその瞬間瞬間にし、その結果を受けとること。霊的な勉強をしている人なら、この映画は観ておくべきです。

2017年9月 8日 (金)

ダンケルクを見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『ダンケルク』の試写会が当たり、見てきました。個人的ランクC。公式サイトはこちら


ノーラン監督、私は個人的に大ファンでして。インセプションやインターステラー、どちらも大好きな作品なのです。ということで、久しぶりに当たった試写会が、ダンケルク!期待ではち切れそうでした。


でも評価はC。期待が大きすぎたせいでしょうか?戦争物で今年は『ハックソー・リッジ』という素晴らしい作品を見ているからなのでしょうか?ん〜、自分でもよくわからないところですが、今までの彼の作品からすると、いまいち面白みに欠けたかな?と感じてしまいました。


冒頭からの銃声にびっくりしてしまいました。劇場がIMAXでしたので、その音響が素晴らしいのは知っていましたが、体がビクッとしてしまいました。銃声って、実はものすごいうるさいんですよ。多くの日本人は、その銃声の大きさを知りません。22口径という一番小さな銃弾でも、その銃声は耳栓をしていなかったら10分以上はまともにほかの音が聞こえないぐらいの音なのです。


今作、インセプションのように『同時進行』で起こっていることを、ザッピングしながら見せます。インセプションは時間の流れがその階層によって違うということで見せましたが、今作はその同じ時間に別の場所ではこういうことが起こっていた、ということを見せます。同じ場面を、飛行機のパイロットの視点で、船の上にいる兵士として、助けようとしている民間人の視線で、あなたも見ることになります。ここら辺の手腕は、さすがノーラン監督と思います。実に素晴らしい。


ほかの戦争映画のような、実際はもっとひどいのですが、人体損壊などのグロいシーンは全くありません。ですので、そういうグロいシーンが苦手な人でも、この映画は大丈夫ですよ。


見ていて「うんうん、そのとおり」と心底納得したのが、命からがら、奇跡が重なったとしか言い様がないのですが、無事にイギリス本土に戻れたときのシーンに感動でした。盲目の老人が、憔悴しきっている兵士達に毛布を渡しています。勝って帰ってきた訳じゃない、命からがら逃げ出してきたにもかかわらず、この盲目の老人はいいます。「生きているだけで良い」と。本当にそうです!家族は、生きて帰ってきてさえくれれば、それが一番うれしいのです。死んで帰ってくることほど悲しいことはないのです。駅にいた民間人達も、うなだれて帰ってきた兵士達をビールを渡して歓迎します。生きて帰ってきてくれた、その喜びを全身で表していると感じます。


この作品で、ノーラン監督は『極限状態でも、人は他人を思いやることができるのか?あなたはどうか?』ということを、見ている人に問いかけてきます。ダンケルクが遠浅の海のため、大きな船が入ることができない。その桟橋でイギリス軍人達は、同じ同盟であるフランス軍人達を入れようとしません。彼ら曰く、来ている船はイギリス軍の船なのだから、フランス軍はフランスの船を待て、と言う言い分でした。私からすると、何言ってんだ?です。同じ人間、しかも同じ敵と戦っている同盟国人。ならば、同じように助けるのが人の道だろうが、と思うのですが、自分が助かるためには、他人を押しのけてでも、ということなのでしょうか。自分が助かりたいように、他者も助かりたいはずです。なぜこんなところで差別をするのか?


別の場面では、イギリス軍人に変装して逃げようとしているフランス軍人を、敵が狙っている船外に追い出して、自分たちだけ助かろうとします。そのフランス軍人をかばった主人公を、今度は『同じ部隊じゃない』という理由で同じく追い出そうとします。すでに船体は敵の銃弾によって穴だらけ。重量軽減してという意味で、一人二人の人間を減らしたところで浮くわけないです。でも、そんなことも思いつかない、考えもしない。なんという偏狭な考え方!なんという差別!見ていて腹が立つと言ったら!!同じ人間なのだから、知恵を絞って協力して、と言う考えがないのです。ここでも、自分だけ、自分たちだけが助かれば良いのだから、他者がどうなろうが知ったことじゃない、です。人間の醜さ、その人間の魂の発達程度を如実に描き出しているシーンです。ちょっとネタバレですが、ここで二人を船外に追い出そうとした兵士達、後々火に焼かれます。私は『因果応報』を思いましたね。そういえば、韓国の船も、イタリアの船でも、船員や船長が真っ先に逃げ出して、客を置き去りにした事件がありましたね。魂が腐っているなぁ〜。


この映画で一つ、とっても疑問に思ったことが。燃料切れの戦闘機が、果たしてあんな低空だったのに、そこまでグライダーのように滑空でき、さらに敵戦闘機まで打ち落とすことができるだろうか?ということです。この一点がとても気になってしまいました。いや、映画のシーンとしては、とても盛り上がるシーンです。そんなことを気にせずに、楽しんでおけばよかったのかしら?


イギリス海軍の高官が、海の漢として素晴らしい行動を最後に取ります。これが、人の上に立つものとしての責任ある行動です!真っ先に逃げ出したりして、部下達を見殺しにして平気な顔をするような腐った輩が、決して立ってはいけない場所であり肩書きです。もうね、日本の議員という魂が腐りきっている輩共が、あまりにも目につく低俗な行動を取りすぎです。議員という国民の代表という立場にありながら、そのお金(税金)の使い道がおかしすぎるわ、嘘を平気でつくわ、他者(弱者)をおとしめて平気。この高官の態度と考えを見習え!です。


2時間超えるかと思ったら、切ってました。決してつまらない作品ではありませんし、人間の醜い部分を描き出し、同時に人の優しさも描かれています。再度書きますが、残虐なシーンはありませんので、多くの人に見てもらいたいです。そして、戦争という物の不条理さ、やはり戦争という物は起こしてはいけないと、改めて学んで欲しいと切に願います。

2017年9月 5日 (火)

血液検査でアルツハイマー病を診断?

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


アルツハイマー病が血液診断でわかるのなら、これはかなり良いのでは?と思ったのですが・・・。記事をよくよく読んでみると、どうもそう簡単にはいかないのだな、と。がんと同じく、認知症もその治療も簡単にいかない物なのです。


血液でアルツハイマー診断=健診で活用期待-京都府立医大

2017年09月05日 00時15分 時事通信

 京都府立医科大(京都市)の徳田隆彦教授(神経内科学)らの研究グループは、アルツハイマー病を血液で診断する方法を世界で初めて開発したと発表した。徳田教授は「確定診断とするのは厳しいが、例えば60歳以上の健康診断で使うことが考えられる」と話した。研究成果は4日、英科学誌に掲載された。
 アルツハイマー病の患者は、脳内にリン酸化タウというたんぱく質が蓄積されるのが特徴。現在は、髄液を採取して診断しているが、患者が嫌がるなどの理由から普及が進んでいないという。
 研究グループは、米クァンテリクス社が開発した超高感度の検出器を活用し、試薬の組み合わせなどを最適化することで、血液中のリン酸化タウの検出感度を従来の1000倍に向上させた。60~89歳の患者20人で確かめたところ、「中等度の正確性」(徳田教授)があると分かった。
https://medical.jiji.com/news/9071 


何が気になっているのかって、記事にある『中程度の正確性』という部分です。中程度って、どの程度のこと?50%〜60%ということ?もしそうなら、検査しても半分は

  • 正常なのにアルツハイマー病と誤診
  • アルツハイマー病なのに正常と誤診

されると言うことです。なぜ『中程度』と不確定な言い回しをするのでしょう?パーセンテージで、もうこの研究者や機器を作った企業はわかっているはずです。特に企業の方は。なぜそれを誰にでもわかりやすいパーセンテージで表現しないのかしら?


うがった見方をすると、血液検査の結果では誤診が多い、と言うことを隠すためではないか?と思えて仕方がありません。


いろいろな疾患でもそうなのですが、一番診断が正確なのは、治療者または患者の『直感』なのです。この時代になにを迷信的なことをいっているのだ!といって、腹を立てる人が多いのは承知の上です。ですが、そういう人たちは、事実を知らないから腹を立てるのですよ。自らが知らないことを、他の人が知っていることを許せないのでしょう。それは『傲慢』と言います。今の西洋医学は、とにかくデータを信仰します。データ至上主義と言ってもかまいません。それが患者のためではなく、いかに『患者から儲けるか?』と言うことがその基本なのです。その人の健康状態に何ら問題がなくても、検査結果のデータだけを見て、投薬します。その結果、患者が不必要な投薬とその副作用で苦しんでも、全く見て見ぬふりを決め込みます。医療って、そういう物なのですか?ちがいますよね?


本来の東洋医学はこの『直感医療』です。まさに、気を感じる、読むことができる人間が、この東洋医学を受け継いでいたはずなのです。今の鍼灸師は、ほとんどがこれができない輩ばかりですけどね。当然、気なんていうものを全く認めようとしない、西洋医学の医師達も同じく、直感医学なんて認めません。ですが、臨床に真摯に向き合っている西洋医師なら、少なくとも1回は経験しているはずです。患者さんの直感が当たっていたことを。自分のデータを元にした診断はなく、直感で下した診断の方が患者の命を救った、と言うことを。


今回のアルツハイマー病を血液検査で判断、と言うのも、結局は癌の早期発見とか言う無駄な、そして医師達と検査に関わる輩達の儲けしか考えていない行為と同じではないか?と思えて仕方がありません。

2017年9月 3日 (日)

新感染ファイナル・エクスプレスを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『新感染 ファイナル・エクスプレス』を見てきました。個人的ランクB-。公式サイトはこちら


韓国製のゾンビ映画です。いや、これが王道ゾンビ映画なのに、心底驚きました。と同時に、監督がゾンビ映画の大切な部分をしっかり理解して、この映画を作成したことがよくわかるので、とてもうれしかった作品なのです。


ゾンビ映画の大切な部分?なんだそれ?という人が多いでしょうね。ホラー映画に、そんな物存在しないだろうと考えるでしょう。残念、そういう人は、もうちょっと映画をしっかり見ましょう、もっと深く理解しようとしましょうと言いたい。特に、ゾンビ映画は、
ゾンビ(動く死体)より生きている人間の方がよっぽど残酷で恐ろしい
という真実をその根幹としていると言うこと。この真実をゾンビ映画という形をとりながら、見る人に教えていると言うこと。この真実を理解しないで、ゾンビ映画だからつまらんと言うのであれば、浅はかと私は断言します!そして監督がこの真実を心底理解していて、それを見事にこの映画で描き出しているのがとてもうれしいのです。う〜ん、久しぶりにゾンビ映画であっても、DVD発売時にポチってしまいそうです・・・。ホラー映画ですが、生きている人間の方が実はよっぽど自己中心的で、他人のことなど考えない腐った輩なのだ、と言うことを子供達に教えるために、とてもよい教材になるのではないか?と思うからです。子供にホラー映画を見せる方がおかしい?と言う人、ならば真実を覆い隠して上っ面の虚構だけを教えることが、親としての、大人としての務めなのか?と私は問いたい。子供に教える必要はない?なら、いつ教えれば良い?大人になれば自然に体験して覚える?そのときでは遅いときもあると言うことに、なぜ気がつかない?ならば、世の中には、他人を犠牲にしても自分だけが助かれば良いという魂の心底腐った大人共が、大量に存在しているということを早くに子供に教えたほうが良いと私は思いますよ。本来なら、こんなことを教えなくてもよいほど世の中が美しいのなら良いのですが、残念ながら、今の世の中、実に汚すぎる。人をだまし、おとしいれてでも自分だけがいい目を見ればそれでいい、という魂が腐りきった輩ばかりなのが今の世の中です。ちがいますか?違っていますか?私の書き出したことは、間違っていますか?


この映画、この真実をとてつもなく前面に打ち出してきます。主人公ソグ、この人物が冒頭でいかに腐った父親であるかが描かれます。金は十二分以上に稼ぐけど、仕事でも、儲けのためなら個人投資家など切り捨てるし。(後々、この切り捨てた個人投資家から有益な情報をもらったり、実は操作して助けた企業が・・・ということがわかります。金という虚構のためにしたことが、あとあととんでもない利子をつけて戻ってくるという、実に素晴らしい比喩だと私は思います。)私生活では結婚が破綻しかかっている。その理由は、彼の性格というか、金のためなら人の気持ちなど切り捨てるというその姿勢にあると思われます。さあ、でもこの父親が死と隣り合わせになったときにどうなるか?これを見事に演じたのがコン・ユ。実に素晴らしい!彼の演技力が実に自然で素晴らしいのです。そして、彼が最後に取った行動に、多分多くの人が涙するでしょう。残念、私は全く泣けませんでした。なぜ?だって、その行動を取るのが『親として当たり前』だからです!この行動がとれないのなら、結婚も、子供を持ってはいけないと思いますが?子供に親は必須か?いえ、違います。子供は、親の記憶だけでも無事に育ちます。それを否定する人、戦災孤児や災害孤児が皆成長せずに死にましたか?違いますよね?むしろ、そういうつらい経験をした子供ほど、立派な大人になる傾向が強いです。


劇中、かわいい自分から告白されたのだから、と言い切った女子高校生のジニ、実は彼女はその芯がとても人情にあふれていたのにはびっくり!このギャップが良い!監督、良い味を出すわぁ〜。


ジニに告白されて困っていたシャイな少年、ヨングク。彼の演技がよかった!う〜む、彼のシャイな部分、まるで私みたい。あ、ごめんなさい。これを読んだ私の患者さん達、間違いなく全員が「どこが!?」と総突っ込みを入れていることでしょう。🙇🏻ですが、私は実はシャイですよ〜?え?まったく理解できない?ん〜、私の普段の態度が原因でしょうか??


まるでヤクザ崩れかプロレスラー崩れを思わせるサンファ、彼の方が実は影の主役では?と思えます。彼の方が、始めから優しい心を持っているからです。言葉遣いや態度は粗野ですが、それは彼の心の優しさをうまく表現できないからでしょう。彼の最後の態度、私が彼と同じ立場なら、彼と全く同じことを取ります。愛する妻を、そして生まれれてくる子供を守るために、今自分ができる最高の選択をする。彼はそれをとります。ここでも泣ける人が多いのではないでしょうか?


さて、ゾンビ映画の真理は生きている人間の方が恐ろしい、と言うことを見事に演じたのが、ヨンソク演ずるキム・ウィソン。彼の演技力には、見ていた私も『私なら殴り殺しているわ!』と思えるほどでした。えぇ、間違いなく彼の首を絞めて殺していましたね。ヨンソクは、自分が助かるためなら他人の命など、路傍の小石ほどにも思わない人間なのですから。あなたは、彼のした行為を許せますか?私は許せません。彼がくだらない行為をしなければ、サンファも死ぬ(ゾンビになる)ことはなかったのですから。彼の演じた鬼畜っぷり、ぜひ映画館で見てください。同時に、韓国だけでなく、この日本でも彼と同じような態度を平気で取る腐った輩が、非常に多いと言うことを決して忘れてはいけません。


この映画を見ていてふと思ったのですが、韓国の俳優は男女を含めて泣くのがうまいですね。葬儀の時、泣き女という『文化』が存在している韓国だからでしょうか?大人から子役まで、老若男女問わず、泣きがうまい。これもこの映画でうまく使われていると思います。終盤のシーン、この映画の真のヒロインである、子役のスアンの泣きっぷりには、きっと多くの人が涙してしまうでしょう。それでも私は泣けませんでした。理由?私が冷たい人間だからではないですよ?その理由は、私が自分の娘から、魂が引き裂かれるような泣き声を聞かされているからです。そのとき、隣に患者さんが居たから我慢しましたが、ひとりで駅にいたなら、間違いなく私も大泣きしていたはずの我が娘の泣き声を聞いた経験があるからこそ、この映画では泣けませんでした。すでに、私が生きていてはいけないと思うほどの悲しい泣き声を聞いた経験があるからです。そのときの娘の泣き声に比べたら、スアンの泣き声は(演技故に)私の心に全然届かなかったから、共感できなかったのです。


高速鉄道内で致死的な感染症が起こったら?しかも、軍ですらコントロール不可能で、自分の命は自分で守らなくてはならないという状況になったとき、果たして自分はどういう行動を取るのか?とれるのか?自分で考えて行動できるのか?それとも、他人の意見に流されて巻かれていくのか?極限状態で『人間であること』ができるのか?それとも、人であることをやめて『鬼』になってしまうのか?この映画は、それを突きつけられているのですよ。ゾンビ映画というのは、それを描き出す映画なのです。改めて、ゾンビ映画の始祖であるロメロ監督に賞賛を。再度書きます。ゾンビ映画は単なるホラー映画ではありません。人間の隠れた・隠された一面を明白に描き出している映画なのです。あなたはどちらに属しますか?人?それとも?


韓国映画は、変なところで(強制的に)笑いをぶち込むという理解不能の作り方をするのが多いと感じているのですが、この映画にはそれがありません!これだけでも高評価です!もしこの映画にそれがあったら、こんな高評価を決してつけませんでした。


ホラー映画ですが、この作品はぜひ多くの人に見てもらいたいです。自分ならどういう行動を取るのか?と言うことも問われる映画です。そして、多くに人で泣けるでしょう。久しぶりに泣けるホラー映画といえます。デート映画としてみて、彼氏や彼女に聞いてみてください。もし、そうなったときに君ならどうする?と。え?鬼畜ですか?

2017年9月 2日 (土)

トリガール!を見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


「トリガール!」を見てきました。個人的ランクB+!公式サイトはこちら


もし今、あなたが日々の生活などがつまらなくて、全然笑っていなくて、何でも良いから笑ってみたいと思うのなら、この映画は今ならおすすめです!もう、私は冒頭からクスクスと笑わせていただき、全編を通して笑わせてもらいました。久しぶりです、これだけ笑えた映画は。う〜ん、私のコレクションでも笑いの映画は少ないので、この作品がDVD発売の折には、ポチってしまいそうです。笑いたいときに笑える映画は、必要なのです。


主役の土屋太鳳さん、とにかく跳ねっ返りの元気さがいい!でも、ずっと流されて生きてきたけど、初めて自分の意思で何かを成し遂げたい、と言うことを主張する場面、とてもよかったです。


池田エライザさんのかわいさ全開ですわ。彼女の「ん?」というシーン、何かを隠したいから、というのはすぐにわかりますが、そのかわいさ故に、主人公のゆきな同様「かわいいから許す!」となってしまいました。😅いかん、私の女性を見る目のなさが未だに健在であることが、この映画を見て気がつき、どっぷりドツボまで落ち込んでいる状態です・・・。😖いつになったら治るのだろう?


ヒーロー(だと思うのですが)の坂場を演ずる間宮祥太郎さん、よかったですわぁ〜。他人には強く出るくせに、ここぞという場面では実は小心者という演技を見事に演じられていました。この落差が全編を通して笑わせてもらいましたよ!実に良い味を出しています。彼とヒロインのやりとりが、笑えて仕方がありません。


人力飛行機作成部のリーダーである、矢本悠馬さん演ずる古沢が、これまたおもしろすぎます。マイクの持ち方、話し方、いやもう最高!の一言しかありません!当然、ほかの作成部の方々を演じた人たちも、そのオタクっぷりが実によかったのです。私も東洋医学馬鹿というオタクですので、彼らの気持ちに心底共感しました。そう、この映画では、脇役から主役まで、すべての役者さん達が一丸となって、素晴らしく良い味を出しているのですよ。久しぶりにこんなにすごい映画を見た気がします。そう、まるで役者さん達が本当に学生で、皆で一丸となって人力飛行機を作りあげているという感じをビシビシ受けます。


個人的にツボったのは、ナダルさんが演ずるペラ夫。ナダルさんの、本当に『無駄に』素晴らしいイケボイス!これが笑わせてくれます。しかし、彼のイケボイスはすごいですわ。私、テレビがないので初めて聞きましたが、男でも惚れる声をしていますね〜。声優としても良いのでは?と思うほど、実によい声をしていると思います。その声の台詞が笑わせてくれます。このギャップが良い!


ほかにもいろいろおもしろすぎて言いたいことが多すぎるのですが、このまま一つ一つ書いていると終わらないのでやめます。とにかく、いま笑いたいのならこの映画を見ろ!です!とにかくこれにつきます!!再度書きますが、脇役から主役まで、全員が一丸となって作り上げた映画だと思います。だからこそ、どのシーンでも笑えてしまいます。そして、どのシーンでもおもしろい。こんな映画は本当に大切にしないといけないと個人的には思うのです。


特に、滋賀県の人は、地元琵琶湖が舞台ですので、是非ご覧になってください。


あまりのもおもしろかったので、往診で歩いている途中に思い出してしまい、ひとり歩きながら笑っているという非常に危険な人物になっている私です。通報されないように、歩いているときは思い出さないようにしなければ・・・。でも難しいですわ、この作品は!ついつい思い出してしまいます。🤣

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