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2017年4月28日 (金)

LION/ライオン〜25年目のただいま〜を見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


LION/ライオン〜25年目のただいま〜を見てきました。個人的ランクC-。公式ホームページはこちら


うん、泣けました。ただし、号泣じゃないですよ。劇場でも結構泣かれていたようです。


インドや貧しいと言われている国では、未だに行われている人身売買。人間って、いつになったらその精神が成熟するのだろう?と改めて考えずには居られませんでした。金になるからという理由でしょうね。そのために、子供を利用する大人。大人とは何?ただ図体がでかいだけの、その性根が腐りきっている、子供よりも無知無能な人間のことだと私は思いますが。ちがってますか?今の日本人の、いわゆyる大人と呼ばれる人間も同じようなものですけどね。昨今の議員の『大人』とは思えないような失言の数々。大人じゃなくて、性根の腐った人間がそこに居るだけです。そして、過去の日本でも同じようなことが普通に行われていたことを、決して忘れてはいけないのです。


子役の子がとてもうまい!思いっきり感情移入してしまいました。


この映画で最も素晴らしいところは、親の愛です。オーストラリアの白人夫婦、インドの実の母親。親の愛は、どれほど深いのか、この映画はよく描いていると思います。自分たちの子どをを持てたのに、あえてそれをせずに貧しく苦しんでいる子供を引き取って育てることを決意したオーストラリアの白人夫婦。突然いなくなってしまった我が子がきっと帰ってくると信じ、その村から決して出て行こうとせず住み続けた実母。この両方の母親の愛に涙がこぼれました。


エンドロールで実際の人物たちが出てきます。そして、この映画のタイトルの意味もわかります。これはぜひ、映画館で。


ここからちょっと苦言です。読みたくない人は読まないように。








































実話だけに、結構グッときます。それはいいのですが、この映画最大の難点が訳です!!!訳と書けばピンと来る人も多いかと。そう、戸田●津子が訳を担当。もうね、この人、字幕翻訳を辞めた方がいいですわ。あまりにもひどい!英語を全く理解できない人は仕方ないですが、私のようにある程度の英語力を持っている人間からすると、戸田奈●子の訳のひどさに腹が立って仕方がないです。この映画では、主人公のガールフレンドが、彼女の母親がすでに死んでいないことを話すシーンでとんでもない誤訳をぶちかましてくれてます。確かに、この誤訳は物語にはなんら影響を及ぼしません。及ぼさないけど、監督や脚本家の伝えようとする意思からはほど遠い、全く違うことを訳としていること。これって許されることじゃないはず。そして、配給会社も、この誤訳の女王戸田●津子に頼むこと自体おかしいと言いたい。さて、今回のとんでもない誤訳は、"Chemo"。何のことかさっぱりわからないですか?"Chemotherapy"の略です。抗がん剤治療のことで、日本語では化学療法・治療のことです。これを『放射線治療』と訳してます。『放射線』は"Radio"です。物語上、スルッと話されることであり、ストーリー自体には何ら影響を与えませんが、なぜ化学治療を放射線治療と誤訳したのか??そんな些末なことに目くじら立てるなと言う人も必ず居るでしょう。ですが、全然違うことを訳されていては、監督や脚本家、そして実在したであろう彼女の母親に対して侮辱になると思うんですよ、私は。(彼女の母親の話が実在しなかったなら、このシーンを入れる必要はないはずですので、やっぱり実在したと思いますわ。)彼女の母親は、化学治療を拒否して天に旅立ちました。放射線治療を拒否したのではありません。化学治療と放射線治療は、天と地ほどの差があります。なぜこんなアホみたいな誤訳をしたのか?そして、その誤訳に気がつかない配給会社もアホすぎます。この映画、ほぼ半分がインドの言語ですので、そちらはわかりません。あと半分の英語の方は、非常に簡単な台詞ばかりでしたので、逆にこの誤訳が目立ちましたね。意訳じゃないです、誤訳です


そこそこにいい映画なのに、訳担当が戸田奈●子ということで私自身の期待感はだだ下がり。もう、今ではいい字幕翻訳家がたくさん居ます。字幕翻訳家がいなかった時代じゃないのです。誤訳女王を使う必要がどこにある?他の字幕翻訳家たちでも、たまに意訳はありますよ。字数制限があるからある意味仕方ありません。ですが、戸田奈●子のような誤訳はほとんど見かけません。


あ、ついでに誤訳女王の誤訳も確認してくださいな。ストーリーに入り込んでいて、気がつかないかも。

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