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2017年1月 4日 (水)

幸せなひとりぼっちを見てきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


『幸せなひとりぼっち』を見てきました。個人的ランクA。今年初の映画が想像を超えてよかったので。公式ホームページはこちら


スウェーデンの映画です。これが本当に素晴らしい!騙されたと思って観に行ってください。色々示唆に富んだ映画ですから。


偏屈な老人がなぜ偏屈な行為を繰り返すのか、なぜ偏屈になってしまったのか、ストーリーをたどっていくほどにだんだん分かってきます。このストーリー展開もまた秀逸です。


うるさくて面倒だと思っていた隣人たちによって、その頑なな心が解きほぐされていく様子が、もの凄く繊細かつ美しく描かれているのです。日本でも今問題になっている老害ですが、これもまた『孤立』していることがその原因のひとつです。特に男は、退職後に孤立しやすいのです。コミュニケーション能力が低いことがその最大原因だと私は思います。この映画を見て思いますね。人は人によって癒やされるのだ、と。日本の高齢者達も、もっと子供たちと交流すべきなのです。それこそ、老人ホームと保育園を併設すればいいと心底思いますね。子供たちは高齢者から学ぶことができますし、高齢者達は子供たちと接することで元気をもらえます。お互いにとってとてもいい影響を与えるのです。日本はなぜこういう事ができないのか、理解に苦しみます。行政の縦割り構造が問題なのでしょう。いつまで経っても前時代的な縦割り行政。官僚どもの無能ぶりがよく分かります。認知症の改善や予防にもなるのです。また、老害を防ぐ事にもなります。子供たちにとっては、親が教えてくれない知恵を学べます。高齢者達は子供たちから『必要とされる』ことで『生きがい』がうまれます。生きがいを持っている人が惚けると思いますか?他者にわがままを押しつけるような老害になると思いますか?


霊的な話になりますが、主人公の老人があることを何度も実行しようとしますが、そのたびに失敗します。ロープが切れたり、突然人がたずねてきたり、猫が来たり。coldsweats01cat必ず邪魔が入るのです。こういうことが映画の中だけで、実際には起こるわけないと思います?実はそうでもないんですよ。霊界からの介入は頻繁に起こります。まだ現世でしなくてはいけないこと、すべきことが残っている間には。また、その本来の寿命を遂げずに短縮させてはいけません。来るべき時が来るときまで生き続けなければいけないのです。


ストーリーが進みながら、いつしかこの主人公にどんどん感情移入していきます。それはもう、自然とそうなりますよ。だからストーリー展開が秀逸と書いたのです。そうそう、冒頭から出てくる猫。この猫がいい味出すんですよ〜。


終盤、隣人の奥さんが出産した赤ちゃんを抱く主人公。このシーンはもう涙が出て止まりませんでした。理由ですか?是非映画を見てください。そうすればなぜ私が涙が止まらなかったのか、その理由が分かります。そして、主人公が(過去に)作ったゆりかごにそっと赤ちゃんを寝かせますが、もう号泣でした。


最後のシーンも泣けて泣けて。人は、旅立つときにその人がどれほど周りの人たちに理解されていたのか、必要とされていたのか、それが分かる場面です。さて、偏屈で変人でうるさいと思われていたこの主人公。本当はどう思われていたのか。これも劇場で確認されてください。


非常にいい映画です。こんないい映画がなぜもっと大きな劇場で上映されないのか?本当に不思議でなりません。名古屋では名演小劇場で上映中です。ぜひ、多くの人に見に行って欲しい映画です!霊的なことが分かる人なら、この映画は必見です!『おみおくりの作法』と同じぐらい霊的示唆にも富んでいる映画ですから。

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