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2016年11月 8日 (火)

人間の値打ちを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


人間の値打ちを見てきました。個人的ランクC-。公式ホームページはこちら


オムニバス形式というか、3つに分かれたそれぞれの人物像が全体で物語を形作るという映画です。


個人的に一番腹が立ったのが、不動産を営むディーノ!こやつの名誉欲、金銭欲に反吐が出るほど腹が立ちましたわ〜。俳優さんの演技がこれまたうまいので、よりいっそう嫌みがでています。


富豪の妻カルラは、自分の存在意義を求めているだけ。まぁ、金持ちの旦那も金持ちらしく自分の評判だけというか、自分のことしか考えていない。息子のことなんて、自分に恥をかかせなければどうでもいい、という感じですし。当然、息子も愛されている感がないまま育っていますので、糞みたいな性格です。


ディーノの娘セレーナも、父親が浮気したから母親が出て行ってしまい、後妻さんとは一歩も二歩も引いた関係を保っている。そんな父親と一緒にいるので愛を感じたことがないんですよね、これまた。この後妻さんは心理カウンセラーですが、浮気相手だったのがこの人だったのでは?この映画では一番まともに見えるのがこの人でした。


一件の交通事故によってディーノ、カルラ、セレーナのそれぞれの人間模様が動き始めるわけで。動き出したことでその人間性も浮き彫りになってくるわけです。


最後になって、なぜこのタイトルが『人間の値打ち』なのかがわかります。なんかもう、空しさと悲しさが一気にきました、私には。ひき逃げされたあの男性。父として、夫としてどうだったのだろう?と同じ男として考えないわけにはいかなかったのです。彼の人生ってなんだったんだろう?と。彼のこの世で生きてきた価値はなんだったのか?と。私の値打ちはさて、どの程度でしょうね?限りなく0じゃないかしら?と自分では思いますけど。どうしたって、自分の値打ちなんてそんなにあるように感じられないので。ちょっと話がずれました。


最後まで見た上で、この映画の中で一番いい思いをしたのは誰だろう?と。つまり、一番腐っていたのは誰か?と言うとやっぱりディーノなんですよね〜。ある意味、カルラの旦那よりずっと腐った汚い人間と思います。


いい感じのサスペンス映画です。ラストのシーンで果たしてあなたは何を思うでしょうか?公式ホームページにあるように、「いくらあれば、人は幸せになれるのでしょう?」です。金は人を幸せにしてくれるのでしょうか?そうならば、その金額は?

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