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2017年2月の17件の記事

2017年2月28日 (火)

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちを見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』を見てきました。個人的ランクB+。公式ホームページはこちら


いや、さすがティム・バートン監督です。ブラックユーモアもしっかりあるし、こういうブラック系のファンタジーを作ったら本当にいい味を出しますね〜。私自身もブラックファンタジーやブラックユーモアは大好きなジャンルなので。


でもこの作品、しっかり恋愛と家族愛を描いているのが素晴らしいのです!奇妙なこどもたちを守っているミス・ペレグリンも、本当の親以上に子供たちを守ります。改めて、血のつながりなんてどうでもよく、それよりも無条件の愛を与えてくれる人が親になるのだと。血のつながりがあるから親じゃないんですよね。いえ、生物学的には血のつながりがあるから親なんですけど、その血縁があっても親が子を、子が親を殺すという悲しい事件が世界中で日々起こり、いつまでたってもなくならないのはなぜでしょう?むしろ、血縁などというくだらないことにこだわらない方が、本当の『愛』のつながりができるのではないでしょうか?と私は思うのです。昔はその村落社会全体で子供を育てたそうです。今は全く違います。親と呼ばれる血縁のつながりのみを最重要視し、その社会全体で子供たちを分け隔てなく、全体で支え育てていくということが全くなくなっています。これが様々な子供の問題に、そしてなにより大人たちの問題になっていると思えて仕方がありません。私のような大馬鹿貧乏人ですら、こう感じて考えるのです。『学歴だけ』は圧倒的に勝っている官僚と呼ばれる国家公務員たちは、なぜ気がつかない?その学歴は何なの?単に暗記とマニュアル通りに動くことができることが得意なだけ?もしそうなら、あんたら官僚の仕事って、ロボットに即座に交換のきく仕事ですね。しかも、ロボットの方が暗記もマニュアル通りに動くことも、あんたら官僚よりずっと上です。


ミス・ペレグリンを演ずるエヴァ・グリーンの妖艶さが素晴らしい!いやぁ、惚れます。こういうミステリアスな色気を持った女性はどつぼですね〜。って、私の好みをいっても仕方ないですね。😓化粧も相まって、こういう美女に流し目をもらったらイチコロです、私は。


主役(?)のジェイクを演ずるエイサ・バターフィールド、見ている間ずっと「どっかでみた役者だよなぁ〜〜〜〜」と。公式ホームページをみて思い出しました。先日見た「僕と世界の方程式」の主役じゃん!どうりで見た覚えがあったはずです。演技力もずっと上がっていましたし、うれしい限りです。もっともっと、演技力を上げてくれるといい役者になるんじゃないか?と思わせます。今作でも、少々心許ない、気弱な主人公を演じますが、まさにピッタリ!しかし、ボウガンの腕の悪さは困ったものですけど。いくら元人間であっても、他者に平気で危害を加えるホローに落ちているなら、その魂の救済のために急所に打ち込むべきだと私は思いますし、私なら遠慮なく打ち込みますわ。


敵であるバロンはあの名優サミュエル・L・ジャクソン!!グハッ、血を吐くほど適役!!もう、個人的に大ファンなんですよ、ジャクソンは!!彼の出す味は悪役でも味方でも非常に個性的でいいんですよね〜〜〜〜。今作でもぶっ飛んだ演技をしてくれます!


今作では舞台がイギリスということもあり、イギリス人俳優が多いようですね。でも発音が典型的なイギリス発音ではなく、どちらかというとアメリカ発音だったかな?と。そんなことわかるのかって?わかりますよ。違いますから。典型的なイギリス発音をされると、正直私は苦手です。聞き取りにくいので。慣れの問題ですけど。私の耳はアメリカ英語に慣れているので。


いやぁ、この作品、監督らしいクスクス笑えるブラックユーモアをしっかり表現しながら、それでいて家族愛と恋愛を描いているのが秀逸です。う〜む、DVDで手元に置いておきたいなぁ、この作品は。それでなくても、ティム・バートン監督作品は多く持っています。私の感性に合っているので。


奇妙な力を持った子供たち、個人的に最強なのは双子じゃないの?と思いますわ。まさかあんな力を持っていたとは思いもしませんでした!ぶるぶるぶる・・・。


公開してから日にちがたっているので残り日数が少ないかもしれません。ですが、この作品は一押しできます!お金と時間の損はしませんよ!特に、ファンタジーものが好きだったり、ブラックユーモアが好きならなおさらです!


この作品とは関係ないのですが、私が見ていたとき、3つ隣の席に座っていた60代過ぎと思われる婆。あんた、旦那らしき人と一緒に来ているのはいいとしても、上映中にスマホのバイブは鳴らすわ、なんども液晶を点灯して返信するわ、こんな面白い映画よりもLINEの方が大切なら、出て行け!!!!!!!!ですわ。腹立ちましたわ〜。高齢者がこうして平気でマナー無視をするくせに、今の若者はといって文句を言いますが、「何言ってんの、この老害が!!」と私は声を大にして反論します。映画よりもLINEの返信の方が大切なら、映画を見に来るな!!!

2017年2月27日 (月)

発症後3ヶ月目のMRI

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


腰椎椎間板ヘルニア、発症後3ヶ月経過した状態をMRI撮ってきました。結論を先に言いますと、少しマクロファージが食べてくれていて、飛び出ている椎間板は小さくなってきています。ですがまだまだしっかり飛び出ていますし、脊髄を圧迫しているのがこのMRI画像からわかります。


ここからが本題。西洋医学的には、これだけ飛び出ていて脊髄を明らかに圧迫しているのが見受けられるのに、なぜこの患者(私のことです)はこの短期間に痛みがほとんど消えているのか?です。しかも、一切の西洋医学を拒否し、服薬したのは漢方薬だけ。普通の西洋医からすれば「?」が飛んでいるのではないか?と。


さて、ではその画像です。前回の画像も再度掲載しますので、見比べてくださいな。


前回の画像

Mri_2

3ヶ月後

3ヶ月後ポジネガ反転

前回画像 横断面

Mri_5

今回


丸で囲ってある部分(飛び出ている椎間板)の水分量が、前回画像と比べると格段に増えているのがわかります。(MRIは水分子に反応しますので、水分子が少ないところほど黒く写ります。白いほど水分量が多い、ということです。)個人的に、これはマクロファージが多く入り込んでいるからではないか?と思います。(生きている細胞ほど多く水分を含んでいます。)ちょっとわかりにくいかもしれませんが、脊髄の白い部分が前回画像より多くなっています。その分、飛び出ている椎間板が小さくなっているということです。ですが、それでもまだ脊髄がしっかり圧迫を受けているのが見て取れます。


まだこれだけ飛び出ていますが、日常生活にほとんど支障はありません。天気が崩れるちょっと前あたりに、気圧の変化を感知して変な痛みが出ることはありますが。副作用のある西洋薬を頼るのもいいですし、私のように一切の西洋医学的治療を拒否するのもいいです。何を選択するか?ですから。西洋医学的治療を拒否したからといって治りが悪いということではありません。それは私のこの画像や状態を見ればわかることです。


個人的には、3ヶ月後の今回の画像で、ほかの飛び出ている部分の特にL4-5間の突出が少し大きくなってないか?とちょっと気になりましたけどね。

2017年2月26日 (日)

王様のためのホログラムを見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


「王様のためのホログラム」を見てきました。個人的ランクC-。公式ホームページはこちら


ん〜、まぁ、普通の作品かな、と。個人的にはもっと感動する面白い作品かと思っていました。なにしろトム・ハンクス主演ですから。さらに、人生に迷える人にお勧めとあっただけに、余計に期待値が大きすぎたのかもしれません。


確かに、ホームページにあるように、『幸せは思わぬところに落ちている』は真実です。ところがほとんどの人はそれに気がつくことなく、素通りして全然違うところを見て、「幸せがない」といいます。メーテルリンクの『青い鳥』でも描かれていますが、どこに幸せがあるのか気がつきましょうよ、です。


この映画では、個人的にはちょっと主人公の不幸さがいまいち感じられませんでした。一つ共感できたのは、患者さんの多くでそうなのですが、『自分で勝手に不安になっている』です。この主人公もそうです。勝手に不安を自分自身で作り出し、その自分で作り出した不安に押しつぶされそうになっている。そして自分は不幸だ、苦しいと言い放ちます。何言ってんの?自分で勝手に不安になって、その自分で作り出した不安で勝手に押しつぶされそうになっているのに、その原因を他者に押しつけて自分は関係ないと言い放つ人が実に多い!原因は誰?原因は何?その不幸は他者のせい?私は医療者として冷静にそのことを患者さんに指摘しますが、原因は自分なんだと気がついた方の回復は奇跡的です。残念ながら、そのことにいつまでたっても気がつかず、指摘されても受け入れない人は回復もなかなか・・・。そりゃそうですよね?病気の原因を『手放そうとしない』のだから、治るわけないですわ。そして、そういう人が実に多いのが事実ですし、勝手に作り出している不安が原因だよとわかる医療者も少ないですしね。


この映画の主人公は、ある人から彼の不調の原因について指摘されます。そして彼はそれを聞き入れたからこそ、自分のすぐそばに幸せがあることに気がついたのです。本当にすぐそばにあるのですよ。


異国で自分の居場所に気がつく。私も経験があるからこそ、日本から出て行きたくなりますわ〜。ん?私も私の青い鳥を探しているのかも?その鳥はすぐそばにいるのに、私も気がついていないのかもしれません。😉


ほんわかした気持ちになりたい、普段、自分はこのままでいいのか?等々不安になっている人は、この映画はおすすめです。

2017年2月21日 (火)

なんでこういう差別発言がでるかな〜?

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


もう、またもや情け無いことが。関西学院大の外国人非常勤講師の差別発言です。


関学大講師「放射能浴びているから光る」 福島出身学生に差別発言
 関西学院大(兵庫県西宮市)の40代の外国人非常勤講師が2014年、英語の授業中、福島県出身の20代の女子学生に「放射能を浴びているから電気を消すと光ると思った」と話していたことが21日、大学への取材で分かった。大学は差別的な発言で「東日本大震災の被災者に思慮がなかった」として、17日付で講師を減給3カ月の懲戒処分とした。

 女子学生は14年4月に入学。講師は同10~11月ごろ、出身地を尋ねた後、教室の電気を消し「光ると思った」と発言した。学生は精神的なショックを受け授業に出席できなくなった。

 大学の調査に対し講師は「冗談のつもりだった」と説明したという。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017022101001361.html


冗談?冗談でもして良いこととしてはいけないことがあります。これは完全に駄目ですわ。ラジオでもこの事件について紹介していまして、実際にこの非常勤講師は、部屋の電気を消したそうです。どこの国の人間だ?と思いますね。


減給3ヶ月?いや、これは本来クビでしょう?冗談と言えば何でも許されると思っているからこそ、こういう言動が出ているのでしょうから。あぁ、でもこの非常勤講師だけを責めることはできませんわ。横浜などでは小学生が福島避難者から恐喝をしていたケースもありましたよね?原発事故当時、福島にいた人たちは『被害者』です加害者は『東電』と『この日本政府』です。問題は、その被害者である人たちをなぜ虐めるのか?です。加害者側の東電と日本政府に対して攻撃するのが正当であり、理にかなっているはずです。情け無いことに、加害者の東電と日本政府は自分たちに責任はないと言わんばかりの行動ばかりを繰り返しています。やり逃げ?こんな狂ったことが許されているのが今の日本です。本来なら、こういう東電と日本政府のやっていることを追求するのがマスメディアの仕事です。ところが今の日本のマスメディアは機能不全に陥っていますので、よけいに加害者側がつけあがっているわけです。


この国の国民が被害者である人たちを虐めているから、外国人まで『自分もそうして良いんだ』と思うのでしょう。個人的には、この外国人の精神構造自体、実に今の日本人と同じく幼いと思いますけどね。多くに流されると言うことで。流されずに、人としてどう判断しどう行動するか、を自分自身でよく考え、そして実行しなくてはいけなかった。非常勤とはいえ講師です。学生達に教える立場です。その立場にある人間が、率先して被害者の虐めに走ったと言うことが情け無い上に許しがたい。(もうね、こういうことがあると以前書いたように、私の高校時代を即座に思い出してしまいます。教師からのいじめのことを。)


この日本、いつになったら正直者が馬鹿を見ない社会になるのか?今の自民党政権のままでは無理でしょう。野党がもっともっと連携して自民を潰すように働かなければ。結局、野党も自己保身にのみ走っているのが情け無い。なにより、国民がお上のやることに口を出さないといわんばかりの態度!こういう点はアメリカなどの海外を真似した方が良いと思いますね。バカな政治屋達に対して、国民が断固として声を上げる。災害時に暴徒と化すのは駄目です。それはただの野人ですから。そうではなく、明らかに国民のことをまともに考えず、自分たちの利権を守ることだけに執着して、国民の血税である税金をポケットマネーのように湯水のごとく使う今の官僚や政治屋共に対して、『お前らまちがってんぞ!』と国民が立ち上がらないといけないと思います。


間違っていることを間違っていると認めない社会。正直であることが、徳ではなく不徳と見られる社会。まともじゃないです。まともじゃない日本社会だから、被害者がさらに悲しい目に遭うことになっているのかと。いい加減、まともじゃないこの社会を少しでもまともな方向に戻していかないと、今の子供たちが成長したときに笑われることになるか、その子供たちから今の大人達がさらにひどい目に遭わされることになりかねません。


こう書いても、多くの日本人は「またバカが何か下らんことを書いているわ」で終わることでしょう。心底虚しくなり、悲しくなりますわ。

2017年2月13日 (月)

バック・トゥー・ジ・iPhone

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


iPhoneに戻しました。サヨナラAndroid。赤貧の私ですが、仕事で使っているので清水の舞台から飛び降り買い換えましたわ。


ホームページにも記載しましたが、これでiPhoneユーザーの方でしたら、iMessage(iPhoneに最初から入っている『メッセージ』アプリです)で無料の上、文字数無制限でやりとりができます。


いやぁ、最初Androidにしたときには、そのiPhoneにない機能に「おぉ」と思った物でしたが、使い込んでいくと、でるわでるわ、その使いにくさというか痒いところに手が届かないところがボロボロと。


堪忍袋の緒が切れたのは、仕事で使っているのでその仕事に差し支えが出ることが最大の理由です。一番驚くと同時に腹が立ったのは、メールの着信を教えてくれないこと!消音になってませんよ〜。AndroidはiPhoneより自由に着信音を設定できます。ところが、メール受信しても音を出してくれない事が何度も。着信と同時に音を鳴らして振動もするようにしてありますが、その振動も起きない。Google謹製のGmailアプリですらそうでした。アプリの不具合なのだろうと思われますが、次のリリースで直ったか?と思っていてもまたその次のリリースでまた駄目になったり。仕事ではない、プライベートで使っているのならそれでもいいでしょう。ですが、仕事で使っているのでこれには閉口しました。付け加えるなら、メールだけじゃなく、SMSアプリでも同じようなことが。SMSアプリを開いている状態で患者さんからすぐ返事が届いても、音を鳴らして教えてくれない・・・。振動もありません。なぜ?!iPhoneですと、1回目の通知でアプリが開かれなければ、2,3分後ぐらいにもう一度鳴らして通知を知らせてくれます。道具という観点から見ても、iPhoneの方が明らかに正しい動作ですよね?私の使っていたAndroidでは、一回知らせて終わりでした。


2番目の理由は消音について。iPhoneは物理スイッチで消音します。これが非常に便利かつ確実なことに、Androidを使ったからこそ理解しました。(初めてAndroidを持ったときには、逆にこの点に驚くと同時に新鮮みがありましたね。)防水に関わる?んなもの、ケースなどで何とでもなります。物理スイッチだからこそ、指先で触るだけで消音がオンになっているかどうかが分かることが重要なのです!Androidは音量ボタンを押し続けて、音量を下げ続ければ消音になります。ところがここで落とし穴が。普通に消音状態にした程度では、ウィジェットが届いた時、音を鳴らすという驚きの事態が起こりました。このウィジェットでも音を鳴らしたくなければ、さらにもう一段階押して消音のランクを上げなくてはいけません。なにこれ?そして私が困ったのは、Androidをポシェットに入れて腰に下げているのですが、このポシェットに入れるときにその角度によっては音量ボタンが押されてしまうこと。と言うことは、自分でも知らないうちに消音が解除されていると言うことです。特にバスの中とかで狭い状態でゴソゴソし、Androidをポシェットに入れたりしたあとでよく起こりました。こっちは消音にしているのを確認した上で入れていますが、知らない間に解除されている。お陰で何度もバスの中や電車の中で音が鳴り出して無茶苦茶焦ったことがあります。そして消音がされているかどうかを確認するためには、Androidの画面を点灯してマークを確認しなくてはいけないこと。いちいち取り出さないといけないことがめんどくさくてなりませんでした。当然、画面を確認したあとにまたポシェットにしまう時に、もしかしたら運悪く(?)音量ボタンが触れて消音が解除されてしまうかもしれないという不安感が全くぬぐえませんでした。これが精神的に全くよくない!『もしかしたら鳴り出すかも?』というのは、他人に迷惑をかけたくない私としては、とてつもない圧迫でした。ならポケットに入れろ?それでも音量ボタンが押されないという保証はありませんよね?あと、ポケットだと何かの拍子に落とす可能性が高いです。だからポシェットに入れて腰から下げているのです。消音にしてポシェットに入れたのに、勝手に解除されていないかどうかと何度も出し入れして確認する。強迫観念か!と一人突っ込みを入れたことが何度もあります。これってかなりのストレスですよ、いや真剣に。


3番目の理由は、起動に大変時間がかかること!iPhoneなら起動してパスワードを入れればそれですぐ使えます。ひるがえってAndroidはどうか?といいますと、まずパワースイッチを入れて起動します。一連の起動画面が出てパスワード入力まで来ます。パスワードを入れてすぐiPhoneのように使えるか?と言いますと違うのです。ここからまた最初と同じ起動画面が出てくるのです。なにこれ?2度起動しているの?パスワードを入れてから再起動をかけているのと同じ事です。iPhoneの起動になれている私としては、この起動にこれだけ時間を取られることが腹立たしい。せっかちじゃないですよ〜。特にこれが問題になるのは、最終の時間で映画を見たあと、電車の乗り継ぎなどのことで焦っているとき、この起動時間の長さがネックとなります。せっかく面白い映画を見て気分が良いのに、次の電車の乗り継ぎを調べたいのに起動が遅すぎてイライラ。気分ぶちこわしです。


4番目の理由は、そのセキュリティーについて。AndroidOSにも不具合があります。もちろんiPhoneのiOSにも。だからGoogleもアップルもセキュリティーアップデートをします。問題はAndroidOSのその自由度故、製造会社のカスタマイズが入ることです。私の使っていたMotorolaは、ほとんど手を付けない素のAndroidだそうですが、それでも2016年のセキュリティーアップデートはたった2回でした。ほぼ毎月のようにGoogleはパッチファイルを提供していました。でも実際に手元のAndroidに製造会社からパッチが配信されたのは、たった2回。そりゃ私は仕事でしか使っていないのでおかしなネットを見たりしません。でもセキュリティーに問題があるOSを日々使うのは、これまた精神的によくありません。Androidに比べればiPhoneはそのOSの自由度は低いです。ですが、その代わりセキュリティーがしっかりしてます。iPhoneでは、もう古い技術で穴だらけのFlashが使えなくしてあるのもそのためです。私の携帯には患者さんの情報が入っているので、セキュリティーには大変気を遣ってます。プライベートで使っているのであれば、Androidの方が遊びの要素が大きいので面白いことでしょう。ですが、仕事で使う道具としてはどうか?と。


先日の患者さんの治療後、日にちを確認するためにポシェットから出したら、また消音が解除されてた上、音量が最大にまでなってました。この瞬間、もうダメ。心が折れました。そんなのは小さな事だと言う人が必ずいるでしょうが、こちらが設定したことが勝手に解除されているというのは我慢なりません。少なくとも、iPhoneではこういうことがなかったのですから。私は、自分で機械を操作したいのです。機械に操作されたくありません。余談ですが、だから車もオートマ車はキライです。マニュアル車の方が良いです。


ほぼ1年ぶりにiPhoneに戻りました。iPhoneSEですが、やっぱりこの小ささが良いです。片手で画面の全てに手が届きます!画面が小さいから見にくいのでは?という意見も聞きましたが、慣れですよ、慣れ。最初のiPhone3Gの頃はSEより画面は小さかったのですから。あと、ひいき目かもしれませんが、私の使っていたMotorolaのMoto X Playより画面が綺麗と感じます。iOSの設定もこの1年で少々変わっていて。目覚まし代わりに鳥の声で起こしてもらえるなんて、良い機能が追加されていたのには驚きました。


自分の思い通りに使え、そして使用者にストレスを極力与えないのがよい道具です。逆に、ちくちくとストレスを与える道具は悪い道具です。ストレスを極力感じず、仕事に集中するためなら、多少高くてもよい道具を職人は求めます。よい道具でなければ、望む結果を得られないからです。とまぁ、これってiPhoneを持つがための言い訳でしょうか?


まぁ、色々書きましたが、私はやはりiPhoneでなければ私の要求に応えられないと思います。

2017年2月12日 (日)

死を選ぶより、生き抜いて将来笑ってやった方が

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


教師の質の劣化が激しいなと。また悲しい事件が起こりました。


<愛知・中3飛び降り死>担任教諭に不信感 市教委が公表
毎日新聞 2/11(土) 22:21配信

 愛知県一宮市立中学校3年の男子生徒(14)が6日に大阪市のビルで飛び降り自殺したとみられる問題で、一宮市教育委員会は11日に記者会見し、この生徒が担任の男性教諭に不信感を持っていたことを明らかにした。市教委は第三者委員会を設置し、原因と担任教諭や学校の責任などについて調査する。

 市教委によると、生徒は昨年9月の体育祭の組み体操でけがをして、病院で両手親指の骨にひびが入ったことが分かった。それを母親が学校に連絡した際、担任教諭はけがを教頭に報告しておらず、対応などから不信感を持つようになったという。保険手続きにも不備があり、両親は改善を求めていた。

 生徒も両親に「担任が親身になってくれない」と話していたとされる。学校側は別の教諭が見守ったり、進路指導の担当を代えたりして対応をしていた。

 両親は「自殺の原因は不信感がたまったから」と話しているという。生徒は今月6日の夕方、友人に「さよなら」と言って行方が分からなくなった。友人に預けた携帯ゲーム機に「遺言」と題して「担任によって学力、存在価値、生きがい、性格、私の人生全てを壊された」などと書き込まれていた。

 記者会見した中野和雄教育長は「行動の裏にある心が見えなかった。おわびしたい」と謝罪した。さらに「自ら死を選ぶまでに思い悩んでいたことに気付かず、申し訳ない。責任を感じている」とした10日のコメントを「担任と学校に対する不信感などから生徒が自ら死を選ぶまでに至ったことは責任を感じている」と訂正した。


この記事を読んですぐに思い出したのが、私の高校三年の時の担任の事です。


私、当時左肘の肘部管症候群にかかり、なんとか手術をせずに済ませたいと保存療法を取っていました。ですが、この肘部管症候群、神経の疾患のため見た目はどこも悪くありません。神経の疾患はここが難しいところです。本人の辛さが他者からでは理解されづらいのです。当時の担任からは『怠けたくて嘘をついている』と見られていたようで。医師の診断書もちゃんと提出してありましたが、それを無視した担任。上記の記事でも、体育で両手拇指にヒビが入ったにもかかわらず、担任は上に知らせることをしなかったとのこと。担任は自分のところで生徒の情報を握りつぶしたとみられてもおかしくないです。私のケースでも同じでしたね。担任に提出した診断書は学年主任や教頭などに伝えられることもなく、担任のところだけで止められていたと思います。


この子が『遺言』として残した文面、凄く共感してしまいました。上記の通り、私も当時の担任から存在価値も、性格も、なにより人格まで否定されることをよくされましたから。例えば、国語のテストで(どうしたことか)クラス1位の点数を取ってしまったとき、担任からは「お前、カンニングしたんじゃないだろうな?」と言いがかりを付けられたこと。肘部管症候群のために重いものを持つことができないのに、クラス全員分の卒業アルバムを私一人で持ってこさせたこと。同じくこの疾患のために、握力がほとんどなくなり物を保持することができないからクラス活動で行ったソフトボールに参加しなかったことを、あとから内申書に「協調性がない」と書かれたこと。十何年ぶりに夏風邪を引き、40度超えの発熱で一週間休んだあと、体力が回復していなくてふらふらで出校したのに、担任から「一週間遊んでいたならもう大丈夫だろう」と揶揄されたこと。実際はほぼ毎日のように担任からは様々ないじめをチクチク受けていたので、小さな事はもう憶えていないです。


まぁ、私のいた東○高校自体、当時は管理教育として超有名で、生徒の人格を教師が無視するのは当然という学校でした教師からの言葉の暴力は日常的でしたし。体罰がなくなったのは、私の入学する前年に○郷高校教師による体罰について書かれた本が出版され、話題になったからです。それまでは、竹刀を持ち歩いていた数学教師もいました。当の本人である数学教師から聞いたのですから間違いないです。担任教師以外では、国語教師から「窓から飛び降りて死ね」と言われたことがありますわ。体育教師からは「肺がんで死んだって良いじゃん」「お前らクズだ!」「俺を辞めさせたいならお前も退学しろ!」等々。おぉ、こうして思い出すと、今ならパワハラ、モラハラで訴えて勝てますね。精神的慰謝料をもらえるレベルかと。私がそんな毎日を学校で過ごしていながら死を選ばなかったのは、『学校が全てではなかったから』につきます。ふと思いましたが、東○高校は今でもこういう管理教育のままなのかしら?だとしたら、時代錯誤も甚だしいとしか思えないのですが。


悲しい記事を読みながら、私も当時、担任と学校に対して『全く信頼していなかった』ことを思い出しました。学校が信じられないのなら、その学校に行く必要はありません。撤退も勇気ある行動です。いや、撤退ができる人間は実に素晴らしいのです!兵法でも、撤退ができる将校こそ一流と言われます。なぜならば、生き延びた兵士・将校だけが後生一流といわれることになるからです。死んだ兵士は後の世で何も言われません。


死を選んでは無駄になります。この少年の担任も学校も、彼の死を真摯に受け止めることはしないでしょうから。人間って、当の本人が真剣に自分に向き合って変わろうとしなければ変われません。こんな学校や担任が、自分たちが間違っていたと本気で反省すると思えないです。そんな学校と担任に思い知らせるために死を選んでも、相手に何ら伝わることはないので止めた方が良いです。それよりも、学校に行かない。転校する。今ではフリースクールもあります。市町村の図書館で一人勉強すれば良いのです。そんな嫌な担任がいる学校で勉強なんてできるわけがありません。私も今思えば、学校に行かずに図書館で勉強していればよかったなぁと本当に思います。


死を選ぶのではなく、生き続けることを選んで欲しいと、学校のことで担任のことで悩んでいる学生達に伝えたいです。生きてさえいれば、必ず『生きててよかった』と思えることに巡り会えます。


残念なことですが、加害者は自分のしたことをすぐ忘れます。被害者は決して、一生涯忘れることがありません。私も当時の担任や他の教師たちからされたこと、言われたことを今でもこうしてすぐに思い出せるのですから。当の教師たちは自分のした事なんて、忘却の彼方でしょう。そんな奴らのために死をもって訴えるのはバカらしくなりませんか?生き抜いて立派になり、長じてからそのバカな奴らを逆に笑ってやる方がずっと復讐のしがいがありますよ!

2017年2月11日 (土)

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場を見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』を見てきました。個人的ランクA-。公式ホームページはこちら


もうずっと手に汗を握ってしまう、恐ろしいほどサスペンスな映画です。一瞬たりとも気が抜けないので、見終わった後にどっと疲れが出ました〜。全身緊張しっぱなしだったのです。


倫理的に、そして道徳的にどう考えるか?ですね。あなたがこの主人公の大佐ならどう判断し、どう決断を下す?殺傷範囲にいる少女の立場なら?この少女の親の立場ならどう思います?


アフリカで暗殺対象となっている人間が3人も同じ場所にいる。そしてさらにイギリス国民とアメリカ国民がテロリストに仲間入りし、自爆テロの準備をしている。今この時を逃せば、民衆の中で自爆テロを起こし、多くの罪のない民間人が犠牲になるかもしれない。暗殺対象者3人を一度に排除できるこの絶好のチャンス。なにより、この暗殺対象者をここで逃せば、今後も自爆テロを次々に起こされてしまいかねない。イギリス人女性テロリストの確保?そんな悠長なことをいっている場合ではない。今ここで手を打たなければ、次はもうないかもしれない。で・す・が、ヘル・ファイアミサイルの殺傷範囲に少女がいる。殺傷確率はどんなに低く見積もっても45〜65%。どれだけ計算しなおしても50%を切ることがない。官僚は50%を切るなら殺傷許可を出すという。さて、どうする?この作品では薄ら寒くなることをしますよ。あぁ、でも日本の警察も平気で犯行をでっち上げることをしますし、あまり軍人のことも悪く言えないですわ。国民を守るはずの警察がその国民を陥れる事を実行する。この国って一体どうなっているの?と思いますわ。


改めて狂信者という輩ほど恐ろしいものはいないな、と。ストーカーも狂信者と私は考えますけどね。なぜ?相手も自分のことを好いているに違いないという『強すぎる思い込みで行動する』からですよ。これを狂信者と呼ばずしてなんと呼びますか?原理主義者達、もうそこに寛容という心の余裕というか、考えが全くありません。原理主義が全て。それ以外は全て間違っているから壊してしまえ。ある意味、トランプもこれですね〜。いや、アメリカという国家自体、ずっと原理主義だったと思います。本来はイギリスからの自由を求めた結果の国だったはず。その自由を求めたはずの国が、時間が経ってみればイギリスよりも原理主義に陥っている。


ドローンからヘル・ファイアを発射して良いものかどうかを操縦しているアメリカ人兵士は凄く悩みます。当然ですわ。自分の指で押したことによって、もしかしたら一人の無垢な少女が死んでしまうかもしれないのですから。葛藤して当然です。以前見た映画、『ドローン・オブ・ウォー』について感想を書いていますが、この時の兵士(主人公)はPTSDになってしまいます。今作でも、ドローン操縦士二人ともPTSDになっていないだろうか?ととても心配してしまいました。この『ドローン・オブ・ウォー』もレンタルで見られるので、ぜひご覧になってください。


アメリカという国の恐ろしさというか無慈悲さを改めて描かれているのですが、イギリスは、テロリストになっているけども自国民だから殺さずに確保(逮捕して裁判にかけたい)したい、と。これでかなり葛藤するのですが、アメリカは違います。テロリストになった時点でもはやアメリカ人ではないので排除(暗殺)して当然、と言いきります。市民権を持っている自国民であっても、テロリストに仲間入りしたなら即座に殺す。また、殺傷範囲内に無関係の少女がいても、一人の犠牲で多くの人々(この場合のアメリカの本音は、アメリカ人のみですわ)が救えるのならやってしまえ、と言うことも言いきります。その一人の犠牲に自分自身が、自分の家族が入っていたとしたら、同じ事が言えるのだろうか?と問いたいです。ドライというか冷酷というか。国家の都合で国民すらなんとも思わないのがアメリカという国なのだと再認識しました。まぁ、何処の国家も大なり小なりそうなのでしょうけども、アメリカも日本も民主主義という前提からほど遠いところに来ていないか?と思えて仕方がありません。


ドローン、軍事用はおっそろしいなぁと。ハミングバードに模したもの、甲虫に模したものまで。これを「映画だからフィクションでは」と思っているようではいけないよ、と。実際はもっと小さな虫に模したドローンも使われていると思います。静止軌道衛星からのカメラで、地上の車のナンバープレートを読み取れたのはもう何年前の話です?軍事部門の研究開発が最優先、そこから国と軍が許可した技術だけ民間に流れてきます。ですので、私はこの映画に出てくるドローンはもう古いと思っているのです。現実には、ハエの大きさ程度のドローンが使われていると思ってますけど。甲虫レベルでは大きすぎると思います。ハミングバードタイプでは、飛び方が明らかに実際の鳥とは違うので、すぐ敵にバレると思いますけど。


この映画では顔認証しか出てきませんが、現実では歩行認証も確実に使われているはずです。歩き方で個人を特定するという技術です。先日記事で、影でも認証できる技術がほぼ確立したというのを読んで驚きました。記事に出て発表されたと言うことは、軍事レベルではすでに使われていると言うことです。監視カメラのない国や都市はありますが、ドローンを使われたら監視カメラの有無なんて全く意味をなさないですね。もう、ジャングル奥深くに隠れるぐらいしかないかも?あ、この映画では耳の形でも認証するシーンが出てきます。耳紋も個人個人で全部違うので使えます。


サスペンス映画が好きなら、そうでなくても映画を見ている間全く気が抜けずハラハラを経験したい方、この映画は必見です!そしてイギリス軍人と政府はどういう決断を下したのか?をその目で確認してください。ネタバレになるのでこれ以上は言えないです・・・。(少女のこととか。)本当は書きたいですが、それを書くとどうしてもネタバレになってしまいます〜。

TOMORROW パーマネントライフを探してを見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『TOMORROW パーマネントライフを探して』を見てきました。個人的ランクA。公式ホームページはこちら


もう、ただただ素晴らしいとしか言いようのないドキュメンタリーです。久しぶりにパンフレットまで買ってしまいましたわ。


個人的には、一人でも多くの人にこの映画を見て勉強して欲しいと切に願います。持続可能で再生可能エネルギー、食糧生産について、経済について。多角的にこの映画は訴えてきます。今のシステムが本当に正常に機能していると言えるのか?と。実は今のシステムは、一部特権階級や大企業が、自分たちだけが儲かればよいというシステムです。こやつらは、金儲けのためならこの地球がどうなろうが知ったことではないのです。地球すらどうなろうが構わない連中なので、当然自分たち以外の人間がどうなろうが知ったことではありません。


アイスランドでは確か2030年までに原発全廃。スウェーデンなども確かそうだったと思います。アイスランドは火山国家なので、地熱発電を進めていました。映画の中でも、研究者が日本も火山国家だから地熱発電でかなりまかなえるといってます。初期投資には多少お金がかかりますよ。ですが、運用し始めたらその安全性とメンテナンスのしやすさなどで、電気代は今よりずっと安くなるそうです。長い目で見れば、初期投資など簡単に回収できてしまいます。翻って、3・11での原発の怖さと反省を何ら生かそうとしていないこの腐りきっている日本はどうですか?未だに原発を推進しようとしています。初期投資も高ければ、いざ事故が起こったときには天文学的な金が必要になるだけでなく、地、水、空気を毒で汚染し、子孫が住めない場所と空間を作り出します。3・11でその事を日本人は理解しなかったのか?と問いたい。海外の国は福島原発事故を見て、原発は駄目だと『正常な判断』を下しています。そして脱原発として行動を起こし、再生可能エネルギーを成功させつつあり、それだけで十分まかなえるところまで来ているのです。


農業も、大規模農業(アメリカとか大企業が行っている機械農業のことです)は、土地の力をどんどん減らし、その収穫量が減ってくるのです。ここも再生可能な農業にしなくてはいけないのです。そして、世界の実に60%以上の食料は、機械的な大規模農業でまかなわれているのではなく、小さな農家によってまかなわれている事実。この映画でも驚くような農業が出てきます。でもそれは自然の摂理に沿ったものです。今の大規模農業は、明らかに自然の摂理に反しているのです。


経済も、地域通貨をもっと広めた方が、結果として経済活性化に繋がると言うこと。これも自然の摂理をまねるだけだそうです。自然は単一な種で成り立っていません。様々な種が混ざり合い助け合って成り立っています。経済もそうした方が良いとのこと。単一種だと、何かあったときにいっぺんに死滅します。そう、多様性が必要なのです。


う〜ん、この映画はDVDで手元に置いておいて、子供たちに見せて勉強させたいと真摯に思います。もう、今までのシステムでは、この地球も人類も保たないと言うところに来ているのです。日本は関係ないわ、ともし思うのであれば、その人は井の中の蛙です。


ぜひ多くの人に見てもらいたい映画です。変わらなければならないときに変われないのであれば、絶滅が待っているだけのことです。こんな簡単な自然の摂理を、なぜ多くの人が理解しないのか?感じ取れないのか?それほどまでに人間は自分勝手になりすぎているのか。この映画を見て、各個人が自分のしていること、社会のシステムについて立ち止まって考え直すことをしないといけないよ、と訴えてきます。

2017年2月10日 (金)

僕と世界の方程式を見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


「僕と世界の方程式」を見てきました。個人的ランクC-。公式ホームページはこちら


「ザ・コンサルタント」もそうでしたが、この作品も自閉症を扱った映画です。もうちょっと細かく言うと、サヴァン症候を扱った映画と言えますか。


実話を基にしたフィクションです。


主人公のネイサンの心の状態を非常に繊細に描いています。彼は自閉症でもまだ比較的軽い方ではないでしょうか?


映画の終盤で、彼が7年経ってようやく母親を受け入れ、そして父親の死を受け入れるシーン、もう泣けて仕方がなかったです。目の前で父親の死を見ていたこと、そして自分を受け入れ励ましてくれていた父の死を7年経ってようやく理解し、受け入れるネイサン。このシーンは涙なくては見られないシーンです。


劇中、結構気になったのは中国の選手で彼と仲良くなる女生徒。中国が台湾に合宿に行かせるのだろうか?許すか?中国の女性って、あんなに積極的なの?とか。ん〜、私が無知なだけなのかも。


自閉症でも、人との関わり合いがなければ駄目なのだとこの映画はしっかり描いています。どの人間も、他人との関わりなく生きていくことはできないのですから。


結構学べる映画だと思います。ですが、個人的には最後の場面がよく分からなかったです。あれはネイサンの夢なのか、それとも実際に一緒に電車に乗っているのか?ん〜〜〜〜。

2017年2月 9日 (木)

スノーデンを見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『スノーデン』を見てきました。個人的ランクA-。公式ホームページはこちら


以前、『シチズンフォー スノーデンの暴露』というスノーデン自身が出演しているドキュメンタリーを見ていたので、大方の流れは理解していました。ですが、ドキュメンタリーでは描かれていなかった、彼の経歴やどうやって機密を持ち出したのか?そして、彼が『アメリカが間違っている』として告発することになったその心境の変化をとても細かく描かれています。


日本もアメリカによって盗聴されていたのは知っていましたが、まさかそのインフラまでアメリカ軍によってコントロール下にあったとは!!もし日本がアメリカを裏切るようなことがあれば、全てのインフラをアメリカ軍のそのボタンひとつで停止できるようになっていること。これって、今ではもう削除されているのでしょうか?それとも、未だにそのまま残されているのでしょうか?私は今もそのまま残されていると思っていますよ。理由ですか?在日米軍基地という、日本の主権のおよばないところにそのスイッチがあり、巧妙に日本のインフラシステムに組み込まれているからです。これひとつとっても、日本というのはアメリカの『属国』であり、なんら『独立国家』ではないという証拠です。そして、自民党はその属国であることを国民に強いてきた政党である事、今の安倍政権はその属国根性をさらに悪化させ、まさに隷属と言えるレベルまで貶めた政権だと言うこと。どれほどの国民が理解しているのか?と問いたいですわ。あ、この巧妙にシステムに組み込まれているというのは、映画『パトレイバー2』を彷彿させますね。パト2では、自衛隊の航空管制システムに仕組まれていましたが。でも自衛隊はその事に全く気がつきませんでした。事実は小説よりも奇なり。やっぱり未だに日本のインフラシステムは、米軍によって牛耳られていると考えるべきでしょう。国の基幹をなすインフラシステムまでアメリカに牛耳られている日本。これって、属国ではなく奴隷国家というべきですよね?違ってますか?主権はどこにあります?日本?アメリカ?どちらですか?


2時間ありますが、あっと言う間です!そして、スノーデンに思いっきり感情移入してしまいました。私が彼と同じ立場なら、間違いなく自分の危険を顧みずに内部告発したと思いますから。人間は自由である事を自然に望むものです。その自由を国が全てコントロールしている。こんなこと、許されることではありません!映画では、「ほとんどのアメリカ人は自由より安全を望んでいる!」と言い切りますが、果たしてそうでしょうか?今この瞬間も、あなたのコンピューターやスマホにあるカメラが勝手に起動して、あなたを見ていて、その映像を国家が(米国政府が)覗いているかもしれないのです!スノーデンのように、スマホのカメラ部分をテープでふさぎたくなりますわ。そんなことできるわけ無いと思っている人は、とってもおめでたい人ですね。一昔前の夢物語のようなことが現代では可能になっていること。その事をきちんと理解するべきでしょう。


もう、ドキュメンタリーといっても良いほどの映画だと思います。保守的だった彼の心境の変化。アメリカの軍部と安全保障部門、CIAの『テロ対策』という言葉の元の暴走。仮想敵の中国やロシアの2倍量の盗聴をアメリカ国民に対してしていたのですから。NSAに対して議会がその盗聴活動の制限を決めましたが、果たしてどうでしょうね?現場では、「見つからなければ、言わなければ、バレなければ良い」と未だに盗聴を続けていると思いますよ。CIAやNSAの連中にとっては、その盗聴することがアメリカという国を守ることだと思い込んでいるのですから。これって、ISISなどのテロリストと全く同じ次元なのですけど。はい、狂信者です。そういう意味でも、スノーデンは「まとも」だったのです。まともだったからこそ、内部告発をしたのです。


さて、この映画を見て、あなたはスノーデンは裏切り者でしょうか?それともまともな人間でありヒーローだと思いますか?あなた自身の精神や倫理観等を問われる映画なのですよ、これは!


あと、さすがオリバー・ストーン監督!終盤、本物のスノーデンが出演します!!ロシアまで行って撮影してきたのか?!


とにかく、多くの人に見てもらいたい映画です。DVDで手元に置いておきたいですよ、個人的には。

2017年2月 8日 (水)

ショコラ 君がいて、僕がいるを見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『ショコラ 君がいて、僕がいる』を見てきました。個人的ランクB+。これは良い映画です。公式ホームページはこちら


20世紀初頭の道化師というか、コメディアンと今なら言えるのではないでしょうか?二人のコメディを見ていて思い出したのが、ドリフターズのコントを凄く強く思い出しました。現代のコントの基礎を作ったのは、この映画の二人だったのではないか?と。


当時のフランスというか、ヨーロッパでは人種差別が普通だったこと、改めてこの映画で思い出しました。そんなに白人が偉いのかよ!と腹が立って仕方がなかったです。たかだか、肌の色の違いだけでよくもここまで差別できるものです。人間って、今も差別がはびこっていますが、100年経ってもなんら変わりがないのですね。人間は変わらないと言うより、変わりたくないのでしょう。なぜそれほど変化を怖がるのか?安定というのは死と同意なのですけど。


ショコラ、彼は酒とギャンブルにのめり込んでいきますが、単純に考えると彼はギャンブル依存症、深く考えると彼の生い立ち故に脳の神経接続が刹那的な生き方に固定されてしまったと、医療者として考えてしまいました。嘘だと思いますか?残念、嘘だと思う人は無知なだけです。子供時代に貧困だったり強烈なストレスにさらされていた場合、それが脳の神経接続を永続的に変化させてしまうことは、実験で分かっています。ショコラも確か7歳程度で親元を離れて奴隷として売られています。


相方のフティットも、彼にもっと強く賭け事をするなとかアドバイスをしてもよかったのでは?とついつい思ってしまいました。でも、きっとショコラは聞く耳を持たなかったでしょう。私も同じような経験があるというか、日々の治療でよく経験するので大変実感できますわ。たとえ親身になってアドバイスをしても、聞く耳を持たない相手には何も言いたくないとなりますから。もう、私の先も短いのに、なぜ聞く耳を持たない人に自分の時間とエネルギーを使って説得しなくちゃいかんのか?と思いますもの。聞く耳を持たない人はそのままで結構。聞く耳を持つ人だけきいてくれれば、それでいいです。そして事実なのですが、聞く耳を持つ人は劇的な回復を見せるのです。患者さんには私の知る限りの選択肢を提示します。あとは、どれを選ぶかは患者さん次第です。私の責任ではありません。こう書くと、必ずと言って良いほど「その態度は医療者として間違っている」と言ってくる輩がいます。ですがね、聞く耳を持たない人にいくら親身になってアドバイスをしても、どれだけ時間と労力をさいても聞いてくれないのですよ!昔から、仏の顔も三度と言います。これは至上の格言です。三度アドバイスされても聞き入れないようであれば、それ以上は無駄です。聞く耳を持たない人を振り向かすまで諦めない、と言う気迫のある方。ただただ尊敬しますわ。どうぞ諦めずに続けてください。私はそこまでの時間もエネルギーも持ち合わせていないだけです。


中盤にショコラがフティットに「なぜ笑わない?」と問います。彼は「心で笑っている」と答えます。実際、彼は劇中笑顔を見せないのですよ!!これは必見です。私のこのブログを読んでから映画を見る方は、フティットが全く笑顔を見せないことをしっかり確認してください。ですが、その彼がこの劇中、ただ一度だけ笑います。このシーン、もう涙なくては見られませんでした。理由はぜひ映画を見てください。


人種差別がいかんともしがたかった時代、黒人とコンビを組んだ白人、そして黒人と結婚した女性。どれほど辛い目に遭ったことでしょうか!私もアメリカで、そして帰国してからの日本で差別を受けた経験者として、当時の彼らと比べれば私の経験した事なんて鼻で引っかけられるほどでしょう。そんな微々たる経験でも、心底嫌な思いをしました。彼らが当時経験したこと、本当に人間としての尊厳すら無視されるのです。その辛さを想像するだけで心が引き裂かれそうになります。この辛さ、普通に日本に住んでいるほとんどの日本人には、全く理解できないでしょうね。この映画を見て、自分がその差別される立場になると想像してみることを強くお勧めしますよ。少なくとも、差別される立場になることを想像できるなら、そういう想像のできる人間なら間違ってもヘイトスピーチをするような腐りきった輩になることはないでしょう。


この映画、全ての人に見て欲しいです。本当に良い映画です。

2017年2月 7日 (火)

LA LA LANDを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


試写会に久しぶりに当たりまして、『LA LA LAND』を見てきました。個人的ランクB+。うん、アカデミー賞14部門ノミネート、分かる気がしました。公式ホームページはこちら


ミュージカル映画って好きな方なんです、私は。患者さんたちに話すときには、なぜか(?)ホラー映画が主になって、患者さんたちからは辟易した顔で無視されるのがいつものことな私です。(大笑いされて肯定されている患者さんがきっと居られるはず!)ですが、こう見えて、様々なジャンルの映画を見るのです。


もう、この映画冒頭からわくわくさせてくれます。音楽に合わせて体が動くぐらいですよ!まさかハイウェイであれだけ乱れずに踊るとは!


主役のゴズリングさん、実際に特訓で彼自身がこの映画で彼自身が弾く部分は全て演じたとのこと。凄いです!!もう、よくこれだけ弾けるようになるまで練習したものだと感嘆以外ないですよ!私も子供の時からピアノを習っていたので、その凄さが分かります。


ヒロインのエマ・ストーン、歌もダンスもキレキレで素晴らしい!途中、ゴズリングの曲に合わせて踊るシーンがありますが、ただただ『凄い!』としか言いようがないです。彼女を見ていてなにか記憶の琴線に引っかかる部分がありまして。誰かに似ているな〜と。終盤にようやく思い出しました。あぁ、私の元同僚の女鍼灸師に似ているのですわ。目が特に。だからどこかで見た覚えがあるなぁと。あ、こんなことを元同僚に知らせようものなら、一気に彼女はつけあがるのが分かっているので決して知らせませんわ。この元同僚を知っている私の患者さんたち、この映画を見て私の意見が間違っているかどうかを教えて欲しいです。


この映画、恋愛が主です。だからこそ、ゴズリング演ずるセブが、エマ・ストーン演ずるミアを幸せにしたいからという思いでやりたくもないバンドに参加してしまうシーン。男としては無茶苦茶理解できます。そんなセブの気持ちを分からず(?)にミアが「ジャズを捨てたの?」というようなことを告げるのは、男としてはかなりキツいです。まぁ、女性からすれば、自分の彼氏が彼の夢に向かって邁進して欲しいと切に願うでしょう。でもその夢を捨てて金のためにやりたくも無いことをしているのが我慢ならなかったのかもしれません。でも、男しては、そこは分かってやって欲しいと思います。あれ?それとも、これって私が女心を理解していませんか?もしそうなら、まだまだ女心を理解する勉強が足りていない証拠です。


さて、この二人の恋愛がどういう結末を迎えるのか?それは是非とも劇場でその目で確認して欲しいです。私自身は、こういう終わり方はキライじゃありません。セブの最後の笑い、男としてすっごく分かるからです。


今、恋愛中の方も新婚さんも、この映画はデート映画としても秀逸かと思います。

2017年2月 6日 (月)

太陽の下でー真実の北朝鮮ーを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『太陽の下でー真実の北朝鮮ー』を見てきました。個人的ランクC-。公式ホームページはこちら。


よくもまぁ、うまく隠し撮りができ、そしてフィルムを国外に持ち出すことができたなと。この監督や撮影者に心からの拍手を。


もとより北朝鮮の放送する番組は『やらせ』感が満々の映像でしたが、ロシアからきた監督がドキュメンタリーを撮りたいと言っても、結局は北朝鮮の『やらせ』映像だけを撮らされるという事実。腐りきった国だと思っていましたが、ひどいものです。


主人公の8歳のジンミ、北朝鮮側のOKがでるまで何度でもやり直しをさせられます。見ていて可哀想でなりません。わずか8歳の子に、そこまでさせる必要があるのか?そしてその姿は明らかに8歳の少女の自然な姿ではないのです。無理矢理させられているのがすぐ分かりますよ。だって、ジンミ、笑っていませんもの。映像の中でも無理矢理踊りの練習をさせられて、泣きます。泣きながら練習をさせられているのです。教える女性も鬼ですわ。まぁ、すぐ目の前に政府の犬がいる以上、優しい言葉もかけようものなら自分がどうなるか分からないからかもしれません。


ジンミの父親は記者なのに、織物工場の上司役に。母親は食道のウェイトレスなのに、豆乳工場で働く職員に。真実からほど遠いことを『演出』させることに終始します。その台詞までいちいち。見ていて、ここまで自由のない国ってそうそうないぞ?と思えます。今の日本も安倍政権のせいでどんどんきな臭い方向に向かって邁進していますが、まだ北朝鮮ほどの不自由はありません。ありませんが、マスコミも安倍政権の顔色をうかがっているという、そういう意味では北朝鮮の放送とそう変わりがないところまで成り下がっています。このまま安倍政権の好きにさせていると、遠くない将来、北朝鮮と同じような不自由な国になるのではないか?と大変危惧してます。


この映画を見ていてふと思いましたね。安倍は本当にこの映画に描かれているような、将軍様と呼ばれるような絶対権力者になりたくて仕方がないのだな、と。自分のわがままが全て通るような立場でいたくて仕方がないのだな、と。理由?奴は北朝鮮と同じく、国民のことなんて何にも考えていないからですよ。


終盤、ジンミはもう嫌で嫌でたまらないのがその表情から明確に分かります。泣けて仕方がない彼女に対して、「泣かすな!」と北朝鮮の演出家(?)からの叱責が飛びます。8歳の子供に対して、よくそんな事を強制できるな。ホームページに書かれていますが、『ジンミ、本当に幸せ?』という言葉が胸に突き刺さります。


いわゆる将軍様の巨大銅像(こんな糞みたいなものを作らせると言うこと自体、エゴの塊であり、劣等感の塊である事の証明です)の足下に大量の花束を民衆が供えますが、撮影が終わったらその花を大きなカーゴに無造作に突っ込んでいきます。まるでゴミのように。すべてあらゆる事がやらせである故、実際の民衆は将軍様とよばれている独裁者に対して、実は何の共感も糞も持っていないと言うことではないか?と。むしろ、憎しみしかないのではないか?


終盤、動かない路面バス(路面電車のように電気をパンタグラフから得て動くようです)を民衆が皆で押しているシーンが出ます。それほど電気というインフラも安定していないという証拠なのでは?テポドンのような下らんおもちゃを作って飛ばして、幼稚園児並みの威勢を貼っているぐらいなら、まずインフラをきちんと整え、国民のためにするのが本当の施政者のはずです。武力というおもちゃに熱中する幼稚さ、大人とは到底呼べないものです。これは今の安倍もそうですし、トランプも全く同じです。武力はなんら意味をなさないということに気がついたオバマ元大統領ぐらいでしょう。まともな神経の持ち主だったのは。


隠し撮りのドキュメンタリー故、バックグラウンドミュージックなどはありません。ですので、基本『静か』です。そのためでしょうか、劇場でも寝てしまう人が続出でしたね。いたるところから寝息が聞こえましたから。


北朝鮮という国の真実を垣間見ることができます。何処まで腐っているのか?ということも。仕事帰りなどで見に行くと、上記の通り静かなので寝てしまいかねないのが玉に瑕です。万人にお勧めできる映画ではないでしょうが、それでもドキュメンタリーとしてはよく撮影された!と感服できる映画です。

2017年2月 5日 (日)

島々清しゃを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


「島々清しゃ」を見てきました。個人的ランクB-。公式ホームページはこちら


うん、なかなかよい映画でした。そして期せず、この映画でもポロッと泣けてしまいました。


三線の名手であるおじいの言葉が素晴らしすぎます!「人間、生きているだけで80点さぁ」。本当にその通りです。100点ではない。80点。このさじ加減こそ、生きて得てきた経験から導き出された知恵だからです。生きているだけで80点。この言葉、多くの人に広めたいです。どんな辛いことに直面しても、生きているだけで良いのです。借金まみれであろうが、赤貧であろうが(あ、これ私ですね)、いじめに遭っていようが、病気に苦しんでいようが、簡単に死を選ばずに生き抜く。生きているだけで良いのです。毎日、生き抜いているだけでもう人生80点もらっているのと同じ。80点ももらっているのなら十分だと思いませんか?それとも、100点満点でなければ満足しませんか?正直、私なら人生生きているだけで60点と言われても心から満足してしまいますけど。60点という50点より上なだけで嬉しくて仕方ないです。閾値が低いですか?


現代人、100点でなければ0点と同じという明らかに間違った考えに縛られている人が多すぎると感じます。オールオアナッシング。だから一度の失敗でもう駄目だと自死を選んだりします。そんなのは勘違いです!生きているだけで人生80点、このことを小中学校で必ず教えるべきではないか?と思うのです。


絶対音感を生まれながらに持っていたとしたら、不調音はかなりの苦痛でしょうね。ほんのちょっとした音階の違いでもキツいようですし。問題は、そういう天性の素質を持った人間を理解できない人間による差別です!どの時代も、常人には考えられない天分を持った人間が生まれます。その天分を持った人間を理解できず、排除に働くのが世の常と言えるかも。イエスもそうでした。多くの人間は、古代から何にも変わっていません。進化してないと。むしろ退化しているのでは?と痛切に感じるのは近代になってからです。未だに第二次世界大戦が終わっていないと感じるほど、いたるところで戦争が起こっています。いつになったら世界が平和で満たされるのか?そんな世で、神が遣わしたとしか思えないほどの能力を持った人間が生まれますが、民衆は一時その人を持ち上げますが、次の瞬間突き落とします。そう、その人が死ぬまで。そして死んだあと、『かの人は素晴らしかった』と聖人扱いします。なぜかの人が生きている間に、もっとかの人を活躍させなかったのか?なぜもっとかの人の言葉に耳を傾けなかったのか?私の言っていることがよく分からない?なら、小保方さんの事を思い出せば即座に理解できるでしょうよ。科学の寵児としてマスコミや民衆は一気にもてはやし、その後実証が再現できないとして一気にたたき落としました。全く同じ事を人類は繰り返していると言うことです。同じ事を繰り返す。これは進化していると言えますか?いえませんよね。


この映画でも主人公の”うみ”を変人扱いしてしまう級友、校長や町の意地悪婆さんたち。人間は自分たちと少しでも違っているとそれを排除しようとします。これも妬みがその根本原因ですね。現代人は、自分と少しでも違った能力を持っていると言うだけで排除しようとします。以前から述べていますが、これって共感力を想像力の欠如としか言いようがありません。自分より少しでも能力が上ならそれが許せない。なんという不寛容でしょうか?自分がこの世で一番だと思っているからこういう不寛容が生まれるのです!


霊的にもよい勉強になる映画です、この作品は。まだ名演小劇場で上映していますので、もし少しでも興味があるのなら、この映画は見ておくべき映画だと思います。

2017年2月 4日 (土)

ザ・コンサルタントを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『ザ・コンサルタント』を見てきました。個人的ランク、このジャンルとしては非常に珍しくAーを付けます!理由は後々。公式ホームページはこちら


見るまでは、裏家業の人間を描いたありきたりな映画にしては、2時間超えは珍しいな、と言う程度の認識でした。ところが始まってみるとびっくり!医療者として、非常に興味深かったのです。いえ、そりゃフィクションも入っていますよ?そりゃこういうアクション映画ですので当然でしょう。では、医療者としてこの作品の何にA-を付けるほど感銘を受けたか?です。


その答えは自閉症です。この映画で、自閉症の子供たちに対して、今の医療がどれほどおかしな判断を下しているか?と言うことを突きつけているのです!この映画ではっきり言います。自閉症の子供たちは

  • 伝えたいけどその伝え方が分からないのではないか?
  • 聞き取るこちら側が聞く耳を持っていないのではないか?

と。医療者として、もうドストレートに心に響きましたよ、この台詞に!!今の西洋医学の医師たちは、『可能性』というものを如実に除外します。曰く、

  • 今まで前例がないから。
  • そんなこと学会で聞いたことがない。
  • 今まで(医学部を含めて)学んでいない。

等々。実に下らない!目の前の自閉症の子供たちは、実はとてつもない能力を秘めている可能性があるのです。サヴァン症候群がそれです。もしかしたら、子供たちが伝え方を知らないだけかもしれない。大人達が自閉症の子供たちの言いたいことを聞く耳を持たないのかもしれない。そういう可能性一切を否定しているのが今の西洋医学なのです。そういう子供たちに安易に薬物を投与します。その薬物によって、さらに子供たちが薬物作用及びその副作用によってもっと苦しんでいることになったとしても。これが医学か?これが大人のすることか?単に、ナチスが行った優性政策の再現ではないか?と私個人は思えて仕方がありません。


主人公、高機能自閉症と本人が述べますが、う〜ん、私の知る限り高機能自閉症の人が会計士としてあれほどのことができるのか?と。いや、実際そういうことができた方を知らないので。でも上記の通り、可能性は否定できないのです。この映画では、主人公をベン・アフレックは演じていますが、とてもうまい!と思います。映画では、軍人だった父親がスパルタですが(虐待と紙一重ですわ)、自閉症の子供にこの腐りきった社会で生き抜いていくための技術を教える場面があります。そして子供に選択を迫ります。自分で自分の未来を切り開いていくのか?それとも、力に屈して負け犬として隷属して生きていくのか?正直、親としてかなり参考になりましたよ、私は。親にできることはほんの少しのことしかできません。そのほんの少しのために、親は全力を注ぎます。結果として、他者から見るとこの映画のように虐待に近いスパルタになるかもしれません。この世界が、この社会が弱者に優しい寛容のある社会なら、そう江戸時代のような社会なら、この映画のようなスパルタを子供に教え込む必要はなかったのでは?と思います。江戸時代はそれはそれで問題がないわけではなかったですが、世界でも珍しい265年も平和な世の中が続いたのです。


突っ込みどころはありますよ?こういう映画ですから。でも、親の深い愛情がしっかり描かれているのが素晴らしいのです、この映画は!主人公は単なる裏社会の殺人者なのか?この答えはこの映画をご覧になって、自分自身で出して欲しいですね。


主人公のアシスタント。声だけですが、聞いていたらなんて抑揚ない声なんだとずっと思っていましたが、これの答えが終盤分かってびっくり!伏線がこういう形で生かされていたとは!!『君の名は。』でもそうでしたが、こういう見事な伏線が生かされていると、見ている側としては嬉しくて仕方がありません。


政府の人間(J・K・シモンズ)も、なぜ生かされたのか?なぜ主人公を逮捕しないのか?これもまた、映画を最後まで見ればわかります。私が同じ立場だったら、やっぱり彼と同じ言動を取るでしょうね。


う〜ん、この手の映画としては久しぶりにDVDで手元に置いて何度も見返したい映画の1つとなりました。それぐらい感銘を受けたアクション映画と言えます。


医療者として、自閉症の子供たちのみならず、全ての子供たちの持っているかもしれない可能性。その可能性を引き出すのも、逆に埋没させるのも、親や大人次第だな、と。既存の学説に囚われた狭窄な医師たちや学会の発表に任せていては、その可能性を殺してしまいかねないと改めて思いました。この作品の脚本家、身内に自閉症の方がいるのではないか?と。でなければ、これだけのことを書くことができないと思います。自身が何らかの形で経験しているからこそ、この熱いメッセージを込めたとしか思えないのです。


この映画、好き嫌いせずぜひ見ていただきたいです。もしかしたら、高機能自閉症であっても、他人の気持ちを学習から学べるのかも知れません。本当に心から他人の気持ちが分からないかもしれなくても、生きていく上でのコミュニケーションはとることができるだけ、その分だけ生きるのが楽になると思うからです。今の日本人、もしかしたらほとんどが自閉症では?と思うほど他者への気遣いができません。自分のことしか考えていない輩ばかり。他者の気持ちを学ぼうという人がいないとしか見えませんね。あ、今のトランプ政権のアメリカも全く同じですわ。いや、アメリカのみならずイギリスも、ISISのテロリストも同じです。他者への寛容と共感があまりにも蔑ろにされているのが現代社会です。


そうそう、ヒロインにびっくり!!😲アナ・ケンドリックじゃないですか!!ピッチ・パーフェクトで素晴らしい女子大生ぶりと歌を披露した女優です!うわ、ひさしぶり!相変わらず人形のような美人ですわ〜。😍老け顔が多い西洋人にしては珍しく、未だに女子高校生?と思えるほどの若さを保っています。魔女?と言いたくなりますね。個人的に彼女のファンなので、とてもうれしかったです!


AMRで1.6キロ先のメロンを狙撃するシーン。すっげーとしか言いようがありません。日本人にはこの事が理解できないでしょうね。こんな長距離の狙撃には、風向き、風力、重力、弾頭の重さまで計算しないと当てられないんですよ。だからこの映画の後半、主人公が敵の武器を奪った際にその弾を見て、「もっと良い弾を使え」ということを言います。ま、こんなライフルで撃たれた日には、人間はミンチにしかなりません。体の一部に当たるだけでも即死ですわ。


アクション好きな人なら当然、医療者も見ておいて損はない映画です!自閉症に対する考え方を今一度見直すにはとてもいいと思います!!アクション映画なのに、医療者として考えさせられる、非常に希有な作品だと思うのですよ、私は!

2017年2月 3日 (金)

恋妻家宮本を見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『恋妻家宮本』を見てきました。個人的ランクA-。公式ホームページはこちら。いやもう、素晴らしい映画でした!


主人公陽平を演ずる阿部寛さん、相変わらずコメディータッチというか、ドジを演技させると絶品ですわ。それでいてシリアスなところもきっちり決めてきます。優柔不断なところを余すところなく、きっちり演じきっているのが素晴らしい!


妻美代子を演ずる天海祐希さん。演出上仕方ないとしても、陽平の「老けたなぁ〜」という台詞で顔にカメラがグッとよるシーン。女優さんにとってはかなり辛かったのでは?!と杞憂をしてしまいましたわ。でもさすが女優の肌!すっごく綺麗です!また、美代子がなぜ離婚届を隠していたか?この理由も理解できるものです。個人的には、こんな奥さんと結婚できただけで人生丸儲けだと心底思いますわ。


久しぶりの菅野美穂さん。相変わらず演技上手です〜。冷静な毒舌家を、これでもか!と見事に演じきります。いやぁ、冷静な毒舌家というのが、これほど面白さがあるとは思いませんでした。クール・ビューティーという言葉がそのまま当てはまります。昔よりもずっと色気が自然と出ていますね。ドキドキ。😍


富司純子さん、すばらしい憎まれ役を演じます。時代的に、あの年代の女性は『我慢に我慢を重ねて』家のために家族のために自分を犠牲にしてきた世代です。だからこそ、嫁がしたことを許せないのです。なぜって、自分ができない、できなかったことをしたから。しかも同じ女で。これが異性の男なら許していたと思うのです。同性だからこそ許せない。女ってこういうところがありますよね。嫉妬です。ですが女だからこその感情でしょう。これを見事に演じているのです。この頑固婆め!と憎しみを憶えてしまいますが、彼女の感情を考えると憎しみが悲しみに変わります。あぁ、なんて悲しい女性なんだろう、と。同時に、多くの人が年代関係なく、全く同じ事をしています。自分がしたくてもできなかったことをしている人を見ると、叩きまくるという社会が日本です。再度書きますが、嫉妬が原因です。出る杭は打たれるという格言ができたのも納得。ですが、横並びでいることに安心していたから、日本はずっと停滞したままになってしまったともいえます。出る杭にならないと、なんら新しいことは生まれません。このことに日本社会が気がつくのはいつになるの?


この映画、実に笑わせてくれますが、同時に泣かせてもくれます。役者さんたちがどなたもとても上手なんです。監督や演出家の方が、役者の持ち味をとても良く引き出しているからです。私はこの映画、笑えて感動するぐらいかな?と思っていたのですが、ここまで泣かせてくれるとは思いませんでした。劇場でも鼻をすする音がかなり聞こえましたので、多くの方が泣かれていたと思います。(花粉症の時期にそろそろ入り始めますが、まだ少し早いかと思いますので。😓)そういえば、観客のほとんどが高齢者でしたね。高齢者カップルがほとんど。男一人で見に来ているのは少なかったです。女性の一人は多かったですが、若い男性で一人は私だけだったような・・・。


終盤、陽平がタイムマシンがあったらという台詞を言いますが、ここから号泣。涙が止まりませんでした。美代子からのお願いの台詞、これも号泣。男として、こんな言葉を言ってくれる女性を妻にできたら、本当にソウルメイトと言っても過言じゃないでしょうし、人生のパートナーとして間違っていない正しい選択をしたと言えます。自分の失敗を思い出すとため息しか出ませんし、自分の見る目のなさに吐き気が出てきます。タイムマシンがあったら、当時の私に『絶対結婚するな!』と往復びんたを食らわせていますわ。


結婚を考えているカップル、恋人同士、現在夫婦の方。是非この映画を見に行ってください。久しぶりに笑えて泣けて、そして感動できる映画です。


エンドロール時、出演者全員で歌いますが、この時菅野美穂さんに注目です。なぜって?ま、劇場で確認してください。ほほえましいですから。😉劇中歌の『今日までそして明日から』、いいですね〜。この映画をとても良く表している歌というか、この歌に合わせてこの映画を作ったのでは?と思わせるほど合っています。まさに絶妙!私は、『明日は生きているか分からない』と歌詞を変えて歌ってしまいますけど。

2017年2月 2日 (木)

トマトのしずくを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『トマトのしずく』を見てきました。個人的ランクB+。公式ホームページはこちら


プリビューの時から、もしかしたらこれは私はかなり感情移入してしまうかも?と予測していましたが、その通りになってしまいました〜。


名古屋では名演小劇場で上映していますが、確か明日までです。


この映画、娘であったり、娘の父親であるのでしたらかなり感情移入できると思います。私は自分の娘の事を思ってしまったらもう号泣でした。特に終盤。娘のさくらが父親にある事を頼むのですが、もうもうもう、涙腺決壊でした。泣けて泣けて。理由は、私もよく娘にせがまれて同じ事をしていたからです。今の私は脊椎4カ所でヘルニアを起こしているし、現在2度目の椎間板ヘルニア疾患中。この状態で、さくらのように成長した娘からせがまれたとしても、同じ事ができるかどうか?!ですが、3度目(かそれ以上になりそうですわ)のヘルニアになろうが何だろうが、してしまうでしょうね。これは親としてもう否定できない、子供にせがまれたら拒否も何もなくしてしまうことです。思い出しただけで泣けてしまいます。あ、でも娘がさくらのように大人になるまで私が生きている確証は何処にもないですわ。ということで、もし娘が成人して結婚するときまで私が生きていられたら、と言う前提条件がつきますね。😣


子を持つ親や、今このさくらのように親に対して多少の確執を持っている方、なによりもうすぐ結婚するというカップルには、この映画はお薦めです。あと、涙活をしたい方なら、この映画はお薦めです。


「幸せになあれ」。この作品のキーワードです。ホント、この世界の人々皆が「幸せになって」欲しいと心の底から願います。お互いがお互いを「幸せになあれ」と願い合えば、実現可能だと思うんですけどね。自分が幸せになるために「幸せになあれ」というのではないのです。他者が幸せになって欲しいが故に、「幸せになあれ」と言葉にするのです。

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