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2017年6月13日 (火)

ちょっと今から仕事やめてくるを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『ちょっと今から仕事やめてくる』を見来てました。個人的ランクA-。公式サイトはこちら


いや、いい映画でした!ブラック企業、もうね、ひどいです。現実はもっとひどいんでしょう。権力という肩書きを持っているバカが上役だったり社長だったりすると、本当に殺されますわ。殺されてもいいという人だけ、そのままそのブラック企業に勤めていればいいと思います。個人的には、この映画の上司に対して、心の底から怒りと憎しみがわきました。役を演じた吉田鋼太郎さん、素晴らしい演技でした!!観客に心底怒りと憎しみをわかせるほどの演技力だったのですから。私なら、主人公のような態度はとれないですね。間違いなくこの上司を動けなくなるまで殴りつけてます。ここまで人間としての尊厳というか、人間性を否定されて、それでも『生活のために』という題目のために自分を殺すことは、今の私にはできないからです。昔の私はしていましたよ。その結果、心と体調を壊すことになりましたけど。だからこそ、今の私はもう二度と、自分の心と体、特に心を壊すことはしたくないし、できないです。『生きる』という意味、金を稼ぐことと言うことと同意ではありません。そのことを多くの人に考え直してもらいたいです。


ヤマモトを演じた福士蒼汰さん、これまた演技がうまい!これはぜひ、映画館で見てほしいです。


主人公の両親も素晴らしい!『生きているだけでいい』。まさにその通りなんですよ!父親も、息子から職を失ったことなどをなじられても、じっと我慢したこと。自分の経験と重なって涙が止まりませんでした。いえ、私がなじったのではないですよ。私はなじられた方です。私も我慢しましたが、あのときの経験は、口では簡単に表現できないほど辛いものでした。


この映画で言われます。『空の青さを見たか?』。人は、辛いときが続くと上を見ません。空を見ません。地面ばかりを見るようになります。経験がある方は、このことをすごく理解できるはずです。理解できない人、あなたは「たまたま」運がいいだけです。次の瞬間には、そんなあなたが地面を見る立場になると言うこと。決して忘れずに。


この映画、終わりの方になればなるほど泣かせてくれます。私ももう、号泣で涙が止まりませんでした。『有り難う』。ヤマモトからの言葉には特に!彼は、主人公を助けることで、彼自身が救われていたのです。このことがわかる人は、自分自身がとてつもなく辛い目に遭っているという経験がなければ、多分理解できないでしょう。私もヤマモトと同じ立場で、主人公を救えたときに全く同じ言葉を口にします。人は、他者を助けるという行為によって自分自身が救われるのです。そういう意味では、私は自分を救いたくてこの仕事をして居るとも言えます。


ある人が言われてます。人生、生きているだけで80点と。私なら100点をつけます。その上で他人を助けるなら、120点かそれ以上です!人間、生きているだけで100点満点だと、私は強く言います。


自分の心を殺して、生活のためという題目で生きているというのは、生きているとは言いません。それは死んでいるというのです!生きているというのは、心が生きている状態を言います。終盤、主人公が見せる笑顔、これが『生きている』と言うことです。


私も医療者として、体の不調だけでなく、患者さんの心の状態まで見ているつもりです。正直、体の不調より心の状態の改善の方が大切です。西洋医師は、その点をかなり軽視していますね。まぁ、テストの点数の取り方はわかっていても、人の心の機微を感じることのできないバカが医師になっているのが現代です。医師育成システム自体が間違っているとしか思えないので、仕方ないかもしれませんが、その迷惑を被る患者側としてはたまったものじゃありません。


この映画、仕事について、生きていると言うことについて考えさせてくれる、実にいい映画です!ぜひ多くの人に見てもらいたいです!

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