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2016年11月の13件の記事

2016年11月27日 (日)

い、痛い・・・。ついでにマリファナやモルヒネについての個人的感想

ようこその運び、厚く御礼申し上げます。


前回書きましたが、人生2度目の腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛症状。いやはや、前回のように脈動性に腰から足先への深部を走る焼けるような痛みはありませんが、それでも前回同様脈動性に痛みが走るのはかなり痛いものです。同時に、神経症状としての脱力。カクンと突然痛みと共に脱力するのは、とても辛いものです。寝るときは仰向けで寝ると痛みが強く出るので横向きでのみ就寝。寝返りのたびに目が覚めます。それでも明け方頃には、曲げていた方が多少痛みが減る右足を伸ばして寝られます。ですがこの後がまた大変で。起きた直後から30分近くはとにかく痛みがまた強くなります。寝ている間に圧迫を受けている神経と圧迫をかけている椎間板がちょうどよくなっているのでしょうか、起きて体を動かしたとたんに強い脱力を伴う痛みが腰から足先まで何度も走ります。ヘルニアの辛さって本当にこれですね〜。


5年前同様、痛みのために眠りも浅いです。歩くスピードも普段の半分程度。痛みのために、ろくに右足が動かせないので仕方がありません。しかしこれがまた、実にもどかしい!自分の体を自分の思い通りに動かないという不都合。これは健康なときには一切感じないことなのです。5年前に嫌と言うほど味わったのですが、知らない間に忘れていたのかもしれません。それを思い出させるために、今回のヘルニアとこの痛みは、神が私に与えてくれた贈り物なのでしょう。


患者さんへの施術中もずっと痛みが続いていますが、一切顔に出さないようにしています。プロとして、私より患者さんの方がずっと痛い思いをされているのですから。その患者さんより自分の方が痛いんだ、と言う顔をしているようでは、プロとして失格です。どれほど痛くても患者さんの前では心からの笑顔。これができないのなら、この仕事を辞めた方が良いと私個人は思ってます。やせ我慢でも、患者さんに不安感を与えない。これができてこそのプロの医療者のはずです。あぁ、それでも患者さんがうつぶせとかで私の表情を見られないときには、たまに足の痛みで顔をしかめていると思います。とにかく患者さんからこちらの表情が見えるときは、決して痛みを顔に出すことはしません。


今回も前回の時同様、漢方と自分でするリハビリでしのいでいます。ですが、この痛みはかなり辛いのも真実です。思わず、「これだけの痛みを感じているのなら、オピオイド製剤を使ってみるのも手かも?」と。痛みを感じているのであれば、中毒性はまず出ないはずです。ですが、オピオイド製剤を使えば、その副作用が必ず出るでしょう。まさに、副作用との天秤になります。その副作用がどうしても嫌なら使わない。副作用よりとにかく痛みを何とかしたいというのであれば、副作用を受け入れた上で使うしかありません。


正直、今日本でも話題になっている天然のマリファナ(大麻)やモルヒネを使えるのなら、この痛みをうまくコントロールできるのでは?と思えちゃいます。私のようなヘルニアによる神経痛症状ですらこう思うのです。癌性疼痛は、私の神経痛症状なんかより、ずっとずっと辛いはずなのです。この痛みに対して鎮痛効果を出し、食欲を出すことができ、死への恐怖を取り除くことができる幸福感を出せる自然からの贈り物であるマリファナやモルヒネを、もっともっと使っていいことにするべきではないか?と言うのが私個人の意見です。死への恐怖も、眠れないほどの痛みに耐えている苦しみも体験したことない医師をはじめ、糞政治屋や糞官僚どもは、想像もできないことでしょうか?自分自身や家族が、この苦しみを味わっているとしたら、どうしたい?マリファナやモルヒネをうまく使えば、この痛みや苦しんでいる人が助かるのであれば使ってみようと思いません?QOLが劇的に改善する可能性があるのなら、患者本人やその家族は使ってみたいと言うと思うんですよ、私は。麻薬だから駄目という、思考停止状態なのが問題だと思います。毒も程度で薬になります。それと同じです。そして自然界に元から存在するものは、一切無駄が無いのです。つまり、大麻もモルヒネも使われるべくして存在していると言うことです。正しい使い方と量が分かっているなら、道具として使っていいはずです。特に日本人は癌性疼痛に対してモルヒネを使うことを極端に嫌がる人種です。医師も、患者も。WHOの治療指針では、ガンと判明したときから痛みが有ろうが無かろうがモルヒネを使うことを推奨しています。積極的に痛みのコントロールを行うことで、患者のQOLをよくし、治療効果をあげようとしているのです。


他の例を挙げると、ガンに効くと言われている丸山ワクチン。これも実は本当に効果を出すことが分かっていますが、未だに厚労省はその効果を認めようとしません。それは、製薬会社が裏で絡んでいるからです。(下らん陰謀論だと言うのであれば、そう言っていればいいです。事実は小説より奇なり。ですが、何も調べず自分の頭で考えもせずに陰謀論だと勝手に決めつけるのは、無知無能の証拠です。抗がん剤のみならず、日本で大量に使われている血圧降下剤や抗コレステロール薬、向精神薬なども、本当にどれほど効果があるのかちょっと調べれば、そのほとんどが嘘だと分かりますよ。製薬会社によるデータ偽造のみならず、多くの薬剤効果に対して製薬会社から提示されているデータはほとんど信用に値しないというのが事実です。追試験をしてみればその効果が全く見られないのがほとんどだそうです。そしてさらに、他者による追試験をされていない場合がほとんどという事実に恐怖を感じます。日本人が信仰している西洋科学教は、他者による追試験で同じ結果が出なければ認めないのですけどね。それが行われていないのに、間違っている結果で承認された薬剤を平気で使うというのはどうよ、と思いません?)丸山ワクチンを使うことによって、癌性疼痛やQOLの改善ができるのであれば、それも今使われている非常に高価な抗がん剤よりずっと安価で、少ない副作用で済むのであれば、それを使わないように仕向けている製薬会社や厚労省に対して、おかしいと思わない方がよっぽど変だと思いません?


マリファナもモルヒネも、本当に痛みを感じている人が使っても常習性は出ないのが分かっています。つまり、中毒者になることはないのです。この一番大切な部分を日本の製薬会社は隠しているし、糞官僚と糞政治屋共は知らない・知らされていない。さらに、もし知っていて話したら製薬会社からの献金が減るから話さない。マスコミも製薬会社からのCM料金が入らなくなるのは困るから真実を民衆に伝えない。悪意の連鎖です。痛みに苦しんでいない健常者がモルヒネなどを使えば中毒者になります。先も書いたとおり、本当に痛みに苦しんでいるのであれば、モルヒネなどの自然界から与えられている最強の鎮痛剤を使っても中毒にならないのです。(便秘などの副作用が出るのは致し方ないかもしれません。)現状、なぜ痛みに苦しんでいる人にモルヒネを投与しても、中毒にならないのかさっぱり分からないそうです。


2回目のヘルニアの痛みを日々(かなり辛いですけど)心ゆくまで味わいながら、つらつらと書いてみました。書きながら改めて、この日本をはじめ資本主義という名の金儲け社会の暗闇部分に反吐が出るほどの怒りを感じた次第です。ギリシャ時代のヒポクラテスの時より、現代の方がずっと退化しているのではないか?と思えて仕方がないです。患者さんを食い物にして、自分たちだけが金儲けできるのであれば全然構わない。これを退化と言わずしてなんというのか?ですわ。

2016年11月25日 (金)

あらら、反対側のヘルニアになっていたとは・・・

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


ここ1週間ばかし、私が「右足がお尻から痛みが出ていて〜」という話をした患者さんが何人かいられますが、本日、整形でMRIを撮ってきましたら驚きの結果が出ました。坐骨神経痛なのは間違いないけど、その原因がなんと腰椎ヘルニアによるものである事が判明しました。以前のヘルニア時のブログ記事はこちらです。MRI写真もありますので、下記の本日撮ったばかりのMRIと比べてみてください。患者さんたちからは、こぞって『酒の飲み過ぎが原因だ!angry』と言われましたが、いやいやいや、今回の場合はヘルニアが原因のようです。coldsweats01(酒が原因じゃなくてよかった!happy02


5年前に同じ場所で腰椎ヘルニアになっていて、あのときの神経痛は忘れようにも忘れられないほどの、激烈な痛みでした。今回、前回とは違って反対側、つまり右足に出たものです。ただし、前回とは違って麻痺というものはほとんどありませんし、脈動性に焼けるような強い熱感を伴った痛みが走ることもありません。それでも、いきなり坐骨神経痛が起こったのではなく、11/9に起こった最初はL5-S1あたりの腰痛でした。いきなり起こった痛みでしたので、コルセットをしたのですがやっぱり効果無く。このときに素直に整形に行っておくべきだったかもしれません。行くべきかどうか、かなり迷ったのも事実です。(結局貧乏故、医者に払うお金がもったいないと思って止めちゃったんですよね。糞安倍政権になってから、さらに格差が拡大、私のような金のない人間は病院にかかる費用すら生活費にまわしたいのが現実です!!)

5年前もそうでしたが、いきなり起こるのがヘルニアです。いつ起こるか?なんていう予測が全く立ちません。事前に前駆症状もありませんし。今回、最初の腰痛が起こったときに右第五趾にかけて軽い痺れが出ましたので、実はこのときに「もしかしたらS-1あたりでヘルニアが起こっている?」と思ったのです。このときの自分の直感を大切にするべきでした。


整形での徒手検査、SLRおよび母趾筋力検査では左右差無し。まぁ、SLRはその感作度(正答率と思っていただいて構いません)は60%程度ですので、あまりヘルニア確定診断に使える物ではありません。母趾筋力差がないこと、前回のヘルニアと比べても痛みの度合いが違うこと。私個人はヘルニアなど関係なく、単純に冷えと仕事があまりにも少ないことから来る運動不足による筋力低下から来た坐骨神経痛と考えていました。まぁ、それでも今までの坐骨神経痛に比べて、今回はかなり激烈なものだな、とは思っていました。実際、寝返り打つたびに痛みで目が覚めますから。未だに仰向けで寝ることができません。それでもヘルニアが起こっているとは思いませんでしたね。神経痛の痛みを知らない人は、どれほどの痛みなのか理解できないでしょう。いきなり脱力するときもあり(歩いているときは怖いですよ)、痛みに動けなくなるときもあり。なにより筋肉痛などとは違って、じっとしていても痛いのです。どの姿勢を取っても痛い。何をしても痛いのが神経痛です。西洋医学的に一番効果が見込めるのは、神経ブロックでしょう。ですが、これもその施術が怖いです。間違って注射針の先が神経を損傷しようものなら、大変なことになります。そのリスクを負ってでも受けたい方はどうぞ、です。私はそんな危険を冒したくないだけです。そんなこと起こりえない?医師も人間ですよ?そして、間違いを起こさない人間っていないのですし、ひとりひとり神経の太さも走行も全く違うのですから。逆に言うと、的確に神経ブロックが出来る医師は凄い技術を持っていると言えます。同様に、たまたま運がよかっただけ、と言う医師も腐るほどいるはずです。この『たまたま運がよかった』医師の数の方がほとんどのはずです。腕からの採血時ですら、医師・看護師の技術いかんによって、腕の神経を損傷することがあることをお忘れなく。


単なる(かなり痛みがきついけど)坐骨神経痛かと思っていたのですが、結果は腰椎ヘルニアによるものという、MRIによる画像診断という有無を言わさないものを突きつけられました〜。以下、本日医師からコピーしてもらったMRI画像です。話変わりますが、一日一食しか食べないので想像はしてはいたのですが、私の縦断面って背骨の前後で厚さがほとんど変わってませんがな。どんなけ薄いんじゃ・・・。bearingこれをみて羨ましいなんて、訳のわからない感想を持たないでくださいね。内臓も薄いなぁ〜。横になっているのが原因というわけではないですね、これ。


Mri_1_3

相変わらずL1-L2間、L2-L3間、L4-L5間(新たに出てます)、そしてL5-S1間で飛び出ています。う〜む・・・。


Mri_2

そして断層撮影をちょっと右側にずらすと、このように椎間板がL5の上まではみ出していることが分かります。う〜ん、L1-L2間の飛びで具合からいっても、ここの部位による問題(症状)が起こっていてもおかしくないのですが、それは全くありません。


Mri_3

さらに右側にずらすと、明確に脊髄を圧迫していることが分かります。しかも結構大きいですね〜。まるで瘤のように飛び出ているのが明確に分かる映像です。前回のヘルニアの出方と比べると、明らかに大きいです。その割に、神経症状の出方と程度は少ないのです。このことからも、ヘルニアの大きさと神経症状の大きさの関連性は一概に言えないと言えます。


Mri_5

今度は横断画像です。手前が足になりますので、向かって左側が私の右側になります。円で囲ってある部分、左側と見比べてすぐ分かるとおり、飛び出ていますね。


Mri_6

さらに横断面を下に動かしてもまだ右側が突出しています。


医師からも、坐骨神経痛には間違いないけど、その原因は腰椎ヘルニアですね、と。まぁ、画像から一目瞭然です。今回、自分のこの症状から言えるのは、SLRや母趾筋力テスト程度では、その原因まで明確に判明することはない、と言う事実を改めて確認取れたことが嬉しかったです。やはり画像診断ですね。患者さんで坐骨神経痛と単純X線だけで言われている場合、できるだけMRI検査も受けてもらった方がよりいっそうその原因を確認する上でも大切だと分かりました。これを読んでいる医療者及び患者さん、単純X線だけを受けただけでしたら、できるだけMRI検査を受けるようにした方が良いと思いますよ。もしかしたらその坐骨神経痛の大元の原因は、ヘルニアなのかもしれないのですから。ヘルニアがあるから必ず坐骨神経痛が出るわけではありませんし、逆に坐骨神経痛があるからヘルニアがあるというわけでもありません。


特筆すべき事だと思うのですが、5年前のヘルニア、全く同じ場所の反対側で起きています。前のブログ記事にある画像を見ていただければ分かるとおり、しっかり飛び出ていた証拠が残っています。ですが、今回の画像では、左側の飛び出ていた形跡は一切ありません。前回飛び出た部分は、綺麗にマクロファージが食べてくれたようです。


前回の時同様、薬は漢方だけです。西洋薬は一切拒否しました。しっかり整形医から苦笑いというプレゼントをいただきましたけど。副作用が強く出かねない西洋薬より、私自身が見立てた私の証に合った漢方薬の方が確実に、そしてほぼ副作用を考えずにすむだけずっと助かります。副作用覚悟で、効き目が出るかもしれない西洋薬を選ぶのもよいでしょう。どの治療方法を選ぶかは、患者さんの選択です。今回の場合には、前回とは違って2倍量服薬しています。そのお陰で痛みの押さえ込みが非常に顕著なのです。規定量では痛みが治まりません。なお、この2倍量飲んでいるのは、私の場合であって誰でもOKという意味じゃないので勘違いされないように。まぁ、傷寒論(漢方の古典)にも疾患の初期には2倍量飲めと書かれていますので、証が合っているのであれば2倍量程度飲んだところで問題はないはずだと思いますけど。こういうことができるのも、漢方のいいところだと思います。西洋薬ではこういうことをすると、副作用の方が強く出たりしかねないので。整形医には、漢方だけでどれほど効果が出るか、私の体で観察してくださいな、と伝えました。5年前も同じ事を伝えているんですけどね〜。整形医は母趾筋力テストで以前全く力が入らなかった左母趾については完全に忘れていましたけど。


ヘルニアが原因の今回の坐骨神経痛症状、前回の時より早く治したいですね。まぁ、痺れがほとんど無いだけ回復は早いと思いたいところです。付け加えると、整形医に漢方がどれほど効くか、そして私がしているリハビリがどれほどの効果を出しているのかを見せつけてやらなければなりません。しかし、全く同じ場所の反対側に飛び出るとはなぁ・・・。

2016年11月10日 (木)

あらら、トランプがアメリカ大統領とは・・・(今回、いつも以上にとりとめない文章でしょう)

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。

いやはや、アメリカ国民、日本と同じく『アホばっかか?』と唖然とした結果です。往診先の患者さん宅で、ちょうどトランプ勝利の番組が流れていまして拝見しました。トランプを支持した州、ほとんどが貧しい州ですね、これ。

だけどちょっと考えろ、と思いますわ。トランプが今まで言ってきたこと、そのどれ一つとしてまともなことは無いのです。同時に、実行可能なことも一つも無いのですよ!ですが、アメリカの富裕層と若年層が妙に支持しているようですね。今年、EUを脱退したイギリスのように、後悔しなければいいのですけど。カリフォルニアでは、すでに『トランプは私の選んだ大統領ではない!』というツイッターが流れているようですけども。

トランプは日本と韓国は核兵器を持つべきだなどと恐ろしいことを以前述べています。自民党の超タカ派である現首相の安倍や石破などは、まさに『待ってました!』と言わんばかりの心境ではないでしょうか?隷属している日本のトップとして、宗主として仰いでいるアメリカ大統領が、日本も核武装した方がいいよ、と言っているのですからね。安倍や石破の様に核武装推進派のとんでもない輩達にとっては、クリントンよりトランプに勝って欲しかったのではないか?と。そしてそのトランプが勝った。これはもう、日本も核武装してもいいというお墨付きがもらえた、と言わんばかりに一気に進んでしまうのではないか?と言う懸念がぬぐえません。

考えすぎ、と言う輩が必ずいますが、今までの自民党、特に安倍政権になってからの奴の言動を見ている限り、日本核武装の懸念はどうやってもぬぐえないのです。
本日、玄海原発の再稼働が認められました。近隣住民の避難計画に多大な問題を残したままです。耐震も、一番大切な炉の安全性が高まっていると九電は言っていますが、イギリスの安全規格と比べてみると全然安全と言えるレベルじゃないのです!どこをどうとれば、世界一安全基準がきついなんて言う言葉が出てくるのか、未だに謎すぎです。なんでこんなに原発再稼働を推進するか考えたことがありますか?意味も無く、プルトニウムを生産し続ける原発を。すでに日本には原爆6000発以上分のプルトニウムがあることを知っています?そして、今の日本にはそれらを今すぐにでも原爆へと利用可能な技術があることも。もんじゅを、これほど無用なものを多大な税金を使ってただただ維持し続けた理由は?プルトニウム利用技術を維持したかっただけです。何に利用する技術ですって?現在、プルトニウムの利用先なんて、原爆しかないです。世界唯一の被爆国として、憲法九条として戦争放棄、原爆を持たないという世界に名だたる非核三原則および平和憲法を持つ日本です。それらと真っ向反対を行くことをしようとしているのが安倍内閣と現自民党なのですけどね。こう書くと、「おめーは陰謀論者だろ」と言ってくる輩がいるでしょうね。もう、そんなお馬鹿な連中と話す気も無いですわ。いろんな情報を集め、そこから推論を導くと、自然とこうならざるを得ないのですけど。さらに、原子力研究者の方も、私と同じことを言われていることも付け加えておきます。

はたして、トランプも諸外国からどう扱われるか、今後が見物です。正直、私から見ると単なる馬鹿のど素人。特に狡猾で賢いロシアのプーチンからすれば、非常に御しやすい三流人でしょう。中国の首相とどっこいどっこいだと私は見ます。つまり、中国からしても現首相と同じ頭程度なので、これまた御しやすいと言うことです。ある意味、北朝鮮の独裁者と同レベルだなと思っていますので。下手すると、北朝鮮の挑発に同レベル故に簡単に乗ってしまいかねないのが・・・。

アメリカ国民も馬鹿ですわ。いつまでたってもアメリカが世界一と思い込みたいという幼稚さ。これが一番の問題だと私は思います。そう、幼稚すぎるのです。アメリカが世界一?そんなの、とうの昔に終わっています。時は一瞬たりとも止まらずに動き続けています。ずっと動き続ける車輪の頂点に居続けることはできないのです。そのことに、アメリカ国民・政府も、日本の腐りきったどアホ政治家や官僚も全く気がついていないのが悲しすぎます。そして、そんなアホどもを信じて政治を任せてる国民にも情けない。イギリスのEU離脱もほぼ全く同じだとみています。イギリスが少なくとも欧州でNo.1でなければならない!という偏った思想が原因でしょう。大航海時代の、世界中に植民地を作りまくっていた古き良き時代。その頃のイギリスNo.1が『未だに』忘れられない。

トランプのような金持ちに、貧しい州の若年者達が期待をかけるだけ『無駄』というのがなぜ理解できないのか?金持ちは決して貧しい人間の気持ちを理解できません!!!!アメリカ人同様、これを理解できない日本人、今の糞政治屋どもと糞官僚どもが、正直に働いていてもまともな暮らしが難しい若年者達に何かしてくれましたか?ということを思い出して欲しいですわ。いつもいつも、糞政治屋どもがすることは、老い先短い『高齢者』のみに焦点を当てています。決して若年者には目を向けていないのですよ。そのことに気がついていますか?小ずるくて意地汚い糞爺達ばかりが集まっている自民党だからです。老い先短い自分たちが、ほんの10年、20年という短期的な先、自分たちが(死ぬまで)いい蜜を吸えればいいとしか考えていないのです。こんな糞爺達がほとんどを占めている自民や公明、なぜ支持できるのか?同じように、今回のトランプを支持した若年層は何を考えているのか?と。(金持ちだけど)トランプなら自分たちの苦しみをわかってくれる?それこそ『幻想』です。

富裕層からすれば、私の書いたことなど、ど貧乏人の戯言と一蹴されるでしょうね。正直者が馬鹿を見る社会。こんな社会や国、続くわけ無いですけどね〜。

さて、今後トランプがどんなことをしてくれるのか?アメリカ社会がどう悪化していくのか?そしてアメリカがくしゃみをすれば日本は大変なことになると言われ続けている属国日本。見物です。

あ、一つだけよかったことがありました。TPPです。トランプならまずTPPを反故にするでしょう。トランプ自身が言ってましたよね?TPPは自国のためにならない、と。そのTPPをこうまで強行的に承認させた糞自民。トランプは裏金渡せばもしかしたらTPPを容認する可能性は否定できませんが、これだけ強くTPP反対を言っているのですから、まず反故にするでしょう。そのとき、強攻策をとった糞自民はどう言い訳するのでしょうか?これは見物です!!TPPは『のり弁当』と揶揄されるほど、ほとんど黒塗りつぶしで開示されました。何がどういう内容なのかわからないものです。私自身はもともとTPPには反対だったので、クリントンだったら後からTPP承認となっていたかもしれないだけに、この点だけはトランプでよかったと思える次第です。TPPは日本の農業を潰すとしか思えませんから!

あ、でもクリントンだったらアメリカのUFOの極秘情報をすべて開示すると言っていただけに、これは残念かも!!!!むしろ、これを言ったがために白人至上主義者どもから邪魔されたのかも?!

2016年11月 9日 (水)

世界一キライなあなたにを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


世界一キライなあなたにを見てきました。個人的ランクB+。公式ホームページはこちら


もう劇場上映は終わっていますね。ですが、見てよかった恋愛映画でした。


胸キュンが好きな人なら、この映画は見ておいた方がいい映画でしょう。私自身は見てもキュンとはきませんでしたが、いろいろ考えさせられながら見られた恋愛映画となりました。


ヒロインのルイーザ、彼女のファッションセンスに笑えます。また、主人公ウィルの嫌みっぷりも彼の首から下がほとんど動かないという状態が理解できるだけに苦笑いが。このウィルがだんだんルイーザだけに対して心を開いていくのがとてもきれいに描かれています。また同時に、ルイーザが彼氏よりもこのウィルに対して惹かれていく心情描写も。


ルイーザの彼氏が笑わしてくれます。運動にのめり込みすぎ!ルイーザを連れてクリスマスに北欧に旅行しようと言うのですが、その目的がトライアスロンに仲間と一緒に参加するためと。おいおい、ルイーザは二人っきりで北欧でロマンティックに過ごせると思っていたのに!この彼氏、自分が好きなことならルイーザも好きに違いないと思い込んでいるんですよね。こういう男女は多いのでは?ウィルはそうではなく、彼女が望んでいることを考えるんです。当然、気持ちは動きますよね?ちなみに、ルイーザの誕生日にウィルがプレゼントしたもの、これが笑えます。ですがこれがラストにも関わってきますし、彼女の将来まで決めることになります。それは何か?ぜひレンタルなどで映画を見て確認されてください。


車いすのウィルとルイーザが踊るシーンがありますが、本当にきれいです。この映画、いいシーンが多いんですよ。しかもこのシーン、なんとウィルのもと婚約者がウィルの友人との結婚式という、ウィルにとってはとてつもなく辛い場所という設定です。事故で麻痺したウィルから離れていった元婚約者。仕方ないとはいえ、ウィルにとっては辛い経験です。元婚約者を責めることは誰もできませんよ。ここで元婚約者を責める人間は、人間としてどうよ?と言いたいですね。


医療者、特に介護の方々は参考になることが多いと思います。介護の意味を見直すことができるのではないか?と思うからです。ビジネスライクにするのが患者のためになるのか?介護という意味を問いかけなおすきっかけになると思いますよ、私は。医療者としても当然、落ち込んで自暴自棄になっている人の心にどう寄り添ったらいいのか?と言う勉強になりました。医療者は見ておいた方がいい映画だと言えます。


自分がウィルと同じ立場ならどうするか?と考えずにはいられませんでした。私ならきっとウィルと同じことを選びます。首から下が麻痺して動かない、それどころか脊髄損傷患者には頻発する自律神経異常。体温調節などがうまく行われないのです。これがどれほど危険なことか想像できますか?理解できますか?深部体温が危険なほど上昇しても汗をかいて体温を下げようとか、喉が渇いた等々、普通に生きていて体が自動でしてくれていることがほとんど機能しないと言うこと。排便も自分の意思でできない。そして時折襲う神経に沿った焼け付くような痛み。(これは私もヘルニアで経験しているので心底理解できます。私は腰から足先にかけてでしたが、首から下の全身ならどれほどの痛みなのか!想像するだけで辛すぎます!!そして、この痛みに対して鎮痛剤はほとんど効果が無いのです。)いつも死と隣り合わせなのです。生きている間ずっと。自分が好きになった人に、そんな自分のケアを頼みたいと思うでしょうか?私は無理です。そんな苦労を背負わせたくないです。ですが、相手からすれば『自分にはそれをする決意がある』と言うことでしょう。その決意がずっと続きますでしょうか?私なら、自分の好きな人の意思を尊重したいです。ですので、自分の彼女が安楽死を望んでいるのなら、それを尊重したいです。この映画でも、ルイーザはウィルの死にたい気持ちを変えることができなかったと言うことに絶望して、彼から離れようとします。ですが、彼のことを本当に考えたとき、彼女は行動します。そして、彼の死を彼の両親共々看取るのです。彼女はこの行動をしたからこそ、彼の遺言に従って彼女自身の未来に向かって歩み出します。この映画のすばらしいところはここなのです!!これこそが、故人の意思を生かすと言うことに他ならないのですから。ルイーザも、愛する人の死を看取ったと言うことを通して、人として一回りも二回りも大きくなったことでしょう。それはエンディングの彼女の顔を見ればわかります。


人によってはウィルの行動は理解できない、ただ単なるわがままだという人も必ずいるでしょう。果たしてそうでしょうか?と私は問いたい。彼の苦しみを自分のこととして想像してみても、まだわがままだと思うでしょうか?


この映画、カップルでも夫婦でも見て欲しいと切に願います。自分の好きな人がウィルと同じような状況になったとき、あなたはどうしますか?と問いかけられているのですから。

2016年11月 8日 (火)

人間の値打ちを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


人間の値打ちを見てきました。個人的ランクC-。公式ホームページはこちら


オムニバス形式というか、3つに分かれたそれぞれの人物像が全体で物語を形作るという映画です。


個人的に一番腹が立ったのが、不動産を営むディーノ!こやつの名誉欲、金銭欲に反吐が出るほど腹が立ちましたわ〜。俳優さんの演技がこれまたうまいので、よりいっそう嫌みがでています。


富豪の妻カルラは、自分の存在意義を求めているだけ。まぁ、金持ちの旦那も金持ちらしく自分の評判だけというか、自分のことしか考えていない。息子のことなんて、自分に恥をかかせなければどうでもいい、という感じですし。当然、息子も愛されている感がないまま育っていますので、糞みたいな性格です。


ディーノの娘セレーナも、父親が浮気したから母親が出て行ってしまい、後妻さんとは一歩も二歩も引いた関係を保っている。そんな父親と一緒にいるので愛を感じたことがないんですよね、これまた。この後妻さんは心理カウンセラーですが、浮気相手だったのがこの人だったのでは?この映画では一番まともに見えるのがこの人でした。


一件の交通事故によってディーノ、カルラ、セレーナのそれぞれの人間模様が動き始めるわけで。動き出したことでその人間性も浮き彫りになってくるわけです。


最後になって、なぜこのタイトルが『人間の値打ち』なのかがわかります。なんかもう、空しさと悲しさが一気にきました、私には。ひき逃げされたあの男性。父として、夫としてどうだったのだろう?と同じ男として考えないわけにはいかなかったのです。彼の人生ってなんだったんだろう?と。彼のこの世で生きてきた価値はなんだったのか?と。私の値打ちはさて、どの程度でしょうね?限りなく0じゃないかしら?と自分では思いますけど。どうしたって、自分の値打ちなんてそんなにあるように感じられないので。ちょっと話がずれました。


最後まで見た上で、この映画の中で一番いい思いをしたのは誰だろう?と。つまり、一番腐っていたのは誰か?と言うとやっぱりディーノなんですよね〜。ある意味、カルラの旦那よりずっと腐った汚い人間と思います。


いい感じのサスペンス映画です。ラストのシーンで果たしてあなたは何を思うでしょうか?公式ホームページにあるように、「いくらあれば、人は幸せになれるのでしょう?」です。金は人を幸せにしてくれるのでしょうか?そうならば、その金額は?

2016年11月 7日 (月)

われらが背きし者を見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


われらが背きし者を見てきました。個人的ランクD-。公式ホームページはこちら


ん〜、まぁ、こんな感じかなぁ?というか、ストーリー展開が読めてしまうのが・・・。


主役のユアン・マクレガーは相変わらずうまいですね。今回は妻(弁護士)と格差のある大学教授役ですが、尻に敷かれている演技がすばらしかったです。(笑)


とにかく「あ〜〜〜〜」と思ったのが、上記の通りストーリー展開が読めてしまったことです。これではサスペンスと言うべきスパイ映画になりませんわ。


ロシアマフィアの会計士の娘。隠れているセーフハウスから電話したらそりゃ逆探知されるにきまってんじゃん。しかも電話をかけた相手はマフィアの人間。いくら好きでも、危険で逃げているグループに所属する人間に電話するか?あまりにもありきたりのストーリー展開。ガードについているMI6の人間も、携帯電話を取り上げておくのが定石じゃない?と思うんですけどね。電源が入っている限りGPSで位置特定されちゃうじゃない。なんかこう、いろんなところが穴だらけでとてもプロフェッショナルと見受けられないことが続いてしまうのがなんとも・・・。ヘリが落ちるシーンも、ヘリに細工されていたのか、それとも地対空ミサイルを打ち込まれたのかわかりません。原作はこういったところも詳しく書かれているのでしょうか?


まぁ、楽しめる人もいるとは思いますが、私はと〜〜〜っても残念な気持ちになった映画でしたわ〜。

2016年11月 6日 (日)

Karate Kill/カラテ・キルを見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


Karate Kill/カラテ・キルをみてきました。個人的ランクC。公式ホームページはこちら


『女体銃 ガン・ウーマン』をレンタルでみてこの監督を知っていたので、今回は劇場で鑑賞しました。


や〜、なかなかに楽しめた映画です。やっぱり見ていてスカッとするのは、どうしようもなく腐った輩が主人公によって倒されること!しかもこの映画では、その敵(?)が変態カルト集団と。あ、でも女体銃でも同じかな?あれも敵は変態カルト集団だったから。


主人公の技の切れはいいですわ〜。武術経験者は楽しめると思います。ただし、柔道ではなくやはり空手やカンフーのような打突系の武術経験者に限ると思いますけど。


私自身にも経験があるのですが、相手が動くその瞬間を見極めることができれば、相手を簡単に制圧できます。(私の時は無意識下で体が動いてましたね〜。勝手に動いた自分の体に驚きました。)この映画では銃相手にその引き金を引く瞬間の筋肉の動きを見極める、と言っていましたが、正確には引き金を引こうとするその前を見極める、です。筋肉が動くのを見てから動いていたのでは、遅いのですから。


敵である変態カルト集団、いやもう、笑いがでるほどいっちゃってます。特にリーダー。いい味出しているわ〜。ここまでぶっ飛んでいると、いっそ気持ちがいいです。ただし、そういうカルト集団ですので、この映画ではヘイトスピーチが出てきます。まぁ、映画の中だしそういう設定だしということなので特に腹も立ちませんが、事実としてアメリカにはこういう頭のおかしな輩たちが多いということは真実です。食事なのか、糖分摂取が多すぎる性なのか、はたまた何でもかんでもすぐ薬(医薬品だろうが麻薬だろうが)に頼る国民性だからなのかはわかりませんが、この映画に出てくる様なカルト集団は本当に存在すること。アメリカ社会の腐っている部分だなぁと感じます。


このカルト集団のリーダー。女性や弱者を一方的にいたぶっているときはすごい強気なのですが、この主人公のような自分が到底かなわない相手がきたら、即座に『自分は今被害を受けている!』といって逃げようとするんです。これって、日本の腐りきった政治屋どもと全く同じですよね〜?腐った輩の行動って、国や人種を問わず同じなのでしょうね。この徹頭徹尾腐りきった人間を演じた役者さん、すばらしい!リーダーが主人公に倒されて、自分が死んでいくシーンをネットで世界に流すことになるのですが、このシーンが笑えるしスカッとしますね。


血は多いので見る人を選ぶかなとは思いますが、なかなかに楽しめる映画だと思いますよ?

2016年11月 5日 (土)

戦場のメロディーをみてきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


戦場のメロディーをみてきました。個人的ランクC-。久しぶりの韓国映画です。公式ホームページはこちら


近年の韓国映画ではシリアスな内容の映画に無理矢理笑いを持ち込むという、私には全く意味不明なことを平気でしてくる映画を結構見たので、この映画でもまさか・・・と思っていましたが、杞憂ですんだので安心しました。笑いもありますよ?ですが、変なシーンで笑いを突っ込んできたわけではなく、ストーリーの流れの中で自然な形で笑いを入れてきたので。


これも戦争というもののくだらなさと、その結果として一番被害を受けたのは子供たちなのだ、ということを描いています。そしてその子供たちを利用している輩も。それは腐った大人であり、軍人であり、政府であると言うことです。


子供が互いにいがみ合いますが、その子供の思想は大人が植え付けたものなのです。子供たちも自分で考えず、親である大人の考えをそのまま自分の考えのように振る舞います。その危険性をこの映画は訴えています。もっとそのことを前面に出して欲しかったです。ですが、この互いにいがみ合う子供たちを仲直りさせるシーンがとってもいいんです!別々の歌を歌わせるのですが、その音がハーモニーを奏でたとき、歌は違っても(思想が違っていても)ハーモニーになる(理解し合える)ということを身をもって体験させます。このシーンがこの映画一番と言い切っても過言じゃないかと。


馬鹿でどうしようもない大人達が始めた戦争のせいで親を失った子供たち。その子供たちの合唱を米軍高官や韓国軍高官たちが拍手してるシーン、正直かなり腹が立ちましたね。生き生きと楽しそうに歌っている子供たちですが、その子供たちから親を引き離したのは一体誰なんだ?です。その張本人たちが拍手している。なんだこの気持ち悪さは、です。そしてその子供合唱団を、最前線の兵士たちへの慰安に使います。私としても、子供たちを最前線に送るなんて、どういう神経しているんだ?!です。史実が本当にその通りだったのか、この映画でのみのことなのかはわかりません。兵士たちに戦争を続けさせるために子供たちの歌を利用するということに、私は非常に腹立たしいのです。


泣けるシーンもあります。ですが、私はちょっとウルッときたぐらいでした。驚いたことに、劇場にいたのはほとんどおじさんたちばかりでしたが、結構な人数が泣いていたのです。皆さん、鼻をすする音が大きいわ〜。もうちょっと音を落としてお願いします。


なかなかにまともな映画でした。人によっては結構泣けるみたいですので、涙活としてもいいかもしれません。

2016年11月 4日 (金)

不正請求で儲けようとしている腐った鍼灸師も増えました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


あ〜、またまたなのですが、保険の不正請求。驚きの9億円とは。柔道整復師による保険の不正請求もとっても多いのですが、今度は鍼灸治療による不正請求です。しかも高齢者を食い物にしているという、治す手助けができるほどの腕がないやつほど、金儲けに走りますね。情けない!!患者さんをだまして、治せる手助けもできないくせに、さも治せるかのようにいい、不正請求という手段で儲けようとする。他者に多大な迷惑をかけるぐらいなら、(医療業ではない)別の仕事をしろ!と強く言いたいです。正直、不正請求をしている時点で、それをした奴らは医療者ではなく、ただの詐欺師です。


マッサージ不正請求9億円 高齢者の保険食い物に 75歳以上、はり・きゅうも 訪問距離、回数水増し
その他 2016年10月26日 (水)配信共同通信社

 高齢者向けが大半を占めるマッサージ、はり・きゅう治療で、施術者が回数や訪問距離を水増しするなどして、75歳以上が加入する健康保険に療養費(治療費)を不正・不適切に請求し、返還を求められたケースが2011年度からの5年半で約4万8千件、約9億円に上ることが25日、共同通信の調査で分かった。

 あん摩マッサージ指圧師やはり師、きゅう師は国家資格で、筋肉のまひや神経痛などの施術は、医師の同意があれば健康保険の対象となる。75歳以上の療養費は患者負担(原則1割)のほか、現役世代を含む保険料と税金で賄われており、不正な事業者の食い物になっている形だ。

 背景には高齢化で患者数が増え、自宅や老人ホームへの訪問施術にビジネス目的で参入する事業者が相次いだことがある。厚生労働省は近く対策を打ち出す方針だが、施術者が患者の代わりに療養費を請求することが多く、不正が発覚しにくい構造のため、実効性を疑問視する声も出ている。

 不正の手口は、(1)高く設定されている出張料(往療料)を狙い、訪問距離を実際より長くして請求(2)高齢者の記憶が曖昧なことにつけ込み、施術回数を水増しして申告(3)保険適用に必要な医師の書類を偽造―など。

 調査は9~10月、75歳以上が加入する47都道府県の後期高齢者医療広域連合を対象に実施した。

 不正・不適切な請求をした施術所は計200カ所。返還請求額は11年度の約1億4400万円から、15年度は約2億1千万円に増えた。16年度も既に約8700万円に上っており、5年半で計約9億200万円。広域連合が刑事告訴した例は少なく、返還は約4億8200万円にとどまる。

 都道府県別では、和歌山が約1億5800万円と最多で、大阪が約1億2200万円、神奈川が約1億200万円と続いた。一方で、東京、千葉などの都市部や、北海道、長野、熊本など15都道県は「なし」と回答。調査や返還請求に消極的な広域連合もあるとされ、今回明らかになった不正は全体の一部にすぎないとみられる。

 ※療養費

 都市部などで営業するマッサージ店と異なり、国家資格のあん摩マッサージ指圧師、はり師やきゅう師の施術には、健康保険から療養費が支給される。ただし対象は脳出血後のまひ、神経痛など一定の疾患で、医師の同意も必要。本来は患者がいったん全額を施術者に支払った後、自己負担を除いた分を健康保険から受け取る「償還払い」が原則だが、施術者が患者負担分を受け取り、代わりに療養費を請求する「代理受領」のケースが多い。療養費を巡っては、整骨院などの柔道整復師による不正も相次いでいる。



監視体制の不備が原因 マッサージ不正請求9億円
その他 2016年10月26日 (水)配信共同通信社

 【解説】マッサージ、はり・きゅう治療の療養費で不正が相次いでいるのは、制度的にもマンパワー的にもチェック体制が整っていない点を、つけ込まれているためだ。

 そもそも、保険がきく対象疾患を定めた支給基準が曖昧なため、施術者の拡大解釈を招きやすい。行政の指導監督の根拠となる規定が法令になく、同様に不正が頻発している整骨院などでの柔道整復の療養費に増して監視の目が届かない構造になっている。

 通常の医療費と異なり、療養費の請求事務は電子化されていない。今でも紙の書類で処理されているため、網羅的にチェックするのが難しいという問題もある。各地の後期高齢者医療広域連合は、自治体から派遣された職員が中心のため数年間で交代し、不正対策に本腰で取り組もうという機運も生まれにくい。

 一方で、高齢化に伴い、脳出血による片まひや神経痛などで施術を必要とする人が増えているのも事実だ。厚生労働省は近く対策を打ち出すが、負のイメージが広がって、真面目な施術者や患者がしわ寄せを受けないような配慮も必要となる。



モラル低下、業者荒稼ぎ 医師やホームと結託も 「表層深層」マッサージ費用不正9億円
その他 2016年10月26日 (水)配信共同通信社

 マッサージ、はり・きゅうの療養費(治療費)を狙った「高齢者ビジネス」が横行している。老人ホームなどで多数の患者を紹介してもらい、1度の訪問で出張料(往療料)を荒稼ぎするなど手口は巧妙。高齢化の進行で患者が増え続ける中、事業者のモラル低下に歯止めがかからない。

 ▽ATMのよう

 訪問施術を受け入れてもらうため有料老人ホームの事務長に月10万円のリベート、不正が発覚しないようホーム職員と口裏合わせ...。

 2012年に和歌山市内の事業者が療養費の返還を求められたケース。75歳以上の人が加入する和歌山県の後期高齢者医療広域連合の調査では、こんな実態が明らかになった。

 実際にホームを訪れたのは1人だけだったが、3~4人が施術したことにして、出張料を水増し請求。保険適用に必要な医師の同意書は、ホームと協力関係にある医師が押印した白紙の書類を用意し、施術者側が勝手に作っていたという。不正に受け取った療養費は約1億1千万円。事務長への"袖の下"にも、国民の保険料や税金が間接的に回っていた形だ。

 多額の不正受給は今年に入ってからも、静岡県で約6700万円の事例が発覚。ある広域連合の元職員は「会社員の健保組合に比べると、広域連合のチェックは甘い傾向にあり、一部の事業者からは申請書を送ればお金が出てくる現金自動預払機(ATM)のように見られている」と話す。

 ▽無料体験

 多くの関係者が問題視するのが、ビジネス目的で参入してきた新規の事業者だ。「経営者が『もうかりそうだ』と目を付けて、マッサージ師などの資格がある人を多数雇い、巧みに制度の抜け穴を突いている」(マッサージ師団体幹部)。広域に展開するチェーンやフランチャイズもある。

 「無料体験」で患者を獲得する手法も広がっている。関西地方のマッサージ師は「業界では、保険が適用されるケースでも、あえて患者負担分を徴収しないことがよくある」と証言。75歳以上の患者は原則1割を負担するが「健康保険から9割分の療養費が入ってくれば、利益を出せるからだ」と明かす。

 だが患者の一部負担金は健康保険法などで定められ、徴収しないのは本来なら違法。患者が「タダなら受けたい」と考え、不要な施術を招く恐れもある。

 ▽主張が対立

 マッサージ、はり・きゅうの療養費はここ数年、大きく伸びているが、整骨院などの柔道整復に比べるとまだ4分の1ほど。規模が小さく、問題が見過ごされてきた。

 制度的な不備もある。マッサージなどの療養費については、施術者の指定・登録や行政の指導監督権限が法令で定められていないため、チェックが行き届かない。厚生労働省は不正防止策を検討しており、近く工程表を示す方針だ。

 療養費は本来、患者が全額を支払った後、健康保険に自分で請求する仕組み。ただ患者の負担が大きいため、施術者側が代わりに請求する「代理受領」が広く認められている。

 全日本鍼灸マッサージ師会の往田和章(おおた・かずあき)副会長は「行政側が施術者と契約を結ぶ正式な制度に変え、指導監督する形が適当だ」と提案する。厚労省も同様の考えだが、健保組合などは「すでに同様の制度を取り入れている柔道整復師の療養費でも不正は続いており、対策に逆行する」と反発し、主張が対立している。



療養費5年で1・6倍 出張料は最高4千円
その他 2016年10月26日 (水)配信共同通信社

 厚生労働省によると、マッサージ、はり・きゅうの療養費は2008年度には641億円だったが、13年度には1002億円に増え、5年間で約1・6倍となった。ほぼ横ばいだった整骨院や接骨院による柔道整復の療養費に比べ、大きな伸びを見せている。

 患者は高齢者が多く、マッサージでは全件数の8割、はり・きゅうでも5割強を70歳以上が占める。

 マッサージなどの療養費で特徴的なのが、施術自体の料金よりも出張料(往療料)が高いことだ。マッサージの場合、1部位の施術料は285円だが、出張料は2キロ以内で1800円、距離に応じて加算され8~16キロでは4110円になる。そのため、不正請求でも出張料の水増しが多いとされる。

 国家資格のあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師は14年現在、それぞれ全国に約11万人。いずれも増加が続いている。



鍼灸による不正請求ではなく柔道整復師による不正請求についての記事も一つ。その原因の一つに考えられていることを書いた記事です。


後絶たない不正請求 競争激化、審査の甘さも
その他 2016年10月7日 (金)配信共同通信社

 整骨院を巡る治療費の不正請求で経営者らが摘発されるケースが近年、後を絶たない。専門家は整骨院の増加による競争激化や、審査の甘さが不正横行の背景にあると口をそろえる。

 厚生労働省などによると、高齢化社会に伴い肩や腰の施術を受けるお年寄りが増え、整骨院などの施術所も1986年の1万3786カ所から2014年は4万5572カ所と3倍強になった。

 整骨院で交通事故の治療を受けた場合、患者の代わりに院側が保険会社に自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)などの保険金を請求できる。損害保険料率算出機構によると、整骨院からの自賠責保険の総請求額は10~14年度で約533億円から約738億円に増加。ある業界関係者は「限度額内の1人100万円程度であれば、保険会社は請求を詳しく審査せず支払うのが実態だ」とチェックの甘さを指摘する。

 今年に入っても京都府警が1月、詐欺未遂容疑で、通院日数を水増し請求した整骨院院長らを逮捕。大阪府警も2月、詐欺容疑で、架空の交通事故を装って請求した整骨院経営者らを逮捕した。

 「各院とも生き残りに必死。少しの通院日数の水増しなら、ばれても『申請時のパソコンのクリックミス』と言い逃れできる」。大阪府内のある柔道整復師は不正がやまない背景を打ち明ける。

 淑徳大総合福祉学部の結城康博(ゆうき・やすひろ)教授(社会保障論)は「過当競争によるパイの奪い合いが不正請求を助長している。抜き打ちの立ち入り検査を増やすなど対策を強化すべきだ」と話した。


私は往診専門でしていますが、出張料はいただいていません。保険治療をしていないですけども、動けない患者さんが多いし、そんな患者さんの負担を少しでも減らしたいという思いから、出張料はいただかないことにしているのです。しかも、私の施術料は正直安いですよ。名古屋市内の、無免許の整体で1時間9000円なんていうところはざらですから。鍼灸治療で比べても、患者さんが痛いという場所にしか打たず(打てず)、そのくせ5000円とか8000円とか請求している鍼灸院もざらです。ま、どこを選ぶかは患者さん次第です。


結局、法の抜け目をうまいこと使って儲けようとしているんですよね〜。金儲けしたい、と言うことは悪いことじゃないですよ。えぇ。ですけどもね、それを他人をだまして行うことが間違っているといっているのです。金儲けしたいなら、なにもまじめにやっていたら全然儲からない鍼灸を仕事に選ぶ必要は無いのです。肉体労働など、まじめにやっても儲かる仕事なんてごまんとあります。なぜ鍼灸という医療業を自分の仕事として選んだのか?と言う初心を忘れているか、元から初心を全く持っていない馬鹿な輩が多すぎると言うことなのでしょう。


確かに生きていくために最低限の収入は必要です。ですが、鍼灸という医療業を仕事に選んだ、つまり自分の生き方を選んだのはなぜ?私は患者さんと一緒に、患者さんの病が治っていく喜びを分かち合いたいからです。患者さんの治っていく手助けがほんの少しでもできることに、これ以上無いほどの喜びを感じるからです。こう書くと必ず『何きれい事言ってやがるんだ』と、私のように考えられない、感じられない輩が反感を持ってきます。ちょっと待ってといいたい。なぜ反感を持つのか?と、自分の内に問いかけてみろよ、と。患者さんを食い物にし、自分にできないことをしている『まとも』な人に対して反感を持つこと自体おかしいと気がつけよ、です。その正体は『妬み』なんだと。きれい事のように見えるけども、それぐらい高い理想を常に保ち続けられなければ、この医療業という仕事はやれません。高い理想を保てないのなら、やめて他の仕事を探せ、です。


ちょうどいいので、プラトンの格言を以下に記しましょう。


嫉妬深い人間は、
自ら真実の徳をめざして努力するよりも、
人を中傷するのが、
相手を凌駕する道だと考える。


徳は一種の健康であり、
美であり、魂のよいあり方なり。
それに反し、悪徳は病気であり、
醜であり、弱さなり。


自分に打ち勝つことが、
最も偉大な勝利である。


善人に法は要らないが、悪人は法の網目を潜る

ザ・ギフトをみてきました

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うむ、いい感じのサスペンス映画です。私自身も贈り物をいただくのはうれしいものですが、この映画のようだと怖くなりますね。しかし、改めてアメリカで鯉が高く評価されているのに驚きました。私がいた当時、ちょこちょこと鯉について耳にすることはありましたが、これほど映画でも出てくることはなかったので。


サスペンス映画なのでネタバレはしたくありません。ですが、途中からある人物が元々の原因じゃねーか!とわかります。それからこの人物に対して、見る目がごろっと変わりました。ちょっとネタバレが早くないか?とも思いましたが、それでもその後この人物がたどる道が、まさに「ざまーみろ!」と思いましたね〜。あぁ〜、ネタバレしてこの人物についていろいろ書きたいのですが、それを書いてはこれから見に行こうとしている人の楽しみを奪うことになりかねないのが・・・。


まさに因果応報を地で描いている映画だと言えます。特にラストシーン。見た人はどう感じたでしょう?ここについても書いてしまうとネタバレになってしまうので書けません。つ、つらい・・・。そして同時に、この映画のタイトルを思い出して最後の最後にもう一度『ゾッ』ときます。


いいサスペンス映画ですので、カップルで見に行くのもいいでしょう。


この映画でも描かれていますが、他者をおもしろいからと言うくだらない理由で、自分の利益のためだけのためにという腐りきった理由でおとしめた場合、それをされた方は決して忘れないと言うことです。被害者は決して忘れないのです。そして、加害者側はそのことをすっかり忘れているのです。いくら『昔のことじゃないか』といったところで、これほど意味をなさない言葉はないのですよ。被害者にとっては『昔』ではなく『今も続いている』ことなのですから。簡単に昔のことと言えるのは、加害者の理論であって、なんら被害者の気持ちをくみ取ったものじゃないのです。『手紙は憶えている』でも書きましたが、こんな簡単なことをなぜ多くの国の政治屋たちはわからないのか?わからないのではなく、加害者だから忘れていると言うべきなのでしょうね。再度書きますが、被害者にとって時間は存在しません。そして加害者には、いつか巡り巡って他者にした悪事がすべて自分に跳ね返ってくるのも事実です。

2016年11月 3日 (木)

ある戦争をみてきました。

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考えさせられる映画です。極限状況で、どうするか?自分ならどうしたか?そして、自分の下した結果によって民間人11人が死んだことに対して、どのように向き合うか?どう責任をとるのか?我が子から『子供を殺したの?』と聞かれたらどう答えます?あなたならどうします?これを強く問いかけられている映画なのです。


予告編を全く見なかったので、映画冒頭で飛び上がってしまいました。何に驚いたか、同じように驚きたい方は公式ホームページの予告編を見ずに劇場に行かれてください。私は完全に気を抜いていたため、心底驚きましたわ〜。


冒頭に書いたとおり、自分ならどうしたか?です。私ならどうしただろう?見終わった後もずっと考え続けていました。私なら、たぶん戦場なら同じ決断をした可能性が高いです。怪我をした部下の命、今生きている部下たちの命を預かっているのです。敵を視認できていなくても(視認しようとしているときに自分が死ぬ可能性が高いわけですから)、敵がいると思われる場所への攻撃援護を視認していなくても求めるでしょう。劇中、その攻撃支援の結果敵の攻撃は止み、怪我をした部下および全員の命を救うことができたわけです。結果オーライの視点から言えば、やはりその場所に敵がいたと言えるのではないでしょうか?その場所に敵がいなければ、救助のヘリも着陸できなかったわけですから。アルカイダというテロリストは、平気で人間の盾をする連中です。この劇中でももしかしたら、無関係の人たちの家から攻撃を加えていたのではないか?と思えます。


そもそも、この主人公である隊長さん、現地の人がアルカイダに狙われているから助けてくれ、といってきたときに基地に保護すべきだったと私は思います。明日、アルカイダを掃討するからと言って幼い子供と妻を含めて帰してしまったことが、一番の問題だったと思うのです。通訳の女性軍人も、アルカイダは女子供関係なく殺すから、保護しましょうと進言しましたが、この隊長は却下します。私がこの隊長なら、できるのだったら家族全員、もし全員が難しいのなら女子供だけでも保護します。保護していれば、劇中のように一家全員見せしめのために殺されることはなかったわけですし、自分たちも攻撃を受けることはなかったと思うのです。この家族への殺し方がまたひどいです。アルカイダのような、いかなる宗教における狂信者というのはどうしようもない人間と言えます。


みていて背筋が凍るのと同時に、女なら、母親ならこういう考えをする可能性が高いな、と感じたのが、主人公の妻の発言です。当初は、民間人殺害の責任をとらなくてはという主人公に対して、子供たちにはあなたが必要だし、私にも必要だ。死んだ子供は関係ないと言い放ちます。え?他人の子供がどうなろうがどうでもいいの?自分の子供たちのことしか考えられないの?自分の子供たちが無関係なのに殺されたら、どう思うの?死人に口なしなの?よくもそこまで自分勝手に物事を考えられるな、と私は怖くなりました。そこで私ならどうするか?私でしたら刑務所に行く方を選びます。状況が状況なので、刑期は最長4年。無関係の11人もの人たちを、仕方なかったとはいえ、嘘をついて攻撃支援を申請したため殺してしまったのです。その11人の中には幼い、自分の子供たちと同じ年齢の子供たち数人が含まれていたのです。仕方なかった、という理由で逃げていいのだろうか?自分の娘から『子供を殺したの?』と聞かれて何も答えられない、そんな不誠実な親にはなりたくないのです。不誠実と書きましたが、私はそう思う、ということです。全くそう思わない人も必ずいるので。たった4年という時間だけで11人の命の償いになれるとは、とてもじゃないが思えないです。が、それでもその期間、贖罪の日々を送ることが自分の良心に従うことになるのではないか?と思います。


実際の戦場では、このようなことが日々起こっています。だから帰国してからPTSDになる兵士がとても多いのでしょう。人は、他人をだませても自分の良心は決してだませません。自分の良心すらだませる、つまり良心すら存在しないのであれば、その人物はサイコパスと言えるかと。この映画の主人公、良心の呵責と今後どうつきあっていくのでしょうか?そのことを考えるとこれまた恐怖を感じるのです。戦争は決してしてはいけないのです。戦争は馬鹿が始めます。無能な、力の使い方も知らなければ知性のかけらもない馬鹿野郎が始めるのです。そして、その馬鹿のために大変な迷惑を被るのは、その戦争に対して何の責任もない一般市民であり、子供たちなのです。先の大戦を含めた、すべての戦争がそれを教えてくれています。人間は、なぜそのことを学ばないのでしょうか?特に日本人は、なぜそのことをすぐに忘れてしまうのでしょうか?たった70年という短い時間で。


この映画も是非多くの人に見てもらいたいです。そして、自分ならどうする?ということを問いかけてもらいたいと思います。

2016年11月 2日 (水)

手紙は憶えているをみてきました。

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


手紙は憶えているをみてきました。個人的ランクA+!!すごい、すごいサスペンス映画です。公式ホームページにあるように、ラスト5分の衝撃と言ったらありません!驚いたのなんのって。ものすごくいい意味で「やられた!」と思いましたわ〜。もう、完全に監督と脚本にやられました。この映画もDVDで発売されたらポチりそうです。


認知症を患っている老人を主人公にすることが、これほどすごいサスペンス映画になるとは。何しろ一度寝てしまうと、自分が行動している理由を忘れてしまうのですから。これがこの映画に実にいい味を与えています。認知症の老人が、どう行動していくのだろう?このハラハラ感がたまりません。


渡された一通の手紙が命綱とも言えます。そしてこの手紙があるからこそ、ラストのシーンに重みが加わります。もう、この手紙自体が役者といってもいいかと。


これもサスペンス映画ですので、詳しく書けません〜。ちょっとしたことを書こうものなら、それがネタバレになりかねませんので。この映画は何も知らずに見ていただいて、ラストで驚いて欲しいと切に願いますから。


名古屋ではTOHOシネマズベイシティで上映中です。ちょっと遠いですが、それでも足を運んでみる価値ある映画だと思います。この秋一番と言えるサスペンス映画です。


しかし、理不尽なことをされた被害者は、決してそのことを忘れないのです。加害者側はそのことをすぐ忘却の彼方に追いやってしまいますけどね。そのことを改めてこの映画で認識しました。被害者にとって、時間は存在しないのです。されたことは決して過去のことにならず、今も続いているのです。(だからこそ、人は他者に対して自分の家族に対するのと同じように接しなくてはいけないのです。自分の家族に対して平気で悪事を働けるのであれば、その人間はサイコパスと言ってもいいのではないでしょうか?イエスの言われた、『汝隣人を愛せ』です。)


あと、原題はRememberです。今回の邦訳もいいですが、私だったら『思い出したこと』としたいところです。もう一つ「あれ?」と思ったこと。映画の冒頭のあるシーンの訳が間違っていると思います。Two weeksと言っていたはずですが、訳は『一週間』となっていました。私が聞き間違えたのかもしれませんが、OneとTwoを聞き間違えるほど英語力が落ちているとは思えないので。(思いたくないだけ?)葬儀についてでしたので、ユダヤ教では死後2週間たって日本で言う初七日みたいなことをするのでしょう。日本は初七日、つまり一週間目なので、訳も一週間としたのでしょうか?う〜ん、気になっているところです。

シーモアさんと大人のための人生入門をみてきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


シーモアさんと大人のための人生入門をみてきました。個人的ランクA+!いやもう、すばらしいの一言でした。ぜひ多くの人に、それも自分の人生に迷っているような人、今のままでいいのか?自分はなぜこんなことをしているのだろう?等々、まさに大人が自分の人生について悩んでいる人が見るための映画です!公式ホームページはこちら。この公式ホームページもすばらしい!


まず、ピアノの音がすばらしい!私も子供の時にピアノを習っていたので多少の心得はあります。余談ですが、アメリカにいたときもほぼ毎晩のように、図書館が終了する23時までいた後、音楽科のホール地下にあるピアノ練習ルームで1時間ほど弾いていたことをつい昨日のように思い出します。余裕があるのなら、またピアノを習いたいものです。


シーモアさんの語りがもう、心の奥深くまでずっしり響きます。彼の穏やかな、決して口調を荒げない話し方。医療者としてとても勉強になりました。


彼ほどの人物になると、自然にそうなるのでしょうね。霊的な話題もでます。これには驚きました。人間、シーモアさんほどの経験や考えに至ると、自然と霊的なことを考えざるを得ないのだな、と。霊的なことに興味がある方、勉強中の方は是非みて欲しいです。


シーモアさんの生徒への教え方がまたすばらしいのです。すばらしい生徒しか集まっていないと言えますか。人はその人の肩書きや権力、金をどれほど持っているか?で選んではいけないということです。どんな人間がその人の周りにいるのか?をみれば、自ずとその人の人柄がわかるのですから。


音楽に対する心がそのまま音に現れています。だからこの映画で演奏される音を聞いているだけで、心が洗われます。彼だけじゃなく、彼の指導を受けた人が言います。技術も大切だけど、それ以上に大切なのはどれだけ音に心を込めることができるか?だと。シーモアさんはこのことを一番大切にしていると私は感じました。以前、とあるコンサートで聞いた、ある日本人女性のバイオリンを思い出しました。彼女、技術はすごいのですが、その音が全くだめでした。少なくとも、私には彼女が音に何を乗せているのか全く感じることができませんでした。感じたのは、『あたしの技術すごいでしょ?』と言うぐらい。なんら感動することのなかった、むなしいコンサートでした。


心を込める。これは鍼灸も同じなのです。痛み無く打てるという技術、的確に経穴を選穴できる技術なども大切です。ですがそれ以上に大切なのは、鍼を打つときにその一本一本にどれだけ施術者の心(気)を込めることができるか?なのです。このことを理解していない鍼灸師がほとんどです。だからどの鍼も痛い。痛いだけで治療効果が出ない。適当な気持ちで打っていれば効果は全く出ないでしょう。それどころか、よこしまな気持ちを抱いて打っていれば、悪影響しか与えません。


もう一回みたいと強く思う映画です。DVD発売時には即座にポチってしまいそうです。手元に置いて、何度も自分が迷ったとき、迷いそうなときに見直したいと思えます。そして、子供にも見せたいですね、この映画は。非常にすばらしい人生指針を教えてくれる映画ですので。


金や権力を求めてはいけないというシーモアさんの言葉がすばらしいです。そんなものを求め、たとえ手に入れてもむなしいだけなのですから。イーサン・ホークも同じことを述べてました。彼と同じくハリウッドの俳優で、名声と大金を手に入れていても、なんらうれしそうでもない仲間がごろごろいる、と。何のために役者をやっているのか?彼はそこに悩んでいたときにシーモアさんに出会え、そして救われたのです。この出会いは奇跡とも言えますが、出会うべき時に完璧なタイミングで出会えるようになっていたのです。


名古屋では名演小劇場で上映中です。ぜひ、一人でも多くの人にみてもらいたいです。本当に、掛け値なしですばらしい映画です!

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