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2017年6月15日 (木)

LOGAN/ローガンを見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『LOGAN』を見てきました。個人的ランクC+。公式サイトはこちら


あまり個人的には、アメリカンコミックのファンではありません。ですが、このX-menシリーズは、社会的弱者について結構しっかり描かれていると感じるので見てしまいます。


ヒュー・ジャックマン、実に素晴らしい演技でした!年老いて、その再生能力も身体能力も落ち、ミュータントということをひた隠しにして生きている姿。いやはや、痛々しい・・・。超絶の回復力を持っていても、老化には勝てない、という現代医学や現代社会が抗老化に帆走していることに対するアンチテーゼでは?と私は捉えましたが、いかがでしょう?いくら美容整形しようが、あらゆるサプリメントを取ろうが、どうあがいたところで人間、老化という万人に必ず訪れるものから逃れることはできない、と言うことです。これって、現代医学の『死』を極端に恐れて、それから目を背けるための治療ばかりするというと同根だと思います。死を知るからこそ、よりよく生きることができるのです。死を知らないから、いい加減に、快楽を追求していくのです。


パトリック・スチュワート演ずるプロフェッサーX、世界最高のテレパシスト(と言えばいいのかしら?)も、認知症というある意味脳の老化には逆らえず、薬で抑えつけないと、認知症故に突然周りの人間に多大な影響を与える強い能力を意図せずに発してしまう。いくら強い能力を持っていても、老化という誰しも必ず迎える生物学的劣化には、いかんともしがたいということ。


ローラ役のダフネ・キーン。いや、たいした演技力でした。今後が楽しみですね〜。個人的には、彼女を見ていて留学時代の同じ空手クラブにいた女性を思い出してしまいました。どちらも犬顔で、眉間にしわを寄せる顔がとてもよく似ていて・・・。😅


家族愛、親子愛というものを知らないローガンが、どう変わっていくか。これがこの作品の肝でしょう。それをヒュー・ジャックマンはとてもよく表現していると思います。だからこそ、最後のシーンで泣けてしまいました。彼の台詞が泣かせます!『あぁ、こういう感情なのか』ということを告げながら旅立つシーンは、ボロボロ泣けてしまいましたわ〜。プロフェッサーXがローガンに、『家族というものがどう言うものか、経験しておくべきだ』というようなことを告げましたが、彼はまさにそれを最後に経験して旅立てた。それだけでも、彼の人生に悔いはなかったと言えるでしょう。


後この作品で、ローガンが言います。自分を傷つけた人間のことより、自分が他人を傷つけたことの方をずっと深く後悔している、と。これが『良心』でしょう。最近では、この『良心』が欠如した人間が山ほどいるなぁと感じて仕方がありません。


さすがR15指定だけに、血もたっぷりですし、結構残虐なシーンが多いので、見る人を選ぶとは思います。ですが、ヒュー・ジャックマン演ずるウルヴァリン最後の映画、見ておいて損はないのではないか?と思います。いろいろ考えさせられること請け合いです。

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