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2015年8月20日 (木)

チャイルド44を見てきました

ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます。


チャイルド44を見てきました。個人的ランクC-。


スターリン時代の悪夢とも言うべきでしょうか?そして社会主義国の弊害とも言えるかと。あぁ、余談ですが日本は世界で最も成功した社会主義国ですけどね〜。どこが?と疑問に思う方は、ぜひ自分の頭で考えてみてくださいな。他人の意見に対して肯定・反対するだけでは意味がありません。自分の頭で考えると言う行為が必要です。


国家が全て、決して国家の言うことは間違っていないという恐るべき思想。罪を勝手にでっち上げるし、自白剤という名の劇薬も使い放題。自分の地位を上げるためなら平気で仕事の同僚も密告し売り飛ばす。警察という権力組織も腐っていて、警官の国家への忠誠度を調べるために、妻を思想的反逆者として密告しろとか・・・。妻一人を(無実であっても)密告すれば、自分の今の地位と(育ての)親の地位も保証される。だから一人を犠牲にして三人を救えば良いという考えは、実に恐ろしく感じました。ならば、なんら罪を犯していない一人の人間が殺される。そしてその人の命の上にあぐらをかいて今の生活を続けるのか?続けられるのか?人としてその罪(これこそが罪です!)に耐えられるのか?まともな、普通の人ならば耐えられないと思うのです。


殺人事件自体、資本主義国家でしか起こらないものと言う間違った思想により、殺人事件自体が事故死という間違った結果にすり替えられてしまう社会。被害者家族にも、決して殺人だと認めてはならないとか。自分の子供が殺されたのに、それを事故死だと認めろと強制される。これがまともな社会か?これがスターリンが言うところの『理想』国家と言えるのか?どうみても理想どころか、独裁政権による一部権力者たちがさらに自分たちの懐だけを肥えさせようという腐りきった国です。(ね?日本がまさにこれですよね?)


もとがソ連ですのでロシア語ですが、途中から英語に変わります。主人公の英語がよく聞き取れない・・・。


結婚ですら、求婚してきた相手が国家警察官だったら断ったらどうなるか怖くて受けてしまう。人を権力と恐怖で押さえつける。こんな社会でまともな人間が育つわけないです。まともであれば殺されてしまうし。残るのはロボットのような自らの考えを持たない人間か、心が腐りきっている輩しかいない国です。


冒頭で起こったある事件の被害者家族が(被害者にされてしまうわけですけどね、国家警察によって!実に許しがたい!)終盤に救われます。この映画で唯一『よかった』と思えることがこれだけでした。多分、主人公にとって、彼にとってできる唯一の罪滅ぼしだったとしか思えませんが、それでも救いである事には違いないかと。


だれにでもお薦めできる映画ではないです。ですが、スターリン時代の恐怖政治、間違った思想に捕らわれた人間の行動を学ぶことはできます。ま、今の日本社会や政治屋を見れば、この映画より恐怖を感じますけどね、私は。

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