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2017年8月11日 (金)

スターシップ9を見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『スターシップ9』を見てきました。個人的ランクB+〜A-。公式サイトはこちら


今年はSFの年なのか、これで私が見たSFは三作目です。『メッセージ』、『ライフ』、と続いてきましたが、この作品はおもしろかったです!スペイン・コロンビア合作でしょうか。そりゃ『ライフ』ほどお金はかけられていませんが、やっぱりSFにしろなんにしろ、ストーリーの面白さが一番です。この作品、ストーリー展開がとてもおもしろいと感じました。


ハリウッド映画のように、アクションの連続とか、映像マジックがこれでもか!という映画ではありません。だからこそおもしろいと感じます。見た目やアクションで見せる映画は、食傷してますからね。それよりも、今作はSFですが、SFらしく演出やストーリーで魅せる映画だから、とってもいいと思います。


ネタバレになるので、ストーリーについては書けません。ですが、ラストシーンがいいです!


見ていて強く感じたのが、人類救済の目的のためなら、生命科学、生命倫理、研究者としての倫理すら捨て去ってもかまわない、というのが、現在の西洋医学や西洋科学、そして軍事でごく普通に行われていることであり、こう見せつけられると再度背筋が寒くなる思いです。一線を越えてはいけないというその『一線』は確かに存在します。ですが、その『一線』はいとも簡単に超えられるものです。だからこそ、それを超えてはいけないと、人は自らを律しなくてはいけないと思うのです。イケイケでは歯止めがききません。私からすれば、

  • 死後に遺体を冷凍して、未来に解凍して未来の医療による復活にかけるとか(これは現時点では不可能かつ、詐欺です。現代科学で細胞を冷凍するときに使われる化学物質を加えても、冷凍・解凍時に氷が細胞を破壊してしまいます。細胞が破壊されてしまうので、復活なんてできるわけないのです。だから未来の科学にかけると言う考えもあるでしょうが、現在冷凍時に使われる物質が、未来では『使ってはいけない、冷凍・解凍が失敗するもの』である可能性が残りますから。)
  • 卵子や受精卵をいじってデザイナーズベイビーを得るとか

これはもう生命倫理、研究者としての倫理を逸脱しているとしか思えないのです。やってはいけないことに手を出している、と。人間は所詮人間、神ではありません。その神の領域に手を出すことで、自分たちが神になったような気になるのでしょうか?それは傲慢です。研究者や医療者に必要なのは、ほかの一般人より高い倫理観、および哲学的思考が必要だと常々思います。


あぁ、そういえばこの映画を見ている間に、なぜか『ブレード・ランナー』が何度も思い出されました。うん、確かにある意味、ブレード・ランナーをオマージュにしているのかも?


SFなんて、と思っている方、この映画は楽しめると思います。『インター・ステラー』のように、宇宙物理学等の最新科学を綿密に調べ上げたうえに作られたものじゃないですが、『インター・ステラー』同様CGではなく、セットで作られているSFはいいものなのです!CGはどうしても存在感が薄いです。ストーリー展開もワクワクドキドキしますので、時間とお金の損はしないはずです。『インター・ステラー』未見の方は、ぜひレンタルで見てください。この作品もすごすぎるSF映画です!


私が見たときは、劇場の入りがほぼ8割。高齢者が多かったですね。その性でしょうか、途中でいびきが聞こえることもありました。おいおい、この映画、寝られるような映画じゃないけど?まぁ、あの『シン・ゴジラ』ですら寝ている人が居たと聞き及んでいますので。ふぅ〜、もったいない・・・。


あと、タイトル。原題がオービター9ですから、そのまま『オービター』を使えばいいのでは?と思いましたね。なぜ『スターシップ』と変えたのかしら?より未来感をだすためでしょうか?

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