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2017年3月の16件の記事

2017年3月30日 (木)

右外踝(右くるぶし)骨折です・・・

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


なんと、本日、往診途中で階段を踏み外しまして・・・。え〜〜〜?なんでここで踏み外す?気を抜いていたのか?あれ〜?階段下まで転げ落ちなかっただけましなのでしょうか?いや、転げ落ちてそのまま天に呼ばれた方が本望だったのですけど。う〜む・・・。


直後はあまりの痛みにうずくまっていましたが、足を引きずりつつ往診に。往診先でテーピングで簡易固定をしましたが、どうも腫れ具合がただの捻挫と違う。腫れ上がっている場所が、通常の捻挫の場所と違うんですよ。


でも内出血もないので、骨折はしていないだろうと踏んでいたのですが。腫れ具合が尋常じゃないのでやっぱり整形に行ってきました。(前回のヘルニアの時の経験からすこーし学びましたね。)


X-Rayを撮って、さぁ、診察。少々ひどい捻挫か?という私の予想を覆して、開口一番、院長が

「折れてます」

私の心の方が折れたわ!😱ついでに、院長が

「なんでもっと早く来ないの?」

って。仕事じゃ!!X-Rayで確かに折れているのが確認できました。きれいに折れているので、くっつくのも早いのでは?と思いたいところです。夏じゃなくて良かったぁ〜〜。夏ならギプス内が蒸れて面倒なことになるところです。


私の転び方(足の踏み外し方)が悪かったようです。自分でもどう踏み外したのか、全く記憶にありませんから。


簡易ギブスかシーネでなんとか!とお願いしたのですが、院長は頑として首を縦に振らず。(私が西洋治療を今まで拒否していたから、その報復か?!)結局しっかり固定される羽目に。さらに松葉杖まで・・・。ギプス固定をとりあえず1週間、その1週間目に再度X-Rayを撮って骨の付き具合を見る、と。ここまではなんとか院長から譲歩を引き出しましたが。は〜〜〜〜。ため息しか出ませんわ。最長2週間のギプス固定。筋肉落ちるなぁ・・・。


あ、これを読んでいる患者さんたち、骨折していても往診はしますのでご安心を。ただ、いつも以上に歩くのに時間がかかるので、その点ご了承くださいませ。


も、ほんとにトホホです・・・。ですが、腰椎椎間板ヘルニアによる神経症状と、根性坐骨神経痛の痛みに比べたら、今回の骨折の痛みはほとんどないといえます。それほど神経症状による痛みが辛かったのです。ま、その痛みを知っているからこそ、今回の骨折を骨折と思わなかったともいえます。


とりあえず、明日31日は休診です。本来の目的のために休診にしたのですが、そちらはキャンセル。(当然か・・・。)こうも都合良く骨折し、都合よく翌日を休診にしていた。これもある意味、シンクロニシティといえますね。さて、今回の骨折、これは私に何を教えてくれるのでしょう。楽しみですわ。

2017年3月22日 (水)

映画『太陽の蓋』自主上映会開催されます

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


人類史上最悪と言い切れる原発事故と、そのとき首相官邸で何があったか、そして東京電力がどう情報を隠蔽していたか、御用学者の安全委員がどう言い逃れをしたのか、ということをかなり正確に描かれた映画です。


お時間のある方、ぜひ足を運んでいただいたいです。そして、今一度考えてみてほしいです。原発は必要なのか?東電のしていることはただしいのか?この政府のしていることは大丈夫なのか?自分の頭で考えることをせず、周りに追従していればいいだろうというのは、後で必ず痛い目を見ることになります。自分の選択で動き、その選択結果の責任をとらなくてはいけないのです。周りに追従する選択をしたのなら、その結果に対して文句を言ってはいけません。とても残念なのが、周りに追従しておきながら、その結果に対して文句ばかり言う人があまりにも多いこと。そして、日本人の多くが自分の頭でものを考えることを放棄しているとしか思えないこと。海外の国からは、今の日本政府は極右と認識されていると学びましたし、その極右政府がマスメディアに規制をかけていること。諸外国からは、今の日本はかなり危ない国になってきていると認識されているのです。

Photo

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2017年3月16日 (木)

今週の土曜、18日に『秘密保護法と自主規制』〜危険な空気に抗う〜という素晴らしい企画があります!

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


3月18日(土)、午後1時30から4時30までの予定で、秘密保護法や共謀罪についての講演があります。場所は愛知県弁護士会館5階ホール。しかも無料!私は行きますので、この時間帯は予約を受けられませんのであしからず。案内ホームページはこちら


安倍政権になってから、この国はどんどんきな臭くなってきています。秘密保護法などもってのほか!似たような法のあるアメリカでは、ある程度の時間がたてば開示するように決められていますが、日本のそれは無期限です。ということは、腐った政府や政治屋、官僚どもが国民に知らせたくない、都合の悪いことは、現状永久に隠せると言うことです。


お時間のある方は是非参加されてみてはいかがでしょう?国民自身が勉強して知識をつけないと、糞政治屋や官僚どもに今まで以上に、奴らにとって都合の良いように税金も使われてしまいますし、なにより人間にとって一番重要な『自由』それ自体を奪われてしまいます。

2017年3月11日 (土)

あなたを殺す可能性が高い人は、という記事です。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


この記事はある意味、衝撃でした。自分の配偶者や恋人の方が通り魔より危険、ということです。


アメリカでもデートレイプやデートDVが問題になっています。日本ではよりいっそうそれが顕著なのか?!と驚きました。恋人による殺人の方が多いという日本特有とも言われる現実。


記事には、『長年(一緒に)いると豹変する』という一文がとても怖いです!私も豹変されたことを経験しているので、よく理解できます。


『簡単に相手を信用してはダメ』。これも本当にその通りです。もう、性善説で相手を考えてはいけない社会なのだな、と。なんと閉塞的で不信用かつ不寛容な社会なのだろうと。あと、日本は長年安全だと言われていたことも問題でしょう。なにしろ日本人は『自分には犯罪が起こらない、巻き込まれない』と勝手に思い込んでいる民族ですからね。私はアメリカにいたおかげで、いつ自分が犯罪に巻き込まれるかもしれないと、今でも考えて行動しています。そう思って行動していなければ、どうなったかわからない社会で生き抜いてきたので。それでもパキスタン人のルームメイトがサイテーかつ麻薬の売人だったため、2度ばかり麻薬関係のいざこざに巻き込まれそうになりましたわ。常々一線を引いていたので助かったようなものです。


また、今の日本の若い輩が鞄の中にナイフを忍ばせている、というのにも驚きです。と同時に、記事にあるように『ろくに使ったこともない人間ほど躊躇無くぶすっと刺す』。これは日本社会と教育が間違ったことを教えているからに他ならないと、声を大にして言いたいです!子供の時からナイフで鉛筆を削らせる等の、ナイフの使い方を親も社会も教えないのが問題なのです。子供の時からナイフを使っていて、そのナイフで自分の指を切ったりする。そして痛みと同時に血があふれてくるのを自分の身をもって体験、その恐怖を体験していれば、他者にナイフを向けようとはそうそう思わないはずです。この記事にあるように、『ろくに使ったこともない』からその恐怖がわからない。痛みもわからない。だから簡単に他者に対してナイフを振るうのです。ナイフを人に向けていいのは、自分もナイフで刺されてもいい人だけです


もう、記事にあるように『黙ってバカから離れる方が賢明』という時代なのかなぁ、と。バカがバカなことをして、それを人生経験のあるものから『おまえのやっていることは間違っている』としかられて注意を受け、バカの認知を変えるチャンスがない、ということです。チャンスがないから、バカはいつまでたってもバカのままと言うことになります。そのバカが大人になって子供を作り、その自分の子供を殺したり虐待したり、そしてこのバカの連鎖が時代を超えて続いてしまう。そんなバカばっかりになってしまったら、この社会は荒廃の一途です。


あなたを殺す可能性が高いTOP5は以下だそうです。
1位 配偶者・恋人
2位 ケンカした他人
3位 夜道の通り魔
4位 出会い系サイトの女
5位 無差別殺人


こうなると、まともな相手と恋愛や結婚をするのがどれほど難しいか、と改めて考えてしまいました。そんなに難しいなら、結婚なんてしないとなりますよね〜。

2017年3月10日 (金)

元名古屋大学学生による殺人事件、犯人の言葉などについて。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


う〜む、個人的な意見なのですが、サイコパスというのはこういうことなのだな、と。元名古屋大学学生による殺人事件の記事を読んで、改めて思いました。


元名大生事件:「いまだ殺したい気持ち湧く」被告人質問で
2017年03月07日 21時36分 毎日新聞

 名古屋市で高齢女性を殺害し、仙台市で高校の同級生ら2人に硫酸タリウムを飲ませたなどとされる元名古屋大学生の女(21)=事件当時16~19歳=は7日、名古屋地裁(山田耕司裁判長)の裁判員裁判の公判で被告人質問に答え「こういう事件を二度と起こしたくない」と語る一方、「いまだに殺したいという気持ちが湧くのでコントロールできず困っている」と話した。

 この日は情状面に関する被告人質問が行われた。まず弁護側が質問し、人を殺したい気持ちがまだあるか問われた元学生は「たまにあります」と答えた。被害者や遺族に対して「謝罪したい思いはあるが、仕方が分からない。反省したい気持ちはあるけれど、そもそも反省とは何かが分からない」と述べた。

 裁判中につらかった点として、被害者や遺族の調書が読まれた時のこと、自分に障害があると言われたことを挙げた。治療の機会があれば取り組むかを聞かれると「気持ちはあります」と話した。

 検察側は裁判中にどのような気持ちでいたかを尋ね、元学生は「被害者の言葉を聞くのがつらかった。自分の知らなかった苦痛が見えてきてショックを受けた」と答えた。高齢女性の遺族の感情に関しては「女性がいなくなって生活に不便が出るから怒りが出るのかと思っていた。女性を失ったことが怒りや悲しみにつながっていると知ってびっくりした」と述べた。

 殺さなければ良かったという思いがあるか聞かれ「思う時はある。でも、殺害しない方法に持っていく自信はありません」と語った。裁判中に人を殺したくなったことがあるかでは「1回だけあった。誰でもいいと思いました。すぐに収まりました」と話した。

 自分の将来について「二度と犯罪を起こしたくない」と述べた。その後、山田裁判長からの同様の質問に「人を殺さない自分になっていたい」と答えた。

 被告人質問に続き、タリウム事件で重度の視覚障害が残った高校時代の同級生男性(21)が法廷で意見陳述し「さまざまな場面で『この事件さえなければ』と感情が高ぶることがある」と話した。

 元学生に対しては「事件を人ごとのように話していると感じた。これ以上、謝罪や反省は求めない。許すつもりもない。一生刑務所に入って罪を償ってほしい」と述べた。

 裁判は10日の次回公判で結審し、24日に判決が言い渡される予定。


この記事にあるように、『反省とは何かがわからない』。つまり、言葉として『反省』ということは口をついて出ても、それがいったいどういう意味なのか、どう考えなければいけないのかと言うことなどが、さっぱりわからない。文字通り『わからない』のでしょう。自分のしたことが間違っているということすら、実際は理解していないと言うことです。未だにこの人の心の中では、自分がずっと興味を持っていたことを行っただけなのに、ということでいっぱいなのだと思われます。


また、『障害がある』と言われたことが辛かったともあります。これも、自分は『正常』だと思っているからこそ出てきた言葉でしょう。人を殺す自分が正常なのです。


自分が殺した女性の遺族に対しても、『女性がいなくなって日常生活に不便がでたからという理由で怒るだろうと思っていた』という、損得勘定でしか物事を見ていないことにも驚きです。今までいた愛する人が突然いなくなってしまった、それも殺されたという喪失感、絶望感というものを全く理解できていません。人というものを『物』としか認識できていない発言だと思います。他者に対してそう思うのなら、自分自身に対しても同じように『物』として捉えればいいのですが、そうじゃないのですね。20歳にもなって、他者の感情ということを想像する、察する、ということが全くできない人間と言うことかと。正直、この発言が一番恐怖を感じました。


未だに殺人衝動があるということを正直に述べています。これって、今からたぶん行われるであろう投薬や認知療法などで矯正できるものなのでしょうか?私は無理じゃないか?と思います。だいたい、サイコパスを治療できるような薬物なんてないと思いますし。もし、そんな精神状態を矯正できるような薬があれば、ストーカーにも同じように使うことができると思いますけど。ですが、現状、ストーカーに対する医療行為は認知療法のみのようです。その認知療法もどれほどの効果を出せるのか、未だ未知数だと思います。人は弱いのです。どれだけ頭で『他人を殺しちゃいけない』と自分を抑えつけようとしても、なんだかんだと自分自身に対して理由をつけて、その抑えつけていたことを解放するものです。抑制だけで行動が変わるのなら、禁煙や禁酒も楽なはずでしょ?喫煙はニコチン依存症、酒もアルコール依存症です。物質(化学物質)がその依存の原因となっていますが、体がその物質による快楽を忘れられないからです。この犯人のような殺人衝動は精神的なものだから違うのでは?と思いますか?では、性行為依存症はどうですか?これも、精神的な欲求を抑えつけることが結構難しい様です。この犯人のような、殺人依存症ともいえるような、殺人衝動の抑制は果たして今後、この犯人が生きている間可能なのだろうか?とやっぱり疑問に思うのです。


ゆがんだ認知による大量殺人も日本で起こりましたし、世界ではこれが虐殺にまでなっているケースもあります。戦争もある意味、ゆがんだ認知による虐殺だと思います。そんなゆがんだ認知を持つ人間を、どう矯正するのか?できるのか?です。


この記事にあるように、私も被害者と同じく『事件を人ごとのように話している』と感じました。多分、現状この犯人の矯正なんて無理だとしか思えません。


疑問に思うのが、こういうサイコパスの場合、他者を殺す方に行くのにちゅうちょ無いのに、その殺意が自分の方に向くことは決してないと言うこと。それほどの殺意、是非自分に向けてほしいですわ。自分に火をつけたらどう感じる?腹にナイフを突き立てれば出血はどう出る、痛みはどうか?自分自身の体で試してみたら?と思うのですけど。そう思わないからサイコパスなのか?


日本では、無期懲役でも10年ぐらいで出てきてしまいます。これってかなり問題があると思います。海外のように、仮釈放なしの終身刑というものを作るべきでは?と時々思います。特にこの犯人のような、他者の命に対しての尊厳もなにもない、人を殺したいという衝動が常々わき上がる人間なら、現状どうしようもないので社会復帰をさせる方が危険だと思えて仕方が無いです。


アメリカの精神科医が書いた本によると、アメリカでは1000人に1人がサイコパスのようです。日本でもそう変わらないのではないか?と思えます。程度の差こそあれ、ある一定数サイコパスが存在します。(現世の成功者と呼ばれる人たちの多くが、程度の差こそあれサイコパスの傾向が強いとも言われています。サイコパスだから、他人の意見も気にせず自分の目的に向かって邁進するからだそうです。)もしかしたら私もそうなのかもしれません。ですが、今のところ人を殺したいという衝動も欲求もなければ、他者を簡単に傷つけてでも自らの欲求を追求・満足したいという気持ちは全くないので、多分違うのでは?と自己分析しています。これをしたらどうなる?ということを『想像』できるのは人間だけですし、これがあるから危険を回避でき、他者を傷つけることもしないはずです。そういう意味では、サイコパスはこの人間特有の能力である『想像』という能力が欠如しているといえると思います。


まぁ、最近の日本人は、老いも若きもこの想像力が欠如している輩が非常に多いなぁといつも感じますけど。そういう意味では、程度の差はあれ、サイコパスでこの世はあふれている?!

2017年3月 9日 (木)

サバイバルファミリーを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『サバイバルファミリー』を見てきました。個人的ランクB+。いや、これはいい映画でした。公式ホームページはこちら


小日向文世さんが素晴らしい!実にいい演技で、ダメ親父を演じてます。典型的な仕事人間で、家庭のことなんて全く顧みない。職場でも中間管理職で少々威張り気味。家庭でも職場と同じ態度。そんな父親が子供たちから尊敬されるとでも?ありえないです。


このダメ親父がどう変わっていくか?というのもこの映画の見所の一つだと思います。そして、監督からのメッセージではないか?とも考えてしまいました。仕事仕事で家庭を全く顧みない男は、捨てられるよ、と。いざというとき、頼りになるのは家族であり、その家族は父親であり夫を頼りにしているのです。


このダメ親父と正反対の形で出てくるのが時任三郎さんと藤原紀香さん(映画出演は久しぶりでは?)演ずる夫婦とその子供たち。時任さん演ずる父親の頼りがいっぷりが、小日向さん演ずるダメ親父とあまりに対照的で。こういうときの男の反応が実に見事に演じられています。はい、すねるんですよ。自分より男として家族を守っている別の男を見たとき、自分より明らかに優れている状態を見せつけられたとき、心の狭い、仕事しか見てこなかったプライドの塊のような男ほど、自分がいかに小さく、何も知らず、そして家族を守ることもできない矮小な存在なのだと思い知らされるのです。平時ならいいでしょう。平時なら、金を稼いでくるのが良い夫であり、父親であることでしょう。ですが、金が何の意味も持たない世界になったら?それも突然。金を稼ぐ力はあったとしても、もっと根本的な生き抜くための力がないとどうなるか?時任さん演ずる父親とその家族は、この突然起こった状況を楽しんでいます。この心の余裕。たぶん、子供たちが小さいときから頻繁にキャンプをしていたり、金を稼ぐことが一番という考えを持たず、家族と一緒に楽しい時を過ごすことを常に心がけていた父親だったのだろうと思わせます。


冒頭はかなり笑わせてくれます。娘の言葉「天の川って本当にあったんだ」という台詞は傑作です。そうですよね、光害で都心部では星を見ることなんてほぼ無理ですもの。なにより、今の人間が「星を見上げる」という行為をしますか?と。ほとんどの人が手元のスマホを見ながら家路を歩いているのでは?私はあえて暗い道を通って星を見ながら帰ることが多いですけど。星座を見て季節を感じることも、人として大切なことではないでしょうか?


川の水を飲むシーンもありますが、あれは本当に山の奥でない限りやめた方がいいですね。ですが、これもまた問題がありまして。すでに本州にキタキツネが入ってきていますし、ここ愛知県でも犬からエキノコックスが見つかっています。以前なら、エキノコックスは北海道のみの風土病に近い扱いでしたが、すでに本州もエキノコックスが確実に広がっていることをどれだけの人が知っているか?川の水を濾過や煮沸をせずに飲むと言うことは、感染する可能性が非常に高いのです。エキノコックス、どういうものかは是非ググってみてください。この映画では下痢をするだけですんでいますけどね。


この映画、生きるために食べるという行為は、別の命をいただくことだと言うことをしっかり描いています。だから日本人は「いただきます」と言います。これは自分のために提供された命に対して、ありがたくいただくという感謝の表れです。だから『命』を大切にするのです。これが日本人の素晴らしいところだと私は思います。ほかの国々で、食べるときにこういう言葉があるのでしょうか?少なくとも、英語にはありません。この映画でも、豚の解体を通して、食べ物を得るという意味は?を描いています。冒頭で深津さん演ずる母親が、せっかく父親が送ってくれたタイを気持ち悪がって捨ててしまいます。なんてもったいない!!!娘もそのタイを見て「キモい」と言いますし。切り身になっていなければ食べられないとでも?あぁでもそういう人がほとんどでしょうね。まさかとは思いますけど、切り身のまま海の中で魚が泳いでいるなんて信じている人は居ないと思いたいですわ。そんな母親と娘がどうかわるか?これもこの映画の見所の一つです。私も魚を三枚に下ろせるので、これは子供たちに教え伝えなくてはいけないと改めて思いました。


あと、この映画はあの東北大震災による電力停止のオマージュだなと思いました。私もこうしてPCを使っている以上、電気に依存しています。でもこの電気というものは本当に人間に必要なものなのだろうか?とこの映画は問いかけているのです。その電気は生きていく上で、人間が生きる上で本当に必要なのですか?と。そしてその電気を作るために、この腐った日本政府と電力会社は、また原発を再稼働させています。あの震災から3年以上、一つの原発も動いていませんでしたが、人の暮らしはどうでした?計画停電が当初はありましたが、それも後々はなくなりました。震災前と比べて電気が足りなくて困った、夏は電気が足りなくてエアコンが動かず多くの高齢者が暑さで死んでしまった等々、そんなことがありましたか?なかったですよね?原発が本当に必要なのか?です。古い火力発電所を稼働させたからだとか理由はありますが、原発よりかずっと安全です。二酸化炭素を出すから?何かあったときに、人が動物が住めなくなる放射能をばらまく原発よりましです。私はこの監督、原発と電気に依存しまくっている現代社会への強烈なアンチテーゼだと思います。未だに原発事故の後始末は全く進んでいないと言っても過言じゃないです。汚染除去だけでもう2兆円も使っています。そしてその汚染土をどうするか?環境省はどうしようもないほどのドアホで、道路を作るときの土台に使えばいいと言ってます。8000ベクレルまでならいい?毎回8000ベクレル以下かどうか計るのか?業者がそれをするのか?現場の人間は被爆しながらその作業をするのだけど?悪徳な業者なら、8000ベクレルなど関係なく、金になるのでばんばん汚染度数なんて関係なく使うことが目に見えています。そんな汚染土で作られた道路からは、24時間放射線が出ています。大人なら下半身に、子供なら上半身ぐらいまで、ベビーカーの赤ちゃんなら全身浴びることになります。こういう、国民の健康を守ることを全くせず、平気で人の命をもてあそぶことを決めるのが今の日本政府です。これがまともな国といえるのか?中国や北朝鮮と全く同じですよ。


この映画もDVDで手元に置いておきたいですね。それぐらい感銘を受けた映画です。ということで、どの年齢層にもお勧めです!デート映画としてもいいですよ。この映画を見て、女性はあなたの彼氏や旦那が、果たしてこういう状況になったときに生き抜く、家族を守る力があるかどうか?と問いかけてみるといいです。その力や技術もない人と一緒になりたいですか?

2017年3月 8日 (水)

組織再生には“ほどほどの炎症”が必要

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


非常に興味深い研究発表記事がありました。こちらです。


魚(ゼブラフィッシュ)を使った実験ですが、組織再生が起こるためには、ちょうど良いレベルの炎症が重要であることがわかった、というものです。


再生細胞が放出するインターロイキン1β、これがおこす一時的な炎症が組織再生を開始する上で必須の働きをすることが示されたそうです。このインターロイキン1βによる炎症を、ほどほどのレベルに保つように制御することが、組織再生において重要だと。


この記事の何が興味深いか?ということですが、鍼灸治療で鍼を打った場所だけが赤くなることが多いです。鍼灸師はフレア(炎の意)と呼んでいますし、このフレアが出ることが気が通ったととらえます。西洋医学的には、このフレアは炎症を表すともいえます。鍼を打った場所に限局的に炎症を起こしている様なものです。


ということは、局所的な炎症を人為的に起こし、人体が即座に反応(免疫反応が活発な人ほど速い反応を示すはずです)し、再生細胞ができ、その再生細胞がインターロイキン1βを放出、そしてマクロファージも反応し、損傷組織の回復が始まるのでは?


私も何度も経験がありますが、打撲や捻挫ですでに赤く腫れ上がっている場所に刺鍼した後固定。普通に冷やして固定した場合に比べて、明らかに鍼灸治療を先に加えた方が回復が早いです。東洋医学的には、滞っている気を解放し、流れを戻したからといえますし、西洋医学的にはこの記事にあるような修復回路が活性化したとも考えられます。


今回の実験では魚ですが、ほ乳類でも同じような機序が起こっており、組織回復のためにはある一定量の炎症が必要なのだろうか?ということを、今後の実験で明らかにしてほしいと思います。そうなれば、日本で顕著に言われる、鍼灸治療はプラシーボであり、なんら治療効果はないというおかしな考えを変えられるかもしれないからです。

2017年3月 7日 (火)

東京ウィンドオーケストラを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『東京ウィンドオーケストラ』を見てきました。個人的ランクD。公式ホームページはこちら。屋久島の自然というか、その緑の美しさは本当にきれいですね〜。死ぬまでに一度訪れたい場所です。


結構クスクス笑わせてもらいました。主役の中西美帆さん、第一回主演作品とのこと。まだまだ演技力が足りません。役者として今後やっていくつもりなら、もっともっと精進してもらいたいところです。


個人的には、脚本にも無理があったかな、と。クラシックに詳しい人が、iPodの曲を流しているだけで実際に演奏していない、演奏をしている振りの場面で、なぜ感動できる?本物の東京ウィンドオーケストラだという思い込みから?大太鼓もシンバルも目の前に存在していないのに、音として聞こえてくるだけで、本物と信じ込むのはどうよ?です。まぁ、人は自分のみたいものしか見ないし、信じたいものしか信じないものです。個人的には、突っ込みまくってましたけど。


本番はどうなったのか?気になる人は見に行かれてもいいかも?その下手さ加減に笑えますよ、いやマジで。いくらカルチャークラブとはいえ、このレベルはひどいわ、というのが個人的感想です。だからこそ、逆にこの作品が引き立っていると思います。好きこそものの上手なれ、といいます。でもひどい・・・。😵演奏前のチューニングすらしないって、それってどうよ?です。だから音がバラバラなんですけど。


主人公の仕事に対してのやる気のなさが冒頭から半端ないです。だから間違った依頼をしてしまうのですが。この主人公と不倫している課長の方がもっとクズです!!まぁ、こんなクズと不倫するぐらいだから、主人公の馬鹿さ加減も推し量れるというものですわ。ほんと、この課長のようなクズなやつでも、いい給料と肩書きを得ることができるなんて、公務員っていいですね〜。😵あ、これは嫌みですよ。


かるーく笑える作品を、というのなら、これをちょっとおすすめします。大笑いは決してできませんし、感動もしません。(人によってはするかも?)これを見るならほかの作品を見た方を私はおすすめします。

2017年3月 6日 (月)

セルを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『セル』を見てきました。個人的ランクC-。公式ホームページはこちら


久しぶりのスティーブン・キング作品です。ホラーです。途中まで非常に面白かったんですよ。ですが、後半から少々失速したかな。妻も変異し、小学生の息子が1人で『携帯が圏外になるから安全』と噂されているところまでいけると?可能性はないわけじゃないけど。しかも、途中でその安全と呼ばれる場所は嘘だとわかっているのです。いくら息子のことが心配で、生きている可能性が0じゃないけど、でもその場所は変異した人間が居る場所だとわかっていてもいきますか?


冒頭、携帯電話を使っていた人が突然狂い出す、他人を襲い出す、自傷行為をし出す等々、いきなりのパニック状態に引き込まれました。目の前でこんなことが起これば、自分ならどうするだろう?です。コックまでハンズフリーで他者と携帯で話しながら仕事をしているとは、驚きました〜。ま、そういう人もいるでしょう。


今までのゾンビとは違い、生きた人間です。でもさすがスティーブン・キング。携帯電話というものを、そしてそのシステムをうまくこの作品に反映させていいます。だから面白い。なるほど〜と思わせてくれます。今までのゾンビは、人が死んでからゾンビとしてよみがえる、でしたが、これは生きている人間がゾンビ化というべきでしょうか。生きていて呼吸をしています。


ホラーだけに最後をいえないです〜。これを書いたら面白くないですし。個人的には、「あらら、やっぱりそうなってしまったか・・・」と。


過去のゾンビ作品では、人がゾンビになった原因を描いたものもあれば、全く無視した作品もありました。これは後者ですので、原因不明です。誰が、何のために?とか、どうして起こった?という説明は一切ありません。ん〜、この点がもったいなかったかな。というか、これがない分だけ、この作品の面白さが落ちてしまっているのでは?と。私の中で非常に後味の悪いホラー映画として『ミスト』があります。個人的には高評価でA-〜B+です。今でも何度もDVDで見直すホラーです。ミストも同じくスティーブン・キング原作ですが、監督がエンディングを変更、それが非常によく、そして後味が悪く。そしてミストでは、その原因をきちんと描いていました。まぁ、こういう作品で原因を不明にしておいた方が、その恐怖感が上がることもありますし、逆に下がることもあります。そして、原因を描いたため、恐怖の方向性が変わってしまうこともあります。時には恐怖がコメディーになってしまうことも。それだけに原因を描いていいものかどうか?が難しいところでしょう、脚本家としては。


この映画では、途中のフットボール場(?)で、一気にゾンビ化した人々を処理するシーン。いやはや・・・。いくら酒の力を借りても私にできるだろうか?んんん〜〜〜。


サミュエル・L・ジャクソンがこの映画に出演してますし、しかもかなり重要な役で。いやぁ、こういう非常に頼れる人物を演じても、いい味出します。


名古屋ではベイシティでしか上映していないようですね。人によっては後半のストーリー展開に批判的になるかも。私が見たとき、驚いたのですが女性二人連れや1人でこのホラーを見に来ている方が意外と多かったこと!朝一番の上映でしたが、ちらほらとしか居ないだろうと思っていただけに、思った以上に女性観客が多かったことに驚きました。ホラー活?

2017年3月 5日 (日)

日本の大学生が考えたSNS使用について5つの合い言葉

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


明治学院大学の学生たちが考えた、SNSを使う際の5つの合い言葉、実に素晴らしいです。サイトはこちら


しかし、改めて思ったのですが、今の世界で他人からの承認要求に飢えている人間ばかりだな、と。他人はあくまで他人、これは親子や兄弟という血縁関係ですらそうだと言うことに気がついていない人がなぜこれほどまでに多いのか?と。血縁関係ですら他人ですから、夫婦なんてもっと他人ですわ。友人はさらに他人です。ですが、その他者からの承認欲求が強すぎる。なぜそれほどまでに他人から認めてもらいたい?この世で自分を認めてくれる唯一の存在は、自分自身しかいないというのに。なぜこのことに気がつかない?(正確に言うと、自分自身と神(宇宙、自然、地球、偉大な何か等々なんでもいいです)しか自分を認めてくれません。)


私はSNSを全く使っていませんが、ある意味便利でしょうね、その使い方によっては。ですが、どうやら人は逆にそのSNSによって振り回されているとしか思えません。SNSが生活のすべてで最重要になっているようで。でなければ、TPOも考えず、映画館の上映中に平気でLINEの返事を書くような、わがままかつ無神経な行動はとれないはずです。


他者からの承認欲求を得るために、他者へ多大な迷惑をかけていることに全く気がついていない。とにかく、自分の要求を満たすためなら他者のことなど全く考えない。これって人としてどうよ?と本当に思います。


日本の文化は『恥』の文化です。恥を知る文化です。今は『無恥』であり『無知』の文化になってますね〜。情けないわ〜〜〜。

ナイスガイズ!を見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『ナイスガイズ!』を見てきました。個人的ランクC+。いやもう、かなり笑わせてもらいました。公式ホームページはこちら


いやぁ、こういうアクションコメディーは好きですね〜。とにかく凸凹コンビが実にいい味を出しています。そして、そんなコンビに色を添えるのが、娘役のアンガーリー・ライス。13歳という設定ですが、だめな私立探偵の父親をよくカバーします。しかも、一番賢いのはこの子じゃないか?とまで思えちゃいますわ。


ラッセル・クロウも歳とりましたね〜。私立探偵じゃないですが、正義感の強い人物を演じてます。とにかく、その正義感のためにまじめです。それでもって、ゴズリング演ずるだめ私立探偵とのコンビが非常に面白くなります。LA LA LANDでのゴズリングとは別人か?!というぐらい違いますね。いや、この落差が面白いですし、彼の演技の幅に驚きます。


個人的に面白かったのが、場所がデトロイトということ。そして事件と関わってくるのが自動車産業。ここまで書いて気がつく人もいることでしょう。デトロイトにはアメリカの三大自動車会社の本社があるところです。この映画は1970年代、自動車の排ガス規制の直前の頃になります。真の黒幕が最後に言いますが、自動車産業がだめになったら、このデトロイトがなくなってしまう、と。実際にデトロイトは、財政破綻になりましたし、現在では全米で最も危険な都市とまで言われるほど、荒廃しています。だからといって、自動車産業を存続させるために人を殺しまくってでも、というのは明らかに間違っていると思いますよ、私は。そんな産業、長続きしないわけですし。日本でも、トヨタがつぶれたら日本がつぶれるという人がいますが、本当にそうか?と。なにもトヨタがすべてじゃないですよね?今はトヨタの下請けに甘んじていても、いざとなればその下町の技術が救ってくれる可能性は否定できないのです。ま、トヨタが大っ嫌いな私なので、トヨタなんて潰れてしまえ!と心底思っていますけど。


この映画、コメディーですけど示唆的でもあるなぁ、と感じました。主役の二人、いや三人が真実までたどり着き、本当の黒幕まで暴き出したのに、結局その真実は暗闇に葬られます。世界のあらゆるところで、この映画と同じことが起こっているので。真実は民衆に明からにされ、悪事を働いたものはそれなりの制裁を受けるのが正義であり、公平であり、正常な社会だと私は思います。ですが実際はどうか?金や権力を持つものたちが、さらに悪事を働き、汚い金を儲け、弱者からさらに搾取し、法を自分たちにとって都合のよいように変更したり解釈をしたり。これがまともな社会といえるのか?です。そこには不公平、不義ばかりがはびこり、人心はどんどん荒廃していきます。まともであろうとしている人たちの方が変人扱いされます。今のアメリカや日本は、まさにコレです。


アクションもそれなりで、至る所で笑いながら映画を楽しみたい方には、この映画は今ちょうどよいです。


そうそう、殺し屋が使う銃があのワルサーP38!ルパン三世と同じ!今ではあのデザインを見ることがほとんどないので、劇中、ワルサーかルガーか?と。ホームページを見てP38だとわかってすっきりです。

2017年3月 4日 (土)

調査が続けられていたようで、良かったと思います

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


以前感想を書いた記事の続編でしょうか?こんな記事が出ました。



地下に多数の乳幼児遺体=800体?母子施設跡-アイルランド

2017年03月04日 06時17分 時事通信

 【ロンドン時事】アイルランド西部チュアムにあるカトリック教会系の母子収容施設跡の地下室で多数の胎児や乳幼児の遺体が見つかった。施設跡の調査を行っていた政府委員会が3日、明らかにした。遺体の数は800体近くに上るとみられる。英PA通信などが報じた。
 施設は1925~61年に運営され、未婚の妊婦が送られていたという。委員会は20の地下室のうち、これまでに17室を調査した。遺体は35週の胎児から2~3歳の幼児のもの。地下に多数の遺体があるという見方が以前からあり、2015年に調査が始まった。委員会は「遺棄の責任者が誰か調べを続ける」との声明を出した。


以前書いた感想はこちら


以前の記事の続編だと思われます。場所も同じアイルランドですし、犠牲者としか考えにくい800体のご遺体。しかもそのほとんどが胎児から乳幼児という戦慄する事実。2015年から調査が始まって、未だに続けられていたことが本当にうれしいです。


委員会は責任者が誰か調べ続ける、と。日本の糞政治や腐りきっている警察どもも見習え!といいたいですわ。政治屋も警察も、自分たちに都合の悪いことは『ほぼ必ず』うやむやにしてしまいます。なんだこれ?これが法治国家?民主国家?片腹痛いですわ。この日本という国は、以前から私も言っていますが、社会主義国家であり、糞安倍政権になってからは独裁国家になりつつあります。第二次世界大戦前から、この国は社会主義国家です。それも、ソ連やルーマニアの様に途中で潰れることもなく、未だに存続している世界唯一の社会主義国と言っても過言じゃないですわ。


宗教、特にカトリックの恐ろしさは今のアメリカを見てもわかります。中絶禁止もカトリックのお題目です。アメリカで新聞記者にすっぱ抜かれた、カトリックの司祭による幼児虐待などなど。本来、人を助けるためのはずの宗教が、これほど人々を縛り、苦しめているという事実に、なぜ多くの人は目をつぶるのか?心底不思議でなりません。

素晴らしきかな、人生を見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『素晴らしきかな、人生』を見てきました。個人的ランクB+。公式ホームページはこちら


うん、なかなかにいい作品でした。霊的な教えも含んでいます。


時間は一直線に進むものではない、とかね。愛は喪失の痛みの中にも存在する、とか。死は決して苦しいものではなく、解放でもある、とか。霊的な勉強をしている人なら、うなずく言葉が多いはずです。


公式ホームページにもあるように、3人の舞台俳優はいったい何者だったのか?これは是非映画館で見て、自分で答えを出してほしいです。私の答え?書いたら意味がないです。自分で考え、自分の感性で答えを出さなくてはなりません。


舞台俳優の一人に、キーラ・ナイトレイが!全く事前に知らなかったから驚きました。ファンとしてわくわくしましたよ。


主人公のハワードを元気づけようとする友人たちも素晴らしい。たとえその裏に、クライアントをなくして金に困っているため、ハワードの持っている自社株がほしいという理由があっても。結果的には、彼らがハワードを助けるために雇った舞台俳優たちによって、彼ら自身も助けられるのです!他者を助けるものは、自らを助ける。まさに格言通りです。さて、ハワードを助けようと3人を雇った友人たち、彼らはいったいどういう悩みと苦しみを各が持っているのか。そして、その苦しみがどのようにして解決されていくのか。是非劇場で確認してください。これもまた美しいです。


ハワードが苦しんで苦しんで、その苦しみの中で自暴自棄になりかかりながらも、それでも簡単に死を選べず日々生きている。これが人間です。だから人間です。辛いから、苦しいからと簡単に死を選ぶのは大間違いなのです。


わが子を亡くす。こんなに辛いことは親としてないでしょう。ほかに比べようがないほどの苦しみをもたらすと思います。ですので、私も一人の親として、娘が死んだらと想像してしまい、もう涙が止まりませんでした。この作品もボロボロ泣けてしまいました。見終わった後、鼻水が垂れてきて困りましたわ〜。


グリーフ・ケア。悲しみのケア。海外では同じ苦しみを持つもの同士が集い、その苦しみを話して他者と共有することで、その苦しみを和らげる活動が盛んです。日本ではなかなか根付かないですね、これ。一部ホスピスでは行われていることを知っていますが。日本人はどうにもこうにも、辛いこと、苦しいことを自分のうちに押し込めようとします。その結果が肉体と精神にどれほどの破壊的作用をもたらすか、ほとんど知らないからでしょう。私は辛いことや苦しいこと、今まで自分が経験したことを結構患者さんたちに話しています。医療者なら辛いことなんてなく、いつも順風満帆でしょうと思っている人がとても多いからです。とんでもない!同じ1人の人間です。苦しみを経験しないわけないじゃないですか。まして医療者です。人の死を見ることもあるわけですし、自分の持っている技術ではいかんともしがたく、どんどん弱っていく患者さんを看ることも。何の役にも立てないという無力感が、どれほどのものか!さすがの私でも、患者さんたちに辛さのすべてをぶつけることはできません。でもその一部を話すことで私自身も楽になれるし、患者さんの方も私が同じ苦しみにあえぐ1人の人間だと理解できます。泣くのもいいのです。ですが、個人的には、辛いことは笑いにした方がもっとよいと思います。これもストレス・マネジメントです。


あぁ、もっとこの映画の人間関係について書きたい部分がありますが、書いてしまうとネタバレになってしまうので書けません。これもまた辛いところです。


原題がいいですね。”Collateral Beauty" 私なら「もう一つの美しさ」とか、「寄り添う美しさ」と訳すかな?

2017年3月 3日 (金)

彼らが本気で編むときは、を見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『彼らが本気で編むときは、』を見てきました。個人的ランクA。公式ホームページはこちら。素晴らしい作品です!ぜひ多くの人に見てもらいたいと切に願います!この作品は手元に置いておきたいですね。


性的マイノリティー、日本では未だに変態扱いですね〜。LGBT、日本でなぜこれほど認められないのか、いつも海外のことをすぐ真似しようとする日本のくせに。しかも、よい部分を真似するよりも悪い方を真似する傾向が強いのですが、LGBTについては、この悪い方の真似が強く出てますね。私個人は、いかなる性的嗜好を持とうが、他人に迷惑をかけなければ何らかまわない考えです。私自身、1990年代、当時アメリカでホモセクシャルからの電話に丁寧に応対したため仲間と思われて、ほぼ1ヶ月にわたり連日深夜の電話攻撃にあって大変辟易しました。これはノーマルの私に対して大変な迷惑をかけたので、アウトです。(この迷惑行為のおかげでその後何年間は本当にホモセクシャルが嫌いでした。電話線を抜けばいい?それをしたら日本で何かあっても緊急連絡がつながらないじゃないですか。時差があるので。)まぁ、当時のアメリカでは、性的マイノリティーに対して社会の理解は今の日本とほぼ同じく理解がなかったです。ですがあれからすでに20年以上たち、諸外国では同性婚も認めるところも出ています。日本ではどうですか?諸外国の20年以上後ろをよちよちと歩いているんです。そのくせ金だけはばらまいて自分たちは先進国の一員だと。はっ、片腹痛いです。


映画の中で、男の先輩を好きになってしまった少年の母親。この人のとる行動が、日本で一般的にとられる態度でしょう。見ていて非常に腹が立ちました。トランスジェンダーのリンコ本人から、なんらかの直接的迷惑も何も受けていないのに、一方的に毛嫌いし変人扱いして。まるでリンコの様な人はこの世に存在してはいけないかのように。自分の子供にだけ「あの人変な人だから近づいちゃだめ」とかいうだけならまだしも(それでも間違ってますが)、ほかの母親たちにもリンコのことを話したようで。このシーンはありませんが、トモが教室でいじめに遭うので想像がつきます。トモは誰と一緒に住んでいるか話していないのですし、子供は『親から聞いて』それをほかの子供に話します。


さらに、ある日突然児童保護員が訪れます。実の母親のくせに、男と出て行ってしまったため(しかも初めてではない!)、トモを保護しているのが叔父のマキオとその恋人リンコなのです。二人ともトモに惜しみなく愛を注いでいるのが画面を通してすごくわかります。その家庭に児童相談所の職員が来るわけないのです。だれかが、虐待を受けている・している等々の通報をしない限り。誰でしょうね、通報をしたのは?当然のこととして、トモが虐待を受けていないかどうかの確認をする児童相談所の職員たち。(彼らも職務を全うしているだけですので。)トモが実の母親といるよりも、リンコとマキオの元で幸せになってきているのを見ているこちらは、非常に腹立たしかったです。トモに対して虐待をしているのは、ネグレクトをしている実の母親であって、トランスジェンダーのリンコじゃないのです!


リンコは本当に女性です。たとえ元男であっても、遺伝子的には男であっても、その心は完全に女なのです。トモの実の母親よりも母性が強いです。なぜ、ほかの人たちはその人の中身を見ずに外見だけで判断するのか。それが当たる場合もありますが、多くは外れます。外見美人だけど中身腐っている人なんて、掃いて捨てるほどいますわ。そうでしょ?


この映画を見ていて、再度思ったことがあります。人は、やはりつらい目に遭うという経験をしなくては、その人の魂が成長しないのだ、ということです。現代人は辛いことを避けようとします。そんな経験をしたくない、と。違います。その辛い経験をすることで、他者の苦しみ、痛みがわかるようになるのです。まぁ、中にはそういう経験をしても何らそこから学ばず、逆に他者に同じ苦しみを与えてやるとしてしまう、どうしようもなく未熟で腐った輩も多数存在します。映画『奇跡のリンゴ』でも、主役の木村さんは大変な貧乏と周りからの不理解で辛い経験を何年もします。ですが、それでも耐えたから、世界初の、農薬を使わずにリンゴを栽培したという奇跡をもたらしたのです。木村さんのお子さんたちも、貧乏を経験しているからこそ、『分かち合う』ということを自然と学んでいました。逆境は大切なことを教えてくれます。この映画でも、リンコはトモに教えます。辛いことがあったら編み物をするの。一目一目編んでいると、そのうちスーッとその辛いことが消えるの、と。素晴らしいストレス・マネジメントです!他人に何の迷惑もかけず、自分の中でストレスを昇華させる。今の現代人がなかなかできていないことです。


リンコが編んでいるものがなんなのか、ぜひ映画館で確認されてください。とても深い意味があります。そしてそれをお炊きあげで供養と同時に自分の中でのけじめとする。実に美しいです。


笑えるシーンも多々ありますが、やっぱり泣けます。後半はボロボロ泣けてしまいました。思わず嗚咽が出そうになるシーンもあり、声を抑えるのが辛かったです。この三人は、本当の家族になっていたのですから。血のつながりじゃない、そんなものよりもっと大切な、愛でつながっているのが家族です。この3人は間違いなく、強い愛でつながった家族になっていたのです。


マキオがリンコを好きになったのは、彼女の心の美しさを知ってしまったからです。彼が言いますが、心の美しい人に惚れてしまったら、後はどうでもよくなる、と。本当にそうだと思います。逆に、心という内面を見ずに、外見(見た目や肩書き、収入)に引き寄せられた場合、長続きしないでしょう。なぜ?それは本当の愛じゃないからです。こう書いても、くさいこと書きやがってと馬鹿にする輩が多いでしょうね。まぁ、真実を知りたくない、学びたくないという人たちはそのままでどうぞ。私は自分の辛い経験からも、内面をしっかり確認しなくてはいけないと心底学んでいます。もうね、二度とあんな失敗を経験したくないですから。


リンコを演じた生田さん、すごい演技でした!よく、よくこんな難しい役をこなされたと心底思います。彼のリンコを見るためだけに、この映画はその価値を持っているといえます。すばらしい!もうね、女性にしか見えませんから。私自身も、リンコのような女性に出会ったら、即座に恋に落ちてしまいそうです。あんな心のきれいな人、そうそういませんよ?


是非、是非多くの人にこの映画を見て、LGBTについての偏見をなくしてほしいです。LGBTの人たちへの偏見を、差別をやめてほしいです。差別をするなら、ヘイトスピーチをする人種差別主義者のくそどもや、国民を搾取しているこの国の政府などに向けてほしいです。日本人はどうにもこうにも、自分の頭でものを考えることを放棄している人種ですね。政府に肩入れしたマスコミの流す、一方的な見方しかしていない情報を頭から信じる。正直、馬鹿ばっかか?と思いますよ。

2017年3月 2日 (木)

雨の日は会えない、晴れた日は君を想うを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」を見てきました。個人的ランクC。公式ホームページはこちら


主役のジェイク・ギレンホール、相変わらずいい味出してます。


ん〜、物語終盤で驚くことが判明しますが、私が主人公なら、死んだ妻とその母親を許すことはかなり難しいかな、と。結局自分だけ蚊帳の外だったわけで。そのくせ妻を亡くした自分を『娘を愛していたのか?』と責められるのは理不尽です。


義父のおかげでかなりの立場と金を得ていますが、果たしてそれは?ですね。まぁ、アメリカ社会なら、金を稼ぐことが最重要のようですので。私なら『むなしい』だけですけど。ですが、最後に彼が亡き妻のためにはこうすることの方がよりよいはずだと実行したこと。確かに彼のしたことの方が、より亡き妻の気持ちを表していたのではと共感しました。ですが、本当に亡き妻はそのようなことを期待していたのか?希望していたのか?今となってはわかりませんし、正直、違っていたのではないか?と思います。結局、残されて生きている人間の想像でしかないわけで。生きている間にLiving Willとして言葉などにして残してあれば確実ですが、突然の事故などの場合はそれが残されていないです。


主人公の、心の整理のために気になったものを分解しまくるというのは理解できます。元の状態に戻せないけど。😅


物語的には、ちょっと詰め込みすぎたかも?です。終盤、ある子供が集団リンチに遭いますが、その原因がいまいち不明。ここはきっちり描いてほしかったですね。個人的に一番残念に思ったところです。


中盤に、防弾チョッキを着けた主人公が自分を銃で、ある子供に撃たせますが、おいおいおい!!!です。しかも、この子供が片手で撃つんです。初めて銃を撃つのに、片手で人体の防弾チョッキに当てる?ありえんわ。実銃を撃った経験のある私ですからいえます。片手で子供が持った状態で、撃って人体に当てる、それも防弾チョッキに当てるなんてまず無理でしょう。しかも銃はコルト45みたい。22口径ならちょっと考えないでもないですが、それでも結構な反動があります。ですので、片手で狙いもつけずに撃って、防弾チョッキにだけ当てるなんて・・・。防弾チョッキ以外の足や手、下手すると顔や頭に当たって即死です。日本でエアーガンで慣れている人、実銃は違いますよ。重さと反動。これらが全く違います。この部分は個人的にかなり気になりました。どうでもいいですか?まぁ、物語ですね。


む〜、個人的にあまりこの作品を評価できないです。先述したように、元妻とその母親のしたことをどうとらえるか?です。


共感できたのが、映画終了後、出てくる人たちのあるカップルが、「よくわからなかった」といっていたこと。はい、確かにいまいちわかりにくかったと私自身も思いましたので。

2017年3月 1日 (水)

グリーン・ルームを見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『グリーン・ルーム』を見てきました。個人的ランクD。公式ホームページはこちら。


はい、公式ホームページにあるように、サバイバル・スリラーです。ホラーではありません。全然ホラーではないです。ちっ。(不満なので舌打ちしてしまいました。申し訳ありません。)私の患者さんたちなら、そんな映画をなぜ見に行く?と突っ込んでくると思いますが、見なければわからない!です。ほとんどの近年の作品は、見た後で「お金損したかも・・・」と思うことばかりですが・・・。


パンクバンドが演奏に行った先で偶然が重なって起こってしまった事件(?)んんん〜〜〜、私自身、ピアノを習っていましたし、クラシックが好きなのですが、やっぱりパンク音楽というかヘビメタは音楽ではないと思えて仕方がないです。以前読んだ論文で、ヘビメタを聴かせた農作物は生長不全か枯れてしまう。モーツァルトを聴かせた農作物はよく育ったという事実を思い出してしまいました。音符の流れが曲になりますが、曲になっていない。そして歌詞はまだしも、曲になっていないのでただヴォーカルは叫んでいるだけという。あんな訳のわからない曲に酔えるということは、それだけ心というか精神がやんでいるのでは?と思えてしまいます。あくまで個人的意見ですよ〜。留学中にヘビメタ大好きなやつがいたことを思い出しました。たまに彼の車に乗せてもらったとき、かかる曲がヘビメタで苦痛以外の何物でもなかったことを思い出しましたよ。


スリラーなので、ホラーと同じく突っ込みどころがどれだけ少ないか?をチェックしてしまいますが、残念、満載でした。う〜む・・・、多すぎてどうしようもありません。まぁ、医療的にナイフで手首がちぎれそうなほど切りつけられた腕を、ダクトテープで固定と止血をするのは非常時としてはあっているなぁ、と。しかし、ダクトテープを巻く前にシャツを破くなりしてガーゼ代わりにしろよと思いますけど。しかし、この作品の状態では出血は止まることはないでしょうし。


驚いたのが、ネオナチのボスが名優パトリック・スチュワート!!え?!こういう作品に出るんだ!!です。いやぁ、今までの作品で落ち着いた役ばかりだっただけに、うわ〜、こんな悪役を?!でしたね。びっくり!😱


パンクバンドメンバーの一人に柔道技を使うやつがいます。腕ひしぎをかけますが、いや、あんた、もうちょっとうまくやらないと肘関節を外すことはできないよ、と。私もセミプロ(師範代でしたので)として、こういう点は見過ごせませんわ〜〜〜。実はもっと効率的に肘関節を外す技はありますが、あ、こんなことはどうでもいいことですね。😅


この作品、犬がいい味出します。うむ!犬が主役といってもいいかも?!かわいいわぁ〜。え?そんな風には決して思えない?まぁ、犬がかなりえぐいことをしますので。


それなりに残虐なシーンが出ます。ですので、見る人を選ぶ映画ですね。あれ?その割には私が見たときに若い女性がいたり(しかも一人で)・・・。でき自体、公式ホームページで言われるほどよいとは、個人的にはとうてい思えないので、あまりおすすめできません。

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